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【第一部】 3章
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「ちー!ただいま!!今日の仕事もう終わった??」
バタバタとうるさい足音が響く。
「ごめん空、仕事もうちょいかかるからソファに座って待ってて。あ、カップケーキ作ったから食べてていいよ。」
あれから6年。
俺は22歳になった。18歳から仕事も始めた。
無事17歳で受けた高卒認定試験も合格して、そこからもいろんな資格を取った。
情報系を主に取った資格も活かして法律系の仕事も任してもらっている。
空は10歳、来週で11歳になる。
11歳。俺が若に拾われた年だ。
この6年で俺は人に会うことへの恐怖心がだいぶ和らいだ。今では初対面の人とも少しは話せるようになった。だけどまだ、人の多いところや女の人の多いところには行きたくない。
近所のスーパーくらいなら行けるようにはなったけど。
でも、空となら出かけられる。
はじめての動物園も、水族館も遊園地も全部空と行った。
俺には最近悩みがある。
「空、おまたせ。終わったよ。」
ソファーをポンポンと叩く空
「ちー、こっちきて」
空の横に座ると、手が伸びてきて手を握られる。
俺の方に頭を預ける空。
「ちー今日の夜ご飯何?」
「今日はハンバーグ」
「チーズ入れて」
「はいはい。」
「今日もねテスト全部満点だったよ」
--ギュッ
ぅ、手握るの強くなった。
「うん。すごいね。空はすごいよ。」
「わかんないとこちーが教えてくれるからだよ。ちーのおかげ、ね?」
何かの甘さ、何。
これが最近の悩み。ここ半年くらい空がこの部屋にいる間ずっと俺に触れてくること。
「おいしい!!さすがちー!」
「ご飯食べたら帰れよ?ったく、夕飯だってあっちで食べればいいのに。俺余計にお前の母さんに嫌われるじゃん。」
べつにいいんだけどさ。2度と会いたくないし。
「あんなの母親なんて思ってないよ。俺あの人嫌いだもん。」
「お前、そんな言い方しなくても」
「なんで?だってちーのこと苦しめたのはあいつだよ?あいつのせいでちーは死にかけたんだ。僕は一生あいつを許さない。」
空。
「その話より!!来週の僕の誕生日の日1日空けてくれてる??」
空けてる。毎年。
「屋敷でパーティーするんだろ?そっち行きな。俺は仕事だから。」
「なんで!僕はちーと過ごしたいんだ!!絶対ちーと過ごすからね!!絶対!!!!」
困ったもんだ。
「若と姐さんと嵐さんの許可取れたらいいぞ。」
「ふっそんなの余裕。父さんは二つ返事だし、母さんは6年前のことあって僕の言うこと口出さねえし、嵐は僕がどんだけちーといたいか知ってるもん」
こいつ、このしてやったり顔。
あんなに可愛かった空が生意気なガキになってる。
「誕生日の日の夜ご飯は僕の好きなもの作ってくれる?」
「はぁ、わかったよ。前の日までに言えよ?」
「うん!!!」
バタバタとうるさい足音が響く。
「ごめん空、仕事もうちょいかかるからソファに座って待ってて。あ、カップケーキ作ったから食べてていいよ。」
あれから6年。
俺は22歳になった。18歳から仕事も始めた。
無事17歳で受けた高卒認定試験も合格して、そこからもいろんな資格を取った。
情報系を主に取った資格も活かして法律系の仕事も任してもらっている。
空は10歳、来週で11歳になる。
11歳。俺が若に拾われた年だ。
この6年で俺は人に会うことへの恐怖心がだいぶ和らいだ。今では初対面の人とも少しは話せるようになった。だけどまだ、人の多いところや女の人の多いところには行きたくない。
近所のスーパーくらいなら行けるようにはなったけど。
でも、空となら出かけられる。
はじめての動物園も、水族館も遊園地も全部空と行った。
俺には最近悩みがある。
「空、おまたせ。終わったよ。」
ソファーをポンポンと叩く空
「ちー、こっちきて」
空の横に座ると、手が伸びてきて手を握られる。
俺の方に頭を預ける空。
「ちー今日の夜ご飯何?」
「今日はハンバーグ」
「チーズ入れて」
「はいはい。」
「今日もねテスト全部満点だったよ」
--ギュッ
ぅ、手握るの強くなった。
「うん。すごいね。空はすごいよ。」
「わかんないとこちーが教えてくれるからだよ。ちーのおかげ、ね?」
何かの甘さ、何。
これが最近の悩み。ここ半年くらい空がこの部屋にいる間ずっと俺に触れてくること。
「おいしい!!さすがちー!」
「ご飯食べたら帰れよ?ったく、夕飯だってあっちで食べればいいのに。俺余計にお前の母さんに嫌われるじゃん。」
べつにいいんだけどさ。2度と会いたくないし。
「あんなの母親なんて思ってないよ。俺あの人嫌いだもん。」
「お前、そんな言い方しなくても」
「なんで?だってちーのこと苦しめたのはあいつだよ?あいつのせいでちーは死にかけたんだ。僕は一生あいつを許さない。」
空。
「その話より!!来週の僕の誕生日の日1日空けてくれてる??」
空けてる。毎年。
「屋敷でパーティーするんだろ?そっち行きな。俺は仕事だから。」
「なんで!僕はちーと過ごしたいんだ!!絶対ちーと過ごすからね!!絶対!!!!」
困ったもんだ。
「若と姐さんと嵐さんの許可取れたらいいぞ。」
「ふっそんなの余裕。父さんは二つ返事だし、母さんは6年前のことあって僕の言うこと口出さねえし、嵐は僕がどんだけちーといたいか知ってるもん」
こいつ、このしてやったり顔。
あんなに可愛かった空が生意気なガキになってる。
「誕生日の日の夜ご飯は僕の好きなもの作ってくれる?」
「はぁ、わかったよ。前の日までに言えよ?」
「うん!!!」
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