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【第二部】3章
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「これ、、、2人の字だよね、、?」
「うん、、、。と、とりあえず読んでみる?ちー宛の春夜のやつから、読む?」
「う、うん。」
動揺が隠せない。
もう関わらないでと言われていたし、俺たちも相当の覚悟を決めていた。覚悟を決めていただけで辛い日常ではあるんだけど。
パパへ
手紙が届いておどろいてると思います。
実は小学校の行事で1/2成人式というものをしました。その中で両親に手紙を書いて自分たちで郵便を出すことになって、俺にとっても冬夜にとっても親はパパと父さんだから2人に手紙を書くことにしました。
パパ泣いてないですか?パパは泣き虫だから心配です。俺と冬夜は時々泣いてます。でも体は元気だから心配しないでください。
1/2成人式で夢の発表をしたんだけど、俺は父さんが取ったみたいに弁護士の資格を取りますって言ったよ。会社を法律で守ってるって言ってたのがカッコよくて弁護士になりたいって思ったんだ。
父さんみたいになれるといいなって思ってる。パパは父さんのこと大好きだからいつも俺たちに自慢してたもんね。
ねえパパ、俺たちを引き取ってくれたこと本当に感謝してます。パパと父さんの子供にしてくれたことも感謝してます。何より、幸せな日々をありがとう。
俺にとってはいつまでたっても家族は冬夜とパパと父さんです。
大好き。
春夜より
冬夜の方も同じようなことが書かれていた。冬夜の夢は明先生みたいなお医者さんだって。パパがしんどそうな時に僕が治してあげたいからって。
「ちー、よかったね。子どもたちも僕たちと同じく離れていても家族だって思ってくれてるよ。」
頷くことしか出来ないくらい想いが溢れて止まらなかった。
こんなに嬉しいことが起こるなんて。
子どもたちからの嬉しすぎるプレゼントに感謝しかない。
「っ、、そ、そら。俺、お、れ」
「うん。わかってる。嬉しいけど辛い気持ちもあるよね。近くで見守りたいもんね。」
何も言わずともわかってくれた。
どれだけ自分に言い聞かせても近くで子どもたちを見守りたいって気持ちはなくならない。でも今は、この手紙が心の支えになる。子どもたちも俺たちのこと本当に大切に思ってくれていることがわかったから。
「空の手紙も見てみよう?」
「うん。そうだね。」
空の手紙にも同じようなことが書いてあったが、俺には書いてないことが書いていた。パパが知ると心配するかもしれないから父さんに言っとくねという書き出しで始まった現状を知らせる部分は俺たちに衝撃を与えた。
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