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第百十二話 魔王の居城特定?
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「錬金術師がお強いなんて初めて聞きましたわ」
返ってきたのはそんな言葉だった。
力ある者が正義になる帝国だからこそ強者であれば天職は関係ないと言う人も居るのかもしれない。
それならばやりやすいな。 ふと騎士の人に目をやると、こちらを見て驚き、固まっていた。
「錬金術師は基本的になんでも出来ますからね」
「そうなんですの? 私も錬金術出来る様になるかしら?」
「どうなんでしょうね。 鍛冶師の天職じゃない者でも鍛冶をやっている方がいらっしゃるので…あるいは…」
そういえば試したこと無かったな。 魔素のコントロールが出来れば錬金術師の天職じゃなくても可能性としてはありえるんだよな。
ただ難易度は相当変わってくる気はする。
「そうですか…。 私の父の治めている領では、生産系の天職にも職場を与えているのです。 戦闘系の天職は生産職が居て初めて輝きますからね。 なので、興味はあるのです」
帝国なのに珍しいな。 珍しい所もあるんだなぁ。
「帝国で生産職にまともな職が与えられているなんて素晴らしい所なのですね。 落ち着いたら行ってみたいです。 錬金術に関しては今度教えますよ?」
「あら? よろしいんですの? 貴方は私が苦手なのではなくって?」
見透かされてる!? まぁ、帝国ってだけで若干苦手意識はあるんだけど。
ここは上手く誤魔化そう…。
「いえ、初対面の人と相対するのが苦手でして…。 ただの人見知りですよ」
「そうでしたの。 それなのに貴族をやるのは大変でしょうに…」
「えぇ…。 ですがまだ領に顔を出せていないので、魔王を早くどうにかして早く自領に向かいたいですよ…」
これは半分本音だな。 早く自領で米を栽培したい。
「そうですわね。 ところで…」
と言ったところでサーチに反応があった。 かなり大きな反応だ。
これは…。 魔王の居城だろうか?
「このまま真っすぐ行くと何かありますか? 巨大な反応がサーチにあるのですが」
「このまま直進すれば…目標である帝都のはずですわ。 そしてこの進路の直線上にあるのは、帝国最大の建物である王城がありますわ」
王城…。 魔王が関わっているのなら王城って言うのも可能性が捨てられない所だな。
なるべく皇帝は無関係で居てほしかったけど…。 万が一に備えて気持ちだけは強く持っておこう。
「そうですか。 仲間が来るのを待ちたかったけど状況によっては即時突入もあり得ますね」
「そうですわね…」
テレパシーを三賢者に繋ぐ。
「緊急です。 マーリン様達は聞いてるだけで大丈夫です。 もしかすると、魔王の居城は帝都の王城の可能性があります。 現地で仲間が出来たので、場合によっては先行して突入します」
「おい! テイル! ワシらを待て!!!」
「待ってる猶予がありません!」
膨大な魔素の反応がどんどん大きく感じて来る。
もうあからさまに王城から膨大な魔素が放たれてるのが分かる。
帝都の入口が見えていて、あの巨大な建物が王城だとしたらもうそれ以外考えられない。
「あの巨大な建物が王城であってますか?」
「えぇ、そうですわよ? どうかなさったの?」
「巨大な反応はあそこから放たれていますね」
ビクリと反応している。 悪い予感が当たったのだろうか?
帝都の門番が倒れているのが見て取れる。
「不味いですね。 急ぎましょうか…。 あの瘴気の正体は高濃度の魔素です。 解呪をしながら突入するしか無いです」
俺は詠唱を始めながら馬車を降りて馬車よりも疾く駆け出した。
返ってきたのはそんな言葉だった。
力ある者が正義になる帝国だからこそ強者であれば天職は関係ないと言う人も居るのかもしれない。
それならばやりやすいな。 ふと騎士の人に目をやると、こちらを見て驚き、固まっていた。
「錬金術師は基本的になんでも出来ますからね」
「そうなんですの? 私も錬金術出来る様になるかしら?」
「どうなんでしょうね。 鍛冶師の天職じゃない者でも鍛冶をやっている方がいらっしゃるので…あるいは…」
そういえば試したこと無かったな。 魔素のコントロールが出来れば錬金術師の天職じゃなくても可能性としてはありえるんだよな。
ただ難易度は相当変わってくる気はする。
「そうですか…。 私の父の治めている領では、生産系の天職にも職場を与えているのです。 戦闘系の天職は生産職が居て初めて輝きますからね。 なので、興味はあるのです」
帝国なのに珍しいな。 珍しい所もあるんだなぁ。
「帝国で生産職にまともな職が与えられているなんて素晴らしい所なのですね。 落ち着いたら行ってみたいです。 錬金術に関しては今度教えますよ?」
「あら? よろしいんですの? 貴方は私が苦手なのではなくって?」
見透かされてる!? まぁ、帝国ってだけで若干苦手意識はあるんだけど。
ここは上手く誤魔化そう…。
「いえ、初対面の人と相対するのが苦手でして…。 ただの人見知りですよ」
「そうでしたの。 それなのに貴族をやるのは大変でしょうに…」
「えぇ…。 ですがまだ領に顔を出せていないので、魔王を早くどうにかして早く自領に向かいたいですよ…」
これは半分本音だな。 早く自領で米を栽培したい。
「そうですわね。 ところで…」
と言ったところでサーチに反応があった。 かなり大きな反応だ。
これは…。 魔王の居城だろうか?
「このまま真っすぐ行くと何かありますか? 巨大な反応がサーチにあるのですが」
「このまま直進すれば…目標である帝都のはずですわ。 そしてこの進路の直線上にあるのは、帝国最大の建物である王城がありますわ」
王城…。 魔王が関わっているのなら王城って言うのも可能性が捨てられない所だな。
なるべく皇帝は無関係で居てほしかったけど…。 万が一に備えて気持ちだけは強く持っておこう。
「そうですか。 仲間が来るのを待ちたかったけど状況によっては即時突入もあり得ますね」
「そうですわね…」
テレパシーを三賢者に繋ぐ。
「緊急です。 マーリン様達は聞いてるだけで大丈夫です。 もしかすると、魔王の居城は帝都の王城の可能性があります。 現地で仲間が出来たので、場合によっては先行して突入します」
「おい! テイル! ワシらを待て!!!」
「待ってる猶予がありません!」
膨大な魔素の反応がどんどん大きく感じて来る。
もうあからさまに王城から膨大な魔素が放たれてるのが分かる。
帝都の入口が見えていて、あの巨大な建物が王城だとしたらもうそれ以外考えられない。
「あの巨大な建物が王城であってますか?」
「えぇ、そうですわよ? どうかなさったの?」
「巨大な反応はあそこから放たれていますね」
ビクリと反応している。 悪い予感が当たったのだろうか?
帝都の門番が倒れているのが見て取れる。
「不味いですね。 急ぎましょうか…。 あの瘴気の正体は高濃度の魔素です。 解呪をしながら突入するしか無いです」
俺は詠唱を始めながら馬車を降りて馬車よりも疾く駆け出した。
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