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11.悪魔
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「こちらは警視庁公安部部長小林さん。」
「水子乃沙夜です。公安部の部長さん!?普段あんまり直接調査とかしないはずなのに…。」
「よく知ってるな。まぁ、今回は緊急事態だからね、特別と言えば特別。」
「ちなみに今乗ってる車と、後ろの車を運転してるのは、警視庁公安部公安第五課 特殊事例対策係の方。」
実は車といっても5人乗りの普通自動車。
ブリュンヒルデとフレイヤは幸多たちの後ろの車に乗っている。
「あの2人…大丈夫かな…。」
「まぁ、神話の神と天使だからね。色々知らないことばかりだから…。」
場面はブリュンヒルデとフレイヤへ。
「そこの者。」
「はい、田中と申します。」
「前にこれに乗らせていただいた時にも運転していたが、その仕事をしているのか?」
「これがメインということではありませんよ。」
フレイヤが自動車に乗るのは片手で数えるほど。
ブリュンヒルデは…。
「フレイヤ様。この動く物はなんですか?」
「知らないのか?自動車というやつだ。」
「見たことはあるが、乗ったのは初めてです。魔法かなんかで動いているのか?」
「私も最初はそう思ったが、どうやら違うらしい。」
ブリュンヒルデは車に乗ったことがないらしい。
これに関しては、沙夜がまだ免許を取れないということと、両親が亡くなっているので仕方ないことだろう。
「馬の進化したやつか?田中とやら。」
「いや、たしかに馬に足が4本あるように、車にもタイヤが4つありますが違います。」
「生き物ではないのか?」
「ちっ、違いますよ。人間が作り出した機械です。」
場面は戻る。
「なに!?ブリュンヒルデって自動車に乗ったことないのか?」
「ないわよ。そんな遠出しないし、タクシーとか乗らないし。」
「まじか。」
「そろそろ着くぞ。準備してくれ。」
車で10分ほど走ったとき、目的地近辺へ到着した。
「やつはここに現れる。絶対に。」
車は道端に止まる。
幸多たちは、車を降りずにターゲットを待つことにした。
すると…すぐに現れた。
「あいつだ。いくぞ!!」
2台不自然に並んで停まっていた車に乗っていた幸多たち全員は一斉に降りた。
人通りのない一本道。ターゲットの前後を囲んだ。
「お話いいかな?」
小林が聞く。
黒のフードつきのジャンパー。
フードで目を覆い隠してやや下を向きなから立っていた男。
顔を隠したまま、答える。
「どんなお話で?」
「悪魔について。」
「フッ。」
街灯の光で照らされ、かすかに見えた口元。
その口は軽く笑ったように見えた―。
「水子乃沙夜です。公安部の部長さん!?普段あんまり直接調査とかしないはずなのに…。」
「よく知ってるな。まぁ、今回は緊急事態だからね、特別と言えば特別。」
「ちなみに今乗ってる車と、後ろの車を運転してるのは、警視庁公安部公安第五課 特殊事例対策係の方。」
実は車といっても5人乗りの普通自動車。
ブリュンヒルデとフレイヤは幸多たちの後ろの車に乗っている。
「あの2人…大丈夫かな…。」
「まぁ、神話の神と天使だからね。色々知らないことばかりだから…。」
場面はブリュンヒルデとフレイヤへ。
「そこの者。」
「はい、田中と申します。」
「前にこれに乗らせていただいた時にも運転していたが、その仕事をしているのか?」
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フレイヤが自動車に乗るのは片手で数えるほど。
ブリュンヒルデは…。
「フレイヤ様。この動く物はなんですか?」
「知らないのか?自動車というやつだ。」
「見たことはあるが、乗ったのは初めてです。魔法かなんかで動いているのか?」
「私も最初はそう思ったが、どうやら違うらしい。」
ブリュンヒルデは車に乗ったことがないらしい。
これに関しては、沙夜がまだ免許を取れないということと、両親が亡くなっているので仕方ないことだろう。
「馬の進化したやつか?田中とやら。」
「いや、たしかに馬に足が4本あるように、車にもタイヤが4つありますが違います。」
「生き物ではないのか?」
「ちっ、違いますよ。人間が作り出した機械です。」
場面は戻る。
「なに!?ブリュンヒルデって自動車に乗ったことないのか?」
「ないわよ。そんな遠出しないし、タクシーとか乗らないし。」
「まじか。」
「そろそろ着くぞ。準備してくれ。」
車で10分ほど走ったとき、目的地近辺へ到着した。
「やつはここに現れる。絶対に。」
車は道端に止まる。
幸多たちは、車を降りずにターゲットを待つことにした。
すると…すぐに現れた。
「あいつだ。いくぞ!!」
2台不自然に並んで停まっていた車に乗っていた幸多たち全員は一斉に降りた。
人通りのない一本道。ターゲットの前後を囲んだ。
「お話いいかな?」
小林が聞く。
黒のフードつきのジャンパー。
フードで目を覆い隠してやや下を向きなから立っていた男。
顔を隠したまま、答える。
「どんなお話で?」
「悪魔について。」
「フッ。」
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その口は軽く笑ったように見えた―。
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