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19.深夜
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「サタナエル?」
「堕天する前のサタンの名ですよ。」
フレイヤが説明する。
「それで……逃げようとしたら…。」
「攻撃されて瓦礫の下敷きになったと。」
「そうよ。それでフレイヤに、私たちの気配を消してもらってなんとか助かったの。」
「で、ここにいると。」
サタナエルの襲撃、そして去った後―。
深夜3時頃。
「家なくなったわね。」
「どうします?」
「ブリュンヒルデは瞬間移動的な能力は使えなかったんだよね。」
「はい、すみません。」
「構わないわ。」
家がなくなってしまった今、沙夜とブリュンヒルデはどうすることもできない。
さらに、崩壊した家の近くに長居するわけには行かない。
周りの家々に気づかれてないのは、恐らくサタナエルによって作り出された結界か何かのためと推測できる。
しかし、サタナエルが去った今結界はない。誰かに見つかるのも時間の問題。
それはそれで厄介なことになると踏んだ沙夜とブリュンヒルデは、幸多の家に行くことを決断する。
すると…。
「ケガはありませんか?沙夜、ブリュンヒルデ。」
いつの間にかフレイヤが後ろにいた。
「フレイヤ、助かったわ。ありがとう。」
「礼を言われるほどのことではありませんよ。むしろ助けに入りたかったのですが、正体がバレないように今後は戦うようにと言われているので辞めました。」
「結界があったのに能力使ってよくバレなかったわね。」
「あの結界は、結界内と外部を遮断するだけのもので、発動された能力や、出入りすることを特定することはできない軽い結界でした。」
つまりサタナエルは、殺意はあったものの軽い挨拶程度に現れたと思われる。
「沙夜の言う瞬間移動的な能力は使えますがどうします?」
「いいや、遠慮しとくわ。いきなり私たちが家に現れると幸多や、美奈ちゃんを驚かせてしまうわ。」
幸多の家と、沙夜の家は徒歩40分程度の距離。
「ではどうします?」
「とりあえず森に身を潜めるわ。いいでしょ?ブリュンヒルデ。」
「沙夜に任せますよ。」
沙夜の家から約1キロ地点に森がある。
とりあえずそこに身を潜めて、夜が明け次第、幸多の家に歩いて行くことにするのだった。
「では、森に移動させますね。」
「頼んだわフレイヤ。」
そしてフレイヤは幸多の家に、沙夜とブリュンヒルデは森に身を潜めることにするのだった。
それから1時間ほどたった頃。
地上3500メートル地点。
『サタナエルが出現したみたいですよ。結界を使っていました。』
『サタナエルか。この前下か?』
『この真下から北西に2キロほどの地点です。』
雲?らしきものの上に影がふたつ。
恐らく契約者と……、
『しっかし、あんまり狙われなくていいな空というのは。サハクィエル。』
もうひとつは空を司る天使【サハクィエル】だった。
『ですが私の索敵範囲は狭いので、ここでは地上まで捕らえられません。サタナエルは空中にいたので捕られられましたが。』
『問題ないさ。地上でのいざこざはこちらには関係ないからね。
ここは遮るもののない空だ。他の天使から見つかることもない。
もし向かって来るものがいても、遮るものがないからね。サハクィエルの索敵能力からは逃れられない。』
『そうですね。ここは私の殺害空間ですから。』
次々と出現する契約と天使や悪魔。
果たして敵なのか……、
それとも味方……なのだろうか―。
「堕天する前のサタンの名ですよ。」
フレイヤが説明する。
「それで……逃げようとしたら…。」
「攻撃されて瓦礫の下敷きになったと。」
「そうよ。それでフレイヤに、私たちの気配を消してもらってなんとか助かったの。」
「で、ここにいると。」
サタナエルの襲撃、そして去った後―。
深夜3時頃。
「家なくなったわね。」
「どうします?」
「ブリュンヒルデは瞬間移動的な能力は使えなかったんだよね。」
「はい、すみません。」
「構わないわ。」
家がなくなってしまった今、沙夜とブリュンヒルデはどうすることもできない。
さらに、崩壊した家の近くに長居するわけには行かない。
周りの家々に気づかれてないのは、恐らくサタナエルによって作り出された結界か何かのためと推測できる。
しかし、サタナエルが去った今結界はない。誰かに見つかるのも時間の問題。
それはそれで厄介なことになると踏んだ沙夜とブリュンヒルデは、幸多の家に行くことを決断する。
すると…。
「ケガはありませんか?沙夜、ブリュンヒルデ。」
いつの間にかフレイヤが後ろにいた。
「フレイヤ、助かったわ。ありがとう。」
「礼を言われるほどのことではありませんよ。むしろ助けに入りたかったのですが、正体がバレないように今後は戦うようにと言われているので辞めました。」
「結界があったのに能力使ってよくバレなかったわね。」
「あの結界は、結界内と外部を遮断するだけのもので、発動された能力や、出入りすることを特定することはできない軽い結界でした。」
つまりサタナエルは、殺意はあったものの軽い挨拶程度に現れたと思われる。
「沙夜の言う瞬間移動的な能力は使えますがどうします?」
「いいや、遠慮しとくわ。いきなり私たちが家に現れると幸多や、美奈ちゃんを驚かせてしまうわ。」
幸多の家と、沙夜の家は徒歩40分程度の距離。
「ではどうします?」
「とりあえず森に身を潜めるわ。いいでしょ?ブリュンヒルデ。」
「沙夜に任せますよ。」
沙夜の家から約1キロ地点に森がある。
とりあえずそこに身を潜めて、夜が明け次第、幸多の家に歩いて行くことにするのだった。
「では、森に移動させますね。」
「頼んだわフレイヤ。」
そしてフレイヤは幸多の家に、沙夜とブリュンヒルデは森に身を潜めることにするのだった。
それから1時間ほどたった頃。
地上3500メートル地点。
『サタナエルが出現したみたいですよ。結界を使っていました。』
『サタナエルか。この前下か?』
『この真下から北西に2キロほどの地点です。』
雲?らしきものの上に影がふたつ。
恐らく契約者と……、
『しっかし、あんまり狙われなくていいな空というのは。サハクィエル。』
もうひとつは空を司る天使【サハクィエル】だった。
『ですが私の索敵範囲は狭いので、ここでは地上まで捕らえられません。サタナエルは空中にいたので捕られられましたが。』
『問題ないさ。地上でのいざこざはこちらには関係ないからね。
ここは遮るもののない空だ。他の天使から見つかることもない。
もし向かって来るものがいても、遮るものがないからね。サハクィエルの索敵能力からは逃れられない。』
『そうですね。ここは私の殺害空間ですから。』
次々と出現する契約と天使や悪魔。
果たして敵なのか……、
それとも味方……なのだろうか―。
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