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【第二部】1章
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空と俺との間で寝ていたはずの2人は俺の上で眠っていた。通りで重たいわけだ。
空はずるいって拗ねてるけど。
きっとちーに甘えたいんだよ。と言って朝食を用意しに行ってくれた。
俺は少しの間この癒し空間を堪能することにした。
寝顔可愛すぎるな。最初はそっくりで見分けつくかわからなかったけど、結構違うもんだな。空と嵐さんも結構違うしそんなもんか。
「ん、、」
あ、春夜が起きたかな?
「おはよう。朝だよ。」
そう声をかけると冬夜も起きてきた。
寝癖がぴょんぴょん跳ねてて2人で左右対称になっている。
可愛すぎないか?
寝癖だらけの2人連れてリビングに行くと空が朝ごはんを作り終えていたので空と交代して俺は弁当作りに取り掛かる。
空に作るお弁当作りは俺の日課。空が毎日俺のご飯食べていると思うと安心する。
作り終える頃には2人の着替えも空がすませてくれて、4人一緒に朝ごはんを食べることができた。
「本当にごめんなさい!」
園長先生が深く頭を下げている。
「いやいや、頭上げてください。」
「私たちがしっかり見ていなきゃいけなかったのに。まさかこの子達が自分たちだけで千秋くんのところに行くだなんて思いもしなかったわ。私の責任です。」
「俺も驚きました。この子達が無事だったので良かったことにしましょう。それよりも、今後のことです。あと5日間はこの子達に施設で過ごしてもらわなければなりません。」
「そこはもう、ちゃんと見張っておくしかないのかしらね。春夜くん、冬夜くん、先生と帰りますよ?」
「「やぁ!!」」
「春夜、冬夜、土曜日には迎えに行くから。だから、もう少し待ってて?」
「ずといしょいった!」
「いないいないならないいった!」
だめだ。どうしたら理解してくれるのかわからない。
「千秋くん、夜施設に泊まる?1人くらいなら許可が降りるかもしれないわ。関係者だし。」
「・・・施設に、泊まり」
それは、まずいかもしれない。
「園長先生、それ僕も一緒でもいいですか?」
空、、、。
そう、空が一緒にいないと夜はパニックになる可能性が高い。だから俺だけが泊まりに行くことは不可能だ。
「それはわからないわ。大丈夫と断言はできないわね。」
「・・・諸事情で、俺1人でどこかに泊まることができないんです。すいません。」
「そうなのね。どうしようかしら。」
やはり2人を説得するしかない。
「春夜、冬夜、聞いて?俺も空も2人とずっといっしょ。それは絶対。でも、そのために準備がいるの。だから、土曜日の朝まで待っててくれる?お願い。」
「・・・や。ないないなる。」
「ないないならない。迎えに行くから。」
「・・・ぜたい?」
「絶対。」
「しゅや、とやとがんばる」
「とやも、しゅやとがんばる」
2人を抱きしめて頭を撫でてやる。
ありがとう、偉いねって。
2人の目に浮かんでいた涙がぽろりと溢れる。
不安だよな。いなくなっちゃうかもしれないって怖いよな。
園長先生も申請が早く通るように頑張ってくれると約束してくれた。
2人は泣きながら園長先生に連れられていった。
「ちー、大丈夫?泣きたかったら泣いていいよ?」
空がそう言って抱きしめてくれた途端、涙が溢れてきた。
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