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【第一部】 7章
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「去年の今頃は、今年の、誕生日も1人だと、思ってたから、、千秋と、一緒にいられて、千秋が祝ってくれることが、僕、幸せなんだっっ、、泣いてごめん。」
空、、、
「ごめんね。空。今年も来年もこの先も、祝えなかった7年分も一緒にお祝いしよ?」
「・・うん。ちー、僕のとこに帰ってきてくれてありがとう。大好き。」
「俺も大好きだよ。」
俺が読んだあの手紙だけでも空が苦しかったのが伝わった。
俺は空のためを思って離れたけど結局空のことが大好きで、空は俺が離れたことによって苦しくて、それでも俺のこと好きでいてくれて。
ほんと、空のおかげで、俺は空と一緒にいれるんだ。
「でも僕、ちーと離れたの結果としては良かったんだと思う。」
「え?」
「ちーが僕のこと思って離れたんだって今ではわかるし。そりゃずっと苦しかったよ?会いたいのに会えないし、いつ帰ってくるのかもわからないし、生きてる間に会えないんじゃないかとも思った。でも、その期間があったから資格も取ろうと思ったし、自分を磨けたから。それに、溜め込んだ分、愛が大きくなった!!」
「空!大好き!!」
「熱烈な告白だね。僕も、大好き!!」
「明日、楽しみにしててね。」
最後にキスをして、2人で抱き合って眠りについた。
「ちー!はーやーくー!」
「ちょっと待って、戸締まり、、!」
「敷地内なんだからそんな厳重にしなくていいのに~」
空の誕生日当日。
車の免許がないから空に運転してもらってグランピングの場所へ向かう。
「ちーが用意してくれた泊まり、楽しみ。ありがとね、ちー!」
「うん。あ、そこ右。」
ナビを入れるとバレちゃうからナビを入れずに俺が道案内している。
あ、見えてきた。
「あそこ?」
「うん。そう。」
「キャンプ、場?でも海辺だよな。」
「わーすご、グランピング場、か。聞いたことはあるけどしたことないや。」
「空、俺チェックインしてくる!」
「ちょっと待って、僕も行くから。知らない人ばっかりだし三連休の中日で人も多いから、ね?」
そう言って手を差し出してくれた空。
2人手を繋いで受付に向かう。
「すいません。チェックインしたいんですが。」
空がそう言うと昨日の人がきて手続きをしてくれた。
本当に今日初めてきたみたいにしてくれてる。すごい。
「夜はBBQのご予約いただいてますので食材をドーム内の冷蔵庫に入れてあります。炭おこし等はご自分でされますか?サービスで我々がすることも可能です。」
「どうする?」
「俺やってみたい。」
「自分たちでやります。」
「かしこまりました。BBQコンロは夜8時に係員が取りに行きますので、日はそのままにされていて結構です。」
「わかりました。ありがとうございます。」
「ごゆっくり楽しんでいってください。」
「ちー、行こ?」
「うん。」
昨日行った俺たちが泊まるドームが見えてきた。
「へー、ドームの前に扉と塀があって外からは入れないのか。よし、開けるよ。わー!すご、広いね。庭広っBBQセットも置いてある!」
「とりあえず、荷物置いてちょっとゆっくりしよ?」
「うん、そうしよっか。」
クラッカー手に持ったし、大丈夫、上手く行く。
空がドアを開いて中に入った。
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