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26.天使
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「全く意味なにやってんの。」
消滅の剣とともに振り下ろされたサタナエルの右腕。
しかし、その右腕は幸多に届くことはなかった。
「オマエ……ソレハ……。」
幸多になぜ届かなかったのか、それは魔剣グラムが消滅の剣を防いだからである。
しかし、その魔剣グラムは幸多の握っているものではない。
「沙夜!?」
そう、サタナエルが消滅の剣を振り下ろす寸前に、沙夜は幸多を突き飛ばして守ったのである。
魔剣グラムを使えるのは幸多だけではない。
「そうよ、私も使えるの。以外だった?」
そう言って消滅の剣を魔剣グラムで弾き返し、やや後ろに飛んで距離を取る沙夜。
「幸多、大丈夫ですか?」
突き飛ばされて座り込んでいる幸多にフレイヤが近づく。
「あぁ、大丈夫だ。」
「申し訳ありません。ですがわかったことがあります。」
「わかったこと?」
「あのサタナエルの契約者は操られています。」
通常、天使や悪魔は契約していることによってこの世界に現界していることができる。
その代わりとして、
【契約者に従うこと。】
【契約者に天使や悪魔の力を貸すこと。】
これが掟として存在している。
なので契約者が操られることはまずない。
「操られている!?」
「サタナエルが操っているということではないと思います。」
すると、サタナエルの契約者の様子が変化した。
『ははっ……あはははは!』
突然笑い始めた。
その変化の理由をいち早く察したのは……、
「現れましたね。」
フレイヤだった。
沙夜と睨み合っていたサタナエルも、沙夜の視界から消えた。
『そうですか、バレてしまいましたか。』
サタナエルとはまた違う声が聞こえた。
「姿を現しなさい。」
フレイヤが少女の背後、やや頭上に鋭い視線を向ける。
『ほぉ……私のことを見破るとは、優秀な天使もいたものですね。』
フレイヤの視線の先、
その声と同時に、黄色に煌めく渦が広がる。
それは先ほどのサタナエルのホワイトホールの比ではない輝きであった。
そこから姿を現したのは、
厚く頑丈そうな服装、そして大きな翼。
眩しい光輪は、まさに天使というオーラを放っているように感じられる。
ちなみにフレイヤの正体がバレないのは、フレイヤ自身が存在を曖昧なものとしているからである。
サタナエルは、幸多たちから見て契約者である少女の左横に移動していた。
「次から次と……、なんなのよ。」
幸多と沙夜はその正体を知らなかった。
知っているのは、
フレイヤとブリュンヒルデ、そして……。
「こんなところに姿を表すとはな、大天使よ。」
「ブリュンヒルデとそこの優秀な天使さん、私たちは戦うつもりはありませんのでご安心を。」
幸多の後ろからそう言って現れたのは、サハクィエルとその契約者。
「大天使…?」
幸多がフレイヤに聞く。
「はい、彼は四大天使の一角である……。」
「大天使ミカエルだ。」
サハクィエルの契約者が言った。
ブリュンヒルデ
サハクィエル
サタナエル
大天使ミカエル
フレイヤ神
強者が集ったこの状況…、
どうなってしまうのだろうか―。
消滅の剣とともに振り下ろされたサタナエルの右腕。
しかし、その右腕は幸多に届くことはなかった。
「オマエ……ソレハ……。」
幸多になぜ届かなかったのか、それは魔剣グラムが消滅の剣を防いだからである。
しかし、その魔剣グラムは幸多の握っているものではない。
「沙夜!?」
そう、サタナエルが消滅の剣を振り下ろす寸前に、沙夜は幸多を突き飛ばして守ったのである。
魔剣グラムを使えるのは幸多だけではない。
「そうよ、私も使えるの。以外だった?」
そう言って消滅の剣を魔剣グラムで弾き返し、やや後ろに飛んで距離を取る沙夜。
「幸多、大丈夫ですか?」
突き飛ばされて座り込んでいる幸多にフレイヤが近づく。
「あぁ、大丈夫だ。」
「申し訳ありません。ですがわかったことがあります。」
「わかったこと?」
「あのサタナエルの契約者は操られています。」
通常、天使や悪魔は契約していることによってこの世界に現界していることができる。
その代わりとして、
【契約者に従うこと。】
【契約者に天使や悪魔の力を貸すこと。】
これが掟として存在している。
なので契約者が操られることはまずない。
「操られている!?」
「サタナエルが操っているということではないと思います。」
すると、サタナエルの契約者の様子が変化した。
『ははっ……あはははは!』
突然笑い始めた。
その変化の理由をいち早く察したのは……、
「現れましたね。」
フレイヤだった。
沙夜と睨み合っていたサタナエルも、沙夜の視界から消えた。
『そうですか、バレてしまいましたか。』
サタナエルとはまた違う声が聞こえた。
「姿を現しなさい。」
フレイヤが少女の背後、やや頭上に鋭い視線を向ける。
『ほぉ……私のことを見破るとは、優秀な天使もいたものですね。』
フレイヤの視線の先、
その声と同時に、黄色に煌めく渦が広がる。
それは先ほどのサタナエルのホワイトホールの比ではない輝きであった。
そこから姿を現したのは、
厚く頑丈そうな服装、そして大きな翼。
眩しい光輪は、まさに天使というオーラを放っているように感じられる。
ちなみにフレイヤの正体がバレないのは、フレイヤ自身が存在を曖昧なものとしているからである。
サタナエルは、幸多たちから見て契約者である少女の左横に移動していた。
「次から次と……、なんなのよ。」
幸多と沙夜はその正体を知らなかった。
知っているのは、
フレイヤとブリュンヒルデ、そして……。
「こんなところに姿を表すとはな、大天使よ。」
「ブリュンヒルデとそこの優秀な天使さん、私たちは戦うつもりはありませんのでご安心を。」
幸多の後ろからそう言って現れたのは、サハクィエルとその契約者。
「大天使…?」
幸多がフレイヤに聞く。
「はい、彼は四大天使の一角である……。」
「大天使ミカエルだ。」
サハクィエルの契約者が言った。
ブリュンヒルデ
サハクィエル
サタナエル
大天使ミカエル
フレイヤ神
強者が集ったこの状況…、
どうなってしまうのだろうか―。
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