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【第二部】 2章
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「荷物はもう一通り段ボールに詰めたから。向こう行ったら自分たちで荷解きするんだよ?わかった?」
「「・・・・・・」」
「ほら、もうそろそろ寝ないと。明日の朝早くに迎えくるから。」
「・・・・ねぇパパ。」
「ん?何?」
「もうね、誕生日とか、クリスマスとか、プレゼント欲しいって言わない。お菓子も欲しいって言わない。ゲームも、漫画も、欲しいって言わない。宿題もちゃんとする。テストで100点取れるように頑張る。運動会でも一位取る。家の家事も手伝う。なんでもするから、俺、何でもするから!!だから、、、ここにいさせてくださいっ」
「僕も、なんでもするから、パパと父さんのいるこの家にいたい。これまで僕たちにかかったお金とか、これからのお金とか、絶対大人になったら返すから!!迷惑かけないようにする!!いい子にしてるから!!だからお願い!!!」
「っ、、、ぅ、、、、ごめんっ、、ごめ、、、、、お、俺、、ぅ、、ごめ、」
何も言葉にならなかったけど、ただただ2人を抱きしめた。2人が泣いているのに、その原因を無くすことができない。
「俺と、冬夜、、っ、、悪い、こと、したの、かなっ、、、だって、俺たちは、こんなにパパと父さんの子供でっ、いたいのに、なんで、っぅ、、、、離れなきゃいけないの。」
「ごめんな。父さんたち、無力だな。っ、、ごめんな。」
「っ、、ぅ、、、僕いやだ。お母さんのところになんて、行きたくない!ここがいい、、お願い。」
もう、どうしたらいいのかもわからないし、俺自身の涙を止める方法もわからない。
こんなに大きくなった2人の息子が大粒の涙を流して泣いているのにどうすることもできない俺。
小さい頃はよく泣く子だったけれど、今はもう泣くことなんてほとんどなくて、俺が泣きそうになっていたら慰めて泣かないようにしてくれたり、俺の好きなメニューを作ってくれたりと本当に親孝行な子供たち。
そんな2人にこんなこと言わせてしまって、さらにはこんなにも泣かせてしまって、俺、本当にダメな親じゃないか。
こんなに離れ難いのに。離れたくないのに、それができない。
離れたくないという、一緒にいたいというただそれだけの願いも叶えることができない。
「ごめ、、、ん、、俺なんかの、とこに、来たから、、2人を、、、ぅ、、」
「パパ、、、俺たち、パパと父さんの子供でしょ?なんかって言わないで、、、、俺たちの大好きなパパなんだ、、っぅ、、」
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