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68 全てがズレている
しおりを挟むパチパチと松明の炎が等間隔で並ぶ薄暗い地下道を、サマファル国王太子メネヴィオ・キーゼアンは歩いていた。
自国から再度つけられた屈強な護衛騎士達と、リマレシア王妃が相変わらずメネヴィオにつけさせている侍従のシカヒィーロを伴って、案内された牢獄の前に辿り着く。
石造りの地下は湿気が多く寒い。それでも一応貴族であるネイニィには綺麗な部屋があてがわれていた。
通路と牢屋の間は鉄格子ではなく壁で仕切られ、重たい扉が付いていた。
「二人で話しがしたい。」
振り返りメネヴィオが言うと、護衛達は難色を示した。メネヴィオはふぅと溜息を吐き、もう一度同じ言葉を繰り返した。
『二人で話をしたい。お前達はここで待っているように。』
グワンと響く重たい声に、全員ビクリと震えた。
一緒にいたシカヒィーロも同じくその逆らい難い声に一瞬眉を寄せた。
メネヴィオ王太子殿下は自分の魔法に絶対的な自信があるのか、全員暗示にかかったように大人しくなったかどうかを確認することなく牢屋の中に入って行った。
牢屋に案内してきた兵士も目は虚にメネヴィオ王太子をすんなりと一人で入れてしまう。
シカヒィーロはその様子を息を殺して観察していた。
事前にメネヴィオ王太子殿下の能力を聞いていたので対応出来たが、知らなければ暗示にかかっていただろう。
そっと近付き扉に手を付ける。案内役の兵士は何の反応も見せなかった。
扉を少しだけ開けて、中の声を拾うべくほんの少し風を魔力で動かした。
メネヴィオは扉を入り短い通路を歩いた。そして奥にある前面鉄格子がついた部屋に辿り着く。鉄格子の奥にはストロベリーブロンドの頭を膝につけて座るネイニィがいた。
「 ネイニィ・リゼン。」
メネヴィオが声を掛けると、ゆるゆるとネイニィは顔を上げた。泣いていたのか目の周りが赤く腫れていた。
メネヴィオが鉄格子に近付いても、ネイニィは動かなかった。
暫く二人は見つめ合っていたが、先に声を出したのはネイニィだった。
「……お前も僕の思う通りに動かないの?」
いつもは溌剌と明るく澄んだネイニィの声は、暗く沈んでぼそりと呟かれた。
その様子にメネヴィオの口は笑みを作る。
「言ったはずだよ?本物の世界ではちゃんと考えるんだよって。ゲームはあくまでゲーム。決められた通りにしか動かないんだ。ゲームの知識を使って攻略を進めるように言ったよね?」
登場人物は本物のコピーを使っていた。思考、行動パターンを読み込み限りなく本物に近い動きを取らせ、何パターンも組み合わせて作り上げた。
よっぽど違う行動を取らない限りはズレることはなかった。
それなのにメネヴィオがアニナガルテ王国に来た時には全てがズレまくっていた。
確かにネイニィは攻略を進めていたが、決定的な攻略対象者の心が伴っていなかった。クッキーを作る際に付与される魅了も、ステータス画面も、ポイントも、全てメネヴィオが以前持っていた能力を移したものだ。
本来なら元の世界から神の如く干渉して、ネイニィの攻略を手助けするつもりだったのに、自分自身までこの世界に来ては意味がない。
それもこれも全て感情制御型の所為だった。
まさか巻き込まれるなんて思いもしなかったのだ。
「………知らない。僕が知ってるのは攻略の仕方だけだ。」
そう言ってネイニィはメネヴィオから視線を落とした。
この世界は前の世界と同じであって同じではない。
存在する人間の位置はそのままに、環境や時間、価値観、技術、全てをずらしてネイニィが求める世界を探した。
だからこのネイニィはネイニィで間違いない。前の世界のシフェニラス大教国家の教主アテネラト・リトフ・ネイニィと、この世界でのネイニィ・リゼン男爵子息が同じ人間ということになる。ネイニィ・リゼン男爵子息の中にネイニィ教主が合わさった存在が今のネイニィだ。
「記憶の混濁が出るだろうとは思っていたけど、まさか攻略情報しかないのかな…。」
このネイニィに前の自分の能力をコピーしたので、ゲームの攻略内容だけはインプットされたのだろう。やはり最後に上手く調整するはずだった自分までここに来てしまったのがいけなかったのか…。
もう一度やり直したくてももう出来ない。
自分がメネヴィオと同一存在だということは知っていた。知っていたが来るつもりはなかったのでどうでもいい事だと思っていた。
おそらく自分という存在もまた、ズレの原因なのだろうと思っている。
攻略内容通りにククコとハクコの毛皮を求めてアニナガルテ王国に来たはいいが、中心になっている人物がネイニィではなくオリュガ・ノビゼルになっていた。とりあえず留学はして来ないとアニナガルテ王国に滞在出来ないので、周りに会わせて留学するようにはした。
ネイニィがナリシュ王太子殿下の攻略を進めたがっているように見えたのだが、ナリシュ王太子殿下の筆頭婚約者候補であるネイニィに人目も気にせず近付くわけにもいかず、メネヴィオもナリシュの側にいるようにした。
シナリオ通りリマレシア王妃が国家転覆を狙いメネヴィオに近付いてくるので、そちらにも話を合わせてみれば、いつの間にかネイニィが悪役令息の立場に回っていた。
以前の力があればどうにか出来たかもしれないが、今のメネヴィオには精神に多少攻撃を加えることしかできない。
何故ここまでストーリーがズレたのか…。
その理由はオリュガ・ノビゼルにあった。
アバイセン伯爵領で弱点を掴もうと精神に干渉してみれば、青い瞳の子供だという言葉を吐き出した。
オリュガ・ノビゼルが感情制御型なのだと気付き、余計なことをしてしまったのだと理解した。
近くには知能型までいる。
オリュガ・ノビゼルは魔力はあっても努力をしない典型的な貴族の子供だったはずだった。やけに性格が違うとは思っていたが、オリュガが感情制御型と同一存在なのだと気付いた。
どこかそこらへんのどうでもいい一市民であれば良かったものを。
ネイニィはネイニィで余計な動きしかしない。
メネヴィオは一国家の王太子なのだ。何でもかんでも好き勝手には動けなかった。しかも自国はこの国に攻め入る準備を整えている。冬が過ぎ春になれば攻め込むつもりだ。そこは攻略内容通りで笑えた。
はぁ、とメネヴィオは溜息を吐く。
『ネイニィ、少しこっちにおいで。』
ネイニィはヨロヨロと立ち上がりゆっくりと近付いてきた。今のネイニィは聖魔法をほぼ封じられてしまっていた。
ネイニィの額に指先を触れる。
どの程度ネイニィが教主だった時の記憶を保持しているのか調べてみることにした。
そしてメネヴィオは小さく歪に笑う。
「…………そうか、ほとんど無いのか。」
メネヴィオの大切な記憶まで向こうに置いてきてしまっているのか。
「……………。」
「いいよ。もう休め。」
ネイニィはフラフラと元の場所に戻った。
「………何で、皆んな僕のこと好きにならないの?」
ネイニィはボソリと呟く。
「……………それは、お前が誰のことも好きじゃないからだよ。」
このネイニィは愛することを知らない。
だから、誰も愛を返さない。
啜り泣くネイニィを置いて、メネヴィオは牢屋から出た。
何も言わず来た道を戻る。
メネヴィオはネイニィと番になる気はない。あのネイニィが自分の知るネイニィならば別だが、あのネイニィは厳密に言えば違うから。
『星の数ほど君には幸せが訪れる。星の数程に君には未来がある。いつも躓き転んでしまう君に可能性を与えたい。これは君へのプレゼント。ネイニィ愛しているよ。』
自分が愛したネイニィはいない。
教主アテネラト・リトフ・ネイニィは沢山作られていた。彼等は精神が繋がっており、感情や記憶を共有していた。
助けてあげようか?
さあ、お逃げ?
何で助けてくれるのかと聞いたら、ネイニィは出来損ないなのだと教えてくれた。他のネイニィと上手く情報を共有出来ないから、どうせ処分されるだろうから構わないと。
一緒に逃げてとお願いした。
その時の僕はまだ数年しか生きていない子供だったから。
手を取り合って本星から逃げた。
暫くは逃げていた。でもほんの僅かに繋がるネイニィ達からは逃れられなかった。
僕は本当に足手纏いだね……。
違う。違うよ、ネイニィ。転んだら直ぐに起き上がればいい!直ぐに逃げたらいい!
立ってよ!ネイニィ!
僕を逃したネイニィは、捕まって処分された。
ネイニィの中には僕が知るネイニィがいる。記憶は繋がり感情が共有されている。そのせいかどのネイニィも僕には優しかった。
僕という存在を隠して、僕が生きやすいようにしてくれた。
始まりのネイニィはいなくなったけど、その後のネイニィ達のおかげで僕は生きた。
少しでも失敗すれば直ぐに処分されてしまうネイニィ達は、脆くて可哀想な共同体だった。
「…………僕達の中に、君を大切に思う僕がいて、その感情が輪になって拡がるんだ。」
いつだったか一人のネイニィがそう言った。
システムに入り込んだウィルスのように、始まりのネイニィの感情は全てのネイニィに共有されていったらしい。
最初に僕を助けてくれたネイニィは、自分のことを出来損ないと言っていたけど、一番守りたい感情だけは病原菌のようにネイニィ達に黒い染みを残していった。
だから僕はネイニィ達を救おうと思った。
一人のネイニィに最高に幸せな人生を送らせてあげて、その記憶と感情をネイニィ達に共有させてあげようと思った。
ゲームを作り、その世界にネイニィを送ればいい。
僕は多重次元を移動することができる。
一つの次元を犠牲にしなければならないけど、次元は沢山あるのだから構わない。
ちょっと座標をずらせば少しずつ何かが変わってしまうけど、ずらすのはほんの少しだけだ。どこが違うのか分からない程度のズレ。
一人のネイニィが成功したら、全部のネイニィにその情報をあげようと思ったのに……。
まさか、自分がこんな所に来てしまうとは……。
多重次元の操作は難しい。別の次元の僕が同じように座標操作をするのか探ってみたことがあるけど、不思議なことに僕という存在は僕しかいなかった。次元を操る僕は僕だけだった。
だから僕がここに来てしまったらもうどうすることも出来ない。
この世界の僕はメネヴィオ・キーゼアンであり、多重次元を操る能力はないのだから。
例えこの世界のネイニィが上手く幸せといえる人生を手に入れたとしても、それを元の世界のネイニィに届けてあげることも出来ない。
「…………いや、もうあの世界は無いのか………。」
シフェニラス大教国家の本星は爆発して消え去っている。
精神支配型の僕がいた次元はもう無い。
本当は少しズラすつもりだったのに、感情制御型の自爆に巻き込まれた。
次元をズラして、ネイニィをこの世界に送って、失敗したらまた次の次元を犠牲にして次のネイニィを送ればいい。次元は沢山あるし、ネイニィも沢山いたから、何度でも成功するまで続けるつもりだったのに…。
ふつふつと怒りが込み上げる。
この世界に気付いてから、前世の記憶を取り戻してから、何度も味わった怒りだ。
たった一度のチャレンジで終わった。
しかもこの世界に来たネイニィはほぼ失敗している。
メネヴィオが王宮に戻ると、直ぐにリマレシア王妃から呼び出された。
リマレシア王妃と親交を深めているのはサマファル国王の命令だ。王妃と手を組みアニナガルテ王国を滅ぼすため。
若くて強いアルファ好きの王妃の為に、メネヴィオはこの国に来たのだ。とりあえずは自国の為にリマレシア王妃のご機嫌伺いをしていたが……。
リマレシア王妃の部屋を訪れると、直ぐにお気に入りのカウチへ呼ばれた。隣に座りしなだれ掛かる身体からはオメガの甘い匂いがぷんぷんと匂う。
「あの男オメガは使い物にならなかったわ。」
自分が都合よく使う為に呼び寄せてナリシュの婚約者にしてしまおうとしていたくせに、ネイニィが失敗すれば使い物にならないと切るつもりのようだ。
「牢に入っているあの男オメガに会いにいったそうね?」
リマレシア王妃から疑惑の目を向けられる。どうやらネイニィのことをオメガとして気に入ったのではないかと疑っているらしい。
メネヴィオは小さく笑った。
「模擬戦では同じ班だったので…。行動を共にしていなかったのでそのことを徹底させる必要がありましたので念を押しに行ったのですよ。」
おそらく碌に調べることなくネイニィは故意に魔獣を発生させたとして罪に問われるだろう。婚約者候補から外れるばかりでなく、男爵家からも捨てられるだろう。学院ももちろん退学だ。
どんなバッドエンドでもここまで最悪な結果になったことはなかったのに、自分の計画ミスだなとメネヴィオは思った。あのゲームのバッドエンドとは、ゲームの終了を意味していた。ネイニィは知らなかっただろうが、誰も攻略出来なければ記憶が消えて安全な地へ移動することになっていた。
もうこのゲームからは退場させた方がいい。
ゲームでは人生を諦めたようなナリシュ王太子殿下は、比較的大人しく模範的な王子であったが、今のナリシュ王太子殿下は冷徹な判断力と実行力を持っている。これ以上ネイニィを関わらせては、もっと酷い破滅へと落とされてしまう。
「あんな男オメガを使うべきではなかったわ。」
「……………。」
メネヴィオは足を組み優雅に微笑む。メネヴィオにとってもこれは一度きりの人生になってしまったのだ。
思うように進まないシナリオに悩まされているのは、メネヴィオも同じだった。
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