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「ごめんなさい、、俺、理玖さんのことが好きで・・その、、」
「どうして、どうしてあなたなの、、、。私のほうがずっと努力してきたのに、、」
その言葉に反論が出てこない。だって、俺は理玖さんの横にいるための努力は何もしていないから。
理玖さんが好き。それ以外は俺には何もない。
俺は、理玖さんから離れるべきなの?
優と日和と陽介という宝物以外に理玖さんという宝物を望むのはいけないことなのかな。
でも、こんなことでも理玖さんのことを考えると胸がきゅんってするんだ。いやな想像をして苦しい、辛いって感じているのに理玖さんに対しては好きという気持ちが出てくるばかりなんだ。
こんなに好きなのに、そばにいられないの?
俺、理玖さんのことこんなに好きなのに?
理玖さんは俺のことたくさん愛してくれているのに?
あんなに、愛してくれたのに・・・・
「お願いよ、、、理玖さんを私に譲って、、、。お願い。愛人として抱かれるくらいなら許してあげるから。」
「え、愛人、、?」
俺が、理玖さんの愛人に?
俺が愛人になって、理玖さんと絵理沙さんが夫婦として人生を共に送っていくのを黙って見ていなきゃいけないの?
そして、理玖さんと絵理沙さんの間に子供ができたとしたら?
何より、理玖さんと俺と優と日和と陽介の5人で一緒に暮らすこともできないってこと?あんなに毎日毎日どんな家に住みたいかとか、5人でどこに行きたいかとか、そんな話をしていたのにそのどれもが叶わないってこと、、?
「あなた、柊結弦さんの愛人だったでしょう?なら、慣れているでしょ?愛人をするくらい大丈夫でしょう?私には耐えられないけど、あなたには耐えられるでしょう?だからそうして欲しいの。」
無理だよ、、理玖さんと一緒にいたい。
だって約束したんだから、理玖さんと番になるって。
俺が日和たちとの暮らしに慣れて、理玖さんがオーストラリアから帰国したら理玖さんと番になって結婚して家族になるって。そう約束したんだ。
「今日のところはいったん帰ります。でも、これは決定事項ですから。あなたがはいと言うまで私は何度でもここに来ますからね!子供がいないときのほうがいいでしょうからまた来週金曜日に同じ時間に来ますから!!」
そう言って絵理沙さんは我が家を出て行った。
来週、、、1週間で答えなんて出るわけがない。
ショックが大きいからか、なんでかはわからないが涙は出なかった。ただただぼーっとして何も手がつかなくて、何も考えられなかった。それでも仕事を何とかしたけれど、あまり記憶にない。正直、ミスをしている可能性が大きくて、働かせてもらっているのに申し訳なくなった。
理玖さんに、、会いたいな。
「ママ!!ママってば!!」
「ぇ、、あ、、ごめん、どうした?」
「来週の金曜日に一真の家に泊まりに行ってきてもいい?」
「ああ、いいよ。直人さんからも連絡来てたから。以前は柊の家が厳しくて難しかったんだって?今回も無理かと思ったって言ってたよ。」
「ママ、なんかあったの?今日ぼーっとしてるよ。」
優にはばれるよな。。。でも、言うわけにはいかない。
「今日仕事でミスしちゃって、ちょっとへこんでたんだ。これまではあまり大きなミスもなくてさ。俺、初めて働いて仕事がうまくいく経験ばっかりだったから初めての大きめのミスにへこんじゃった。」
「、、ママ元気出して。明日は休日だしいっぱい休んでね!!!」
ごめん優、俺嘘ついた。優に対して嘘ついちゃった。
仕事で落ち込んでるんじゃないのに、本当は辛いことがあったのに、優に隠し事なんてしたくないのに。
ごめん、優。
「ありがとうな、優。でも、どっか出かけたいならいいんだぞ?」
「ううん、僕も今週はゆっくりしたいと思ってたんだ!!」
きっと我慢させてるだろうな。優は俺と行きたいお店やスポットを調べて教えてくれるんだ。
遠出するようなところから近くでやってる展示会やイベントまで、たくさん。
優と2人で行く場所から日和たちも連れていく場所、そして、理玖さんが帰ってきたときに5人で行ける場所まで。
・・・うん、やっぱりいやだ。絵理沙さんの言う通りにはできないや。
会いたくても理玖さんは外国にいる。外国で頑張ってる。
理玖さん、俺もう少し頑張ってみる。
自分の幸せを諦めたくない。あの蔵から出られたのはたくさんの人の協力のおかげだ。それなのに俺が簡単に諦めたらその人たちに顔向けできない。
それに、俺が理玖さんから離れることを選んだらはや君にも申し訳ない。俺は親友を傷つけてまで理玖さんと一緒に生きることを選んだんだから。俺は、諦めちゃいけない。
自分のしたいこと、希望、幸せ。それらを諦めるのが簡単なことはいやってほど知っている。でも、簡単に諦めることは俺だけの問題じゃないんだってことも知ってる。
俺は優や子供たちのことを諦めてしまったことで優のことをずっと苦しめてしまった。俺があらがっていれば、もっとはやく優と会えたかもしれない。優が甘えることを躊躇して涙を流すことはなかったかもしれない。
だから俺は、理玖さんのことを理玖さんと子供たちと家族になることを、諦めたくない。
来週も、その次があっても、何度絵理沙さんが来たって断ろう。
離れるより俺が罵られたほうがよっぽどましだから。
その決意を強く抱いて絵理沙さんの来訪を待った。
「どうして、どうしてあなたなの、、、。私のほうがずっと努力してきたのに、、」
その言葉に反論が出てこない。だって、俺は理玖さんの横にいるための努力は何もしていないから。
理玖さんが好き。それ以外は俺には何もない。
俺は、理玖さんから離れるべきなの?
優と日和と陽介という宝物以外に理玖さんという宝物を望むのはいけないことなのかな。
でも、こんなことでも理玖さんのことを考えると胸がきゅんってするんだ。いやな想像をして苦しい、辛いって感じているのに理玖さんに対しては好きという気持ちが出てくるばかりなんだ。
こんなに好きなのに、そばにいられないの?
俺、理玖さんのことこんなに好きなのに?
理玖さんは俺のことたくさん愛してくれているのに?
あんなに、愛してくれたのに・・・・
「お願いよ、、、理玖さんを私に譲って、、、。お願い。愛人として抱かれるくらいなら許してあげるから。」
「え、愛人、、?」
俺が、理玖さんの愛人に?
俺が愛人になって、理玖さんと絵理沙さんが夫婦として人生を共に送っていくのを黙って見ていなきゃいけないの?
そして、理玖さんと絵理沙さんの間に子供ができたとしたら?
何より、理玖さんと俺と優と日和と陽介の5人で一緒に暮らすこともできないってこと?あんなに毎日毎日どんな家に住みたいかとか、5人でどこに行きたいかとか、そんな話をしていたのにそのどれもが叶わないってこと、、?
「あなた、柊結弦さんの愛人だったでしょう?なら、慣れているでしょ?愛人をするくらい大丈夫でしょう?私には耐えられないけど、あなたには耐えられるでしょう?だからそうして欲しいの。」
無理だよ、、理玖さんと一緒にいたい。
だって約束したんだから、理玖さんと番になるって。
俺が日和たちとの暮らしに慣れて、理玖さんがオーストラリアから帰国したら理玖さんと番になって結婚して家族になるって。そう約束したんだ。
「今日のところはいったん帰ります。でも、これは決定事項ですから。あなたがはいと言うまで私は何度でもここに来ますからね!子供がいないときのほうがいいでしょうからまた来週金曜日に同じ時間に来ますから!!」
そう言って絵理沙さんは我が家を出て行った。
来週、、、1週間で答えなんて出るわけがない。
ショックが大きいからか、なんでかはわからないが涙は出なかった。ただただぼーっとして何も手がつかなくて、何も考えられなかった。それでも仕事を何とかしたけれど、あまり記憶にない。正直、ミスをしている可能性が大きくて、働かせてもらっているのに申し訳なくなった。
理玖さんに、、会いたいな。
「ママ!!ママってば!!」
「ぇ、、あ、、ごめん、どうした?」
「来週の金曜日に一真の家に泊まりに行ってきてもいい?」
「ああ、いいよ。直人さんからも連絡来てたから。以前は柊の家が厳しくて難しかったんだって?今回も無理かと思ったって言ってたよ。」
「ママ、なんかあったの?今日ぼーっとしてるよ。」
優にはばれるよな。。。でも、言うわけにはいかない。
「今日仕事でミスしちゃって、ちょっとへこんでたんだ。これまではあまり大きなミスもなくてさ。俺、初めて働いて仕事がうまくいく経験ばっかりだったから初めての大きめのミスにへこんじゃった。」
「、、ママ元気出して。明日は休日だしいっぱい休んでね!!!」
ごめん優、俺嘘ついた。優に対して嘘ついちゃった。
仕事で落ち込んでるんじゃないのに、本当は辛いことがあったのに、優に隠し事なんてしたくないのに。
ごめん、優。
「ありがとうな、優。でも、どっか出かけたいならいいんだぞ?」
「ううん、僕も今週はゆっくりしたいと思ってたんだ!!」
きっと我慢させてるだろうな。優は俺と行きたいお店やスポットを調べて教えてくれるんだ。
遠出するようなところから近くでやってる展示会やイベントまで、たくさん。
優と2人で行く場所から日和たちも連れていく場所、そして、理玖さんが帰ってきたときに5人で行ける場所まで。
・・・うん、やっぱりいやだ。絵理沙さんの言う通りにはできないや。
会いたくても理玖さんは外国にいる。外国で頑張ってる。
理玖さん、俺もう少し頑張ってみる。
自分の幸せを諦めたくない。あの蔵から出られたのはたくさんの人の協力のおかげだ。それなのに俺が簡単に諦めたらその人たちに顔向けできない。
それに、俺が理玖さんから離れることを選んだらはや君にも申し訳ない。俺は親友を傷つけてまで理玖さんと一緒に生きることを選んだんだから。俺は、諦めちゃいけない。
自分のしたいこと、希望、幸せ。それらを諦めるのが簡単なことはいやってほど知っている。でも、簡単に諦めることは俺だけの問題じゃないんだってことも知ってる。
俺は優や子供たちのことを諦めてしまったことで優のことをずっと苦しめてしまった。俺があらがっていれば、もっとはやく優と会えたかもしれない。優が甘えることを躊躇して涙を流すことはなかったかもしれない。
だから俺は、理玖さんのことを理玖さんと子供たちと家族になることを、諦めたくない。
来週も、その次があっても、何度絵理沙さんが来たって断ろう。
離れるより俺が罵られたほうがよっぽどましだから。
その決意を強く抱いて絵理沙さんの来訪を待った。
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