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追求7
しおりを挟むもう一度転生したとわかった時、まさかと思った。
自分がなくなったのはライトたちが3歳の頃。なのに彼らと同じ歳の令嬢に生まれ変わるなんて、誰が思うだろうか。
この世界の転生軸には歪みでもあるのだろうか。
今回は3歳の頃に気がついた。
言葉がわかり始めて、自我が芽生えたくらいの頃。
今度はシーズン3に出てくる人たちも出てきたおかげですぐにわかった。
物語に出てきていない裏設定も、自分で考えたものだったから。
そして、大きくなるにつれて物語が順調に進んでいないのではと違和感を抱き始めた。
ライトの婚約者がエミリアじゃないってどういうこと?なんでルカと婚約してるの?
殿下方の婚約者を決めるパーティーに出席したら、もうすでにエミリアには婚約者がいた。本来であれば、今日見初められてライトの婚約者になるはずなのに。
ルカと仲睦まじい様子を見て混乱してしまう。
ダメ、ダメよ。
だって、これじゃ物語が始まらない。
もし、ここでのことがゲームと繋がっていたらどうなるの?ヒカルと作り上げたものがなくなる?
そんなの、ダメよ。
ブランティアとして生きた時は、ゲームと繋がってるか気にしすぎてもと割と好きにできた。でもそれは、結果的に正解だった。だから、彼らが今ここにいる。
どれだけ考えても、すでにしてしまった婚約はすぐに取り消すことはできないという結論に辿り着いてしまう。それに今の自分には、ルカと戦う力もない。
あの執着男からエミリアを引き剥がすには相当苦労するだろう。それは原作者の自分がよくわかっている。
作戦を練るためにも、彼らの近くで動向を探ろう。
マリアンヌはシーズン2で必要な駒だけど、1が始まらないことには意味がない。
原作者の知識を存分に使い、私はライトの婚約者の座を手に入れた。
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