異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】

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第64話 日米パートナー懇親会

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ソフィアの屋敷から玲の屋敷に転移すると、一息つく間もなく良子に応接室へ案内されました。
どうやら玲と良子が手分けして【転移門】の指輪を使って六家の皆を連れてきたそうです。

「皆様、お待たせいたしました」
「シャルル様が戻られましたので日米パートナー懇親会を始めたいと思います」

「……(×全員)」

(日米パートナー懇親会か…、少しずつ規模が大きくなってきたな…)
「まずは皆に紹介するね。アメリカでパートナーになってもらったソフィア、クラリス、ユーリ、エブリンだよ」
「ソフィアの家は大奥家と知り合いらしく、夏休みにクラリスが大奥家にホームスティしていた事がきっかけで縁が出来たんだ」

僕が簡単に紹介しながら経緯を話すと、ソフィア達がもう一度自ら挨拶をします。

この場には七家の当主の他、良子とエロフを代表してエローヌとフィオーネが参加しており、さすがのソフィアも品定めされているような視線に緊張しているようです。

「文香様にアメリカ人の知り合いがいたとはね…」

フフ…、私より年上のようです。

「さすがシャルル様、お綺麗な方ばかりですね」

アメリカ人ってやっぱりグラマーなのね…。

「皆も一人ずつ自己紹介を頼むよ」

平日ですし時間的にも各家のお嬢様達は学校の為来ておらず、さくらも仕事のようです。



「シャルル様、エローヌ様達って!?」

「あぁ、見た目に少し違和感があるかもしれないけれどエロフなんだよ。この場には2人しかいないけれど、残り8人もパートナーなんだ」

獣人のビルマを紹介したらもっと驚くだろうな…。

「まさか異星人の方たちまで…」

「シャルル様は私達の神様ですからね。こちらのフィオーネと他4人は既にシャルル様の子供を受胎しているのですよ」

「えっ、何と!?」

「ソフィア様、シャルル様とセックスをしていればいつか子宮で直接受精するのです。私も先日受精したのですよ」

「れい様が…子宮で…」

シャルル様の精子にはとんでもない価値があるとは思っていましたが、まさか人工授精ではなくセックスをすることによって受胎するとは…。
子宮の覚醒はその為でもあるのですね。

「今回は短い時間だけれど親交を深めてくれると嬉しいかな。お互いに色々聞きたいこともあると思うからね」
「玲達には日本での僕達の事について説明も頼むよ」

しばらくは皆に任せて席を外します。
その間に他のエロフ達やさくらの顔でも見に行っておこう。

「お任せください」



XX XY



「ユーリさんはソフィア様の秘書をされているのですね」

「りょうこさんこそれい様の秘書をされているのですよね。噂に聞いていた七家の当主様の秘書とは凄いです」

「フフ…、それほどでもありますがシャルル様の前では立場は関係ありませんよ。シャルル様は私達パートナーを平等に扱ってくださいますからね」

「はい…、そのおかげで私とこちらのエブリンもパートナーにしていただけたのです」

「シャルル様はクラリス様をパートナーにするなら寂しくないように私もとおっしゃって…」

「そうですか…、シャルル様は本当にお優しいですからね」

私がパートナーにしていただいた時の事を思い出しますね。

「りょうこさんも【淫紋】を…?」

「もちろんです」

「良ければ見せていただいても…?」

そう尋ねると躊躇なく見せてくださいました。

「「凄い、紋様がそんなに…」」

もう半分くらいは現れています。

「いつでも訓練を頑張っていますからね。お二人もスライムを活用されていればすぐですよ」

「「そんな簡単には…」」

「そうそう、先ほどパートナーは平等だとお伝えしましたが、私を含め皆さん全員がシャルル様の一番になれるように、気持ち良くなっていただく為に頑張っているのです。その点だけは平等じゃないですからね。フフ…」

((ハッ!))

「アイ様やマオ様がいつもおっしゃっているようにこれからも皆さんのようにパートナーが増えていきます。シャルル様の寵愛を受けるためにお互い頑張りましょう」

「「はい!」」



「エローヌ様、フィオーネさん、クラリスと言います…」
「異星人の方にお会いできて感激です」

何て艶やかで瑞々しいの。
種族の違いのせいか肌質が違うのも一目で分かるのですが、白人の私より透明感のある白さです。

「フフ…、私達もシャルル様に見つかるまでは地球人とは会ったことがなかったのですよ」

「いきなり来られた時は驚きましたよ…」

「あの時のフィオーネの態度は最悪だったけれどね」

「もぅ、言わないでくださいよ~」

「それで、フィオーネさんのお腹の中にはシャルル様の子供が…?」

「最近になって少し大きくなってきたのが分かりますよ。どうです…?」

「本当、ポッコリしてる…。あれ、フィオーネさんには【淫紋】がないのですね?」

「私はすぐに受胎させていただくことになりましたので…(エローヌ様の命令で…)」

「私たちエロフは自ら『100イキ苦行』を達成しましたからね」
「クラリスさん達はもう『100イキ苦行』を達成したのですか?」

「えっ、それは一体?」

「フッ…、クラリスさん達もまだだったのですか…」

「『100イキ苦行』を達成していないのならシャルル様の本当のパートナーになったとは認められないですね」

「そ、そんな~」

二人の態度が急に冷たくなったような…。

「『100イキ苦行』が達成出来たらまたお話ししましょう」

「……」
エローヌ様達は私にそう言うと他の方とお話に行かれました。
しばらく目で追っていましたが、当主様達に対しても『100イキ苦行』を達成していないのが分かると冷たくあしらっているようでした。



XX XY



「お母様、凄い方たちばかりでしたね…」

「そうね、以前クラリスから聞いていたふみか様やれい様だけではなく影で日本を治めていると言われていた七家の当主様全員がシャルル様のパートナーだったとはね…」

つまりシャルル様が日本を治めているのと同義なのです。

シャルル様達以外にも4組の方たちが異世界から戻ってこられているそうですが、シャルル様の使命は退化してしまった女性の生殖機能を蘇らせ子孫を増やしていくことなのだそうです。
(そう聞けば納得よね…)

「りりこだげじゃなく七家のお嬢様達もいずれパートナーになるのよね~」

「今のところ秘書でパートナーはりょうこさんだけらしいので私はとても幸運です」

「私もです。メイドでは初めてですって…。嬉しい~」
「そう考えるとクラリス様も皆様のお嬢様より先にパートナーにしていただいたのは幸運でしたね」

「そ、そうよね。まだ成人していない方が多いみたいだし…。追いつかれないよう益々マスタベーションを頑張らないとね(私もフィオーネさんみたいにいつか受胎するのね…)」

りりこが頑張っていたのも良く分かるわ。
日本ではマスタベーションのことをオナニーと言うそうです。
短くて言い易そうね。
もう深夜だけれどお風呂に入ってオナニーしてから寝ようっと。

「三人共良いわね…。私なんか七家の皆さんからどうしてパートナーにしていただいたんだとか、あれこれ聞かれたわよ」

何回セックスをしていただいたとか、どんな体位が好きだとかも…。

「ソフィア様、エローヌ様達がおっしゃっていた『100イキ苦行』とは何でしょうね?」

「体験していないと分かると急に態度が冷たくなったわよね~」

鼻で笑われた感じもしたし…。

「れい様も言っていたけれど、想像を絶する“訓練”らしいわよ」

エローヌ様達だけじゃなく、れい様やりょうこさんも既に体験済みだそうです。
ふみか様達もこの機会に体験して帰るとおっしゃっていました。

「ソフィア様、私達も早く体験した方が…?」

「今回は時間もありませんでしたからね。それにマスタベーションでしっかり訓練をしておかないと耐えられなくておかしくなるそうですよ」

今回はお会いできなかった(アイ様とマオ様以外で)シャルル様の1番目のパートナーの方が危なかったそうです。

「とにかく、これまで以上にマスタベーションを頑張って『100イキ苦行』を早く体験できるまでになりますよ」

「「はい!」」
「分かったわ!」

「それからユーリ、今度は皆さんがこちらへ遊びに来られることになりましたから準備をよろしくね」

シャルル様の魔法は本当に凄いですね…。

「はい、かしこまりました」



XX XY



「それで、今晩『100イキ苦行』を体験したいって…?」

ソフィア達を帰した後、玲を除く六家の皆がそんな事を言ってきました。

「はい(×6)」

「今回、このように集まる機会をいただきましたからね」

「私達も訓練を頑張っていますよ」

「玲様に追いつきたいですからね」

「ソフィアさん達はまだだそうですし、先に体験しておかないと…」

「フフ…、同日なら抜け駆けもありませんし」

「早くエローヌ様達にも認めてもらわないと…」

まさか異星人のエロフの方々までパートナーになっておられたとは知りませんでした。

「ご主人様、皆さんの【淫紋】を確認しましたが頑張っておられるようですよ」

「マスター、さくらさんよりは大丈夫でしょう」

「まぁ、二人がそう言うのなら…」

何だか『100イキ苦行』は避けては通れない試験みたいだな。
最終的な目的は子孫繁栄だから早くクリアしておくに越したことはないでしょう。



XX XY



「今日は大賑わいですね」

七家会議以外で当主が揃ったのは初めてではないでしょうか。

「玲達がソフィア達と仲良くなってもらえて良かったよ」

「クラリスさんも最初にお会いした時とはずいぶん変わりましたね」

「そう…だね…、ハハ…ハ…」

「フフ…、私達はシャルル様が認められた方に異議はありませんよ。シャルル様の使命も理解していますからね」

私とシャルル様の子供が一翼を担うのです。

「ハハ…、ありがとう」
「近日中に七家の当主達を連れてソフィアの屋敷に行けることにもなったからね」

「海外に行けるなんて本当に楽しみです!」

「もう夏も終わるけれど、まだビーチは楽しめると思うよ」

「聞きましたよ。前回はヌーディストビーチにも行かれたとか…。私も行ってみたいです」

「えっ、全裸で寛ぐビーチだよ?」

「シャルル様のパートナーですからね! ソフィアさん達しか経験していないなんて我慢できませんよ」

「ハハ…ハ…」

皆負けず嫌いだものなぁ。

「そうそう、話は変わりますが、シャルル様にお願いがあるのです」

「えっ、何? 大概の事なら聞くけれど…」

「実は…」



「えっ、僕達が引率?」

玲の話を聞くと、秋に行われる可憐さん達の修学旅行の引率者になって欲しいとのことでした。

「可憐さんの学校って女子校だよね? 男性の僕が付き添うのはマズいんじゃ…」

確か京都で一番、要するに玲の管轄する近畿地方一番のお嬢様学校なのです。

「フフ…、私が認めれば学校も保護者も文句は言いませんよ。それに学生は息女ばかりですから今後の為にも…」

「いや、それは…しかし…」

マオの言っていた“学園編”ではないけれどなぁ。
アイとマオは喜ぶと思うけれど…。

「アイとマオだけでも良いんじゃ…(今後と言っても手の出せないお嬢様たちのお守りだしなぁ)」

「そんな事を言っても良いのですか~?」
「何と今回の行先はあの宇宙ステーションなのですよ!」

「分かった、行こう!」

ホテルみたいになっているとさくらから聞いていたのでお金を出せば自分達で行けない事もありませんが、そんな機会があるのなら逃すわけにはいきません。
それにしても何て贅沢な修学旅行なんだ。
さすがお嬢様学校というところかな。

「これで安心しました。もちろん、アイ様とマオ様もご一緒ですから…」
「まだ生徒たちには行先は知らされていないそうですからね」

「可憐さんも僕達が行くことになったら驚くよね」

修学旅行の行先は毎年違うそうですが、大抵は世界一周のようです。
それも魅力的だな。

「フフ…、シャルル様達の事は当日まで秘密にしておきましょう」
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