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18 究極の告白の方法
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**残り7日の夜*
アランは 仲間達とパブで 酒を飲んでいる自分が 信じられない。 結婚式まで 7日を切ったのに シャーロットは まだ見かっていない。
そんな状態なのに 舞台まで 観賞してきた。
( いったい、私は 何をしてるんだ?)
しかし、ドナルドの恋人の 舞台初日だ。しつこく誘ってくるのは目に見えている。
それに、断れば 何かトラブルが あるのかと怪しまれる可能性がある。
内心の焦りを 悟られないように 余裕のある振りをする。知られてしまえば 全てが、おじゃんになる。
この数日で 何軒の家を探し回ったことか。 空振り続きに、ストレスが溜まる一方だ。悪い予感に ぎりっと唇を噛む。時間が無いのに。 このままでは …。
何かを見落としている。そんな気がする。
その答えが、ここまで 出かかってるのに出てこない。
(何だ?何に気付かない?)
「おい!アラン」
「えっ?ああ、何だ?」
仲間の声に我に返る。 しまった話を聞いてなかった。
「どうしたんだよ。ずっと上の空だぞ」
「全く、人の話しを聞けよ」
バレたら 拙い。 気を引き締めないと。 仲間の指摘に言い訳の常套句を使う。
「結婚式の準備で忙しいんだよ」
「とうとう俺たちの中から既婚者が出るのか…」
ダニエルが、自分の胸に手をやって悲しげに言う。
すると、マーティンが調子を合わせる。
「さらば、独身!」
オーバーアクションに、げんなりする。
さっき観た芝居に感化されすぎだ。 全く、すぐに影響される。
「自ら牢獄に入ろうとするなんて、気が知れないな」
トーマスが 冷めた視線を向けてくる。
勝手なことを言って。
自分たちだって 明日は我が身だ。 貴族の嫡子と 産まれたら当然の義務だ。
「遊んでられるのも、今のうちだぞ」
窘めるとライアンが暗い顔になる。
「どうせ結婚するなら、せめて好きな女が良いな」
(好きな女ねぇ…)
私だって好きな女と結婚したい。
裕福だとか、家柄が良いとか、私にとって利があれば文句は無い。夢見がちな発言に呆れ返る。
「お前に選ぶ権利があると思うのか?自分の顔を見ろ」
「お前だって 人の事言えるのかよ!」
ライアンをトーマスが 馬鹿にすると、 食ってかかられる。貴族の結婚に、美醜は関係無いが、今のような自堕落な生活をしていたら 一生結婚など出来るはずがない 。
ここにいても時間の無駄だ。
家に帰って報告書を読み込もう。何か見つかるかもしれない。
アランはテーブルに、お金を置いて 立ち上がる。
「帰る」
「ああ、結婚式で」
(ああ、私も そう願っている)
仲間達に軽く手を上げて 歩き出すと呼び止められた。
「アラン。忘れ物」
振り返ると ダニエルが舞台のパンフレットを差し出している。 差し出されたパンフレットを凝視する
受け取るべきなのか 受け取らない方が良いのか、 自分の中で葛藤する
「……」
「アラン?」
「ああ、悪い」
結局 受け取ると アランは パンフレットを 小脇に抱えて 店を後にした。
**同日、夜*
シャーロットはティアスの寝室にある鏡の前で念入りに3回目の身だしなみチェックをする。
(どうかしら……派手じゃない?)
鏡にうつる自分に聞いて見る。
薄化粧など したことがないからよく分からない。
シャーロットは 落ち着き無くそわそわと歩き回る。
勇気を振り絞るのに 時間が掛かってしまった。 もう 一週間を切っているのに…。
シャーロットは ガウンのサッシュベルトを弄りながら 逃げ出そうとする自分を なんとか踏みとどまらせていた。
(まだ来ないのかしら?)
ディアスの寝室にいるという事だけでも ドキドキするのに、ガウンの下のネグリジェ姿をティアスに見せるかと思うと 今すぐ部屋を飛び出したくなってしまう。
シャーロットは立ち止まるとガウンの中を覗く。
言葉より雄弁だろうと思って ギャルに頼んで買ってきてもらったけど…。
今から する事は 無謀極まりない。
嫌われて、いないという事 以外 何も分からないのに、 どうして実行しようとしているのか 自分でも信じられない 。頭が おかしくなっているかもしれない 。
それ程までに ティアスが 好き。
震える指で 髪をかきあげながら、 こうなった経緯 省みる。
**
キャルが究極の方法を教えると言われて シャーロットは居住まいを正す。
しかし、キャルが立ち上がると、なぜか私を見下ろす。その目がキラリと光る。 それを見て思わず 身構える。
(何?何なの?)
キャルが 徐に胸を突きだすと 両手で胸元を肌蹴る仕草をする。
「 おっぱいをポロっと 見せればいいんだよ。 絶対 食いついてくるから」
(なっ、何?)
今 言葉にするのも恥ずかしい事を言った?
私の聞き間違い?
「… 胸を…こうしろと…?」
胸を出す仕草で 尋ねると 同じ仕草で 返事をしてくる。
間違いなく 破廉恥な行為をしろと言っている。 未婚の娘が 、しかも伯爵令嬢の私に?
そんなこと 出来るはずがない 。
シャーロットは首を振って嫌がる。
「 むっ、むっ、むっ、無理ですわ」
「 大丈夫だよ。 別に街中で やる訳じゃないんだから。 二人の時に、こっそりと見せるんだよ」
キャルには簡単でも 男の人に 肌を見せたこともない私には ハードルが高過ぎる。
「ですけれど、それは……」
それは好意ではなく 欲望だと言おうとしたが、ティアスの 性格からして その気のない女性には 見向きもしないはず。
ローズの話では 長く使えているが 、浮いた話ひとつ無いから、 もしかしたら女嫌いなのかもと 言っていた事を思い出す。
そうする事で 相手の気持ちが確認できるなら…。
やる価値は ある?
シャーロットは 自分の胸に両手を当てる。 男性が喜ぶような 巨乳ではない 。体で落とすには 少々魅力に欠けるような…。
「 そんなに大きくないけど、 形は良いと思うよ」
「っ」
シャーロットはキャルの言葉に顔を赤らめると 胸を隠す。 形が良いって、 いつ見たんですの。
そういう事は結婚してからするものだ と、きつく言い聞かされて 育ってきた。無理だ 。やっぱり出来ない。 そんな淫らなこと。
断念しようとする自分を もう一人の自分が待ったをかける。
『それで 本当に良いの?役に立つ技術も無い。 お金も無い。 身分も失った。そんな あなたが 何の努力もせず ティアスを手に入れられると思うの? 何様のつもり 』
(……)
『どうしても欲しいなら 手段など気にしてる場合じゃないでしょ。ティアスが 欲しいなら やるしかないのよ。 後悔してもいいの?』
( いいえ 。良くないわ!)
今の二人の関係を壊すには それくらいしないと駄目な気がする。
結婚すらならば多少のフライングは構わないだろう。 でも、そうするなら絶対成功さないと…。
「 何なら、やり方を教えようか?いきなり全部見せちゃダメだよ。 じらすようにチラ見せ」
「 それは遠慮しますわ 。 それより 買って欲しい物がありますの」
ノリノリのキャルを 押し止めると 別の依頼を伝える。
男性と手を繋いだことのない私に キャルのテクニックは 難しい。そんな事 付け焼刃に過ぎない。 だったら私が 出来る事をするまで。
**
シャーロットは サッシュベルトから手を離す。
(そうよ 恥も外聞も捨てなくちゃ。 このタイミングを逃したら 後が無いんですもの)
シャーロットは 今夜ティアスを落とすと 固く決意して 頷く。すると 気持ちが通じたのか ドアが開いてティアスが姿を現す。
「 ……失礼しました」
「あっ」
しかし、私を見たティアスが 止める間もなく頭を下げて出ていく。
(…………)
直ぐにドアが開いて ティアスが自分の入ってきたドア確かめる。 自分の寝室に 私がいる事に 明らかに当惑して、ドアを確認している。
自分の寝室に 私がいることに 明らかに当惑している。
「 何故 ここに居るんですか?」
ティアスの あまりの朴念仁ぶりに呆れる。
薄化粧した ガウン姿のうら若き乙女が こんな時間に独身男性の部屋 尋ねる理由は 理由は一つしか無い。
それなのに……。
眉間にしわを寄せたまま 入り口に 突っ立っていて、 ティアスを見て、やはり この方法しかないと確信する。
アランは 仲間達とパブで 酒を飲んでいる自分が 信じられない。 結婚式まで 7日を切ったのに シャーロットは まだ見かっていない。
そんな状態なのに 舞台まで 観賞してきた。
( いったい、私は 何をしてるんだ?)
しかし、ドナルドの恋人の 舞台初日だ。しつこく誘ってくるのは目に見えている。
それに、断れば 何かトラブルが あるのかと怪しまれる可能性がある。
内心の焦りを 悟られないように 余裕のある振りをする。知られてしまえば 全てが、おじゃんになる。
この数日で 何軒の家を探し回ったことか。 空振り続きに、ストレスが溜まる一方だ。悪い予感に ぎりっと唇を噛む。時間が無いのに。 このままでは …。
何かを見落としている。そんな気がする。
その答えが、ここまで 出かかってるのに出てこない。
(何だ?何に気付かない?)
「おい!アラン」
「えっ?ああ、何だ?」
仲間の声に我に返る。 しまった話を聞いてなかった。
「どうしたんだよ。ずっと上の空だぞ」
「全く、人の話しを聞けよ」
バレたら 拙い。 気を引き締めないと。 仲間の指摘に言い訳の常套句を使う。
「結婚式の準備で忙しいんだよ」
「とうとう俺たちの中から既婚者が出るのか…」
ダニエルが、自分の胸に手をやって悲しげに言う。
すると、マーティンが調子を合わせる。
「さらば、独身!」
オーバーアクションに、げんなりする。
さっき観た芝居に感化されすぎだ。 全く、すぐに影響される。
「自ら牢獄に入ろうとするなんて、気が知れないな」
トーマスが 冷めた視線を向けてくる。
勝手なことを言って。
自分たちだって 明日は我が身だ。 貴族の嫡子と 産まれたら当然の義務だ。
「遊んでられるのも、今のうちだぞ」
窘めるとライアンが暗い顔になる。
「どうせ結婚するなら、せめて好きな女が良いな」
(好きな女ねぇ…)
私だって好きな女と結婚したい。
裕福だとか、家柄が良いとか、私にとって利があれば文句は無い。夢見がちな発言に呆れ返る。
「お前に選ぶ権利があると思うのか?自分の顔を見ろ」
「お前だって 人の事言えるのかよ!」
ライアンをトーマスが 馬鹿にすると、 食ってかかられる。貴族の結婚に、美醜は関係無いが、今のような自堕落な生活をしていたら 一生結婚など出来るはずがない 。
ここにいても時間の無駄だ。
家に帰って報告書を読み込もう。何か見つかるかもしれない。
アランはテーブルに、お金を置いて 立ち上がる。
「帰る」
「ああ、結婚式で」
(ああ、私も そう願っている)
仲間達に軽く手を上げて 歩き出すと呼び止められた。
「アラン。忘れ物」
振り返ると ダニエルが舞台のパンフレットを差し出している。 差し出されたパンフレットを凝視する
受け取るべきなのか 受け取らない方が良いのか、 自分の中で葛藤する
「……」
「アラン?」
「ああ、悪い」
結局 受け取ると アランは パンフレットを 小脇に抱えて 店を後にした。
**同日、夜*
シャーロットはティアスの寝室にある鏡の前で念入りに3回目の身だしなみチェックをする。
(どうかしら……派手じゃない?)
鏡にうつる自分に聞いて見る。
薄化粧など したことがないからよく分からない。
シャーロットは 落ち着き無くそわそわと歩き回る。
勇気を振り絞るのに 時間が掛かってしまった。 もう 一週間を切っているのに…。
シャーロットは ガウンのサッシュベルトを弄りながら 逃げ出そうとする自分を なんとか踏みとどまらせていた。
(まだ来ないのかしら?)
ディアスの寝室にいるという事だけでも ドキドキするのに、ガウンの下のネグリジェ姿をティアスに見せるかと思うと 今すぐ部屋を飛び出したくなってしまう。
シャーロットは立ち止まるとガウンの中を覗く。
言葉より雄弁だろうと思って ギャルに頼んで買ってきてもらったけど…。
今から する事は 無謀極まりない。
嫌われて、いないという事 以外 何も分からないのに、 どうして実行しようとしているのか 自分でも信じられない 。頭が おかしくなっているかもしれない 。
それ程までに ティアスが 好き。
震える指で 髪をかきあげながら、 こうなった経緯 省みる。
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キャルが究極の方法を教えると言われて シャーロットは居住まいを正す。
しかし、キャルが立ち上がると、なぜか私を見下ろす。その目がキラリと光る。 それを見て思わず 身構える。
(何?何なの?)
キャルが 徐に胸を突きだすと 両手で胸元を肌蹴る仕草をする。
「 おっぱいをポロっと 見せればいいんだよ。 絶対 食いついてくるから」
(なっ、何?)
今 言葉にするのも恥ずかしい事を言った?
私の聞き間違い?
「… 胸を…こうしろと…?」
胸を出す仕草で 尋ねると 同じ仕草で 返事をしてくる。
間違いなく 破廉恥な行為をしろと言っている。 未婚の娘が 、しかも伯爵令嬢の私に?
そんなこと 出来るはずがない 。
シャーロットは首を振って嫌がる。
「 むっ、むっ、むっ、無理ですわ」
「 大丈夫だよ。 別に街中で やる訳じゃないんだから。 二人の時に、こっそりと見せるんだよ」
キャルには簡単でも 男の人に 肌を見せたこともない私には ハードルが高過ぎる。
「ですけれど、それは……」
それは好意ではなく 欲望だと言おうとしたが、ティアスの 性格からして その気のない女性には 見向きもしないはず。
ローズの話では 長く使えているが 、浮いた話ひとつ無いから、 もしかしたら女嫌いなのかもと 言っていた事を思い出す。
そうする事で 相手の気持ちが確認できるなら…。
やる価値は ある?
シャーロットは 自分の胸に両手を当てる。 男性が喜ぶような 巨乳ではない 。体で落とすには 少々魅力に欠けるような…。
「 そんなに大きくないけど、 形は良いと思うよ」
「っ」
シャーロットはキャルの言葉に顔を赤らめると 胸を隠す。 形が良いって、 いつ見たんですの。
そういう事は結婚してからするものだ と、きつく言い聞かされて 育ってきた。無理だ 。やっぱり出来ない。 そんな淫らなこと。
断念しようとする自分を もう一人の自分が待ったをかける。
『それで 本当に良いの?役に立つ技術も無い。 お金も無い。 身分も失った。そんな あなたが 何の努力もせず ティアスを手に入れられると思うの? 何様のつもり 』
(……)
『どうしても欲しいなら 手段など気にしてる場合じゃないでしょ。ティアスが 欲しいなら やるしかないのよ。 後悔してもいいの?』
( いいえ 。良くないわ!)
今の二人の関係を壊すには それくらいしないと駄目な気がする。
結婚すらならば多少のフライングは構わないだろう。 でも、そうするなら絶対成功さないと…。
「 何なら、やり方を教えようか?いきなり全部見せちゃダメだよ。 じらすようにチラ見せ」
「 それは遠慮しますわ 。 それより 買って欲しい物がありますの」
ノリノリのキャルを 押し止めると 別の依頼を伝える。
男性と手を繋いだことのない私に キャルのテクニックは 難しい。そんな事 付け焼刃に過ぎない。 だったら私が 出来る事をするまで。
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シャーロットは サッシュベルトから手を離す。
(そうよ 恥も外聞も捨てなくちゃ。 このタイミングを逃したら 後が無いんですもの)
シャーロットは 今夜ティアスを落とすと 固く決意して 頷く。すると 気持ちが通じたのか ドアが開いてティアスが姿を現す。
「 ……失礼しました」
「あっ」
しかし、私を見たティアスが 止める間もなく頭を下げて出ていく。
(…………)
直ぐにドアが開いて ティアスが自分の入ってきたドア確かめる。 自分の寝室に 私がいる事に 明らかに当惑して、ドアを確認している。
自分の寝室に 私がいることに 明らかに当惑している。
「 何故 ここに居るんですか?」
ティアスの あまりの朴念仁ぶりに呆れる。
薄化粧した ガウン姿のうら若き乙女が こんな時間に独身男性の部屋 尋ねる理由は 理由は一つしか無い。
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