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【第一部】 3章
4 空side
パニックになったちーを何回か見たことあるから、過去にトラウマがあることはわかってた。
でも、僕が思ってる以上に、ちーは傷つけられてきたんだ。
自動販売機が暖かい?パンをもう1枚欲しがってしまった?
そんなのおかしいよ。僕は生まれた時から周りは優しくて、父さんも母さんもいて、涼也や蒼真、京平もいて、自分がどれだけ恵まれた環境にいたのかが痛いほどにわかる。
話終わったちーを思わず抱きしめた。
「ちー。頑張ってくれてありがとう。生きててくれてありがとう。そのおかげで僕、ちーに出会えたんだね。本当にありがとう。ちーに出会えなかったら僕は毎日がこんなに幸せじゃなかった。ちーは優しすぎる。ちーはもっと怒ってもいいんだよ?」
「っっっ、、、優しくなんかないよ。っ、、ぅ、、」
だって知ってるんだ僕は。
「男の人に殴られたのって翔太って人でしょ?前に母さんがちーに酷いこと言ったときに父さんが母さんに言ってたんだ。翔太のときもお前の行動で千秋が死にかけて、なんで同じ間違いを起こすんだって。僕のこと思って母さんのこと言わなかったんでしょ?」
「いや、でもあれは、俺が女の人見てパニクっちゃって叫んじゃったから、俺が悪くて」
「ちーは女の人見てパニクっちゃうから近づくなって言われてたのに近づいた母さんが悪いんだよ。ちーは悪くないでしょ?
ねえ、ちー、自分が全部悪いって思うのやめよ?
ちーが生まれてきたことも、今こうして僕と一緒にいるのも、なにもかも、全部僕に置き換えて考えてよ。
僕が生まれてきたのは悪いこと?僕が怖くなって叫んじゃったら悪いこと?」
「そんなことない!!!!!」
「でしょ?それはちーも一緒だよ。」
「でも俺は、望まれずに「僕が望んだの。まだ生まれてなかった僕が、ちーと出会いたいから、僕に望まれてちーは生まれてきたの。僕が手こずっちゃって12年も遅れて生まれちゃっただけ。ね?」
せっかく泣き止んでたのに、また泣いちゃった。
かわいい。
「うん。うん。ごめん俺、もういい歳なのに、泣いちゃった、空。空、ありがとう。」
「ちー、こちらこそありがとう。」
ちーが泣き止むまで抱きしめ続けていると腕の中でゴソゴソ動き始めた。
「どうしたの?」
「ちょっと待ってて、」
寝室からリビングの方へ行ったと思ったら照れた顔して戻ってきた。
「これ。」
「誕生日プレゼント???」
「うん。」
開けると中から靴が出てきた。
「ありがとう!!これで学校にもちーと一緒に行ってる気分になれる!!!」
ちーはいつも僕が身につけたり持っておけるものをプレゼントしてくれる。
帽子や筆箱、手袋
ちーはたぶんずっと僕と一緒にいたい。でも言えないからその気持ちがプレゼントに現れてるって勝手に思ってる。
「ちー、最高の誕生日だった。ありがとう。」
布団の中で手を握りながらそう言うと、
ちーも手を握り返しながら
「俺も。空の誕生日一緒に過ごせて嬉しかった。」
「ねえ、ちー、もう一個プレゼントもらっていい?」
「何か欲しいものあるの?」
「うん、どうしても欲しいものがある」
「今度買ってくるよ。何?」
「買えるものじゃないよ?」
繋いだら手と逆の手をちーの頬に持っていって驚いてるちーにキスをした。少し長めに。
--チュッ
「おやすみ、大好きだよ。ちー」
最高のプレゼントだ。
この行動で、ちーがある決意をしたとも知らずに僕は幸せな気持ちでいっぱいだった。
でも、僕が思ってる以上に、ちーは傷つけられてきたんだ。
自動販売機が暖かい?パンをもう1枚欲しがってしまった?
そんなのおかしいよ。僕は生まれた時から周りは優しくて、父さんも母さんもいて、涼也や蒼真、京平もいて、自分がどれだけ恵まれた環境にいたのかが痛いほどにわかる。
話終わったちーを思わず抱きしめた。
「ちー。頑張ってくれてありがとう。生きててくれてありがとう。そのおかげで僕、ちーに出会えたんだね。本当にありがとう。ちーに出会えなかったら僕は毎日がこんなに幸せじゃなかった。ちーは優しすぎる。ちーはもっと怒ってもいいんだよ?」
「っっっ、、、優しくなんかないよ。っ、、ぅ、、」
だって知ってるんだ僕は。
「男の人に殴られたのって翔太って人でしょ?前に母さんがちーに酷いこと言ったときに父さんが母さんに言ってたんだ。翔太のときもお前の行動で千秋が死にかけて、なんで同じ間違いを起こすんだって。僕のこと思って母さんのこと言わなかったんでしょ?」
「いや、でもあれは、俺が女の人見てパニクっちゃって叫んじゃったから、俺が悪くて」
「ちーは女の人見てパニクっちゃうから近づくなって言われてたのに近づいた母さんが悪いんだよ。ちーは悪くないでしょ?
ねえ、ちー、自分が全部悪いって思うのやめよ?
ちーが生まれてきたことも、今こうして僕と一緒にいるのも、なにもかも、全部僕に置き換えて考えてよ。
僕が生まれてきたのは悪いこと?僕が怖くなって叫んじゃったら悪いこと?」
「そんなことない!!!!!」
「でしょ?それはちーも一緒だよ。」
「でも俺は、望まれずに「僕が望んだの。まだ生まれてなかった僕が、ちーと出会いたいから、僕に望まれてちーは生まれてきたの。僕が手こずっちゃって12年も遅れて生まれちゃっただけ。ね?」
せっかく泣き止んでたのに、また泣いちゃった。
かわいい。
「うん。うん。ごめん俺、もういい歳なのに、泣いちゃった、空。空、ありがとう。」
「ちー、こちらこそありがとう。」
ちーが泣き止むまで抱きしめ続けていると腕の中でゴソゴソ動き始めた。
「どうしたの?」
「ちょっと待ってて、」
寝室からリビングの方へ行ったと思ったら照れた顔して戻ってきた。
「これ。」
「誕生日プレゼント???」
「うん。」
開けると中から靴が出てきた。
「ありがとう!!これで学校にもちーと一緒に行ってる気分になれる!!!」
ちーはいつも僕が身につけたり持っておけるものをプレゼントしてくれる。
帽子や筆箱、手袋
ちーはたぶんずっと僕と一緒にいたい。でも言えないからその気持ちがプレゼントに現れてるって勝手に思ってる。
「ちー、最高の誕生日だった。ありがとう。」
布団の中で手を握りながらそう言うと、
ちーも手を握り返しながら
「俺も。空の誕生日一緒に過ごせて嬉しかった。」
「ねえ、ちー、もう一個プレゼントもらっていい?」
「何か欲しいものあるの?」
「うん、どうしても欲しいものがある」
「今度買ってくるよ。何?」
「買えるものじゃないよ?」
繋いだら手と逆の手をちーの頬に持っていって驚いてるちーにキスをした。少し長めに。
--チュッ
「おやすみ、大好きだよ。ちー」
最高のプレゼントだ。
この行動で、ちーがある決意をしたとも知らずに僕は幸せな気持ちでいっぱいだった。
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