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【第一部】 2章
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空が今日帰ってきたらお祝いしてくれるって言った。
楽しみにしててねって言ってた。
お祝いって何するんだろう。空早く帰ってこないかなあ。
空が行く前に若も涼也さんも蒼真さんも京平さんもおめでとうって言いにきてくれた。
俺生まれてきてもよかったのかもしれない。空が言ってくれるから、そう思えるようになった。
空のおかげで誕生日がこんなにワクワクしてる。
---コンコンッ
誰だろ?今日の家守は京平さんだから京平さんかな?
「はーい。京平さん?」
「千秋さん、お話があってきました。」
--ドクン
嫌な記憶が蘇る。
「あ、姐さん、、、っっはっはっ、、、っっ」
「空のことです。」
「っ、そ、空?」
空のことなら聞かなきゃ。大丈夫、空のおかげで少しは強くなれただろ。がんばれ。
「空と呼び捨てにしてるんですね?側近でもないあなたが。」
「ぅ。ぁ、、ごめんなさい。」
怖い。助けて空。怖い。怖い。怖い。
「あなたのような凶暴な存在の望まれない方にこれ以上空を会わせるわけにはいきません。空はまだ幼い。なんでも吸収してしまいます。悪影響です。教育にも悪い。あなたの生い立ちは多少聞いています。かわいそうだとは思いますが、そんな望まれない存在で側近でもない、親からも愛されなかったあなたが空になにをあげれるというんですか。空にいい影響を与えられるというんですか?」
親からも愛されなかった、、、そうだ。
何を勘違いしてたんだろう。
最初からわかってたじゃないか。空と住む世界が違うんだって。
「ぁ、、っっぅ、、、」
「私は空の母親です。空に悪影響なものは排除したい。どうかこの屋敷から消えていただきたい。空の前に2度と現れないでいただきたい。こんなことなら5年前に翔太にやられたときに死んでしまえばよかったのに」
死んでしまえばよかった
なんで忘れてたんだろう。
これまでずっとそうだったじゃないか。
愛されてなんかこなかったじゃないか。
気づいたら外にいた。
屋敷の廊下で京平さんとすれ違ったような気はしたけどそんなこと気にしてられなかった。
この真冬に、裸足で、長袖のTシャツ1枚。
手には空が部屋に置いてたタオルだけ。
ここがどこかもわからない。寒い。
ただひたすら走った。
もうすっかり日も暮れた。
辿り着いた先は海だった。
すごい。初めてきたけど、夜の海って空と繋がってるみたいに見える。
この先に進んだら空に行けるのかな。
空。
なんでもっとはやくこうしなかったんだろう。
あ、冷たい。
海に入ってると空がすごく近く感じる。
空に見られてるみたい。
「空。大好き。」
空の成長した姿はちょっと見たかったなあ
若みたいにかっこよくなるんだろうな。
それしか心残りないや。
空が俺にいっぱい大好きって言ってくれて、生まれてきてくれてありがとうって言ってくれたから。
もう、いいや。
楽しみにしててねって言ってた。
お祝いって何するんだろう。空早く帰ってこないかなあ。
空が行く前に若も涼也さんも蒼真さんも京平さんもおめでとうって言いにきてくれた。
俺生まれてきてもよかったのかもしれない。空が言ってくれるから、そう思えるようになった。
空のおかげで誕生日がこんなにワクワクしてる。
---コンコンッ
誰だろ?今日の家守は京平さんだから京平さんかな?
「はーい。京平さん?」
「千秋さん、お話があってきました。」
--ドクン
嫌な記憶が蘇る。
「あ、姐さん、、、っっはっはっ、、、っっ」
「空のことです。」
「っ、そ、空?」
空のことなら聞かなきゃ。大丈夫、空のおかげで少しは強くなれただろ。がんばれ。
「空と呼び捨てにしてるんですね?側近でもないあなたが。」
「ぅ。ぁ、、ごめんなさい。」
怖い。助けて空。怖い。怖い。怖い。
「あなたのような凶暴な存在の望まれない方にこれ以上空を会わせるわけにはいきません。空はまだ幼い。なんでも吸収してしまいます。悪影響です。教育にも悪い。あなたの生い立ちは多少聞いています。かわいそうだとは思いますが、そんな望まれない存在で側近でもない、親からも愛されなかったあなたが空になにをあげれるというんですか。空にいい影響を与えられるというんですか?」
親からも愛されなかった、、、そうだ。
何を勘違いしてたんだろう。
最初からわかってたじゃないか。空と住む世界が違うんだって。
「ぁ、、っっぅ、、、」
「私は空の母親です。空に悪影響なものは排除したい。どうかこの屋敷から消えていただきたい。空の前に2度と現れないでいただきたい。こんなことなら5年前に翔太にやられたときに死んでしまえばよかったのに」
死んでしまえばよかった
なんで忘れてたんだろう。
これまでずっとそうだったじゃないか。
愛されてなんかこなかったじゃないか。
気づいたら外にいた。
屋敷の廊下で京平さんとすれ違ったような気はしたけどそんなこと気にしてられなかった。
この真冬に、裸足で、長袖のTシャツ1枚。
手には空が部屋に置いてたタオルだけ。
ここがどこかもわからない。寒い。
ただひたすら走った。
もうすっかり日も暮れた。
辿り着いた先は海だった。
すごい。初めてきたけど、夜の海って空と繋がってるみたいに見える。
この先に進んだら空に行けるのかな。
空。
なんでもっとはやくこうしなかったんだろう。
あ、冷たい。
海に入ってると空がすごく近く感じる。
空に見られてるみたい。
「空。大好き。」
空の成長した姿はちょっと見たかったなあ
若みたいにかっこよくなるんだろうな。
それしか心残りないや。
空が俺にいっぱい大好きって言ってくれて、生まれてきてくれてありがとうって言ってくれたから。
もう、いいや。
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