悪役令息が戦闘狂オメガに転向したら王太子殿下に執着されました

黄金 

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35 今日の分?

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 先触でナリシュ王太子殿下とレクピド・サナンテア子爵が訪問する旨を出していたので、玄関にはビィゼト兄上が出迎えてくれた。
 サナンテア子爵は玄関ホールに立つビィゼト兄上から挨拶をされてカチカチに固まっている。

「は、は、は、初めまして、レクピド・サナンテアと申します………。」

「お噂はかねがねお聞きしている。弟が友人を連れてくることは稀なことだ。どうぞゆっくりとしていって欲しい。」

「ビィゼト兄上、アルは友人枠ではないの?」

 アルはしょっちゅうノビゼル公爵家に遊びに来ている。

「自称犬だと報告を受けたが?」

「ちがぁぁぁーーーう!」

 ニンレネイ兄上を見るとサッと顔を逸らせた。喋ったな!ニンレネイ兄上はビィゼト兄上に何でもかんでも喋ってしまう。

 僕とサナンテア子爵は広い庭で双剣金青を見る事にした。魔力を通して雷を発生させるところを見たいらしい。

「えと、この双剣金青は使い手を選ぶ剣だと言われています。魔力は通すんですが、それに伴う自然現象にまで発展することがなかなか出来ないのだそうです。ですからオリュガ様が雷を発生させたのだと聞いて凄く見たくて会いたくて!」

 大興奮だ。
 剣から出る雷と水を見て、本当だぁ~~~と喜んでいる。

「これね、ちょっと見てくれる?」

 オリュガは王弟殿下と戦った時通り稲妻を走らせた。シュリンと刃と刃を合わせて魔力を混ぜ、水に電流を乗せて地を這わせる。

「水が無いと上手く地を走らないんだよねぇ。出来ればこっちの金の剣だけで雷を発生させるとかしたいんだけど、魔力を無茶苦茶流してもならないって言うかぁ。こうやって、」

 オリュガは右に持つ金の剣を天に向かって掲げた。

「上に向けたら空から雷降ってくるぐらいやりたいよね?」

 全員なんて恐ろしいことを言っているのだと思いながら聞いていた。天から雷が落ちてくるのを自分が受け止めると言っているのだ。

「わかります!ロマンですよね!!」

 しかしサナンテア子爵は一緒に大興奮した。オリュガの夢のような意見を実現したい!

「サナンテア子爵はオリュガと気が合いそうだな。」

 一緒について来て会話を聞いていたビィゼトが微笑ましそうに呟いた。漸くオリュガにも気が合う友達が出来たことを喜んでいる。

「被害が拡大しそうだね。」

 ナリシュ王太子殿下はどこか楽しそうにしているし、ニンレネイは天に祈った。ああ、神様っ!この人達に常識を与えて下さい!

「な、なぁイゼアル君はそんな凶暴なことは言わないよな?」

 歳下のイゼアルはニンレネイが唯一気安く話しかけられる存在でもある。縋るように尋ねた。

「………………ニンレネイ様、諦めて下さい。」

 達観したイゼアルの言葉にニンレネイは胃が痛くなった。






 レクピド・サナンテア子爵は少し双剣金青を預からせて欲しいと願い出た。中にある付与魔法の書き換えを行い、オリュガの魔力がすんなりと通るよう調整してみたいのだという。
 オリュガは今度学院で行われる一年生を交えた模擬戦があるので、それまでならいいよと了承して預けた。
 サナンテア子爵はホクホク顔で帰っていった。頭の後ろに結んだ丸い赤毛が尻尾みたいだなと思いながら送り出す。
 ビィゼト兄上はまた遊びにくるようにとサナンテア子爵にお土産のお菓子まで渡していた。アルファが苦手そうなサナンテア子爵だったけど、真っ赤になって有難うございますと受け取っていた。


「じゃあちょっとオリュガを借りるよ。」

 ガシッと手を掴まれナリシュ王太子殿下に引っ張られる。
 アルは止める気がないらしく手を振っていた。ビィゼト兄上が何も言わないのでニンレネイ兄上も渋い顔で見送っている。

「どこ行くの?」

「戻るんだよ。今日は休日だからね。」

 わざわざ?一回行って帰って来たのに、また王城に行くの???
 僕は王家の馬車に揺られて本日二回目の王城に向かうことになった。

 馬車は王族専用の裏門から入っていった。塀や樹々で隠されたように作られた馬車用の通路で、勿論初めて通った。

「こんな道あったんだぁ?」

 窓から空を隠すように樹々が枝を伸ばし、木漏れ日を沢山落としていた。

「今度から休日はここを通って来るんだよ?迎えの馬車はこちらから手配するからね。」

 うん、まぁ、ビィゼト兄上から少し聞いてはいたけど。………いたけどね?
 何でくっ付いて来るの!?
 グイグイと殿下の身体を押し除けようとするのに、逆に壁側に追いやられた。

「やだっ!やめてっ!頭の匂い嗅がないでよっっ!」

 最近ナリシュ王太子殿下に匂いを嗅がれるのが恒例になってきた。慣れるかと思いきや意外と慣れない!だって僕の匂いを嗅いだ殿下からも凄くいい匂いがするんだもん!
 
「馬車が止まったら止めるよ。」

 馬車が到着して、外からミリュミカが声を掛けるまでそれは続いた。

「ねーねー、ミリュミカの主人は変態なんだよ~。」

 ミリュミカにチクっちゃえ!

「存じ上げております。」

 存じ上げちゃってるぅ~!?
 僕はナリシュ王太子殿下に手を繋がれてまたしても殿下の部屋に連れ込まれてしまった。休日は遊びに来ることになっていたけど、忙しい殿下と時間が合わず久しぶりの訪問となった。

 入った部屋は相変わらずナリシュ王太子殿下の匂いでいっぱいだった。
 む、ドキドキしてしまう。胸を抑えて動悸を落ち着けようと深呼吸したら、更に殿下の少し甘い爽やかな香りを吸い込んでしまい悪循環を起こしてしまった。

「む~~~~~。僕のお屋敷でもよかったのに?」

「来れる時は是非ここの部屋でお願いしたいな。」

 殿下はベットの方へ歩いて行った。ちょいちょいと手招きされる。何だろうと思いながらオリュガはナリシュの後をついて行った。







 無防備について来るオリュガを見下ろしナリシュは笑みを深くする。アルファの部屋でオメガが警戒心もなく近付く行為を、オリュガはちゃんと把握していない。
 元からそうだったのかもしれない。ナリシュにはよくついて来た。自分が避けていただけだ。
 ナリシュが首を傾げると、オリュガも不思議そうに首を傾げてみせた。何故ナリシュを疑わないのだろう。もしかしたら酷いことをされるかもしれないのに。強さゆえの過信?
 ふふっとナリシュは笑った。

 ビィゼト・ノビゼルは理解しているのだ。ナリシュがオリュガに嫌われたら終わりだと。

 何もしてこなかった自分の所為でもあるが、ナリシュには何も地盤がない。実の父親でさえつい最近まではナリシュを捨てるつもりでいた。
 ナリシュは欲しいものが出来たので国王に交渉しに行った。
 確実に中立派のノビゼル公爵家を味方に引き入れることを。
 今のノビゼル公爵家を作っているのはビィゼト・ノビゼルだ。ノビゼル公爵家は中立を貫いているとはいっても、元々は真っ黒な違法だらけの家だった。
 王家が公爵家を生かしていたのは他の家を牽制出来たからだ。王家を裏切らない限りは多少のことには目を瞑る。その代わり他貴族家に強いノビゼル公爵家には防波堤になってもらっていた。
 それが崩れたのはビィゼト・ノビゼルが父親を押し除けて公爵の地位に就いてからだ。
 元々父親の影に隠れて何かやっていた節があったが、当主交代した途端に体制を変えてしまった。
 不正を正し過去の証拠を隠滅し、ノビゼル公爵家は由緒正しい公爵家へと変貌した。
 外では平静を保っていたが、父上は内心狼狽したことだろう。共にする時間もほぼないので予想でしかないが、崩れた均衡をどうにかしたいはずだ。
 でないと国が荒れる。
 ノビゼル公爵家は悪事はやっても国を荒らすことはなかった。上手に制限していたのだ。褒められたことではないが、必要悪でもあった。それが綺麗さっぱり無くなると、そこには無法地帯が出来上がった。
 今までノビゼル公爵で甘い汁を吸っていた者達は、新たなる主導者を探して右往左往している。
 そして集まりつつあるのが王妃陛下というのも笑える。
 ナリシュはミリュミカの報告書を読み、それら全てが分かっていても放置していた。
 面倒になったら身分を捨ててしまおうと思っていた。
 だがナリシュはオリュガを欲しいと思った。
 唯一のオメガだ。
 ナリシュは国に残り生き残ることを選んだ。それはオリュガを手に入れる為で、手に入らないなら国にいる必要はない。
 オリュガは兄弟達と離れたくないだろう。とても仲が良い。捨てるとは思えなかった。だったらナリシュは王太子としてオリュガのそばにいる方が有効的だ。
 自分の価値がある方がビィゼト・ノビゼルはオリュガの側にいることを許可する。
 ナリシュがオリュガに触れる理由もノビゼル公爵には唯一オリュガのフェロモンだけ抵抗なく受け入れられるからと言ってある。自分がオメガの匂いを嫌うことを知っていたので、正直に言うことにしたら了承してくれた。同情されているのかと思ったが、それならそれで好都合だと思った。
 
 ナリシュがオリュガに嫌われてしまえばこの努力も全て意味がない。この国には何の未練もないのだが、オリュガ・ノビゼルの為に努力しよう。

「今日の分だよ。」

 オリュガの手を引きベット倒れ込む。

「へ!?わわっ!」

 普段はあれだけの反射神経を見せるのに、ナリシュが強引に手を出してもオリュガは全然抵抗しない。
 どうやらナリシュのアルファの匂いに酔うようだ。
 ナリシュは態とフェロモンを多めに出している。普段は極力抑えているので、その反対をしているわけだが、オリュガは自分のオメガフェロモンを調整することが出来ないらしい。
 ナリシュのフェロモンに引っ張られてオメガのフェロモンを漂わせるオリュガに、ナリシュはほんのりと嬉しくなる。
 緋色の目は潤み白い滑らかな頬を赤く染めてナリシュを見るオリュガは、なんて愛らしいのだろうか。

 嫌われるわけにはいかない。

「ねぇ、オリュガ。どこまでしていい?」

「………………………………………………………え!?」

 かなり間を開けてオリュガは驚いた。この状況で何もないと思えるオリュガがすごい。まん丸に目を見開いている。
 
「キスも文句言われたしね?」

「え!え!?あれは、殿下が舌を吸うからだよ!?ヒリヒリしたんだからね!」

 だから治してあげたのに。とは言わないが、さて…………。
 息が上がってきた。フェロモンが濃い。オリュガの唇に親指を這わせると、オリュガも熱い吐息を吐いた。
 のしっとベットに横向きで寝転がるオリュガに乗ると、オリュガの細い身体が少し緊張する。でも嫌悪はない。

「興味はないの?発情期の時はどうしてる?」

 耳元に口を寄せ、耳の中に息が吹き掛かるように囁く。

「は、はつじょうきは…………、薬、飲んでるし…。」

「ふぅん?少しも慰めないの?よく効く方?」

 抑制剤がよく効くのは知っている。合同練習の時に剣を振り回すくらいなのだから、飲めば匂いも抑え切れるし欲も出ないのだろう。ただ身体には負担が大きいからあの時は倒れたのだ。直ぐに効き目が薄れてしまっていた。
 
「効いて、るし……、今日も飲んでるのに、ううう。」

 オリュガが真っ赤な顔で胸を抑えている。

「苦しい?」

「うう……、だって、何でこんなに心臓がドクドクいうんだろう?」

 そう言いながら赤い唇を震わせナリシュを見上げる。興奮で涙が浮かび、寄せられた眉も、目の下を赤く染めて訴える姿も、どこもかしこも誘っているようだ。
 ナリシュはゆっくりと口の中の唾液を飲み込んだ。
 
「それは私に欲情してるからだよ。」

 オリュガはまた驚いていた。以前のオリュガならこの手のことには慣れているのかと思っていたが、ミリュミカが調べた通り未経験なのは明白だった。

「よく、欲情!?よく………、よく……?」

 オメガなのに自分は欲情しないとでも思っていたのだろうか?

「ねえ、オリュガ。少しずつ試してみない?」

「え?……何を?」

 恐る恐る聞いてくる。
 ナリシュは優しく微笑んだ。なるべく怖がらせないように、優しく、優しく諭していく。

「ほら、オリュガはオメガなんだから何も知らないじゃ困るよ?」

 オリュガは混乱しているようだ。
 目は伏せられ薄い茶色のまつ毛が緋色の瞳を隠してしまう。 

「ね?もうオリュガは十七歳なんだし、少しずつ知っておかないと。」

 教えてあげるよ。
 そう囁くと、オリュガゆるゆると迷いながらも頷いた。

 ナリシュの心が歓喜する。







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