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【第二部】1章
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「ご飯は?もう食べたの?」
「「・・・まだ」」
ご飯の前に出てきちゃったんだな。
俺たちの食べたものは残ってないしな。
「雑炊でも作るか。あったまるし。空、2人風呂入れてくれる?俺その間にご飯作っちゃうから。」
「わかった。春夜、冬夜、いくよ。」
「「・・・うん。」」
返事をしながらも泣き止んでまだ数分のうるうるクリクリした目で不安そうに俺をみる。
「どうした?」
「・・・いなくなーない?」
「・・・ずといる?」
2人の前にしゃがみ込んで目を合わす。
「大丈夫。今夜はここにお泊まりだから。お風呂から上がったらご飯食べような。」
3人が風呂場に行き静かになったリビングで食事を作りながら今日のことを考える。さっき2人が言った言葉。俺たちが2人の前からいなくなったって思ったんだな。だからここに来た。
俺も、ここに来たばかりの時は若にいつ捨てられるのかって不安ばっかりだったしな。まだ小さくてあまりわかってないけど、何か怖いものを感じてるんだろう。
どうしたらいいものか。手続きが終わっていない以上、どうすることもできない。
---バタバタッ
「っちょ!2人とも!まだ服!服着てない!」
ドンっ
足に衝撃が走る。
「「・・・いた。」」
「もう、まだ服着てないのに急いできたのか?空が困ってるだろ?」
俺がいなくなっていないか不安になった2人に抱きつかれてしまった。
俺から離れようとしなかったから空と2人がかりで服を着せてソファに座らせる。
2人はまだうまくスプーンが使えないので俺たちが食べさせる。
おいしいおいしいと言いながら食べてくれるから嬉しくてたまらない。
園からここまでは歩いてこれるけれど2人だけでだと30分以上かかったはずだ。
疲れ切っていたんだろう。お風呂も入ってご飯も食べたから食べ終えてすぐにうとうとし始めた。
俺たち2人ももうすでに寝る準備はできていたから4人で寝室に入ると、
「あ、忘れてた。」
急にピンポンがなったからそのまま放置していたシーツ。ローション。
空がすぐに綺麗にしてくれたが恥ずかしくて仕方なくてボソッとお礼を言うことしかできなかった。
だって、数時間前まで空といたとこに子供寝かせるなんて恥ずかしいんだもん。
2人がぐっすり眠った頃、
「明日からどうしようね。ちーはまだ1週間仕事あるし、僕も仕事だし。でもまた2人で抜けてきちゃったらまずいよね。危険だし。」
「明日朝イチで園長先生が迎えにきてくれるみたいだけど、それより先に2人には言ってみる。どこまで伝わるかわからないけどね。」
子育て初めてだし、空とあったのも空が5歳の時だし、ここまで幼い子供がどこまでわかってくれるのかわからない。
でも、話してみるしかないよな。
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