悪役令息が戦闘狂オメガに転向したら王太子殿下に執着されました

黄金 

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番外編

207 ロラシュの迷黒玉⑧

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 期待していた学院はつまらなかった。
 リーニィーは相変わらずツィーニロを追いかけていたし、リーニィーの周りにアルファが引き寄せられるわけでもない。
 やはり主人公ネイニィのような特殊な能力がなければ、何かが起こることはないのだろうかと、ロラシュは残念な気持ちになっていた。
 それにリーニィーはロラシュには全く興味が湧かないようだ。
 それでも学院では学年は違うがよく一緒にいたし、ネイニィの周りを観察もしていたので、いつの間にかロラシュがリーニィーと恋人同士なのだと思われるようになり、なんだか違うなと思った。
 父上の学生時代はこんなに穏やかだったのだろうか。隠し部屋の本を見る限りはそんなことはなかったようなのだが。

 ロラシュが三年生になり、弟のチュレジュが入学してきた。護衛としてツィーニロがつくことになり、学院の中では同じオメガの護衛としてミフィケという生徒がつくようになった。
 入学式初日に、そこでミフィケと会ったが、ミフィケは変わった生徒だった。
 チュレジュの荷物を代わりに持って来てくれていたのだが、平気でそれをロラシュに渡した。
 王太子であるロラシュにこんなことをする人間はいない。物珍しくてロラシュはミフィケを観察した。
 面倒臭そうにほらよと渡す粗野さは平民っぽいが、ただの平民をチュレジュにつけるわけがない。
 チュレジュに関しては父上達が極秘で動いている。
 興味もないので調べてもいないが、何かしら危険があるというのなら、チュレジュにも目を光らせておけば良いだろう。興味は薄くとも家族を大切にしようとは思っている。
 チュレジュの側にはツィーニロがいるので、リーニィーはチュレジュの所へ来るようになる。リーニィーを観察している自分は、チュレジュのことも必然的に見守ることになる。
 そしてその通りになり、毎日が観察の日々になった。


 リーニィーはあからさまにツィーニロに好意を見せ始めたので、学院の中では噂が立っていた。
 どうやらリーニィーを取り合って、ツィーニロとロラシュが争っていると噂が立ち、その後にチュレジュまで入って四角関係だと言われているようだった。
 漸く何かが起きるのだろうかと期待したが、基本的にツィーニロは学院の外が護衛任務になるのでそこまで騒ぎにはならなかった。
 残念に思っていたら、周りの生徒から慰めるついでに取り入ろうとする者が現れ出し辟易した。
 
 リーニィーは何かとチュレジュと対抗しようとしていたが、チュレジュはボンヤリとした性格なので、全く競争になっていなかった。
 面白くないな……。
 とてもつまらなかった。
 最近になって父上の心配が分かる気がした。
 今ロラシュは隠し部屋の本の中の父上と同じ年齢になっている。
 自分で言うのもなんだが、能力に引けは取らないと思う。
 決定的に違うのは人との濃い関係?
 ミリュミカはロラシュの専属侍従だが、ロラシュが使える影ではない。ロラシュの命令と父上の命令なら、父上の命令が優先される。
 側近候補はいるが、絶対にいて欲しい人材でもない。
 学友と呼べる者もいないし、父上のように手に入れたくて追いかける人もいない。政権争いも戦争も何もない。実に平和な時代だった。
 生まれる時を間違ったのだろうかと言うくらいに、ロラシュはつまらなかった。
 こんなことなら戦時に生まれた方が良かったなと思えるくらいに……。

 図書室で課題でも終わらせようと、人気ひとけのない場所を選んでいた時、聞き覚えのある話し声が聞こえた。
 リーニィーがミフィケに頼みごとをしているようだった。
 ツィーニロと二人きりになりたいから、チュレジュと別行動させるよう言っている。

「出来かねます。魔法師団長は任務でチュレジュ殿下についておられます。それを妨げる行為は刑罰にあたります。」

 ミフィケの返答は道理に基づいた拒否だった。普段の崩れた言葉遣いではなく、畏まった話し方が堂に入っている。

「いいよ。分かった…。」

 リーニィーの悔しそうな声が聞こえる。本棚の影に隠れてやり過ごそうとしたが、本棚の本を抜いて隙間からミフィケが覗き込んだ。

「盗み聞きは良くないですねぇ。」

 ニッと笑う姿からは、先程の落ち着いた返しをした人物と繋がらない。
 聞かなかったことにしてやり過ごすつもりだったのに、気付かれていたようだ。
 本棚を回り込みミフィケに近付いた。

「ちゃんとリーニィーのこと好きなんだ?」

 ミフィケは近付くロラシュにそう話しかけるが、何故敢えて聞かれたのか理解出来ない。

「…………どうだろうね。」

 そう、どうなのだろう?
 リーニィーがツィーニロと二人きりになって何をするつもりなのか気になった。
 もしかしたら、何かが起きるのか。
 ロラシュは窓の方まで歩き、ガラスに手をついてミフィケに尋ねた。

「………私はリーニィーを好きなのかな?」

 何か違うような気がした。
 ロラシュは元々熱中できるものが欲しいと考えていた。何でもいい。物でも人でも、執着出来るものが、父上のようにロラシュにも現れるのか知りたかった。
 もしそんなものが現れたら、自分はどう変わるのだろうか。
 父上はオリュガ父様が現れてから変わったのだと言っていた。
 もしかしたら、リーニィーがそんな存在になるのかもしれないと思ったが、リーニィーがツィーニロを好きでも気にはならないなと思ってしまう。
 執着しているならば、リーニィーが自分以外の人に好意を寄せるのは許せないだろう。だがロラシュは全く平気だし、嫉妬心さえ湧かない。アルファとして感情が乏しすぎる気がする。いや…、人としてもだろうか?
 なんとなくミフィケに、自分はリーニィーが好きなのか問い掛けてしまった。
 ミフィケは呆れた顔をする。王太子に対して遠慮がないのが話しやすい。
 告白しろと言われて、既に実行済みであることと、自分とリーニィーが番になれば昔のように皆んな一緒にいられると言ってみたのだと教えたら、それは愛の告白ではないとキッパリ言われてしまった。
 
「やっぱりそうなのかな?」

 ミフィケは半眼になり黒髪をガシガシとかいた。そしてハァーと息を大きく吐いてロラシュの隣に来る。
 ロラシュは窓に手をついていたのだが、ミフィケはその窓の桟にお尻を乗せて座った。
 窓の外の陽の光が黒髪に天使の輪を作っている。あんなに掻きむしったのに、黒髪はサラサラと元に戻っていた。

「あのさぁ、殿下。」

 ロラシュは首を傾げる。何を言うつもりだろう?とんでもなく不遜な態度だ。

「俺もねーけど、殿下も無いよな?」

「……………何をだろう?」

「興味関心?」

 ロラシュはゆっくりと笑う。これでもロラシュは人を欺くのが得意だ。ほんの少し優しくすれば他人はロラシュから好印象を受けているのだと勘違いし、公務に手を加えて改善や処理の効率化を図れば未来の国王は素晴らしいと褒め称える。
 ロラシュを理想的な王太子だと勘違いしてくれる。
 人はロラシュを無気力な人間だと気付かない。それなのにミフィケは気付いていた。

「………どうしてそう思うのかな?」

 ミフィケは漆黒の瞳を見上げて、少しだけ前屈みになってロラシュの顔を窺う。

「うーん……。笑顔が胡散臭いから。」

 ロラシュはキョトンとした。

「胡散臭くしたつもりはないよ?」

「いや、ぜってー胡散臭い!間違いない。」

 そう言ってミフィケはパッと窓の桟から飛び降りるように離れた。

「………じゃあ、胡散臭い笑顔なのだとして、どうして私に興味関心がないと言い切れるのかな?」

 ミフィケは小走りに本棚から消えようとしていた。こちらを振り返りニパッと笑う。片手をひらひらと振っていた。

「俺さ、最近になって漸く大切な人たちが出来たんだ。その人達の為なら少しだけ良い子になろうかなと思うんだよな。嫌われたくねーから。でも他の奴らはどーでもいいわけ。殿下の笑顔は俺のどーでもいい時と似てるなぁと思うんだよな。」

 ミフィケはどうでもいい人間には嫌われていいと思っているし、嫌われても平気だ。
 だから好き勝手何でも言える。
 だけどノアトゥナとイゼアルには嫌われたくない。
 ミフィケの両親は優しかった。ミフィケが何をやらかしても庇ってくれる。怒られはするが、そこには愛情がちゃんと見えていた。
 絶対に両親はミフィケを見捨てない。
 だから二人にはもっと幸せになって欲しい。そんな気持ちがある。
 ロラシュの笑顔からは何も感じなかった。誰と話していても、何をやっていても。何故他人はロラシュの笑顔を見て優しいだとかカッコいいだとか言うのか理解出来なかった。
 この微笑みはどうでもいいと思ってる顔だ。
 微笑んでいるだけだなと、ここ数日で感じていた。
 きっとこの王太子様は誰に対してもこうなのだろう。
 リーニィーに対する時だけは少し様子が違うので、好きなのかなとは思うが、それもどの程度なのかはミフィケには分からない。
 ただミフィケのどーでもいいと感じている時と、ロラシュがリーニィーを見ている時は、大差ない気がする時もある。
 ミフィケは立ち止まって考えた。

「そうだなぁ…。殿下はリーニィーが好きならもう少しリーニィーに好かれるようにするとか、幸せを願ってあげるとか、したら?」

 自分に当てはめて、なんとか助言めいたものを言う。ミフィケは人助けは苦手だ。

「俺は両親には幸せになって欲しいからさっ!」

 それだけ言ってロラシュをその場に残してミフィケは走って立ち去ってしまった。

「……………。」

 ロラシュはミフィケが言ったことを心の中で反芻した。
 幸せを願う?好かれるように努力しろと?
 ロラシュがリーニィーに望むのは、特別な何かになってくれることだった。だから勉強もみてあげたし、鍛錬もたまに手伝った。
 それが好かれるように努力することではないのだろうか?
 だがリーニィーは確かにロラシュに恋愛感情はない。
 恋愛感情…………。
 アルファの恋愛感情は執着に近い。片時も離したがらず、束縛が激しいと言われている。
 そういう感情をリーニィーに持ってはいる。
 ロラシュが見えるところにいて欲しいとは思っている。
 
「………やっぱり違うのかな?」

 リーニィーがツィーニロを好きだと知っていても、ロラシュは嫉妬心が芽生えなかった。
 友情?家族愛?
 どれもピンとこない。
 強いて言うなら……。一番面白い観察対象?
 先程までミフィケが座っていた窓の桟に寄り掛かった。コツンと後頭部をつけて目を瞑る。
 日差しが強く陽の匂いがした。

「はぁ……。つまらないな……。」

 人の幸せを願うのが愛情と言うのなら、ロラシュはリーニィーの幸せなんて願っていなかった。
 だいたい、幸せを願うのなら、もっと違う表情をするべきだよね……?ミフィケも。




 ミフィケはロラシュと話したことなどケロッと忘れて、チュレジュの護衛をする日々を送っていた。
 シカヒィーロがついでのようにチュレジュと共に教養を叩き込んでくる。
 ミリュミカが忙しいので、ミフィケにマナーと勉強を教えたのはシカヒィーロの方だった。だから尊敬の念を込めて『先輩』と呼んでいる。
 
「先輩、聞いていい?」

 ランチの後にチュレジュはよくお昼寝をする。
 寝るならソファで寝るように言うと、モソモソと動いてソファの上で丸まって寝るのだ。

「何でしょうか?」

 だから影としての任務や護衛任務についての連絡事項は、この時にコソコソとやることが多かった。

「うちの親ってもう一回子供作れる?」

 シカヒィーロの動きが止まる。

「………お二人は現在三十五歳ですので可能ではありますが、そこはノアトゥナ様の体力次第でしょう。」

「体力か……。」

 ミフィケは唸っていた。シカヒィーロはまたコイツは変なことを考えていないだろうなと疑った。
 ミフィケは十歳でロイデナテル公爵家に帰ってきた。イゼアルは兎も角、ノアトゥナには子供を育てたかったという気持ちがあるのではと、最近思うようになった。
 それをそのままイゼアルに言ったことがある。
 イゼアルはノアトゥナがミフィケを産んだ時難産であり、二人目は厳しいと思っていると言った。
 だがミフィケは違うように考えていた。ミフィケを産む時、誰が親であろうと難産なのだ。それが主人公ネイニィであろうと。
 ネイニィは必ず一人目がリーニィーになる。その時は普通に出産する。しかし二人目のミフィケを産む時は難産になってしまう。
 それを考えると、ノアトゥナが二人目を無事に産むことが出来る可能性があるのではと思ったのだ。
 だからそれをそのままイゼアルに伝えた。
 ミフィケ自身は前世の記憶もあって、幼い子供特有の孤独感も、もっと違う人生が送れたかもしれないという悲壮感も全くない。
 だがノアトゥナはそうではない。
 ミフィケはイゼアルにその考えを伝えた後、ノアトゥナとイゼアルの前で言った。

「俺、弟か妹が欲しい!」

 ノアトゥナはビックリして固まっていた。
 という話をシカヒィーロに語って聞かせた。
 シカヒィーロはちょっと面白そうに話に食いついた。

「それでお二人は子作りに励んだのですか?」

「たぶん?俺はそーいう経験ないしさぁ、今オメガ寮に入ってるし。」

 ミフィケがオメガ寮に入ったのは、気兼ねなく子作りをして欲しかったからだ。二人にはちゃんと二人目が出来たら帰ると宣言して出て来た。
 
「ふむ、もし難産になりそうならば聖魔法使いをその時期だけ雇うでしょう。ノアトゥナ様本人も治癒を使えますし。ノアトゥナ様自身が難産や不調の時はその雇った聖魔法使いを常駐させるでしょうから可能だと思います。」

「やっぱ、そうだよな!」

 ミフィケはシカヒィーロの言葉に自信がついた。




 イゼアルとノアトゥナは王都にあるロイデナテル家所有の屋敷に住んでいた。王都に残るミフィケを一人にしない為だ。
 だがミフィケは二人目が欲しいから、できるまで帰って来ないと宣言して、学院のオメガ寮に入ってしまった。
 オメガ寮は警備も魔法防御も完璧に整えられているので安心ではあるが、二人はその時固まって何も言えなかった。

 イゼアルは迷いながらノアトゥナの手を握った。
 ノアトゥナは繋がれた手を見て、イゼアルを見上げた。

「…………ちゃんと言わないと気付いてあげないんだからねっ。」

 昔のようにちょっとツンとした言い方に、イゼアルは少しだけ頬を染めて微笑む。

「必ずノアトゥナを守ります。だから、………二人目を作りませんか?」

 ノアトゥナは可笑しそうにクスクスと微笑んだ。

「ふふふ、そんなに言うなら作ってあげる。」

 オデコに、頬に、唇に、軽く優しい口付けを受けて、ノアトゥナはイゼアルに抱き付いた。









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