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【第二部】 2章
13 空side
さっきまで僕とちーの間で寝っ転がっていたのに、寝てしまいそうだからって言ってちーと僕のあぐらの中に座っている2人。
いっつも喋ってばかりの春夜も眠いのか話しながらも僕にもたれかかって目をぱちぱちしている。
冬夜もちーの胸に顔を埋めながら目を擦っている。
眠たいんだろうな。でも、眠ったら朝が来てしまうから。だから、いつも寝る時間よりも3時間も経っているのに頑張って起きている。
「・・・ねぇ、パパ?僕聞きたいことがあって、、。」
「ん?なに?」
「・・・パパはさ、僕たちを引き取って後悔しなかった?いきなり子供を2人も引き取って、泣くし喚くし、お金もかかるし、面倒臭かったこともあったと思うしそれにっ!!???「冬夜。」
冬夜が言い終わる前にちーが冬夜を抱きしめた。
「冬夜の気持ち、わかるよ?俺もさ、そうだったから。」
「パパが?」
「うん。」
「パパと湊おじいちゃん血繋がってないんでしょ?」
「ううん。繋がってるよ。繋がってないと思ってたの?」
「だって、、、初めて会った時、傷見せて一緒って言ってたから、虐待、されてたんでしょ?湊おじいちゃんがするなんてあり得ないじゃん。パパのこと大好きすぎるもん。」
そうだよな。子供たちにはちーの過去のこと話したことないから、そう思うのも当然だよな。
「じゃあ、ちょっと昔話しようか。空、もっとこっち寄って。春夜にも聞いて欲しいからさ。」
春夜にも聞いて欲しいってことにしてるけど、僕が近くにいないとパニックなる可能性あるからな。そう思って隣にピタッとくっつき手を繋ぐ。安心した顔した。
2人の子供達に向かってちーは自分の過去の話をした。子供たちには僕の実家が武田組なこともちーの実家が梶田組のなことも言ったことはなかったから、それも踏まえて全てを話した。
父さんと出会うまでにちーが経験したこと、僕と出会うまで、僕と出会ってから僕の母親にされたことはちーが言おうとしなかったから僕が言った。抗争が起きたことも、全て話した。
2人はまず、僕たちが極道関係者だったことに驚いていた。
そして、ちーの幼少期を聞いて泣いていた。
僕もちーの過去を聞いたのはこの子達ぐらいの年齢だった。僕自身は極道ではあったが暴力なんてもの自分に降りかかるようなことはない生活をしていたから、正直聞いていて恐怖を感じた。
とにかくちーはこれから僕が守るんだって誓った記憶がある。誰にももうちーは傷つけさせないって。そう誓ったんだ。
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