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番外編
256 さぁ、次の攻略を始めよう!
パッと手を広げて目の前に立つ少年を止めた。
黒目がちの漆黒の目が、驚きで見開かれる。
「よしっ、僕の名前を言え!」
手を広げた少年の母親は、驚愕に開いた口が塞がらない。
緩く波打つ薄茶色の髪に、鮮やかな緋色の瞳。
顔立ちは少しキツめの美少年。キツめに見えるのは相手を睨みつけるようにキリッと見ているせいだろう。
行く手を塞がれたのは真っ直ぐな黒髪を肩で切り揃えた、これまた綺麗な少年だった。
少年はポカンと口を開け、手に小さな花束を持っていた。そして慌てて貴族子息として恥ずかしくない礼をとる。
「オリュガ・ノビゼル公爵子息にご挨拶申し上げます。俺はイゼアル・ロイデナテル。お久しぶりです、隊長。」
「よぉーし、合格!」
「きぁあー!オリュガちゃん、何やってるのー!?」
オリュガの母は何のことだか分からず叫んだ。
オリュガの母は前回とは違って社交的な人になっていた。同様に父も明るく善良で子煩悩。兄はビィゼト兄上とニンレネイ兄上。弟にノアトゥナがいるのは変わらない。
前回と人間関係は変わらないのだが、その人物達の性格が違った。
産まれた時から前世の記憶があったオリュガは、まず家族の性格が違うことに困惑した。
「俺の家も同じようなものでした。」
今のところ性格が違うだけで、人物や地位は変わらない。アニナガルテ王国もオメガバースがあることも一緒だ。ただなんか違う。
「この世界は前世の世界の元になった世界かもしれませんよ。前世でミフィケに聞いた限りでは、基本設定を故意に作り上げて固定し、その元になる世界を複製して使っていたそうなので。」
「故意に設定?じゃあもしかしてうちの親は態と性格悪くしてあったの?」
「可能性はあります。それにカフィノルア王家の現国王夫妻はとても仲が良いそうです。」
「え?ホワルヒィ王とリマレシア王妃?」
コクリとアルは頷いた。
オリュガとイゼアルはまた前世の記憶があった。
今日は高位貴族の子供達を集めてのガーデンパーティーが行われていた。ここでアルファの子やオメガの子をそれとなく会わせ、王太子の学友候補などを決めたりするつもりらしい。
オリュガはここでイゼアルを捕まえるつもりで参加した。今までアルファとオメガという性別が邪魔してなかなか会う機会がなかったのだ。
キョロキョロと周りを見回しながら歩いていたイゼアルを捕まえることに成功した。
「もしかしてこれから先も記憶を持ち越して生まれ変わっていくのかな?」
「それはどうでしょうか?」
イゼアルが言うには、前前世の記憶はかなり薄れているらしく、生まれ変わるたびに記憶は抜け落ち、何度かしたらほぼないかもしれないと教えてくれた。
オリュガは現在九歳。イゼアルは八歳だ。
王太子ナリシュは十歳でこのパーティーに参加しているはず。と思って来てみたが、子供だけでなく大人もいるので会場は広くオリュガの背は小さく、探すことが出来ていない。
「次は覚えてない可能性もあるってことか~。まぁ良いや。今覚えてるなら僕がやることは一つ。」
「王太子殿下に近づくんですか?」
うん、とオリュガは頷いた。
「アルは何してたの?」
先程キョロキョロと何を探していたのかと疑問に思い尋ねた。イゼアルは少し頬を染める。
そして手に持っている小さな花束をソワソワと弄りだした。
「え?その、えっと、今日は隊長だけ来たんですか?」
オリュガはキョトンとして、次にニマッと笑った。
「え?え?もしかしてぇ、その花…。ぷぷぷ。待ってて、呼んだげるよ。」
オリュガは勢いよく叫んだ。
「父上ーー!兄上ーー!ノアトゥナ返してーーー!」
少し離れた位置で挨拶回りをしていた家族が全員ブッ!と吹いた。
「……性格が変わらなくてなによりです。」
イゼアルが呆れていた。
呼ばれたノアトゥナがトコトコとオリュガに近付いてきた。隣のイゼアルが緊張しているのが分かる。
「どうしたの?オリュガ兄上。」
イゼアルとノアトゥナは同じ歳だ。だが二人の身長差は既に激しい。イゼアルは一つ上のオリュガより頭半分ほど高く、ノアトゥナよりは頭一つ分高い。
「友達紹介するね。イゼアルだよ。アルでいいよ。」
家名もなにもあったものじゃない。
だが緊張しているイゼアルにはそんなことに文句を言う余裕がなかった。
オリュガを見ていたノアトゥナの大きな目がイゼアルを捉えると、頬を染めてピシッと固まった。
「イゼアル・ロイデナテルと言います。よろしくお願いします。……その、よろしけばこれをどうぞ。」
手に持っていた小さな花のブーケを差し出した。
ノアトゥナはキョトンとそのブーケを見て、顔を上げてイゼアルを見る。
何故くれるのか分からないと言った顔をしていた。チラチラとイゼアルの顔を見ていたノアトゥナだが、そろっと手を伸ばし花束のブーケを受け取った。
「も、もらってあげてもいいけどねっ。」
照れ顔で受け取ったブーケの匂いを嗅いでいる。
「受け取ってくれて有難うございます。」
イゼアルはこの上なく嬉しそうだ。
その様子を見ていたノアトゥナの母、ノビゼル公爵夫人は目を輝かせる。
「ロイデナテル侯爵家……!」
母上の異様に興奮した声にオリュガは首を傾げた。
イゼアルがコソッとオリュガに耳打ちする。
「前世の記憶を活用して、まだ未発掘の鉱山を買い占めてるんです。今のところ銀鉱山とサファイアを。前世の繊維事業よりも早く潤ってます。」
「なんてこと!」
金の亡者か!
オリュガとノアトゥナ、イゼアルの三人で端のテーブルを陣取り、久しぶりの再会に情報交換をすることにした。
ノアトゥナは目の前のデザートをモグモグと食べている。
「このまま生まれ変わりを繰り返していくと、全然違う世界になっていくかもってこと?」
ピッとフォークをイゼアルに向けてオリュガは尋ねた。
「行儀が悪いですよ。」
イゼアルは軽く注意しながらオリュガのフォークを指で退く。
「今回は元となった世界ですが、そのうち産まれた家も国も世界観すらズレる可能性はあります。空の色がピンクになったり、夜空に月が二つあったり。」
「可能性としては感情制御型として生きていた世界にいく可能性もある?」
「それは不可能かもしれません。我々が産まれた星は爆発しましたから。ですが似たような世界にはいくかもしれません。それに産まれた時代が違う可能性もあります。それと共に記憶は失われるかもしれません。世界を形成する要素がズレると、俺達の記憶も固定されず忘れていくのではと思います。」
「僕達の生まれ変わりと記憶の保持は精神支配型の能力に左右されているから、前回の世界を基点として、そこから離れる大きさが大きいと忘れる程度も大きい。精神支配型が作った世界から今生きる世界との距離と、過去の記憶を失った量は比例してるんだね。」
「おそらくですね。今はまだ元になる世界だから割と記憶も残ってるけど、全く違う世界に行けばほぼない可能性が高いです。」
そうかぁ~とオリュガはテーブルに突っ伏した。
でも記憶がないのなら、きっと皆んなと離れても覚えていないのだから、悲しくも感じないのかもしれない。
だったらやっぱり覚えている今はアタックあるのみ!
「僕やっぱりナリシュ様に挨拶してくるから!」
「突然名前呼びはダメですよ。王太子殿下は精神支配型の影響外の人間ですから記憶がないはずです。」
「やっぱ、ないよね~。」
僕が頑張るしかない!オリュガは立ち上がった。
「アル、挨拶しに行こう!」
「え゛、俺もですか?ノビゼル公爵家で挨拶に行かれた方が良くないですか?」
「そうなるとノアトゥナもだけど。」
「俺もいきます。」
イゼアルもガタッと立ち上がる。
「ノアトゥナは俺と手を繋いで行きましょうね。」
よく分からず一緒に立ち上がったノアトゥナに、イゼアルは顔を覗き込みながら話しかける。ノアトゥナの口をナプキンで拭きながら、ニコニコと笑いかけていた。
「同い年、同い年。」
イゼアルが世話をするお兄さんになってしまっている。
「今から唾つけとくの?自分好みにするの?」
「そんな下品な言い方やめてください。」
イゼアルに怒られた。
カフィノルア王家への挨拶は長蛇の列になっていた。
先にナリシュ王太子の学友候補が挨拶をしているのか、周りはアルファだらけだ。
近くでオメガの男女の子供が親と一緒に待っている状態だ。
「うわぁ~、これどうなってるの?ずっと待っとかなきゃ?」
オリュガがうんざりして言うと、イゼアルは大丈夫と笑った。
「隊長は今回もノビゼル公爵家ですよ。お兄様方に紹介して貰えばいいのです。」
「なるほど!兄上~~~!」
学友候補としてナリシュ王太子殿下の周りに、他のアルファ達と共にビィゼト兄上とニンレネイ兄上もいた。どちらかと言うとビィゼト兄上は側近候補で、ニンレネイ兄上は学友候補という感じに見える。
オリュガの呼び掛けで二人は振り返った。
「オリュガ?どこにいたんだ?」
「アルとノアトゥナとお喋りしてたよ。」
ノアトゥナは食べていただけだが、そのノアトゥナが見知らぬアルファの子供と手を繋いでいるのを見て、ビィゼトとニンレネイの目が険しくなる。
イゼアルは気にした様子もなくニッコリと笑い返していた。
「……君は?」
奥から澄んだ声が響いた。
周りの雑音がシンと静まり返る。
プラチナブロンドの髪に群青色の瞳の、美しい少年が進み出てきた。
ビィゼトとニンレネイは静かに道を開け、少年に場所を譲る。
群青色の瞳は真っ直ぐにオリュガを見ていた。
オリュガはニコッと笑う。
「初めまして。お会いできて嬉しゅう御座います。僕はノビゼル公爵家が三男オリュガ・ノビゼルと申します。」
オリュガも真っ直ぐに王太子の目を見て自己紹介をした。
「……そう。私はアニナガルテ王国の王太子、ナリシュ・カフィノルアだ。オリュガはビィゼト達の弟なんだね?」
オリュガはぱあぁと顔を輝かせる。
変わらないナリシュ。話し方も、その微笑み方も。まだ初めましてだから距離は遠い。でも仲良くなってみせる!
意気込むオリュガの表情を見て、ビィゼトとニンレネイが心配そうに二人を見た。
「はい!今九歳です!ナリシュ様のいっこ下です!」
「ふふ、元気いいんだね。」
意外と弾む会話に周りのオメガの子をもつ親達が慌てだす。
「王太子殿下、我が家もご挨拶を…。」
「殿下、順に宜しいでしょうか。」
ナリシュは王太子と言えどまだ十歳だ。そう思う大人が多いのだろう。
だがナリシュはスッと目を細めて微笑んだ。
ナリシュはアルファだ。ズンと重くなる空気に先程まで我先にと出てきていた大人達の表情が変わる。
「本日は側近、学友候補の選抜は兼ねていますが、それ以外の意味合いはないんだよ。」
まだ声変わり前の高めの声なのに、低く吐き出される言葉に誰もが息を飲み口を閉じた。
だが一人だけニコーと笑う子供がいる。ナリシュの目の前に立つオリュガだ。他のオメガの子供達は少し離れた位置にいても真っ青になり立っていられなくなっているのに、目の前にいたオリュガは全く堪えていなかった。
「わぁ、すごいねぇ~!ナリシュ様強そう~!僕も今身体鍛えて剣術の鍛錬してるんだよ!」
ナリシュはそんなオリュガを物珍しそうに見た。
「へぇ……。剣術を?」
「えへへへ~、そおだよぉ!僕双剣使いになるの!」
「こ、こらっ、オリュガ!オメガがそんなこと言ったら…!」
今世のオリュガは物心ついた時から木刀を握り走り回っている。オリュガを知る人間からは、綺麗な顔の残念なオメガだと認識されていた。
ビィゼトが慌てて止めるのは、将来貰い手がなくなると思うからだ。王太子の婚約者、ましてや番になんてなれるわけがないと思っている。
だが………。
「ぷっ………。ふふふ、そうなんだ?じゃあ今度一緒に鍛錬しようよ。」
「ええ!?ほんと!?ヤッタァ~~~!」
ぴょんこぴょんこと跳ねるオリュガを、ニンレネイが慌てて止めていた。
「聞いて聞いてアル!僕ナリシュ様に近付いたよ~!攻略しちゃうんだから!」
オリュガの二歩後ろに立っていたイゼアルは、見ていたから分かりますと思ったが黙って頷いた。それにその言葉は全部本人に聞こえていますと言いたかった。
イゼアルの後ろには小さなブーケの花束を持ったノアトゥナが立っていて、ナリシュの威圧をイゼアルが相殺して庇っていた。
「……後ろの子達は?」
ナリシュが二人に気付いてオリュガに尋ねた。
「あ、僕の部下のアルと弟のノアトゥナだよ!」
なんともザックリとした自己紹介をした。
「ふぅん?弟は分かるけど、…部下?」
確かロイデナテル侯爵家の嫡男だったはずと思いつつ、ナリシュは首を傾げる。
「はい、本日より隊長の部下になりました。」
そしてイゼアル自身も否定しない。
よく分からない関係だなと思った。
「そう、じゃあ君も来るといいよ。後ろの子も。」
ナリシュは一緒に来るよう誘った。
「いつ遊びに行ってもいいの?僕的には早朝稽古が好きっ!」
「ふふふ、じゃあ泊まり込みだね。王城のシェフは美味しい食事を作るよ。デザートはなにがいいかな?何が好き?」
「むむ、好きなデザート?ケーキ好き。あ、でもチョコも好き。サクサクのクッキーも好き。飲み物はミルクティー!」
そうなんだね?とナリシュは頷く。
「きっと気にいるよ。」
「わぁ、楽しみぃ~!」
「……………。」
全員この会話を無言で聞いていた。
「………隊長、攻略するどころか速攻で攻略されてますよ。」
イゼアルが呟いた一言に、全員納得した。
だが王城の素晴らしいデザートに想いを馳せるオリュガには届いていなかった。
「あっちに美味しいケーキがあるんだ。食べに行こうか。」
ナリシュが手を出すと、オリュガは迷わずその手を握り歩きだす。
「え?どっち?あっち?」
「うん、あっちだよ。」
ナリシュによってオリュガは連れ去られてしまった。
「オ、オリュガーーー!?」
ビィゼトが慌てて追いかけるので、ニンレネイは後に続いて追いかけ、イゼアルとノアトゥナもついて行った。
他の候補者達と、オメガの親子達は入り込む隙もなく残されたのだった。
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番外編まで読んでいただきありがとうございました!
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