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【第二部】1章
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「春夜、冬夜、俺と一緒に遊ぼっか。」
空が大量に買ったおもちゃがあるから2人に選ばせて遊ばせようと思ったが2人はおもちゃに見向きもせずに俺の腕から降りようとしない。
「しゅやここいる」
「とーやも」
「そっか。じゃあ、本でも読もっか。」
2人を抱えたままソファに腰掛けるがそれでも俺の服から手を離さず離れそうにもない。
朝施設に帰るの、そんなにトラウマになっちゃってたのか。と思いながらもそれぐらいここに慣れてくれたことに嬉しく思った。
本を読んでいる間は真剣な顔をして聞いているから俺もつい熱が入って読んでしまった。名演技だったと思う。
それに喜んでくれたのか
「「もっかいーー!!」」
と言って楽しんでくれていてあっという間に時間が過ぎるんだ。
お昼を食べた後には散歩にでも行こうかな。敷地内なら安全だし。
だがこんな小さい子供2人との散歩は想像の何倍も大変だった。目を離すとすぐに転ぶし、変なものを口に入れようとしたし、急に泣き出してしまうしでオロオロしながらもどうにか帰宅した。
その頃には落ち着いてきて2人でベビーサークルの中で遊んでくれているからその間にご飯を作ってしまう。
「「んぁぁぁああああ、」」
「え~どうしたの?パパだよ~なんてね」
おしめでもないし、お腹すいたかな?それとも寂しかったのかな?
抱っこすると泣き止んだから寂しかったんだな~
俺の存在を確かめるようにペタペタと触ってくる手が小さくて、どうしてこんな小さい子供に酷いことができるんだろうか。と思う。この子達の親もだし、俺の親も。
「「ぱぁぱ」」
・・・?
「お、俺のこと?お、俺のことパパって言ったの??」
いや、違うかもしれない、だって教えてないぞ、でも知ってるのか?このぐらいの歳なら。
「こ、この人だあれ?」
自分を指差しながら問うと
「「ぱぱ」」
う、嬉しい、どうしよう、え?どうしたらいい?嬉しすぎる。
思わず2人をぎゅっと抱きしめて頬をすりすりする。2人はキャッキャッと言いながら喜んでくれている。
「なーにしてんの?楽しそうだね。」
「空!おかえり!」
2人に夢中になって空が帰ってきたのに気づかなかった。
あとで拗ねそうだな。
「なんかいいことあった?」
「うん!!聞いててね!!春夜、冬夜、この人だーれ?」
先ほどと同じように自分を指しながら2人に聞くと
「「ぱぱ!!」」
「ね!!2人がパパって呼んでくれるようになったの!!!」
「え!ずるい!!!僕も!!おとうさんだよ!!おとうさん!」
2人は首を傾げてしまう。
そこで俺が吹き出してしまったから空の機嫌が悪くなってしまって、
「夜に絶対なかす」
と言われてしまった。怖っ
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