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【完結】九蓮宝灯【S/鬼畜】
15*
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じゅぶ、と音がして、カズマが俺の中から出て行った。
「あっ、あ、なんで…」
言ってから失言だったと気付く。
抜かれていいんだよ。終わればいいんだよ。
でもそれじゃあさっきのセリフは言い損じゃないか。
後ろも前も切なくてひくひくと震えているのに。こんな中途半端な状態で終われない。
「お前のヤらしいおねだりを叶えてやるためだよ」
言いながらカズマは俺の身体をころんと転がした。
それから俺の心の拠り所になりつつあった枕を奪って腰の下に潜り込ませる。
全部さらけ出すような、尻を掲げる体勢にさせられて忘れかけていた羞恥心が疼いた。
てっきりあのままぐちゃぐちゃにされるのかと思ってたのに、この間はなんだ。
ふと冷静になって、先程までの自分を思い出してしまう。
「ちんぽで前立腺虐められてイきたいんだよなぁ?」
そこに重ねるように言われて顔が熱くなった。思わず背けて目を逸らす。
その顔をカズマが掴んで無理やり視線を戻させた。
「なにが入ってどうしてくれるのか、ちゃんと見とけ」
言われた通りに下を見てしまう。
期待するようにひくひくと揺れる自分の性器の向こうに、カズマの凶悪な性器が見える。
それが見せつけるようにゆっくりと後ろにあてがわれて
「ヒッ…あぁ!!」
一気に奥まで貫かれた。
ビリビリッと電流のような快感が走り抜けて、頭の奥でパチンと弾ける。
「アッ!イく…!!」
その衝撃で押し出されるように射精してしまった。勢いのない精液がどろりと性器から溢れる。
快感の名残で腰がザワザワと痺れて、抱えあげられたつま先がきゅうっと丸まる。
遅れて腰が痙攣して性器がビクンッと震えた。
「はは、ところてん。すっかり尻でイけるようになったじゃねぇか」
貫いたまま奥をぐりぐりと攻めながら、カズマが楽しげに言う。
それどころではなかった。
「あっ、アッ!ダメ!ひっ、動くな…!!あっ!イく、イクぅ!!」
イッたのに快感の波が全然引いてくれない。腰から背筋を走り回るように駆け巡って、二度、三度と射精感の伴わない絶頂に追いやられる。
その度に腰がガクガクと跳ねた。
「あ~、痙攣やば。気持ちい」
奥に押し付けられたカズマの性器の脈動すら快感になって身体を蝕む。
これ以上は無理!脳が焼ける…!!
視界がチカチカと明滅し始めて、腰どころか、全身が跳ねるように痙攣した。
奥まで入ってる。そう自覚して後ろがヒクついて、締め付けるだけでも軽くイッてしまう。
入れられてるだけでイク…!!
「も、ムリッ!抜いて…!!おかしくなる…!」
身体が言うことを聞かない。必死でカズマに手を伸ばす。
カズマはその手を取ってうっそりと微笑んだ。
「前立腺、虐められたいんだよな?」
「あっ、あ、なんで…」
言ってから失言だったと気付く。
抜かれていいんだよ。終わればいいんだよ。
でもそれじゃあさっきのセリフは言い損じゃないか。
後ろも前も切なくてひくひくと震えているのに。こんな中途半端な状態で終われない。
「お前のヤらしいおねだりを叶えてやるためだよ」
言いながらカズマは俺の身体をころんと転がした。
それから俺の心の拠り所になりつつあった枕を奪って腰の下に潜り込ませる。
全部さらけ出すような、尻を掲げる体勢にさせられて忘れかけていた羞恥心が疼いた。
てっきりあのままぐちゃぐちゃにされるのかと思ってたのに、この間はなんだ。
ふと冷静になって、先程までの自分を思い出してしまう。
「ちんぽで前立腺虐められてイきたいんだよなぁ?」
そこに重ねるように言われて顔が熱くなった。思わず背けて目を逸らす。
その顔をカズマが掴んで無理やり視線を戻させた。
「なにが入ってどうしてくれるのか、ちゃんと見とけ」
言われた通りに下を見てしまう。
期待するようにひくひくと揺れる自分の性器の向こうに、カズマの凶悪な性器が見える。
それが見せつけるようにゆっくりと後ろにあてがわれて
「ヒッ…あぁ!!」
一気に奥まで貫かれた。
ビリビリッと電流のような快感が走り抜けて、頭の奥でパチンと弾ける。
「アッ!イく…!!」
その衝撃で押し出されるように射精してしまった。勢いのない精液がどろりと性器から溢れる。
快感の名残で腰がザワザワと痺れて、抱えあげられたつま先がきゅうっと丸まる。
遅れて腰が痙攣して性器がビクンッと震えた。
「はは、ところてん。すっかり尻でイけるようになったじゃねぇか」
貫いたまま奥をぐりぐりと攻めながら、カズマが楽しげに言う。
それどころではなかった。
「あっ、アッ!ダメ!ひっ、動くな…!!あっ!イく、イクぅ!!」
イッたのに快感の波が全然引いてくれない。腰から背筋を走り回るように駆け巡って、二度、三度と射精感の伴わない絶頂に追いやられる。
その度に腰がガクガクと跳ねた。
「あ~、痙攣やば。気持ちい」
奥に押し付けられたカズマの性器の脈動すら快感になって身体を蝕む。
これ以上は無理!脳が焼ける…!!
視界がチカチカと明滅し始めて、腰どころか、全身が跳ねるように痙攣した。
奥まで入ってる。そう自覚して後ろがヒクついて、締め付けるだけでも軽くイッてしまう。
入れられてるだけでイク…!!
「も、ムリッ!抜いて…!!おかしくなる…!」
身体が言うことを聞かない。必死でカズマに手を伸ばす。
カズマはその手を取ってうっそりと微笑んだ。
「前立腺、虐められたいんだよな?」
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