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第42話 フロリダ道中
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リズが帰国して数日後、僕とアイとマオの三人はフロリダへ向かいます。
この世界ではビザは必要ありませんが、さすがに国外へ行くにはパスポートが必要だったのです。
もちろん既に戸籍のある僕達も良子に手配してもらい取得できました。
よく分かりませんが一般国民用とは違うそうです。
「シャルル様、本当に付いて行かなくて良いのですか?」
「シャルル様、やはり私が秘書としてお供に…」
「ハハ…、玲も良子も大丈夫だよ。それに玲が国外に出たら問題なのでは…?」
七家の存在が公になっていないとしても、不用意に外国の方に会わせられません。
「そ…それは…」
「今回はホテルに滞在するからね。またリズさんに家を用意してもらったら連れて行ってあげるよ」
「本当ですよ!」
「楽しみにしています!」
玲達に見送られ国際線のNOGエアーの搭乗ゲートに向かいます。
現在では機体がジェット機よりもコンパクトになった分、一機のNOGエアーには知っているようなクラス分けはなく、各機体ごとにクラス分けされているようです。
「シャルル様、アイ様、マオ様、担当のエミリアと申します。お部屋にご案内しますね」
「ありがとう。すごいね、まるでホテルみたいだよ…」
良子がラウンジクラスという機体を予約してくれていたみたいで、もはや機内は客席ではなく客室でした。
最高級クラスのようです。
機内は3部屋に分けられており、それぞれの部屋に担当のCAが就くそうです。
「ソファにベッドもあるのか…」
部屋に案内され説明を聞くと一部屋6人まで利用でき、バスルーム等も完備していました。
各部屋は通路以外にも緊急用の扉で繋がっているので、出入りを認めれば借り切り感覚で利用も出来そうです。
「ご主人様、目的地までは約6時間ほどありますし楽しめますね」
「そ…そうだね。それにしても昔なら14~5時間は掛かったのに半分以下の時間で行けるだなんてね…」
パスポートの問題やリズの事を考えなければ【世界応答】で転移したんだけれどね…。
今後はともかく最初はキチンと出入国をしておいた方が良いでしょう。
「でもマスター、セックスの時は【時空】を使いましょうね」
「あっ、やっぱり…」
早く行けるのに体感時間を遅らせるなんて贅沢な空の旅です…。
XX XY
プシュ―――ッ!
「皆様、軽食をお持ちしま…し…た…」
「(えっ、何…?)し…失礼しました!」
プシュ―――ッ!
「あっ、エミリアさんに見られちゃったよ…」
まさかエミリアさんが客室に入ってくるだなんて…。
いや、彼女は軽食を運んで来てくれただけなので悪くないのです。
ハァ~、フゥ~。
「か…隠れようがありませんでしたね…」
「マスター、人化したファースト・スライムも見られたのでは…?」
「それは何とか目の錯覚で誤魔化して…。それよりも何とかしないと…」
ソファーの背もたれで見えなかった可能性もあります。
「それならエミリアさんに施術をしておきましょうよ。ラウンジクラスのCAをやっているぐらいですから、彼女を介して縁が出来るかもしれませんよ」
「そ…それは確かに…」
「マオの言う通りですね…。マオ、エミリアさんを呼んで下さい」
プシュ―――ッ!
「お…お待たせいたしました…」
「えっ、白色とピンク色の看護師さん…?」
一応服は着て下さっていますね…。
「エミリアさん、あなたは見てはいけないものを見てしまいました…」
「す…すみません…。裸で何をされていたかまでは…」
「しかし、念のため貴女に口封じをさせていただきます」
「え~、そんなぁ~っ、誰にも言いませんから~」
「アイ、脅かしちゃダメだよ…」
「エミリアさん、実はマスターは世界最高のエステティシャンなのですよ」
「男性がエステティシャンですか…!?」
「アメリカに向かっているのもセレブ向けのお店を出すかどうか検討しているからなのです」
「それで驚かせてしまったお詫びにサービスでアメリカ人の第一号になってもらおうと思ったんだ」
ここはマオの話に合わせます。
「そ…そうでしたか…。そういうことなら理解しました。ですからお詫びだなんて…」
「それに職務中ですから…」
「本当に良いのですか? ご主人様の施術はセレブの方ですと一回5億円以上ですよ。日本では一般の方でも一回1億円以上です。それを無料で受けられるのです。時間もそんなに掛かりませんよ」
「い…1億円!?」
「今日、偶然に知り合えた縁を無為にされるのですか? 私達に二度と会える機会は無いかもしれませんよ。会えたとしても施術費は1億円以上いただく事になりますが…」
「ほ…本当に短時間で…?」
「はい、エミリアさんが同僚の方に話されない限りここでのことはバレませんよ」
「施術を受けますか? 受けませんか?」
「う…受けます」
セレブ相手では5億円以上の施術ですって…?
アイとマオによる巧みな話術によってエミリアさんの施術をすることになりました。
仕事中に裸になるのですからそうとう緊張しているようです。
仲間や上司にバレたら即クビでしょう。
エミリア・ロバーツ
性別:女
年齢:24歳
身長:178cm
体重:60kg
B:90cm
W:60cm
H:85cm
【処女】
さすがラウンジクラスのCA、容姿が優れていたのは分かっていましたが、身体もモデルのようです。
やっぱり外国人は大柄だな…。
いつものように一通り身体を診た後、施術を行います。
念の為に【時空】を再発動させておきました。
地球で外国人の女性に触れたのは初めてですが、日本人と脂肪の質感が全く違いました。
日本人と違って硬くはなく…、どちらかというとタプタプと柔らかいのですが弾力は無い感じなのです。
まぁ、一人に触っただけで決めつけないでおこう。
「エミリアさん、終わりましたよ…」
喘ぎ続けていたエミリアさんも、最後はグッタリと何もかもオープンな状態です。
「あふぅ~っ、私は…一体…」
あまりの気持ち良さに何度か気を失って…。
恥ずかしい…。
ベッドがベチャベチャなのはアイ様達から教えていただいた愛液やしお、それにおしっこでしょうね。
身体の反応が止められませんでした。
「エミリアさん気にしないで…、皆さん同じですから…」
「シャルル様…」
初めて男性に肌を触れられただけじゃなく、恥ずかしい所まで見られ揉みしだかれました。
アメリカ人の男性とは違い、一見細身なのに格好良くてたくましい男性です。
触ってもらうのが気持ち良かったわ…。
「エミリアさん、マスターの施術はいかがでしたか? 動けるようになりましたら遠慮なくバスルームを使ってくださいね」
「は…い…」
「えっ、こんなことってありえるの!? まるでカスタムされたよう…」
髪が艶やかになり肌も瑞々しく、胸はプルンと弾み、腰はキュッとくびれ、お尻は引き締まって持ち上がり、若返ったように変貌しています。
それに見た目だけじゃなく疲れや不調な所も全く無くなり、身体がとても軽く下腹部から活力が漲ってくる感じなのです。
最低限身体を綺麗にすると、急いでシャルル様達の元へ戻ります。
「シャルル様、私の身体が…!」
「エミリアさんもずいぶん変貌しましたね。それがご主人様の能力です」
「マスターのゴッドハンドを体験したのですから当然ですね」
「エミリアさんに喜んでもらえると僕も嬉しいよ…」
「どうですか? 1億円は高いですか? ちなみに今のところお客様は1億円以上を自ら支払われますよ」
(マオ…、まだ三人だけじゃない…)
「た…高くないです。年配のセレブなら10億円を払ってでも受けたい施術だと思います」
「それを私は無料でしていただいただなんて…」
「私の全財産をかき集めればなんとか1億円くらいは…」
「本当に今回は無料でかまいませんよ。その代わり部屋の清掃はお願いしますね」
ソファもアイとマオの潮などで濡れているはずです。
「はい、シャルル様」
「その代りセレブと知り合えましたらシャルル様のお店の宣伝をしておきますよ」
「店名は何と言うのでしょう?」
「『ゴッドハンド・シャルル』ですよ。施術前にも言いましたがまだアメリカにお店はありません」
「では、もう私はシャルル様の施術を受けることが出来ないのでしょうか? 今度は料金をお支払いしますので…」
「次の予約はオプションになりますね…」
「う…受けられるのですか!?」
「でも条件があります」
アイが条件に関する説明をし、エミリアさんも歓喜と共に快諾しています。
僕がクリの皮を剥くと、マオが【淫紋】を施し『性典』を渡していました。
「器具も使わずクリットの皮が無くなったわ!?」
「本来これは初回特典なのですよ~」
「先ほど説明しましたが『性典』を熟読し、イク回数が増えていくといずれ下腹部に紋様が現れます。そうすれば再び予約を受け付けますよ」
「マオ様、分かりました。予約できるように頑張ります」
その後、エミリアさんのサーブを受け軽食を済まし、到着までアメリカの話を聞きながら寛ぐのでした。
この世界ではビザは必要ありませんが、さすがに国外へ行くにはパスポートが必要だったのです。
もちろん既に戸籍のある僕達も良子に手配してもらい取得できました。
よく分かりませんが一般国民用とは違うそうです。
「シャルル様、本当に付いて行かなくて良いのですか?」
「シャルル様、やはり私が秘書としてお供に…」
「ハハ…、玲も良子も大丈夫だよ。それに玲が国外に出たら問題なのでは…?」
七家の存在が公になっていないとしても、不用意に外国の方に会わせられません。
「そ…それは…」
「今回はホテルに滞在するからね。またリズさんに家を用意してもらったら連れて行ってあげるよ」
「本当ですよ!」
「楽しみにしています!」
玲達に見送られ国際線のNOGエアーの搭乗ゲートに向かいます。
現在では機体がジェット機よりもコンパクトになった分、一機のNOGエアーには知っているようなクラス分けはなく、各機体ごとにクラス分けされているようです。
「シャルル様、アイ様、マオ様、担当のエミリアと申します。お部屋にご案内しますね」
「ありがとう。すごいね、まるでホテルみたいだよ…」
良子がラウンジクラスという機体を予約してくれていたみたいで、もはや機内は客席ではなく客室でした。
最高級クラスのようです。
機内は3部屋に分けられており、それぞれの部屋に担当のCAが就くそうです。
「ソファにベッドもあるのか…」
部屋に案内され説明を聞くと一部屋6人まで利用でき、バスルーム等も完備していました。
各部屋は通路以外にも緊急用の扉で繋がっているので、出入りを認めれば借り切り感覚で利用も出来そうです。
「ご主人様、目的地までは約6時間ほどありますし楽しめますね」
「そ…そうだね。それにしても昔なら14~5時間は掛かったのに半分以下の時間で行けるだなんてね…」
パスポートの問題やリズの事を考えなければ【世界応答】で転移したんだけれどね…。
今後はともかく最初はキチンと出入国をしておいた方が良いでしょう。
「でもマスター、セックスの時は【時空】を使いましょうね」
「あっ、やっぱり…」
早く行けるのに体感時間を遅らせるなんて贅沢な空の旅です…。
XX XY
プシュ―――ッ!
「皆様、軽食をお持ちしま…し…た…」
「(えっ、何…?)し…失礼しました!」
プシュ―――ッ!
「あっ、エミリアさんに見られちゃったよ…」
まさかエミリアさんが客室に入ってくるだなんて…。
いや、彼女は軽食を運んで来てくれただけなので悪くないのです。
ハァ~、フゥ~。
「か…隠れようがありませんでしたね…」
「マスター、人化したファースト・スライムも見られたのでは…?」
「それは何とか目の錯覚で誤魔化して…。それよりも何とかしないと…」
ソファーの背もたれで見えなかった可能性もあります。
「それならエミリアさんに施術をしておきましょうよ。ラウンジクラスのCAをやっているぐらいですから、彼女を介して縁が出来るかもしれませんよ」
「そ…それは確かに…」
「マオの言う通りですね…。マオ、エミリアさんを呼んで下さい」
プシュ―――ッ!
「お…お待たせいたしました…」
「えっ、白色とピンク色の看護師さん…?」
一応服は着て下さっていますね…。
「エミリアさん、あなたは見てはいけないものを見てしまいました…」
「す…すみません…。裸で何をされていたかまでは…」
「しかし、念のため貴女に口封じをさせていただきます」
「え~、そんなぁ~っ、誰にも言いませんから~」
「アイ、脅かしちゃダメだよ…」
「エミリアさん、実はマスターは世界最高のエステティシャンなのですよ」
「男性がエステティシャンですか…!?」
「アメリカに向かっているのもセレブ向けのお店を出すかどうか検討しているからなのです」
「それで驚かせてしまったお詫びにサービスでアメリカ人の第一号になってもらおうと思ったんだ」
ここはマオの話に合わせます。
「そ…そうでしたか…。そういうことなら理解しました。ですからお詫びだなんて…」
「それに職務中ですから…」
「本当に良いのですか? ご主人様の施術はセレブの方ですと一回5億円以上ですよ。日本では一般の方でも一回1億円以上です。それを無料で受けられるのです。時間もそんなに掛かりませんよ」
「い…1億円!?」
「今日、偶然に知り合えた縁を無為にされるのですか? 私達に二度と会える機会は無いかもしれませんよ。会えたとしても施術費は1億円以上いただく事になりますが…」
「ほ…本当に短時間で…?」
「はい、エミリアさんが同僚の方に話されない限りここでのことはバレませんよ」
「施術を受けますか? 受けませんか?」
「う…受けます」
セレブ相手では5億円以上の施術ですって…?
アイとマオによる巧みな話術によってエミリアさんの施術をすることになりました。
仕事中に裸になるのですからそうとう緊張しているようです。
仲間や上司にバレたら即クビでしょう。
エミリア・ロバーツ
性別:女
年齢:24歳
身長:178cm
体重:60kg
B:90cm
W:60cm
H:85cm
【処女】
さすがラウンジクラスのCA、容姿が優れていたのは分かっていましたが、身体もモデルのようです。
やっぱり外国人は大柄だな…。
いつものように一通り身体を診た後、施術を行います。
念の為に【時空】を再発動させておきました。
地球で外国人の女性に触れたのは初めてですが、日本人と脂肪の質感が全く違いました。
日本人と違って硬くはなく…、どちらかというとタプタプと柔らかいのですが弾力は無い感じなのです。
まぁ、一人に触っただけで決めつけないでおこう。
「エミリアさん、終わりましたよ…」
喘ぎ続けていたエミリアさんも、最後はグッタリと何もかもオープンな状態です。
「あふぅ~っ、私は…一体…」
あまりの気持ち良さに何度か気を失って…。
恥ずかしい…。
ベッドがベチャベチャなのはアイ様達から教えていただいた愛液やしお、それにおしっこでしょうね。
身体の反応が止められませんでした。
「エミリアさん気にしないで…、皆さん同じですから…」
「シャルル様…」
初めて男性に肌を触れられただけじゃなく、恥ずかしい所まで見られ揉みしだかれました。
アメリカ人の男性とは違い、一見細身なのに格好良くてたくましい男性です。
触ってもらうのが気持ち良かったわ…。
「エミリアさん、マスターの施術はいかがでしたか? 動けるようになりましたら遠慮なくバスルームを使ってくださいね」
「は…い…」
「えっ、こんなことってありえるの!? まるでカスタムされたよう…」
髪が艶やかになり肌も瑞々しく、胸はプルンと弾み、腰はキュッとくびれ、お尻は引き締まって持ち上がり、若返ったように変貌しています。
それに見た目だけじゃなく疲れや不調な所も全く無くなり、身体がとても軽く下腹部から活力が漲ってくる感じなのです。
最低限身体を綺麗にすると、急いでシャルル様達の元へ戻ります。
「シャルル様、私の身体が…!」
「エミリアさんもずいぶん変貌しましたね。それがご主人様の能力です」
「マスターのゴッドハンドを体験したのですから当然ですね」
「エミリアさんに喜んでもらえると僕も嬉しいよ…」
「どうですか? 1億円は高いですか? ちなみに今のところお客様は1億円以上を自ら支払われますよ」
(マオ…、まだ三人だけじゃない…)
「た…高くないです。年配のセレブなら10億円を払ってでも受けたい施術だと思います」
「それを私は無料でしていただいただなんて…」
「私の全財産をかき集めればなんとか1億円くらいは…」
「本当に今回は無料でかまいませんよ。その代わり部屋の清掃はお願いしますね」
ソファもアイとマオの潮などで濡れているはずです。
「はい、シャルル様」
「その代りセレブと知り合えましたらシャルル様のお店の宣伝をしておきますよ」
「店名は何と言うのでしょう?」
「『ゴッドハンド・シャルル』ですよ。施術前にも言いましたがまだアメリカにお店はありません」
「では、もう私はシャルル様の施術を受けることが出来ないのでしょうか? 今度は料金をお支払いしますので…」
「次の予約はオプションになりますね…」
「う…受けられるのですか!?」
「でも条件があります」
アイが条件に関する説明をし、エミリアさんも歓喜と共に快諾しています。
僕がクリの皮を剥くと、マオが【淫紋】を施し『性典』を渡していました。
「器具も使わずクリットの皮が無くなったわ!?」
「本来これは初回特典なのですよ~」
「先ほど説明しましたが『性典』を熟読し、イク回数が増えていくといずれ下腹部に紋様が現れます。そうすれば再び予約を受け付けますよ」
「マオ様、分かりました。予約できるように頑張ります」
その後、エミリアさんのサーブを受け軽食を済まし、到着までアメリカの話を聞きながら寛ぐのでした。
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