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第二百八十九話
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思ったよりも早い段階でアストレアに防衛線を張れたのは大きい。
彼らであれば、万が一は有り得ないからだ。
「旦那様、情報が入りました。 敵の賊は既に集結し始めている模様。 規模は認識阻害により正確には不明ですが最低でも数千規模、そして…人工魔族が多数見受けられているとのことです」
「コウモリが急に話しかけて来るのはいまだに慣れないから今度からは人の姿にして…。 状況は分かったよ。 で、どこに集まっているの?」
「教国ですら手放したというあの死の森でございます。 現在は接近が不可能なため状況の把握はこれ以上は…」
「分かったよ。 ただ、敵の動きが読めない以上は下手に動く訳にはいかない。 ただし、教国にも救わなければならない人達はきっといる。 だから何か動きがあればすぐに報せて。 この事に関してはエクスさんにも共有を。 そして、エクスさんが単独で動かない様に見張りを」
「はっ!」
キングの配下…今は俺の配下なのか? 有能だな。
書類仕事だけはからっきしだけど。
まぁ、得意不得意はあるから致し方ない。
キングが何でも出来るだけかもしれないけれど。
教国にも人員を割いたらこちらの守りがやばいな。
まぁ、この場合は…。
「テイル! 久しぶりだの!」
そう扉を蹴破って訪れたのは以前良く見た顔。
「ティナ、その人は敵じゃないよ。 多分」
「は、はい。 失礼致しました」
「テイルよ! 悪の道に堕ちそうだったがなんとか踏みとどまったぞ! 敵を蹂躙してくれる!!!」
「いや、もし闇堕ちしてなくても戦闘狂になってますやん」
「なんでサカイの方言なのだ…?」
「そんなことより、前より威厳無くなりましたよね?」
「そんなこと!? テイルの変な方言の方が大事な事…」
「うるさい、合法ロリ! んで、一連の流れが分かってるのなら教国は任せても?」
「ふっふっふ! 我にまかせーい!」
なんか大して頼りにならなそうだけど。 実力は本物だろうから任せるしかないか。
エクスさんの手綱にもなるだろうし。
…と言うか扉の弁償をしてくれ。 え、と言うかどうやって屋敷に入った?
「あの…ドーラ? どうやって入った?」
「む? 門番をぶっ飛ばして入ったぞ!」
「…ちょっとそこに直れ!!!!!!!」
「な、直るとはなんじゃ! どこも悪くは!」
「正座しろっていってんだよぉおおおおおお!!!」
「はいいいいいいいいい!!!!!!!」
そして説教の後、エクスさんから面談の要請が入った。
いや、この場合は謁見か。
直ぐに許可をし、屋敷に通す。
俺は国になった期間が短すぎて城なんてまだないからね。
「マーガレット陛下。 私に帰国の許可を…」
「もちろん許す。 ただし、この龍神であるドーラを同行させること。 それが認められないのなら帰国は許可出来ない」
「ありがとうございます。 ドーラ様、どうか私にお力をお貸しくださいませんか!」
「よかろう。 そして、着いて来ている竜人よ。 そなたは此処に残れ」
「ナゼデスカ」
「テイルの傍に居れば転移で貴様らの国に帰れるからだぞ? 分からぬか?」
「アリガタキ…」
そうしてドーラの教国への同行が成る事となった。
その話を終えたあと、我々は俺の私室から出た。
…え? なぜ俺の私室で?
彼らであれば、万が一は有り得ないからだ。
「旦那様、情報が入りました。 敵の賊は既に集結し始めている模様。 規模は認識阻害により正確には不明ですが最低でも数千規模、そして…人工魔族が多数見受けられているとのことです」
「コウモリが急に話しかけて来るのはいまだに慣れないから今度からは人の姿にして…。 状況は分かったよ。 で、どこに集まっているの?」
「教国ですら手放したというあの死の森でございます。 現在は接近が不可能なため状況の把握はこれ以上は…」
「分かったよ。 ただ、敵の動きが読めない以上は下手に動く訳にはいかない。 ただし、教国にも救わなければならない人達はきっといる。 だから何か動きがあればすぐに報せて。 この事に関してはエクスさんにも共有を。 そして、エクスさんが単独で動かない様に見張りを」
「はっ!」
キングの配下…今は俺の配下なのか? 有能だな。
書類仕事だけはからっきしだけど。
まぁ、得意不得意はあるから致し方ない。
キングが何でも出来るだけかもしれないけれど。
教国にも人員を割いたらこちらの守りがやばいな。
まぁ、この場合は…。
「テイル! 久しぶりだの!」
そう扉を蹴破って訪れたのは以前良く見た顔。
「ティナ、その人は敵じゃないよ。 多分」
「は、はい。 失礼致しました」
「テイルよ! 悪の道に堕ちそうだったがなんとか踏みとどまったぞ! 敵を蹂躙してくれる!!!」
「いや、もし闇堕ちしてなくても戦闘狂になってますやん」
「なんでサカイの方言なのだ…?」
「そんなことより、前より威厳無くなりましたよね?」
「そんなこと!? テイルの変な方言の方が大事な事…」
「うるさい、合法ロリ! んで、一連の流れが分かってるのなら教国は任せても?」
「ふっふっふ! 我にまかせーい!」
なんか大して頼りにならなそうだけど。 実力は本物だろうから任せるしかないか。
エクスさんの手綱にもなるだろうし。
…と言うか扉の弁償をしてくれ。 え、と言うかどうやって屋敷に入った?
「あの…ドーラ? どうやって入った?」
「む? 門番をぶっ飛ばして入ったぞ!」
「…ちょっとそこに直れ!!!!!!!」
「な、直るとはなんじゃ! どこも悪くは!」
「正座しろっていってんだよぉおおおおおお!!!」
「はいいいいいいいいい!!!!!!!」
そして説教の後、エクスさんから面談の要請が入った。
いや、この場合は謁見か。
直ぐに許可をし、屋敷に通す。
俺は国になった期間が短すぎて城なんてまだないからね。
「マーガレット陛下。 私に帰国の許可を…」
「もちろん許す。 ただし、この龍神であるドーラを同行させること。 それが認められないのなら帰国は許可出来ない」
「ありがとうございます。 ドーラ様、どうか私にお力をお貸しくださいませんか!」
「よかろう。 そして、着いて来ている竜人よ。 そなたは此処に残れ」
「ナゼデスカ」
「テイルの傍に居れば転移で貴様らの国に帰れるからだぞ? 分からぬか?」
「アリガタキ…」
そうしてドーラの教国への同行が成る事となった。
その話を終えたあと、我々は俺の私室から出た。
…え? なぜ俺の私室で?
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