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第25話 自爆テロ
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「同じような建物ばかりだけれど、やっぱり京都は福岡とは違った賑わいがあるよね~」
この世界に来てから、どこへ行っても元の世界とは比べられないほど大都市ばかりで、それぞれの都市が一国に思えるほどです。
まさかこんなに文明の違う世界があるなんてね。
エミリアンが最初に異世界から来たと打ち明けてきたことを思い出します。
「買い物が楽しいわ。福岡にない物もいっぱいあるし…」
「マリーはエミリアンと一緒じゃなくて良かったの?」
「うん、美味しい物を食べたり買い物はやっぱり女性同士の方が楽しいからね」
「セシルは一人の方が良かったの?」
「いえ、そんなことは…。いくら同じ人族とはいえ容姿がこの国の者とは違いますからね。マリーと一緒の方が…」
一宮さんの言っていたエステティシャンという職業の方に興味はありますけれどね。
「この国の人は綺麗な人が多いよねぇ」
「マリー、容姿の整った人はほとんどがリーマンと言われる機械という物で出来ているのよ」
「そうだったね。家にいる人が操っているんだよね。ある意味凄い魔法だと思うよ」
「そうね、リーマンを戦わせることも出来るんだからね」
そのリーマンを侵略者が操って攻撃してくることもあるのです。
九州でも時々起こりますが、一宮さんの話では少し前に京都でも人が襲われたとか…。
「オールセンも人とリーマンの区別がつかないって言っていたわよ」
機械と言う物に【鑑定】は効かないそうなのです。
「とりあえず、買い物を楽しみましょう」
XX XY
「今回の女性は若いのにお金持ちでしたね」
「TVに出ているみたいだよ」
ようやく『ゴッドハンド・シャルル』に二人目の予約が入り、先ほど滞在先のホテルで施術を終え、繁華街を三人で歩いています。
今の時代アナウンサーというのか分かりませんが、高遠しずくと名乗った彼女はそういった仕事のようでした。
本名は白峰雫でしたが…。
僕達が知らないと言うとガックリと肩を落としていました。
今回はたまたま京都にお忍びで休暇に来た時に広告を見たそうです。
「でも、また拡がらなさそうですよね」
「そうだよね。彼女の変貌は話題になると思うけれど、職業上他人に教える気はないかもね…」
かつてのイメージならライバルを蹴落として今の地位を得たのでしょう。
でも処女でした。
この世界ではブレックスやリミックスがあるので本体に手を出すことは無いのかもしれません。
それともこんなに女性が主要な役職に就く時代にハラスメントも無いのでしょう。
企業のコンプライアンスも確立されているのかな?
僕がいた時代には男女平等が叫ばれていても男性女性それぞれで互いに区別することがあったからなぁ。
「まぁ、その分高額料金なのですけれどね…」
「そうだね…」
今回は5000万円を上乗せして1億5000万円をいただきました。
勇者一人の年収が3000万円とすれば、とんでもない収入です。
「マスター、あれってマリーさんとセシルさんでは…?」
「本当だね。普通に街に出るんだ…。目立つなぁ…」
私服になると女性らしい恰好に見えますが、見た目や雰囲気が明らかに浮いた存在です。
「ご主人様、私達も十分目立っていますから…」
「……」
さすがにナース服姿のまま歩かせませんが、アイとマオは常に露出度が高い恰好なので注目されるのです。
とりあえず近くにエミリアン君達を見かけなかったので、声を掛けようと二人を目指して歩きます。
後50mほどだと目測がついたところで、彼女達の近くに黒塗りのNOGカーが近づいてきました。
玲の屋敷の物より小さく、昔でいうタクシーみたいな感じです。
わざわざ地表まで下りてくると言う事は路面店に用事か迎えの車なのかな…?
「本当にここの白玉あんみつは美味しいわね。京都に帰ってきたら食べておかないとね」
「マリー、食べ過ぎよ」
「その代り晩御飯は少なくするつもりだから…」
「食べようと思えば毎日食べられる世界って凄いわね。侵略者以外と戦う事もないし…」
「エミリアンにしてみれば大変だけれど、私達には神様が与えてくれたご褒美みたいだものね」
家族と別れ、異世界にくることにはそれなりの覚悟が必要でしたが、今のところ来て後悔はありません。
エミリアンもいるしね…。
「本当ね…」
フォォーン。
「マリー、もう送迎車を呼んだの?」
「ううん、私は呼んでいないわよ」
カシュン…。
「何だ…、誰かが乗って来たんじゃない…」
「そ…そうね、でもこれって…」
乗り物から降りてきた5人の男性がなぜか周囲を取り囲むような配置につきます。
「セシル、様子がおかしいわ。リーマンじゃない?」
「あっ、セシル危ない!」
ズバーンッ!
ズバババーン!!
「「ご主人様(マスター)!」」
「あぁ、二人がやられた!?」
送迎車に思えた中から降りてきたのは護衛服の様な物を着ていたリーマンでしたが、全員がグレイに操られていたようです。
今回のリーマンは最初から自爆が目的だったみたいで、襲いかかるような行動も見られませんでした。
爆発で起こった粉じんが晴れていくと、一人の人影が魔法を発動した状態で立っているのが分かり、もう一人が地面に倒れているのが見えてきます。
「大丈夫か?」
「アイ、マオ、周りに倒れている人間に【治療】を…」
「「はいっ」」
「シャ…ルルさん…? 一体何が起こったの…?」
「グレイに操られたリーマンが自爆したんだよ」
魔法を発動していたのはマリーさんです。
水属性の盾のような魔法でガードされており無傷のようですが、魔法ではない爆発に混乱しているようです。
「あぁ、セシルが…」
その声に地面に目をやると、衣服がボロボロになり、全身に重傷を負ったセシルさんが倒れていました。
とっさに防御しようとしたのか、左脚の膝から下と右腕の肘から先が無くなっています。
「マリーさん、ポーションみたいなものは? 何か魔法でも?」
「こんなの普通のポーションじゃ…」
「エミリアンかオールセンが最上位のポーションを持っていたと思うけれど欠損は治せるか分からないわ…」
「「ご主人様(マスター)…」」
「そうだね、このままだと失血死してしまうよ…」
「アイ、周囲から見えないように【結界】を、マオは【転移門】を本部の僕達の部屋へ」
「「はいっ」」
僕はすぐにセシルさんを抱きかかえるとマリーさんに付いて来るように伝えます。
「えっ、転移で本部へ…?」
マリーさんの言葉を聞き流し、セシルさんをベッドに寝かせます。
想像以上にボロボロで、全身に裂傷も見られます。
「早く治してあげないと…」
【再生】、【治療】、【回復】の三段仕上げで、一瞬で服以外が元通りになったセシルさんに戻りました。
「えっ! えっ? え~っ!?」
「シャルルさんが今の魔法を…?」
「そうだよ。聖女のセシルさんなら同じ事が出来たかもしれないけれど…」
「そんなセシルでも…」
エリクサーのような神話級のポーションならともかく、聖女のセシルでも簡単に身体の再生は出来ないんじゃ…。
「マリーさんは大丈夫? 怪我は無かった?」
「はい…、何とか魔法が間に合って…」
「じゃあ、【回復】だけしておいてあげるよ」
「凄い…、身体が軽くなって魔力も回復しています」
「マリーさん、ご主人様の使われた魔法や治していただいたことは口外しないでくださいね。エミリアンさん達にもですよ」
「は…い…」
これって生活魔法レベルじゃないよ…。
「マリーさん、今アイが言ったようにセシルさんが気付かれたら同じように伝えておいてくださいね。口外したら記憶を消しますよ」
「そ…そんなことも出来るのですか!?」
「ハハ…、どうでしょう」
出来るかもしれませんがちょっとした脅しです。
「それより血だらけでボロボロの服もこちらで着替えた方が良いでしょう」
既に服のほとんどは爆発で吹き飛んでいるので丸見えです。
「はい、何か着せる物を取ってきます」
XX XY
「シャルル様、今日街中でグレイによる自爆テロがあったみたいです」
「けが人は出たの?」
さくらがそんなことを報告してきます。
「けが人は多数出ましたが、被害の大半はリーマンでした。あんなところで自爆して意味があったのでしょうか…?」
「偶然だと思うけれど、マリーさんとセシルさんが一番の被害者なんだよ。僕達が通りがかって助けたんだ…」
「やっぱりですか…。あれだけの爆発なら周囲の人達も怪我程度では済まないと思っていましたよ」
「セシルさん達がシャルル様を探していたのもそのせいですね…」
(グレイの操るリーマンか…)
こうも頻繁にあるようなら対策を考えておかないといけないな…。
“シャルルの眼”に【生態判別】と【結界】の機能を持たせて繁華街だけでも飛ばせて監視させておくか…。
※シャルルの眼
前世で作った魔道具の一つで、【AI】による完全自律型のドローンのような小さな立方体。
元々は『手引書』やパートナー達の出産記録を残すために作られた。
育児用の監視カメラ等としても利用され、子供に異変があれば【接続】で母親に伝える事も…。
XX XY
「あぁ~ん、またイックぅ~っ」
ハァ~、フゥ~、ハァ~、ヒィ~。
また下腹部に一瞬紋様が浮かび上がったわ…。
「この『性典』凄い…」
読んで実践するだけで気持ち良くなる…。
『ゴッドハンド・シャルル』…、いかにもな店名で不当なら訴えてやろうかと思いましたがそんなことは杞憂でした。
男性に身体を触れられたのは初めてでしたが、身体の芯まで解され、疲れや不調なところが無くなっただけではなく、全身が生まれ変わった様に変貌したのです。
フリーのアナウンサーとはいえ1億5000万円はさすがに小さい金額ではありませんでしたが、シャルル様の施術を受けられるのなら安すぎる事でしょう。
フフ…、皆の反応が楽しみね。
とにかく今度京都に来るまでに下腹部に紋様を浮かび上がらせないと…。
(じゃあ、もう一回…)
この世界に来てから、どこへ行っても元の世界とは比べられないほど大都市ばかりで、それぞれの都市が一国に思えるほどです。
まさかこんなに文明の違う世界があるなんてね。
エミリアンが最初に異世界から来たと打ち明けてきたことを思い出します。
「買い物が楽しいわ。福岡にない物もいっぱいあるし…」
「マリーはエミリアンと一緒じゃなくて良かったの?」
「うん、美味しい物を食べたり買い物はやっぱり女性同士の方が楽しいからね」
「セシルは一人の方が良かったの?」
「いえ、そんなことは…。いくら同じ人族とはいえ容姿がこの国の者とは違いますからね。マリーと一緒の方が…」
一宮さんの言っていたエステティシャンという職業の方に興味はありますけれどね。
「この国の人は綺麗な人が多いよねぇ」
「マリー、容姿の整った人はほとんどがリーマンと言われる機械という物で出来ているのよ」
「そうだったね。家にいる人が操っているんだよね。ある意味凄い魔法だと思うよ」
「そうね、リーマンを戦わせることも出来るんだからね」
そのリーマンを侵略者が操って攻撃してくることもあるのです。
九州でも時々起こりますが、一宮さんの話では少し前に京都でも人が襲われたとか…。
「オールセンも人とリーマンの区別がつかないって言っていたわよ」
機械と言う物に【鑑定】は効かないそうなのです。
「とりあえず、買い物を楽しみましょう」
XX XY
「今回の女性は若いのにお金持ちでしたね」
「TVに出ているみたいだよ」
ようやく『ゴッドハンド・シャルル』に二人目の予約が入り、先ほど滞在先のホテルで施術を終え、繁華街を三人で歩いています。
今の時代アナウンサーというのか分かりませんが、高遠しずくと名乗った彼女はそういった仕事のようでした。
本名は白峰雫でしたが…。
僕達が知らないと言うとガックリと肩を落としていました。
今回はたまたま京都にお忍びで休暇に来た時に広告を見たそうです。
「でも、また拡がらなさそうですよね」
「そうだよね。彼女の変貌は話題になると思うけれど、職業上他人に教える気はないかもね…」
かつてのイメージならライバルを蹴落として今の地位を得たのでしょう。
でも処女でした。
この世界ではブレックスやリミックスがあるので本体に手を出すことは無いのかもしれません。
それともこんなに女性が主要な役職に就く時代にハラスメントも無いのでしょう。
企業のコンプライアンスも確立されているのかな?
僕がいた時代には男女平等が叫ばれていても男性女性それぞれで互いに区別することがあったからなぁ。
「まぁ、その分高額料金なのですけれどね…」
「そうだね…」
今回は5000万円を上乗せして1億5000万円をいただきました。
勇者一人の年収が3000万円とすれば、とんでもない収入です。
「マスター、あれってマリーさんとセシルさんでは…?」
「本当だね。普通に街に出るんだ…。目立つなぁ…」
私服になると女性らしい恰好に見えますが、見た目や雰囲気が明らかに浮いた存在です。
「ご主人様、私達も十分目立っていますから…」
「……」
さすがにナース服姿のまま歩かせませんが、アイとマオは常に露出度が高い恰好なので注目されるのです。
とりあえず近くにエミリアン君達を見かけなかったので、声を掛けようと二人を目指して歩きます。
後50mほどだと目測がついたところで、彼女達の近くに黒塗りのNOGカーが近づいてきました。
玲の屋敷の物より小さく、昔でいうタクシーみたいな感じです。
わざわざ地表まで下りてくると言う事は路面店に用事か迎えの車なのかな…?
「本当にここの白玉あんみつは美味しいわね。京都に帰ってきたら食べておかないとね」
「マリー、食べ過ぎよ」
「その代り晩御飯は少なくするつもりだから…」
「食べようと思えば毎日食べられる世界って凄いわね。侵略者以外と戦う事もないし…」
「エミリアンにしてみれば大変だけれど、私達には神様が与えてくれたご褒美みたいだものね」
家族と別れ、異世界にくることにはそれなりの覚悟が必要でしたが、今のところ来て後悔はありません。
エミリアンもいるしね…。
「本当ね…」
フォォーン。
「マリー、もう送迎車を呼んだの?」
「ううん、私は呼んでいないわよ」
カシュン…。
「何だ…、誰かが乗って来たんじゃない…」
「そ…そうね、でもこれって…」
乗り物から降りてきた5人の男性がなぜか周囲を取り囲むような配置につきます。
「セシル、様子がおかしいわ。リーマンじゃない?」
「あっ、セシル危ない!」
ズバーンッ!
ズバババーン!!
「「ご主人様(マスター)!」」
「あぁ、二人がやられた!?」
送迎車に思えた中から降りてきたのは護衛服の様な物を着ていたリーマンでしたが、全員がグレイに操られていたようです。
今回のリーマンは最初から自爆が目的だったみたいで、襲いかかるような行動も見られませんでした。
爆発で起こった粉じんが晴れていくと、一人の人影が魔法を発動した状態で立っているのが分かり、もう一人が地面に倒れているのが見えてきます。
「大丈夫か?」
「アイ、マオ、周りに倒れている人間に【治療】を…」
「「はいっ」」
「シャ…ルルさん…? 一体何が起こったの…?」
「グレイに操られたリーマンが自爆したんだよ」
魔法を発動していたのはマリーさんです。
水属性の盾のような魔法でガードされており無傷のようですが、魔法ではない爆発に混乱しているようです。
「あぁ、セシルが…」
その声に地面に目をやると、衣服がボロボロになり、全身に重傷を負ったセシルさんが倒れていました。
とっさに防御しようとしたのか、左脚の膝から下と右腕の肘から先が無くなっています。
「マリーさん、ポーションみたいなものは? 何か魔法でも?」
「こんなの普通のポーションじゃ…」
「エミリアンかオールセンが最上位のポーションを持っていたと思うけれど欠損は治せるか分からないわ…」
「「ご主人様(マスター)…」」
「そうだね、このままだと失血死してしまうよ…」
「アイ、周囲から見えないように【結界】を、マオは【転移門】を本部の僕達の部屋へ」
「「はいっ」」
僕はすぐにセシルさんを抱きかかえるとマリーさんに付いて来るように伝えます。
「えっ、転移で本部へ…?」
マリーさんの言葉を聞き流し、セシルさんをベッドに寝かせます。
想像以上にボロボロで、全身に裂傷も見られます。
「早く治してあげないと…」
【再生】、【治療】、【回復】の三段仕上げで、一瞬で服以外が元通りになったセシルさんに戻りました。
「えっ! えっ? え~っ!?」
「シャルルさんが今の魔法を…?」
「そうだよ。聖女のセシルさんなら同じ事が出来たかもしれないけれど…」
「そんなセシルでも…」
エリクサーのような神話級のポーションならともかく、聖女のセシルでも簡単に身体の再生は出来ないんじゃ…。
「マリーさんは大丈夫? 怪我は無かった?」
「はい…、何とか魔法が間に合って…」
「じゃあ、【回復】だけしておいてあげるよ」
「凄い…、身体が軽くなって魔力も回復しています」
「マリーさん、ご主人様の使われた魔法や治していただいたことは口外しないでくださいね。エミリアンさん達にもですよ」
「は…い…」
これって生活魔法レベルじゃないよ…。
「マリーさん、今アイが言ったようにセシルさんが気付かれたら同じように伝えておいてくださいね。口外したら記憶を消しますよ」
「そ…そんなことも出来るのですか!?」
「ハハ…、どうでしょう」
出来るかもしれませんがちょっとした脅しです。
「それより血だらけでボロボロの服もこちらで着替えた方が良いでしょう」
既に服のほとんどは爆発で吹き飛んでいるので丸見えです。
「はい、何か着せる物を取ってきます」
XX XY
「シャルル様、今日街中でグレイによる自爆テロがあったみたいです」
「けが人は出たの?」
さくらがそんなことを報告してきます。
「けが人は多数出ましたが、被害の大半はリーマンでした。あんなところで自爆して意味があったのでしょうか…?」
「偶然だと思うけれど、マリーさんとセシルさんが一番の被害者なんだよ。僕達が通りがかって助けたんだ…」
「やっぱりですか…。あれだけの爆発なら周囲の人達も怪我程度では済まないと思っていましたよ」
「セシルさん達がシャルル様を探していたのもそのせいですね…」
(グレイの操るリーマンか…)
こうも頻繁にあるようなら対策を考えておかないといけないな…。
“シャルルの眼”に【生態判別】と【結界】の機能を持たせて繁華街だけでも飛ばせて監視させておくか…。
※シャルルの眼
前世で作った魔道具の一つで、【AI】による完全自律型のドローンのような小さな立方体。
元々は『手引書』やパートナー達の出産記録を残すために作られた。
育児用の監視カメラ等としても利用され、子供に異変があれば【接続】で母親に伝える事も…。
XX XY
「あぁ~ん、またイックぅ~っ」
ハァ~、フゥ~、ハァ~、ヒィ~。
また下腹部に一瞬紋様が浮かび上がったわ…。
「この『性典』凄い…」
読んで実践するだけで気持ち良くなる…。
『ゴッドハンド・シャルル』…、いかにもな店名で不当なら訴えてやろうかと思いましたがそんなことは杞憂でした。
男性に身体を触れられたのは初めてでしたが、身体の芯まで解され、疲れや不調なところが無くなっただけではなく、全身が生まれ変わった様に変貌したのです。
フリーのアナウンサーとはいえ1億5000万円はさすがに小さい金額ではありませんでしたが、シャルル様の施術を受けられるのなら安すぎる事でしょう。
フフ…、皆の反応が楽しみね。
とにかく今度京都に来るまでに下腹部に紋様を浮かび上がらせないと…。
(じゃあ、もう一回…)
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