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【完結】スイングボーイズ【3P/呼吸管理】
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一頻り泣かされて、強すぎる快感に晒された意識が遠のいて来たころになって、ずるりというぬめった感覚と一緒に海渡の指が抜け出て行った。
ようやくまともに息が吸えた。
「ひっ…、あっ、…も、イかせてくれ…っ」
快楽地獄から抜け出したことで吐き出せなかった言葉が零れる。
強張って動かせなかった身体が自由になって、なりふり構わず性器を扱こうと腕を伸ばしかけたところで空翔の手がそれを阻んだ。
ぎゅっと纏めて掴まれて、掲げるように引っ張られて身体を起こされる。
「おねだりかわいいですね。いつでもイッていいんですよ?でも、触っちゃ駄目です」
無理だ。触らないとイけない。後ろだけでは苦しい。
ふるふると首を振って縋るように空翔を見ると、いつもの穏やかな笑みからは想像もできないような嗜虐的な色を纏った目で射すくめられた。
カチャカチャという金属の鳴る音と一緒に「お前結構鬼畜なんだなぁ」と言う間延びした海渡の声が後ろから聞こえる。
「そんなことないよ。乾先輩を気持ちよくしたいだけだもん」
喘いで半開きになった口にちゅぽちゅぽと性器を浅く抽挿しながら、拗ねたような声で空翔が答えた。
とろりと糸を引く先走りが唇を汚していく。
「後ろだけでイッたら、それがないとイけなくなるくらい気持ちいいらしいですよ…?」
誘うように空翔が囁いた。
もう十分気持ちいいから、とどめを刺してくれ。もう無理なんだ。おかしくなる。
口を犯されているのも忘れて、少しでも快感を拾おうと腰を揺すると、海渡がその腰を押さえつけた。
「俺ももう限界っす。ちんこイライラする」
いつの間にかむき出しになっていた海渡の性器が俺の後ろの穴に当てがわれる。その先が安易に想像できた。
後輩に犯される。
抵抗もできないままみっともなく泣かされて、前も後ろもどろどろにされて。
「響先輩、処女、貰うっすよ?」
言葉と同時につぷ、と先端が侵入してきた。
「いいなぁ。じゃんけんにしてよ」
俺の緊張とは裏腹に、頭の上からまるで日常会話のような調子で空翔が言う。
じゃんけん。そんな軽々しく扱わないでくれ。そういうのじゃないだろう。
「もう無理。先っぽ半分入ってっから」
ゆっくりと押し開かれて、そこから指とは比べ物にならない異物感が込み上げてきて息が詰まった。詰まったところで口の浅い所を犯していた空翔の性器もゆっくりと口内に入り込んでくる。もうどちらを意識すればいいのかわからない。
後ろでは海渡がゆるゆると出入りしながら徐々に奥へ奥へと進んできて、前では空翔が舌を引きずり出すように抽挿を繰り返している。
両方からじゅぷじゅぷといやらしい音がして、耳まで犯されている気分になった。
「う、うぅう…、んぐ…っ」
呻く声を無視して、先に奥まで入り込んできたのは空翔だった。
喉の奥をこつこつとノックされて、また唾液が溢れてくる。
「乾先輩、お口に入れられたらどうしたらいいか、もうわかりますよね?」
腕を拘束しているのとは反対の手で喉を撫でながら空翔が言う。
…あれは嫌だ。あんな苦しいの、耐えられない。
嫌だと思うのに、でも、と、思考の隅から別の感覚が込み上げてきた。
あの時、確かに気持ちいい瞬間があった。
喉の奥を支配されて苦しいのに、痺れるような快感が頭のてっぺんに抜けていくような瞬間があった。
あの快感をもう一度感じたい。どうして気持ち良かったのか、確かめたい。
苦しさと、その快感との天秤が、快感の方に傾いた。
ロングトーンのスケールをイメージする。「あ」の口で喉を開くと、そこにぬるりと勢いよく空翔の性器が入り込んできた。
「ア゛っ」
喉が開いたまま息が止まる。
こうされるともう息ができない。俺の喉は唾液を垂れ流すだけの機関になってしまった。
「あ、きもちい。乾先輩、喉開くのホント上手。そんなに僕に喉犯されたかったんですか?」
ぐちゅぐちゅと喉の奥を犯されて脳に突き抜けるような快感を感じた。
「あ゛っ、うっ、ぐっ」
YESともNOとも言えず、ただその快感を享受する。苦しいのに気持ちいい。呼吸を支配されるのも、犯されるのも両方気持ちいい。
「そりゃあ、あんだけ吹けるんだから慣れてるだろ」
後ろで海渡が言った。
空翔ばかり気にしていて意識外に押しやられていた後ろの感覚が戻ってくる。
そこはもう限界と思う所まで広げられていて、鼓動にあわせるようにひくひくと蠢いていた。
ようやくまともに息が吸えた。
「ひっ…、あっ、…も、イかせてくれ…っ」
快楽地獄から抜け出したことで吐き出せなかった言葉が零れる。
強張って動かせなかった身体が自由になって、なりふり構わず性器を扱こうと腕を伸ばしかけたところで空翔の手がそれを阻んだ。
ぎゅっと纏めて掴まれて、掲げるように引っ張られて身体を起こされる。
「おねだりかわいいですね。いつでもイッていいんですよ?でも、触っちゃ駄目です」
無理だ。触らないとイけない。後ろだけでは苦しい。
ふるふると首を振って縋るように空翔を見ると、いつもの穏やかな笑みからは想像もできないような嗜虐的な色を纏った目で射すくめられた。
カチャカチャという金属の鳴る音と一緒に「お前結構鬼畜なんだなぁ」と言う間延びした海渡の声が後ろから聞こえる。
「そんなことないよ。乾先輩を気持ちよくしたいだけだもん」
喘いで半開きになった口にちゅぽちゅぽと性器を浅く抽挿しながら、拗ねたような声で空翔が答えた。
とろりと糸を引く先走りが唇を汚していく。
「後ろだけでイッたら、それがないとイけなくなるくらい気持ちいいらしいですよ…?」
誘うように空翔が囁いた。
もう十分気持ちいいから、とどめを刺してくれ。もう無理なんだ。おかしくなる。
口を犯されているのも忘れて、少しでも快感を拾おうと腰を揺すると、海渡がその腰を押さえつけた。
「俺ももう限界っす。ちんこイライラする」
いつの間にかむき出しになっていた海渡の性器が俺の後ろの穴に当てがわれる。その先が安易に想像できた。
後輩に犯される。
抵抗もできないままみっともなく泣かされて、前も後ろもどろどろにされて。
「響先輩、処女、貰うっすよ?」
言葉と同時につぷ、と先端が侵入してきた。
「いいなぁ。じゃんけんにしてよ」
俺の緊張とは裏腹に、頭の上からまるで日常会話のような調子で空翔が言う。
じゃんけん。そんな軽々しく扱わないでくれ。そういうのじゃないだろう。
「もう無理。先っぽ半分入ってっから」
ゆっくりと押し開かれて、そこから指とは比べ物にならない異物感が込み上げてきて息が詰まった。詰まったところで口の浅い所を犯していた空翔の性器もゆっくりと口内に入り込んでくる。もうどちらを意識すればいいのかわからない。
後ろでは海渡がゆるゆると出入りしながら徐々に奥へ奥へと進んできて、前では空翔が舌を引きずり出すように抽挿を繰り返している。
両方からじゅぷじゅぷといやらしい音がして、耳まで犯されている気分になった。
「う、うぅう…、んぐ…っ」
呻く声を無視して、先に奥まで入り込んできたのは空翔だった。
喉の奥をこつこつとノックされて、また唾液が溢れてくる。
「乾先輩、お口に入れられたらどうしたらいいか、もうわかりますよね?」
腕を拘束しているのとは反対の手で喉を撫でながら空翔が言う。
…あれは嫌だ。あんな苦しいの、耐えられない。
嫌だと思うのに、でも、と、思考の隅から別の感覚が込み上げてきた。
あの時、確かに気持ちいい瞬間があった。
喉の奥を支配されて苦しいのに、痺れるような快感が頭のてっぺんに抜けていくような瞬間があった。
あの快感をもう一度感じたい。どうして気持ち良かったのか、確かめたい。
苦しさと、その快感との天秤が、快感の方に傾いた。
ロングトーンのスケールをイメージする。「あ」の口で喉を開くと、そこにぬるりと勢いよく空翔の性器が入り込んできた。
「ア゛っ」
喉が開いたまま息が止まる。
こうされるともう息ができない。俺の喉は唾液を垂れ流すだけの機関になってしまった。
「あ、きもちい。乾先輩、喉開くのホント上手。そんなに僕に喉犯されたかったんですか?」
ぐちゅぐちゅと喉の奥を犯されて脳に突き抜けるような快感を感じた。
「あ゛っ、うっ、ぐっ」
YESともNOとも言えず、ただその快感を享受する。苦しいのに気持ちいい。呼吸を支配されるのも、犯されるのも両方気持ちいい。
「そりゃあ、あんだけ吹けるんだから慣れてるだろ」
後ろで海渡が言った。
空翔ばかり気にしていて意識外に押しやられていた後ろの感覚が戻ってくる。
そこはもう限界と思う所まで広げられていて、鼓動にあわせるようにひくひくと蠢いていた。
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