世界を越えたら貞操逆転

トモ治太郎

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使用人達

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「しかし面白い人選だな… あの料理人に、あの見習いに、あの教育係か… こりゃ最初は忙しそうだ」
「その分最初に給料上乗せしただろ?頑張ってくれよ管理人。それとあの子達の給料はどうするんだ?」
「ん~料理人に25,メイドは20、見習いは仕事覚えるまでは15、教育係は30かな」
「メイドがちょっと高いが切りのいい数字だとこんなものか」
「だろ?それに全員合わせて100にしたかったんだが教育係ができたからその分上乗せした」
「まぁいいだろう。俺も最近仕事してないからそろそろ再開しようかな」
「もう月が替わったんだから精液提供でも稼げるんじゃないか?あれで200入るんだから頑張ってくれよ」
「へいへい、頑張って種馬になってくるよ…」

それから数日はアプリでお相手を探し1日2人のペースで性行為を行った。
そして精液提供は澄玲から拒否されたが無理やり連れていき澄玲の膣内で3回イかせてもらった。

「はぁ♡はぁ♡幸介さんのケダモノ…」

そして更に数日が経過、今日で新しい使用人達が揃う日だ。

彼女らをどのように使っていくのかはゆかりに任せてある。ただあの9人目だけは俺も口を出させてもらおうかな。

「出すのは口だけにしてくれよ…」

「ゆかりから釘を刺されたが、手は出さないよ…」

新しい使用人達は不慣れな屋敷でもきちんと仕事をしてくれる。あの9人目も看護師の教育の元で日々成長しているらしい。

そういや、まだ名前を聞いてなかったな…

「あ?そんなのあの時のプロフィールに書いてるだろう?幸介は鋭い所をついてくる癖にこういう所は抜けてるんだな」

なるほど、合格するか否かの連中だから名前はどうでもいいかと思い見てなかったんだ…

料理人:前橋都(まえばし みやこ)22歳

医療関係・教育係:坂本泉(さかもと いずみ)25歳

見習い:中里美羽(なかざと みう)18歳

メイド1,2:興味がないからいいや


俺は3人(メイド以外)を呼び、俺の機密を話す。
美羽は1度聞いているのでそんなに驚いていないが他の2人は驚いている。
看護師は情報共有されているのかと思ったが、俺が規格外だからすぐに機密扱いになったらしい。
情報を漏らしたら処罰されると付け加え、それぞれの仕事に戻って行った。

「メイドの2人は教えなくていいのかい?」
「あぁ、あの2人はぱっとしない奴よりはまし、程度だからこんなこと言っちゃ悪いがどうでもいいんだよな」
「まぁ幸介がそう決めたならいいけど、他の子から聞いたらどうするんだ?」
「それならそれで構わない。秘密を洩らさない審査を通過したんだから大丈夫だろう」


この時俺は審査の結果を信じていた。しかしそれが後ほど大騒ぎの原因になるとはその時は微塵にも思っていなかった。


俺は今日も種馬として頑張っている…
(SEXは気持ちいいが何か違う…)

「俺はいつまで種馬になってればいいんだ…」
「そんなの幸介様のモノが使い物にならなくなるまででは?」
「あぁ… 咲良か」
「お疲れみたいですね幸介様」
「仕事とは言え性行為するのに疲れてな。AV男優ってすごいなぁと思ってたんだよ」
「AV男優?A男優ではなくてですか?」
「あぁそっちではVはないのか」
「A男優は主に種なしの男性が多いですね。彼らは幸介様みたいに毎日射精できません。それでも生きる為に命を削って射精して生きているんですよ」
「なるほどな毎日射精できるだけでも変人の世界だったな」
「お疲れならどこか旅行に出かけてみては如何ですか?違う環境で過ごせば気持ちも楽になるかもしれませんよ」
「旅行かぁ、温泉は毎日入れるしなぁ。そう考えると何か行く気も失せるのだよ」
「そんな気力を失った中年みたいな事をって幸介様も同年代でしたね…」
「気力を回復させればいいのか… 何か面白いことないかなぁ」
「幸介様が望む面白い事がわかりません…」
「俺もわからないし、思い着くならもう行動してるさ」
「そう言われればそうなんですけどね…」

屋敷に戻り都の料理を頂く。都の料理はそこら辺のファミレスより美味いので雇ってよかったと思う。
因みに我が家は使用人も一緒に食事をしている。みんなが集まる機会なのでそこで今日の報告や相談があれば話しをしているのだ。

部屋に戻り、スマホを眺める。
しばらく性行為は休むか…

昨日残高を確認した時は結構な額になっていた。ゆかりもこれなら1ヶ月休んでも何とかなると言っている。

そんな時、俺のスマホに着信が来る。名前が表示されているが聞いた事のない名前だ。堤補佐官は政府関係者が登録されてあると言ってたのでそれの誰かだろう。

「遠山です」

俺は電話に出る事にした

「夜遅く申し訳ありません。私、内閣総理大臣の大泉と申します」
「総理からのお電話でしたか。初めまして遠山幸介です」
「実は遠山さんのお力をお借り出来ないかと思いましてご連絡差し上げました」
「そうでしたか、俺のできる事ならお力になりたいと思っていますけど、どのような内容でしょう」
「実はこの前の総会での出来事なんですが…」

総理の話しはこうだ。

・堤補佐官とその部下の娘に種付けしただろ?
・私の娘にも種付けしろ
・そうでなければSSSランクの政治利用で失脚させてやる

「ん~堤補佐官の場合俺の同意があってやったんですけどね… その人達にはそんな事関係ないのですか…」
「それに俺はあのアプリを使用して、特徴を教えてくれれば性行為を行うって言ってるんですけどね…」
「あのアプリは一般国民用に開発したアプリで政治家が使用するのは下賤のすることだと言い使用拒否するんですよ…」
「逆にそんな下賤な政治家は必要ないと思いますけどね…」
「私も同感なのですが、そんなに簡単な問題ではありません」
「逆にその会話を録音してその人達を失脚させればいいような気もしますけど…」
「そうするのは簡単なんですが、遠山さんの情報を知ってる者もいますので多くの国民に晒されることになるかもしれません…」
「俺の情報は機密で洩らしたら処罰なんですよね?処罰は聞いていますがどんな罰なんでしょう?」
「懲役、もしくは禁固刑って所ですね」
「機密を洩らした割に甘い罰なんですね…」
「遠山さんがご存じかわかりませんが、我が国では死刑を廃止してます。なので無期懲役以上の刑は存在しないのですよ」
「それに俺の情報を知った国民は何で隠したと総理を責めるわけですか…」
「そうなりますね」
「別に性行為するのは問題ないんですよ。何人いるのかわかりませんが時間を貰えれば解決できます。ただ言いなりになるのが気に入らないんですよね」
「人数は多くありません。今の所5人です」
「5人なら1晩で終わりますね」
「話しには聞いていましたがすごいですね…」
「いいでしょう、性行為は行います。ただしやられっぱなしは癪なのでそれを利用してその人達には失脚してもらいましょう」
「ご迷惑おかけして申し訳ありません。それでは後日詳細を連絡させて頂きます」
「わかりました」

総理との通話が終わる。念のため通話記録から総理の事は消去しておこう。

(ゆかりには明日報告すればいいか…)

俺は精神的に疲れた体を休めることにした…

「そうか… もうそんな事になっているのか…」

翌日俺の報告を聞いたゆかりは渋い顔をしている。

「失脚させるのは問題ないだろう。問題なのはその後だ」
「幸介の事が公になればここを嗅ぎつけてくる奴が出てくるだろう。今のままじゃみんなを守る事はできない」
「どうして公になるとマズいんだ?」
「仮に幸介がSランクだとしても、Sランクが政治利用されるのはほとんどない。政治利用されたSランクってだけで有名人になってしまうんだよ」
「なるほどな… 今から武装しても、間に合わないよな…」
「無理だからみんなを守れないと言ったのさ…」
「警察の力を借りても無理か?」
「難しい… 数人は出してくれると思うが警察は事が起きないと動かない組織だからな…」
「事が起きてからでは遅いを言う訳か…」
「上が腐っているからな、下は逆らえないから下も徐々に腐っていくんだよ。その腐った下が上になっていくんだから腐ったままなのさ」
「まぁ薄々感じていたが役に立たないな…」
「出てくる杭は叩かれる、あたしが良い例だよ」
「それよりここの強化をどうするかかな」
「少し時間をもらえるか?間に合わないかもしれないが何もしないよりはいい」
「わかった、ゆかりには任せっぱなしだけど、協力できることがあったら言ってくれ」

それから数日後の夜。総理から連絡が来る。

日時が決まった、こっちからチャーター便を出すからそれで来てほしい。と言う内容だ。

「そう来たか…それじゃ下手したら帰れなくなるぞ… 奴らそこまで計画しているのかもしれない…」
「相手は俺を返すつもりはないってことか」
「そうだろうね、この機会に幸介を傘下に置いて自分の私腹を肥やすつもりだろう。だかた政治家は嫌いなんだ…」
「向こうがその気なら、こっちにも考えがある、まずは先延ばしから始めないといけないな」

そう言うとゆかりは誰かにメッセージを送る。

「これでいいだろう。うまくいけば敵にダメージを与えられるかもしれない」

次の日、俺は広間でテレビを見ると政治家のニュースをやっていた。

『速報! 男性を拉致して私服を肥やす悪徳政治家たち』

(ふーん、俺以外にも狙われてる男はいるのか…)

「お、さっそく効果があったか」
「ゆかりか、おはよう」
「おはよう幸介、このニュースの男性とは幸介の事だぞ?」
「は?昨夜の話しでこれって仕事が早すぎないか?」
「あたしの知り合いにこういうのが得意な奴がいてね、ネットの力を最大限に利用して拡散してもらった」
「ただ、見返りが大きいのが問題なんだけどね…」
「どんな見返りだ?」
「男の紹介…」
「その人も妊娠目当てってことでいいのかな…」
「そんな所だ、何だかんだ言ったってアイツだって女だからな」
「それなら俺が行こう。この騒動が落ち着いたら礼も兼ねてお会いしたいと伝えておいてくれ」
「わかったよ」

俺はチャンネルを変えてみるが、どこの放送も似たようなニュースばかりだ。

疑惑を掛けられた政治家の周辺はマスコミが群がってる。質問の返答に忙しそうだが素人の俺でもこいつ黒だな。とわかるような回答だ。

そしてその日の夜。総理から連絡が来る。

朝の騒動の件だ。
俺の拉致を考えてる奴らだけではなく、総理にもしわ寄せがきてるのだ。
そんな中で俺を招待するのは難しいので、日時を調整させてもらう内容だ。

「とりあえず、即興だったがうまくいったな」
「上手くいきすぎて怖いくらいだな」
「まぁあいつが本気出せばいくら政治家でもただじゃ済まないからな。今回は幸介に手を出したんだ、こんなものじゃ済まさないさ」
「ゆかりがすごすぎて怖いよ…」
「あたしがすごい訳じゃなく、あたしの知り合いがすごいんだけどな」

『5年前の事件の黒幕は、○○の仕業だった?警察の嘘の発表。どうやっているのかこの国は?』

「今度は警察か…」
「良い機会だからついでに巻き添えになってもらったさ。あの事件も政治家が絡んでるからな」
「こんな事できるなら、もっと前に公表すればよかったんじゃないかと思うけどなぁ」
「そんな事しても証拠がないからさ、今回は幸介を拉致すればそれが証拠になる。この事件はもうどうでもいいんだよ。使えそうだから掘り起こしただけさ」

たのもしいゆかりだが、その横顔は悔しさと後悔の色が見えていた。

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