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【第一部】 6章
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---パンッ
---パンッ
そこら中でピストルの音や殴る音が聞こえてくる。
本家に近づけば近づくほど人は多くなる。
数では圧倒的に俺たち側が有利。
今回の抗争に関して組長からは容赦するなという達しが出ている。
組長自らのその命令により士気が上がりみんなこの組を守ろうと必死だ。
そんな中で俺はどうしても気になることがある。
スパイによると若姐さんと牧野由良、俺のおかあさんが何かを話し合っていたことは確認が取れていて、抗争を起こすために東京に出てきていることも確認できている。
だが、そこからの足取りが掴めない。
本当の目的はもしかしたら別なんじゃないのか。
考えろ、考えろ。
俺にできることは情報系での捜査だ。
この屋敷に来てはいるのか?屋敷中の監視カメラ、近所に設置してある監視カメラを確認していく。
ん?この2人組、女の人、だよな。
屋敷の裏口のカメラに2人組の女が写っている。顔までは見えない。
映ってる時間付近の他のカメラも確認していくと
2人は若の別宅に入っていった。
今あの部屋には誰もいない。抗争中だから当たり前にみんな本家にいる。普段家にいる嵐さんも今日は空と俺の住んでいる家にいる。
---プルルッ
「もしもし、どうした千秋」
「涼也さん、若姐さん達2人発見しました。若の屋敷に5分ほど前に入って行きました。」
「本当か!?すぐ若に報告して向かう!!」
「俺、先に向かいます!近くまで来てるので!」
「おい待て千秋、焦るn」
---プーップーッ
最後に何か言ってた気はするが俺はとにかく屋敷へ向かった。
玄関が空いている。
容赦するな。たとえ誰でも。敵だ。
銃を構えて室内へ入る。
声が聞こえるのは・・・若の自室!!!
---バンッ!!!
勢いよく扉を開けるとそこには引き出しを漁っている女2人の姿。
その2人は間違いなく、若姐さんとおかあさんだった。
「どうしてこんなところ、に、いるんですか。」
おかあさんに会うのは捨てられたあの日以来。
手が、足が、震える。
怖い。
「あら、千秋、久しぶりね。あの時死んだと思っていたのに死んでなかったんだもんね。もう少し大きくなったら売ってやろうって思ってたのにな~」
そんなふうに思ってたんだ。本当にこの人にとって俺はどうでも良かったんだ。この人は俺のおかあさんじゃない。俺の本当のお母さんは、美味しいご飯を作ってくれて、千秋って呼んでくれる優しいお母さんだけだ。
だからこの人に何聞かれても大丈夫。
この人はおかあさんじゃない。俺を誘拐した犯人なんだ。
お父さんとお母さんを悲しませた、俺の敵なんだ。
---パンッ
そこら中でピストルの音や殴る音が聞こえてくる。
本家に近づけば近づくほど人は多くなる。
数では圧倒的に俺たち側が有利。
今回の抗争に関して組長からは容赦するなという達しが出ている。
組長自らのその命令により士気が上がりみんなこの組を守ろうと必死だ。
そんな中で俺はどうしても気になることがある。
スパイによると若姐さんと牧野由良、俺のおかあさんが何かを話し合っていたことは確認が取れていて、抗争を起こすために東京に出てきていることも確認できている。
だが、そこからの足取りが掴めない。
本当の目的はもしかしたら別なんじゃないのか。
考えろ、考えろ。
俺にできることは情報系での捜査だ。
この屋敷に来てはいるのか?屋敷中の監視カメラ、近所に設置してある監視カメラを確認していく。
ん?この2人組、女の人、だよな。
屋敷の裏口のカメラに2人組の女が写っている。顔までは見えない。
映ってる時間付近の他のカメラも確認していくと
2人は若の別宅に入っていった。
今あの部屋には誰もいない。抗争中だから当たり前にみんな本家にいる。普段家にいる嵐さんも今日は空と俺の住んでいる家にいる。
---プルルッ
「もしもし、どうした千秋」
「涼也さん、若姐さん達2人発見しました。若の屋敷に5分ほど前に入って行きました。」
「本当か!?すぐ若に報告して向かう!!」
「俺、先に向かいます!近くまで来てるので!」
「おい待て千秋、焦るn」
---プーップーッ
最後に何か言ってた気はするが俺はとにかく屋敷へ向かった。
玄関が空いている。
容赦するな。たとえ誰でも。敵だ。
銃を構えて室内へ入る。
声が聞こえるのは・・・若の自室!!!
---バンッ!!!
勢いよく扉を開けるとそこには引き出しを漁っている女2人の姿。
その2人は間違いなく、若姐さんとおかあさんだった。
「どうしてこんなところ、に、いるんですか。」
おかあさんに会うのは捨てられたあの日以来。
手が、足が、震える。
怖い。
「あら、千秋、久しぶりね。あの時死んだと思っていたのに死んでなかったんだもんね。もう少し大きくなったら売ってやろうって思ってたのにな~」
そんなふうに思ってたんだ。本当にこの人にとって俺はどうでも良かったんだ。この人は俺のおかあさんじゃない。俺の本当のお母さんは、美味しいご飯を作ってくれて、千秋って呼んでくれる優しいお母さんだけだ。
だからこの人に何聞かれても大丈夫。
この人はおかあさんじゃない。俺を誘拐した犯人なんだ。
お父さんとお母さんを悲しませた、俺の敵なんだ。
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