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湯殿
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フィアナは妖精だと、納得してもらえて良かったと喜んでいたが、アルの質問に固まる。
「私に妖精だと正体がばれたけれど、大丈夫なのか? ……否、そもそも人間と結婚して いいものなのか? 」
「うっ」
不安そうな顔で、私の返事を待っているアルから 視線を外す。
(う~ん)
拳を口に当てて、改めてその事について考えてみたい。
今まで見聞きしたことを思い出してみたが 、そういう話は どちらも聞いたことがない。やはり、知らない。
(う~ん)
もう一度入れ替わって、元に戻れば大丈夫だと考えていたけど。アルに訊ねられて悩む。
誰かに話を聞こうにも、周りに精霊の気配がないし……。
何か罰があるのかな? 全くないと考えにくい。
その罰を想像すると空恐ろしい。
「分からないのか? 」
「はい……」
そうだと頷くと、アルが困ったように小さく首を振る。
妖精のことを人間のアルが知らないのは、当たり前だけど、妖精の私が知らないのは……。情けない。
「 ……… 」
「 ……… 」
同じように考え込んでいたアルが、私に気づいて口角を上げる
「きっと大丈夫だ。もし重要なことなら、ご両親がフィアナに話さないはずがないから」
「 ……… 」
確かに、その事について何も言われてない。私を教会の外へ出さないために、嘘までつくほど過保護なお母さんが、この事に触れないのはおかしい。となると、たいした事では無い? 腕組みして 体を左右に振りながら悩む。
だけど、今日の出来事は全部想定外のことばかりだ。アルのように楽観的に考えられない。
(う~ん)
返事の代わり愛想笑いする。
だけど、自分一人で解決できそうに無い。途方に暮れていると
コン! コン!
又してもノックの音が沈黙を破った。
さっきより強めの音に、ハッとしてお互いに見つめ合う。罰のことばかり考えていて、羽のことを忘れていた。
アルが片手を私の耳に押し付けてひそひそと話す。
「羽は仕舞えるのか? と言うか隠せるのか? 前みたいに消せるのか? 」
「畳むことはできますが、消せるかどうか分かりません」
「じゃあ、畳んでくれ」
言う通りにすると、アルが いろんな角度から私を見る。
羽は畳むと閉じた傘のようになるが、それでも隠しきれない。
「う~ん。括りつける紐でもあれば良いんだが………」
紐? 頭に中で想像してみる。
羽を曲げた事などないけど痛くないのだろうか?
でも、その前に
「紐だと解かれると思いますけど」
そう指摘すると、アルが渋い顔になった。
(でも、どうしよう……)
自分の正体が、バレたら大騒ぎになるはずだ。どんな事になるか、考えただけでゾッとする。興味本位で探し回られたら後々面倒だ。
人間の体になったから、隠れることも難しそうだ。妖精だったら、木のてっぺんとか、葉っぱの裏に隠れるだけでいいのに……。
アルが クッションを持ってきて、 どうにか隠せないかと 私の背中に押し当てる。
「やっぱり、はみ出るか」
それは、そうだ。羽は自分の膝の辺りまで長さがある。
(毛布でも、被ってみる? )
それでも諦めないアルが、隠せるものはないかと部屋の中を探していると
ガチャ!
ノックも無しに扉が開く。ギョッとしてドアを見るとメイドの姿が見える。アルが ベッドに飛び込むように戻ってくると、メイドを止めようとする。
「なっ、なんだ。お前たち入って良いと言ってないぞ」
しかし、アルの了解を待たずに、年配の女性を先頭に3人のメイドが、どやどやと入って来た。
逃げられないと考えたアルが、すかさず後ろから抱きしめて羽を隠す。
「大丈夫。私が守ってやる」
「アル……」
心遣いに感動していたが、メイドがずらりと目の前に並ぶと、アルがゴクリと喉を鳴らす。
年配の女性が両手を 腰に当ててアルを呆れたように片眉を上げる。
続いて他のメイドに向かって、あごをしゃくる。
「はい。はい。がつがつしないで、とっとと出て行ってください」
年配の女性の言葉に、他のメイド達がうなずくと、アルの腕を両側から掴む。
「ちょっ、待って!待てと言っているだろう」
「アッ、アル」
嫌がるアルをベリっと強引に私から引き剥がして、ベッドから引きずり降ろした。
アルが出て行きたくないと抵抗していたが、結局2人がかりで部屋の外に追い出されていく。
「アル。待って! 」
「フィアナ! 」
一人にしないでと、アルに向かって手を伸ばす。しかし、もうドアのところまで移動している。
追いかけようと立ち上がったが、年配の女性に押さえつけられてしまった。
アルが口パクで『羽!羽!』と連呼している。見ると何時の間にか羽を動かしていた。気を付けると言おうと顔を上げたが、その時には、ドアが閉まり
既にアルの姿は無かった。
「あっ……」
メイドたちが戻って来ると私の前に整列する。兵士のようにキビキビした動きにたじろぐ。
「改めて自己紹介させて頂きます。メイド長をしておりますハンナと申します」
年配の女性はハンナと言うらしい。後の二人は、茶髪の女の子がロージー。ソバカスのある女の子がサマンサと名乗った。
「こっ、こちらこそ……よろしく」
どう対応していいか分からず、ぎこちない笑みを浮かべる。
***
部屋の追い出されたアルフォンは、悲鳴が聞こえたら直ぐにフィアナを助けに行こうとドアに耳を押し付けて、中の様子を伺っていた。
あんな大きなモノに気付かないはずが無い。
今か、今かと構えているが一向に何も起こらない。
静かだ……。フィアナが羽を消したのか? う~ん。
「……大丈夫なのか? 」
中を覗けば、この疑問は解決する。
だが、妻の裸を覗いたと勘違いされる。それは本意ではない。
顎を手で支えながら、その場を行ったり来たりする。
どうする。どうしたらいい。う~ん。
部屋に入るためには口実が、必要だ。う~ん。……仕方ない。
自分も湯あみして、とっとと戻ってこよう。そうすれば、堂々と入れる。
それでも、心配でドアの前でウロウロしていたが、後ろ髪引かれる気持ちのままその場を後にした。
*****
フィアナは湯あみと言うものを体験していた。
アルとの約束を守うと、羽を見られないように壁にへばりついて背中を見せないようにした。しかし、気付けばお湯に浸かっていた。
(アルを追い出した手際といい、この人たちは何者なの? )
裸でお湯に入ることが湯浴みだ。
脱がされた物の山を見て、嘆息する。人間はこんなに沢山の物を身に付けなくてはいけないなんて大変だ。
毎朝苦労しているのね。
窮屈で堪らなかった。着ていた物が全部脱がされるとホッとした
う~んと、湯船の中で手足を伸ばす。
(気持ちいい)
何の気なしに見た自分の体を見て違和感を覚えた。
胸が変な形になっている。視線を下に向けると見た事も無い物が見える。
産まれた時からドレスを着ていた。と言うより脱いだことが無い。だから、脱げばこうなっていたのか? 人間になってしまったから、体も人間仕様になったのか、どちらか分からない。顔や手足は見た事ある。これは自分の体と断言できる。
でも、他は……。
( いったい私の体に何が怒っているのだるうか? )
メイドたちが体を洗ってくれているが 終始無言。
アルの様に驚いた様子も無い。オーラの色もピンク色と黄緑色で乱れも感じない。んーどう言う事だろう……。
もしかして見えてないのかな?
三人全員同じ反応だし……。
体はメイドが洗ってくれるから、やることがない。そこで、今、自分が置かれている現状を整理しみる。
羽はある。でも、人間に姿を見られているし、声も聞こえている。
視線が合うし、話しも出来る。
となると、私は妖精? ……それとも、人間?
(入れ替わっただけだと思っていたが、違うのかも……)
疑問ばかり、次々浮かぶがのに、答えは一向に出てこない。
これから私、どうなっちゃうの?
先の見えない状態に、ただ流されるしかない。そんな不安な気持ちで
部屋に戻るとアルが先に戻っていた。その姿に安心する。
こちらを背に外を見ている。
部屋にはランプが灯り、夜を告げている。長かった一日が終わろうとしている。
何を見ているんだろう?
邪魔しちゃいけないと気付かれない様に足と戸を忍ばせて背後に立つと、その視線をなぞる。
そこには、月が中庭を照らしてた花々が輝いていた。日中の喧騒が嘘のように、穏やかで、静かな世界があった。同じものを見ていると、ふわりと温かな空気がくっついて来た。
アルも湯あみしたらしく髪が濡れて黒さを増している。フィアナは、うっとりとその髪に見とれた。本物の黒。自然界に本当の黒は殆ど存在しない。黒だと思って、よくよく見ると茶色だったり灰色だったりする。人間だけが作り出せる色。虫たちや鳥は闇の色だと恐れているが好きだ。アルは、私の好きな物をたくさん持っている。
(だから、惹かれるのかな)
その事に興味を持ったフィアナは、もっとアルの事を知ろうと
クンクンと匂いを嗅ぐ。それから滴っている髪の雫を指に付けてパクリと口に含む。
(知らない味。知らない匂い。これがアルなのね……)
覚えておこう。フィアナ目を閉じてはアルを噛み締める。
「フィアナ。いつの間に?」
私の気配に気付いたアルが振り返る。
見つかっちゃたと目を開けると、アルが目を丸くして驚いている。
何か言いたそうだったが、何も言わずに、淡く微笑んだだけだった。そのまま無言でアルが私の後ろへ回った。
「 ……… 」
「アル? 」
「私に妖精だと正体がばれたけれど、大丈夫なのか? ……否、そもそも人間と結婚して いいものなのか? 」
「うっ」
不安そうな顔で、私の返事を待っているアルから 視線を外す。
(う~ん)
拳を口に当てて、改めてその事について考えてみたい。
今まで見聞きしたことを思い出してみたが 、そういう話は どちらも聞いたことがない。やはり、知らない。
(う~ん)
もう一度入れ替わって、元に戻れば大丈夫だと考えていたけど。アルに訊ねられて悩む。
誰かに話を聞こうにも、周りに精霊の気配がないし……。
何か罰があるのかな? 全くないと考えにくい。
その罰を想像すると空恐ろしい。
「分からないのか? 」
「はい……」
そうだと頷くと、アルが困ったように小さく首を振る。
妖精のことを人間のアルが知らないのは、当たり前だけど、妖精の私が知らないのは……。情けない。
「 ……… 」
「 ……… 」
同じように考え込んでいたアルが、私に気づいて口角を上げる
「きっと大丈夫だ。もし重要なことなら、ご両親がフィアナに話さないはずがないから」
「 ……… 」
確かに、その事について何も言われてない。私を教会の外へ出さないために、嘘までつくほど過保護なお母さんが、この事に触れないのはおかしい。となると、たいした事では無い? 腕組みして 体を左右に振りながら悩む。
だけど、今日の出来事は全部想定外のことばかりだ。アルのように楽観的に考えられない。
(う~ん)
返事の代わり愛想笑いする。
だけど、自分一人で解決できそうに無い。途方に暮れていると
コン! コン!
又してもノックの音が沈黙を破った。
さっきより強めの音に、ハッとしてお互いに見つめ合う。罰のことばかり考えていて、羽のことを忘れていた。
アルが片手を私の耳に押し付けてひそひそと話す。
「羽は仕舞えるのか? と言うか隠せるのか? 前みたいに消せるのか? 」
「畳むことはできますが、消せるかどうか分かりません」
「じゃあ、畳んでくれ」
言う通りにすると、アルが いろんな角度から私を見る。
羽は畳むと閉じた傘のようになるが、それでも隠しきれない。
「う~ん。括りつける紐でもあれば良いんだが………」
紐? 頭に中で想像してみる。
羽を曲げた事などないけど痛くないのだろうか?
でも、その前に
「紐だと解かれると思いますけど」
そう指摘すると、アルが渋い顔になった。
(でも、どうしよう……)
自分の正体が、バレたら大騒ぎになるはずだ。どんな事になるか、考えただけでゾッとする。興味本位で探し回られたら後々面倒だ。
人間の体になったから、隠れることも難しそうだ。妖精だったら、木のてっぺんとか、葉っぱの裏に隠れるだけでいいのに……。
アルが クッションを持ってきて、 どうにか隠せないかと 私の背中に押し当てる。
「やっぱり、はみ出るか」
それは、そうだ。羽は自分の膝の辺りまで長さがある。
(毛布でも、被ってみる? )
それでも諦めないアルが、隠せるものはないかと部屋の中を探していると
ガチャ!
ノックも無しに扉が開く。ギョッとしてドアを見るとメイドの姿が見える。アルが ベッドに飛び込むように戻ってくると、メイドを止めようとする。
「なっ、なんだ。お前たち入って良いと言ってないぞ」
しかし、アルの了解を待たずに、年配の女性を先頭に3人のメイドが、どやどやと入って来た。
逃げられないと考えたアルが、すかさず後ろから抱きしめて羽を隠す。
「大丈夫。私が守ってやる」
「アル……」
心遣いに感動していたが、メイドがずらりと目の前に並ぶと、アルがゴクリと喉を鳴らす。
年配の女性が両手を 腰に当ててアルを呆れたように片眉を上げる。
続いて他のメイドに向かって、あごをしゃくる。
「はい。はい。がつがつしないで、とっとと出て行ってください」
年配の女性の言葉に、他のメイド達がうなずくと、アルの腕を両側から掴む。
「ちょっ、待って!待てと言っているだろう」
「アッ、アル」
嫌がるアルをベリっと強引に私から引き剥がして、ベッドから引きずり降ろした。
アルが出て行きたくないと抵抗していたが、結局2人がかりで部屋の外に追い出されていく。
「アル。待って! 」
「フィアナ! 」
一人にしないでと、アルに向かって手を伸ばす。しかし、もうドアのところまで移動している。
追いかけようと立ち上がったが、年配の女性に押さえつけられてしまった。
アルが口パクで『羽!羽!』と連呼している。見ると何時の間にか羽を動かしていた。気を付けると言おうと顔を上げたが、その時には、ドアが閉まり
既にアルの姿は無かった。
「あっ……」
メイドたちが戻って来ると私の前に整列する。兵士のようにキビキビした動きにたじろぐ。
「改めて自己紹介させて頂きます。メイド長をしておりますハンナと申します」
年配の女性はハンナと言うらしい。後の二人は、茶髪の女の子がロージー。ソバカスのある女の子がサマンサと名乗った。
「こっ、こちらこそ……よろしく」
どう対応していいか分からず、ぎこちない笑みを浮かべる。
***
部屋の追い出されたアルフォンは、悲鳴が聞こえたら直ぐにフィアナを助けに行こうとドアに耳を押し付けて、中の様子を伺っていた。
あんな大きなモノに気付かないはずが無い。
今か、今かと構えているが一向に何も起こらない。
静かだ……。フィアナが羽を消したのか? う~ん。
「……大丈夫なのか? 」
中を覗けば、この疑問は解決する。
だが、妻の裸を覗いたと勘違いされる。それは本意ではない。
顎を手で支えながら、その場を行ったり来たりする。
どうする。どうしたらいい。う~ん。
部屋に入るためには口実が、必要だ。う~ん。……仕方ない。
自分も湯あみして、とっとと戻ってこよう。そうすれば、堂々と入れる。
それでも、心配でドアの前でウロウロしていたが、後ろ髪引かれる気持ちのままその場を後にした。
*****
フィアナは湯あみと言うものを体験していた。
アルとの約束を守うと、羽を見られないように壁にへばりついて背中を見せないようにした。しかし、気付けばお湯に浸かっていた。
(アルを追い出した手際といい、この人たちは何者なの? )
裸でお湯に入ることが湯浴みだ。
脱がされた物の山を見て、嘆息する。人間はこんなに沢山の物を身に付けなくてはいけないなんて大変だ。
毎朝苦労しているのね。
窮屈で堪らなかった。着ていた物が全部脱がされるとホッとした
う~んと、湯船の中で手足を伸ばす。
(気持ちいい)
何の気なしに見た自分の体を見て違和感を覚えた。
胸が変な形になっている。視線を下に向けると見た事も無い物が見える。
産まれた時からドレスを着ていた。と言うより脱いだことが無い。だから、脱げばこうなっていたのか? 人間になってしまったから、体も人間仕様になったのか、どちらか分からない。顔や手足は見た事ある。これは自分の体と断言できる。
でも、他は……。
( いったい私の体に何が怒っているのだるうか? )
メイドたちが体を洗ってくれているが 終始無言。
アルの様に驚いた様子も無い。オーラの色もピンク色と黄緑色で乱れも感じない。んーどう言う事だろう……。
もしかして見えてないのかな?
三人全員同じ反応だし……。
体はメイドが洗ってくれるから、やることがない。そこで、今、自分が置かれている現状を整理しみる。
羽はある。でも、人間に姿を見られているし、声も聞こえている。
視線が合うし、話しも出来る。
となると、私は妖精? ……それとも、人間?
(入れ替わっただけだと思っていたが、違うのかも……)
疑問ばかり、次々浮かぶがのに、答えは一向に出てこない。
これから私、どうなっちゃうの?
先の見えない状態に、ただ流されるしかない。そんな不安な気持ちで
部屋に戻るとアルが先に戻っていた。その姿に安心する。
こちらを背に外を見ている。
部屋にはランプが灯り、夜を告げている。長かった一日が終わろうとしている。
何を見ているんだろう?
邪魔しちゃいけないと気付かれない様に足と戸を忍ばせて背後に立つと、その視線をなぞる。
そこには、月が中庭を照らしてた花々が輝いていた。日中の喧騒が嘘のように、穏やかで、静かな世界があった。同じものを見ていると、ふわりと温かな空気がくっついて来た。
アルも湯あみしたらしく髪が濡れて黒さを増している。フィアナは、うっとりとその髪に見とれた。本物の黒。自然界に本当の黒は殆ど存在しない。黒だと思って、よくよく見ると茶色だったり灰色だったりする。人間だけが作り出せる色。虫たちや鳥は闇の色だと恐れているが好きだ。アルは、私の好きな物をたくさん持っている。
(だから、惹かれるのかな)
その事に興味を持ったフィアナは、もっとアルの事を知ろうと
クンクンと匂いを嗅ぐ。それから滴っている髪の雫を指に付けてパクリと口に含む。
(知らない味。知らない匂い。これがアルなのね……)
覚えておこう。フィアナ目を閉じてはアルを噛み締める。
「フィアナ。いつの間に?」
私の気配に気付いたアルが振り返る。
見つかっちゃたと目を開けると、アルが目を丸くして驚いている。
何か言いたそうだったが、何も言わずに、淡く微笑んだだけだった。そのまま無言でアルが私の後ろへ回った。
「 ……… 」
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