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【第一部】 2章
11
目が覚めた瞬間にわかった。
空がそばにいて、空が話しかけてくれてたけど、
頭の中を占めるのはひとつだけだった。
「死ねなかった。」
「ちーは死にたいの?」
「うん。もう死にたいんだ。」
「じゃあ僕と一緒に死ぬ?」
え?
「なんで?空が死ぬ必要なんてないよ。空は生きてよ」
「ちーが死ぬんだったら僕も死ぬよ?当たり前でしょ?」
空が、泣いてる。
「ちーがいなくなったって聞いたとき、本当に怖かった。ちーがしゅじゅつしてるあいだも、こわかった。ちーをみとるかくごしろっていわれたときも、怖かった。」
そらは俺のせいで泣いてるの?
「千秋、お前が目覚めるまでこいつはずっとそば離れなかったんだぞ。」
「若、、。空、そ、ら、」
「ちーほんとのこと言って?なんで死のうとしたの?」
なんで、なんで死のうとした。
「、、っっ、だ、だって、空に、空にもう会えないなら、ならもういっそ、今の幸せな思い出がっ、、ある、まま、死んじゃったらっっ、ぅぅ、楽かなっておも、思ったんだ。」
「僕がちーのそば離れるわけないじゃん!ちーのばか!!!」
「空、ごめんなさい。空、空」
「千秋、海から聞いた。」
ビクッ
そう。海さんは空の母親。その人からもう会うなって言われたんだから、やっぱり会えないんじゃ。
「すまなかった。千秋に落ち度はねえ。非はこちらにある。」
若が頭下げてる。
「若!やめてください!俺なんかに頭下げないで」
「千秋、俺の住んでる離れをでて、敷地内に今は使ってない離れがあるんだ。そこで暮らさねえか?」
「使ってない、離れ?」
「あぁ、海と顔を合わせねえように、そこなら基本的に誰もこねえ。昔じいちゃんが愛人に使わせてたらしくて広くはねえがキッチンも風呂もトイレもある。住むには十分だ。今回と5年前の俺からの詫びとしてそこに暮らさねえか?もちろん、俺や涼也たちは顔を出す。」
「僕は!!」
「わかったわかったお前も入るの許可してやるから」
空もきてくれる。
「俺なんかがそこに住んでいいの?」
「あぁ、敷地内といっても本宅からも俺の屋敷からも相当離れてるしもう何十年も使ってねえから掃除するとこから始めなきゃいけねえけどな。」
「そこに住む。」
あの屋敷は思い出があるから離れるのは少し寂しいけど、海さんと、もう会いたくない。
「その前に体力回復が先だ。」
あ、明先生
「千秋、よく頑張ったな。体の傷も無くなってんじゃねえか。えらいぞ。」
明先生に褒められた。
「そうだ、千秋、17歳になったことだし、高卒認定試験受けませんか?」
「なにそれ?」
「試験を受ければ、高校を卒業したのと同じ資格が得られるんです。千秋の学力なら余裕だと思います。その資格があれば受けれる資格も増えますし、大学にもいけます。」
「若の役に立つ?」
若の役に立つなら受ける。
立たないなら受けない。
「役に立つ立たねえじゃなくてお前が受けたいかで決めろ。まあ、あったら得だとは思うぞ」
「なら受ける」
退院したらまた勉強して、春に受けることにした。
今日1日でなんだか新しい人生でも始まるくらい状況が変わった。
空がそばにいて、空が話しかけてくれてたけど、
頭の中を占めるのはひとつだけだった。
「死ねなかった。」
「ちーは死にたいの?」
「うん。もう死にたいんだ。」
「じゃあ僕と一緒に死ぬ?」
え?
「なんで?空が死ぬ必要なんてないよ。空は生きてよ」
「ちーが死ぬんだったら僕も死ぬよ?当たり前でしょ?」
空が、泣いてる。
「ちーがいなくなったって聞いたとき、本当に怖かった。ちーがしゅじゅつしてるあいだも、こわかった。ちーをみとるかくごしろっていわれたときも、怖かった。」
そらは俺のせいで泣いてるの?
「千秋、お前が目覚めるまでこいつはずっとそば離れなかったんだぞ。」
「若、、。空、そ、ら、」
「ちーほんとのこと言って?なんで死のうとしたの?」
なんで、なんで死のうとした。
「、、っっ、だ、だって、空に、空にもう会えないなら、ならもういっそ、今の幸せな思い出がっ、、ある、まま、死んじゃったらっっ、ぅぅ、楽かなっておも、思ったんだ。」
「僕がちーのそば離れるわけないじゃん!ちーのばか!!!」
「空、ごめんなさい。空、空」
「千秋、海から聞いた。」
ビクッ
そう。海さんは空の母親。その人からもう会うなって言われたんだから、やっぱり会えないんじゃ。
「すまなかった。千秋に落ち度はねえ。非はこちらにある。」
若が頭下げてる。
「若!やめてください!俺なんかに頭下げないで」
「千秋、俺の住んでる離れをでて、敷地内に今は使ってない離れがあるんだ。そこで暮らさねえか?」
「使ってない、離れ?」
「あぁ、海と顔を合わせねえように、そこなら基本的に誰もこねえ。昔じいちゃんが愛人に使わせてたらしくて広くはねえがキッチンも風呂もトイレもある。住むには十分だ。今回と5年前の俺からの詫びとしてそこに暮らさねえか?もちろん、俺や涼也たちは顔を出す。」
「僕は!!」
「わかったわかったお前も入るの許可してやるから」
空もきてくれる。
「俺なんかがそこに住んでいいの?」
「あぁ、敷地内といっても本宅からも俺の屋敷からも相当離れてるしもう何十年も使ってねえから掃除するとこから始めなきゃいけねえけどな。」
「そこに住む。」
あの屋敷は思い出があるから離れるのは少し寂しいけど、海さんと、もう会いたくない。
「その前に体力回復が先だ。」
あ、明先生
「千秋、よく頑張ったな。体の傷も無くなってんじゃねえか。えらいぞ。」
明先生に褒められた。
「そうだ、千秋、17歳になったことだし、高卒認定試験受けませんか?」
「なにそれ?」
「試験を受ければ、高校を卒業したのと同じ資格が得られるんです。千秋の学力なら余裕だと思います。その資格があれば受けれる資格も増えますし、大学にもいけます。」
「若の役に立つ?」
若の役に立つなら受ける。
立たないなら受けない。
「役に立つ立たねえじゃなくてお前が受けたいかで決めろ。まあ、あったら得だとは思うぞ」
「なら受ける」
退院したらまた勉強して、春に受けることにした。
今日1日でなんだか新しい人生でも始まるくらい状況が変わった。
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