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ティアスの幸せ
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アランは 満足げに微笑む。
競争相手が いると 言ったことは 効果覿面 。
依頼したその日の夜には 最初の調査書が届けられた。
(こんなに早く 結果が出るなら 最初から頼めば良かった)
翌朝。
アランは 清々しい気分で朝を迎えた。
調査書を読みながら ノックの音に返事をする。
「入れ 」
小間使いが 封筒を手に入ってくる。
2件目が届いたか 。
「旦那様 。 アダム探偵事務所から 調査書が届いております」
「ん」
封筒を受け取ったのに ぐずぐずと小間使いが出ていかない 。
「何だ?」
「 それが… ビルズ探偵事務所と キャメル探偵社からも 届いています 」
「…分かった」
いっぺんに 4社に増えた。調査内容を比較検討すれば、自ずとシャーロットの居場所が分かるぞ。
アランは、小間使いが出て行くと いそいそとペーパーナイフに手を伸ばす。が、 また ノックの音がする。
(用があるなら いっぺんに済ませろ!)
要領の悪さに 呆れながら返事をする。
「入れ」
「 旦那様。 デヴィッド探偵事務所の者が、 直接報告したいと 訪ねてきております」
アランの瞼が ピクリと動く。
どうして、 わざわざ来る? 紙に書いて届ければいいものを こちらの都合はお構いなしか。
来客は嫌いだ。 金も時間もかかる。
しかし、 重要な情報かも しれない。
とっとと、聞いて 帰ってもらおう。
「分かった」
アランはペーパーナイフを戻すと 渋々重い腰を上げる 。
すると、また ノックの音がする。
落ち着きがない。 騒がしいのは好きじゃない のに。
アランはイライラと髪を撫で付ける。
「入れ」
3人目の小間使いが顔を出す。
「旦那様 。フォード探偵社の方が お会いしたい と来ています」
(何なんだ今日は!)
次から次へと、人が訪ねてくる。
これでは 面接と変わらないじゃないか!
アランは 痛み出した こめかみを押さえる。
怒鳴り出したいのを なんとか耐えていると 4人目の小間使いが姿を現す。
「 旦那様。 イースト」
小間使いの話を 遮って怒鳴る。
「 五月蝿い! どいつもこいつも 勝手に来やがって 」
怒りに任せて机を叩く。
すると、 5人目の小間使いが、 こっそりとこちらの様子をうかがっている。
全く 朝からうんざりする。
この調子では 1日中 来客が絶えない 。
今更ながら 全員 に声をかけたことを後悔する。
「はぁ~」
アランは 深いため息をつくと 仕方なく 重い足取りで 応接室に向かう 。
これで シャーロットの居場所が 分からなかったら、 ただじゃおかない。 ギリギリと歯ぎしりする。
***
シャーロットは 休憩室のドアを 勢いよく開けると お茶を飲んでいるマリアに迫る。
「 今すぐ 紹介状を書いてちょうだい!」
「急に、 どうしたんですか?」
戸惑うマリアを 無視して命令する 。
「 良いから 。私の言う通りにしなさい!」
「…… 」
マリアが 私の心を探るように じっと見る。
しかし、シャーロットは 臆することなく見つめ返す。 すると 横からローズが口を挟んでくる。
「 紹介状は ティアスが 書くんですよ」
「…… それでしたら、 口利きで構いませんわ。下級メイドは、紹介状が 不要なんでしょう」
ローズに向き直ると 私もそれくらい知っていると 答える 。
「下級メイドですか?」
「ええ。贅沢なんて 言ってられる状態では、 ありませんもの 」
下級メイドは 十歳ぐらいの子供でも 採用してくれるらしい 。いくら今まで 何もしてしてこなかったとは いえ 17歳ですもの やれるわ!
「この前 出て行かないと 約束たしたはずです。あれは嘘だったんですか?」
「 それは ……」
痛いところを突かれた。マリアの指摘に口ごもる。
確かに、 意見をコロコロ変える優柔不断な人間だと思われても仕方ない。
でも、今と あの時では 状況が違う。
それに、その理由は 言いたくない。
「もしかして、シャーロット。 家出しようとしたの?」
「そっ、それは……」
ローズが 呆れたように言う。秘密がバレて 恥ずかしさに俯く。
「 家出 好きだね」
「なっ」
思わず反論しようと面をあげたが また俯く。
でも、そう言われても仕方が無い。私だって、自力で解決できなら、したい。
自分の意見が通らないからと 逃げてばかりでは子供と変わらない。 そんなの私らしくない。
いつもは真っ向勝負なのに……。
「 なんか シャーロットらしくないね。 戦いもせずに 逃げ出す なんて 」
「うっ…… …… 」
返す言葉がないと 黙り込む 。
私はティアスから、 恋の辛さから、 逃げようとしている。 真実を知る私の この想いは 禁じられた恋だから。
「兎に角 私が、この家を出れば 全てが丸く収まりますわ。ですから」
強引に話をまとめようとすると、怒ったマリアが 食ってかかってくる。
「どうして 、今更そんなことを言うんですか? 虫が良すぎます」
「虫って……」
マリアの言う通りだ 。私はティアスを 利用するだけ利用して 用が済んだと お払い箱にしようとしている。
ティアスにも マリア達にも 恨まれるけど それでも構わない。
「 私は 、…私はティアスに これ以上 迷惑をかけたくないだけですわ」
でも、分かって欲しい。と、思ってしまう。
「迷惑かけても 良いんじゃないですか? 」
しかし、シャーロットは、頑なに それは良くない事だと首を横に振る。
トラウマの関係者である私が 、ここを立ち去るべきなんだ。 ティアスの心に平穏な日々を取り戻すさせるためには 、こうするしかない。
「 ここに、いればいいじゃないですか?ティアス様も そう望んでいます」
「 いいえ。ティアスは 私が命の恩人だから義理で匿っているだけですわ」
マリアが ため息をつく。
「ふ~」
「 ここまで鈍感だと浮かばれませんね」
「どっ、鈍感?」
「そうね 。 かわいそうだわ 」
ひどい言われようだ。 私は人より 機微が分かると自負している。 出なかったら貴族社会で生き抜いていけない。
「いったい 私のどこが鈍感だと 言うんですの?」
「そう言うところ」
「なっ、なっ」
そんなふうに 言われては言葉に 詰まる。
「 何を言っているか分かりませんが 、仕事先を紹介してくださいな」
「自分がしたいことを するだけ と言って ましたけど 。 この家を出て行くことが、したい事なんですか?」
「そっ、それは……」
「 それなのに 今回に限って 我慢するんですか?」
私にだって 分別はある。 匿ってもらったのに それ以上望むなんて。それこそ 虫が良すぎる 。
今、私が したい事は、ティアスを幸せにすること。
「 ここは令嬢パワーで 、ガツンとやってください 」
その言い方には 語弊がある。 貴族の令嬢たちが みな、 我儘で 他人の気持ちなど考えない 傲慢な人ばかりではない。
「 もう! ローズ。私の事を どう思っているんですの。 私は その辺にいる伯爵令嬢ではありませんことよ」
「知ってる。だからこそ 言ってるんじゃんか」
ますます 判らない。
ローズが、そう言って私を小突く。
何をするのかと 痛む 腕 をさすりながら 睨むと、 笑顔を返されて 訳が分からない。
「 結婚したくないからと 強盗 しちゃうような伯爵令嬢は、 シャーロット 以外 いないよ」
「そうです。シャーロット様には 誰も敵いません」
「……」
とても褒め言葉には 聞こえない 。
しかし、二人とも 私のその 無鉄砲な行動力に 期待しているらしい 。
でも、 いったい何が 言いたいのか ピンと来ない。 二人の期待に満ちた目に シャーロット眉を顰める。
***
トボトボと自室に戻りながら、右手で自分の顎を支える。全く言いたい事があるなら 素直に口にすれば良いのに。
( 口にするか……)
そう出来たら、どんなに楽か。
ティアスは、私の事をどう思っているのかしら。命の恩人? 我儘な伯爵令嬢? 政略結婚の被害者? 表情を崩さないティアスからは、 その心の内を読み取るのは難しい。
閉じた瞼の裏にティアスの顔が浮かぶ。 戸惑った顔。 呆れた顔。驚いた顔。 苦しそうな顔。 その全てが私に向けられていた。
( でも……)
そうなのかも しれない 。
私に対して 少しでも好意があるのなら、 その表情に その仕草に現れる。でも、ティアスは いつも私との間に 見えない壁を作っている。
それは 私と親しくなりたくないと思っていないのね……。
ティアスの心を知ったシャーロットは、ため息をつく。 どうして私は命の恩人なの?
(違った出会い方をしていたら……)
それでも ティアスへの想いが雪のように降り続く。
シャーロットは、雲一つ無い空を見上げる。
その雪もいつか止んで 、この空のように晴れる日が来るだろう。でも、今は雪に埋もれそう。
このままズルズルと この家にいたらティアスの事が 忘れられない 。だからと言って 自分の気持ちを 隠したまま生活するのは 辛い 。
(出ていこう)
そう決めると、これからの事を考え始める。
二人に 口利き してもらうのは 難しそうだ 。
他の使用人に 頼んでも同じだろう 。自分で探すのは 危険すぎる 。
このままでは 逃げることも、 隠れることも 出来ない 。
(どうしたら いいのかしら?)
シャーロット 唇を引き締める。
こうなったら 格安ホテルに 泊まるか、 キャルの家に 居候するしか無いわね。
グズ男も まさか 私が 下町にいるとは 思わないだろう。
競争相手が いると 言ったことは 効果覿面 。
依頼したその日の夜には 最初の調査書が届けられた。
(こんなに早く 結果が出るなら 最初から頼めば良かった)
翌朝。
アランは 清々しい気分で朝を迎えた。
調査書を読みながら ノックの音に返事をする。
「入れ 」
小間使いが 封筒を手に入ってくる。
2件目が届いたか 。
「旦那様 。 アダム探偵事務所から 調査書が届いております」
「ん」
封筒を受け取ったのに ぐずぐずと小間使いが出ていかない 。
「何だ?」
「 それが… ビルズ探偵事務所と キャメル探偵社からも 届いています 」
「…分かった」
いっぺんに 4社に増えた。調査内容を比較検討すれば、自ずとシャーロットの居場所が分かるぞ。
アランは、小間使いが出て行くと いそいそとペーパーナイフに手を伸ばす。が、 また ノックの音がする。
(用があるなら いっぺんに済ませろ!)
要領の悪さに 呆れながら返事をする。
「入れ」
「 旦那様。 デヴィッド探偵事務所の者が、 直接報告したいと 訪ねてきております」
アランの瞼が ピクリと動く。
どうして、 わざわざ来る? 紙に書いて届ければいいものを こちらの都合はお構いなしか。
来客は嫌いだ。 金も時間もかかる。
しかし、 重要な情報かも しれない。
とっとと、聞いて 帰ってもらおう。
「分かった」
アランはペーパーナイフを戻すと 渋々重い腰を上げる 。
すると、また ノックの音がする。
落ち着きがない。 騒がしいのは好きじゃない のに。
アランはイライラと髪を撫で付ける。
「入れ」
3人目の小間使いが顔を出す。
「旦那様 。フォード探偵社の方が お会いしたい と来ています」
(何なんだ今日は!)
次から次へと、人が訪ねてくる。
これでは 面接と変わらないじゃないか!
アランは 痛み出した こめかみを押さえる。
怒鳴り出したいのを なんとか耐えていると 4人目の小間使いが姿を現す。
「 旦那様。 イースト」
小間使いの話を 遮って怒鳴る。
「 五月蝿い! どいつもこいつも 勝手に来やがって 」
怒りに任せて机を叩く。
すると、 5人目の小間使いが、 こっそりとこちらの様子をうかがっている。
全く 朝からうんざりする。
この調子では 1日中 来客が絶えない 。
今更ながら 全員 に声をかけたことを後悔する。
「はぁ~」
アランは 深いため息をつくと 仕方なく 重い足取りで 応接室に向かう 。
これで シャーロットの居場所が 分からなかったら、 ただじゃおかない。 ギリギリと歯ぎしりする。
***
シャーロットは 休憩室のドアを 勢いよく開けると お茶を飲んでいるマリアに迫る。
「 今すぐ 紹介状を書いてちょうだい!」
「急に、 どうしたんですか?」
戸惑うマリアを 無視して命令する 。
「 良いから 。私の言う通りにしなさい!」
「…… 」
マリアが 私の心を探るように じっと見る。
しかし、シャーロットは 臆することなく見つめ返す。 すると 横からローズが口を挟んでくる。
「 紹介状は ティアスが 書くんですよ」
「…… それでしたら、 口利きで構いませんわ。下級メイドは、紹介状が 不要なんでしょう」
ローズに向き直ると 私もそれくらい知っていると 答える 。
「下級メイドですか?」
「ええ。贅沢なんて 言ってられる状態では、 ありませんもの 」
下級メイドは 十歳ぐらいの子供でも 採用してくれるらしい 。いくら今まで 何もしてしてこなかったとは いえ 17歳ですもの やれるわ!
「この前 出て行かないと 約束たしたはずです。あれは嘘だったんですか?」
「 それは ……」
痛いところを突かれた。マリアの指摘に口ごもる。
確かに、 意見をコロコロ変える優柔不断な人間だと思われても仕方ない。
でも、今と あの時では 状況が違う。
それに、その理由は 言いたくない。
「もしかして、シャーロット。 家出しようとしたの?」
「そっ、それは……」
ローズが 呆れたように言う。秘密がバレて 恥ずかしさに俯く。
「 家出 好きだね」
「なっ」
思わず反論しようと面をあげたが また俯く。
でも、そう言われても仕方が無い。私だって、自力で解決できなら、したい。
自分の意見が通らないからと 逃げてばかりでは子供と変わらない。 そんなの私らしくない。
いつもは真っ向勝負なのに……。
「 なんか シャーロットらしくないね。 戦いもせずに 逃げ出す なんて 」
「うっ…… …… 」
返す言葉がないと 黙り込む 。
私はティアスから、 恋の辛さから、 逃げようとしている。 真実を知る私の この想いは 禁じられた恋だから。
「兎に角 私が、この家を出れば 全てが丸く収まりますわ。ですから」
強引に話をまとめようとすると、怒ったマリアが 食ってかかってくる。
「どうして 、今更そんなことを言うんですか? 虫が良すぎます」
「虫って……」
マリアの言う通りだ 。私はティアスを 利用するだけ利用して 用が済んだと お払い箱にしようとしている。
ティアスにも マリア達にも 恨まれるけど それでも構わない。
「 私は 、…私はティアスに これ以上 迷惑をかけたくないだけですわ」
でも、分かって欲しい。と、思ってしまう。
「迷惑かけても 良いんじゃないですか? 」
しかし、シャーロットは、頑なに それは良くない事だと首を横に振る。
トラウマの関係者である私が 、ここを立ち去るべきなんだ。 ティアスの心に平穏な日々を取り戻すさせるためには 、こうするしかない。
「 ここに、いればいいじゃないですか?ティアス様も そう望んでいます」
「 いいえ。ティアスは 私が命の恩人だから義理で匿っているだけですわ」
マリアが ため息をつく。
「ふ~」
「 ここまで鈍感だと浮かばれませんね」
「どっ、鈍感?」
「そうね 。 かわいそうだわ 」
ひどい言われようだ。 私は人より 機微が分かると自負している。 出なかったら貴族社会で生き抜いていけない。
「いったい 私のどこが鈍感だと 言うんですの?」
「そう言うところ」
「なっ、なっ」
そんなふうに 言われては言葉に 詰まる。
「 何を言っているか分かりませんが 、仕事先を紹介してくださいな」
「自分がしたいことを するだけ と言って ましたけど 。 この家を出て行くことが、したい事なんですか?」
「そっ、それは……」
「 それなのに 今回に限って 我慢するんですか?」
私にだって 分別はある。 匿ってもらったのに それ以上望むなんて。それこそ 虫が良すぎる 。
今、私が したい事は、ティアスを幸せにすること。
「 ここは令嬢パワーで 、ガツンとやってください 」
その言い方には 語弊がある。 貴族の令嬢たちが みな、 我儘で 他人の気持ちなど考えない 傲慢な人ばかりではない。
「 もう! ローズ。私の事を どう思っているんですの。 私は その辺にいる伯爵令嬢ではありませんことよ」
「知ってる。だからこそ 言ってるんじゃんか」
ますます 判らない。
ローズが、そう言って私を小突く。
何をするのかと 痛む 腕 をさすりながら 睨むと、 笑顔を返されて 訳が分からない。
「 結婚したくないからと 強盗 しちゃうような伯爵令嬢は、 シャーロット 以外 いないよ」
「そうです。シャーロット様には 誰も敵いません」
「……」
とても褒め言葉には 聞こえない 。
しかし、二人とも 私のその 無鉄砲な行動力に 期待しているらしい 。
でも、 いったい何が 言いたいのか ピンと来ない。 二人の期待に満ちた目に シャーロット眉を顰める。
***
トボトボと自室に戻りながら、右手で自分の顎を支える。全く言いたい事があるなら 素直に口にすれば良いのに。
( 口にするか……)
そう出来たら、どんなに楽か。
ティアスは、私の事をどう思っているのかしら。命の恩人? 我儘な伯爵令嬢? 政略結婚の被害者? 表情を崩さないティアスからは、 その心の内を読み取るのは難しい。
閉じた瞼の裏にティアスの顔が浮かぶ。 戸惑った顔。 呆れた顔。驚いた顔。 苦しそうな顔。 その全てが私に向けられていた。
( でも……)
そうなのかも しれない 。
私に対して 少しでも好意があるのなら、 その表情に その仕草に現れる。でも、ティアスは いつも私との間に 見えない壁を作っている。
それは 私と親しくなりたくないと思っていないのね……。
ティアスの心を知ったシャーロットは、ため息をつく。 どうして私は命の恩人なの?
(違った出会い方をしていたら……)
それでも ティアスへの想いが雪のように降り続く。
シャーロットは、雲一つ無い空を見上げる。
その雪もいつか止んで 、この空のように晴れる日が来るだろう。でも、今は雪に埋もれそう。
このままズルズルと この家にいたらティアスの事が 忘れられない 。だからと言って 自分の気持ちを 隠したまま生活するのは 辛い 。
(出ていこう)
そう決めると、これからの事を考え始める。
二人に 口利き してもらうのは 難しそうだ 。
他の使用人に 頼んでも同じだろう 。自分で探すのは 危険すぎる 。
このままでは 逃げることも、 隠れることも 出来ない 。
(どうしたら いいのかしら?)
シャーロット 唇を引き締める。
こうなったら 格安ホテルに 泊まるか、 キャルの家に 居候するしか無いわね。
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