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第4章 大商人グリフレッド
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「いってらっしゃい」
みんなに送られて町を出る。
馬車に乗っての2人旅。
もちろん横にいるのは師匠であるレイモンドさんだ。
馬は森で魔物に襲われた旅人の残したものだ。
ドラは人間だけでなく、そういう動物も町に連れてくる。
でも、猫ちゃん基準なので全部が全部というわけではない。
ただ、猫ちゃんに連れてこられた人間は基本善人といってもいいだろう。
囚人の中でも、わたしたち3人だけだったし。
騎士は全滅だったが、何人か生きていたものはいるはずだった。
まあ、猫ちゃんのすることは人間には計り知れないのだけけれども。
商品は回復薬、ホルスさんの作った武器、一角ウサギの角や毛皮、シルバーファングの毛皮などの素材。
中にはレアモンスターの素材もある。
昔ならとんでもない値段がつくものもある。
今の相場はわからないけど、そんなに値崩れはしていないだろう。
そんな魔獣をアッシュくんやミリアちゃんは簡単に狩ってくる。
途中の村にも補給で寄る。
そこでは物々交換の世界だ。
あんまりお金というものを持っていない。
貧しい村が多いのだ。
レイモンドさんは、そこでは気前よく交換に応じる。
なんでもこういうところではギブを重視するのがいいとのことだ。
少し騙されるふりをするくらいのほうがいい。
そういうのがまわりまわって自分に帰ってくるのだ。
結局、将来的にはそういう村の貨幣経済に組み込まれていかざるおえない。
その時にこういうことが効いてくるのだそうだ。
レイモンドさんは長い目で未来をみているのだ。
もちろん、ニャンゴロッド商会の名前をあらゆるところで喧伝する。
ニャンコロッド商会というのはわたしたちの商会の名前だ。
わたしとレイモンドさんは罪人の身。
商会に自分の名前をつけるわけにはいかない。
だから猫ちゃんにちなんでこんな名前をつけた。
たぶん、ニャンコロッドが全世界を牛耳ることになるだろう。
そして、行商をつづけながらエクレルの町を目指す。
もちろん、危険な地帯もある。
ドラの町のまわりほどではないにせよ魔獣の出現はありうる。
それなのに、2人だけで旅をしているのはなにも問題がないから。
アッシュくんが送ろうかって言ってくれたけど、この程度の危険ならわたしたちで対処できる。
あれから相当きたえたからな。
あのあと、ランドバルク王国の3人がドラの町に来た。
そのなかに天才剣士ランスロットさんがいて、すこし手ほどきを受けた。
かなりのスパルタだったけど、なんとか形にはなった。
あの鍛錬に完全についていけるのはアッシュくんぐらいだったけどね。
とにかく、ちょっとした騎士くらいの動きはできる。
レイモンドさんもブラックウッドさんに魔導を教えてもらってたし、わたしと同様に少しは戦える。
そんなわたしたちの周りをウルフが囲んでいるのが見える。
わたしは馬車を止め降りる。
そのわたしたちを草むらから現れた5匹のウルフたちが取り囲むのだった。
みんなに送られて町を出る。
馬車に乗っての2人旅。
もちろん横にいるのは師匠であるレイモンドさんだ。
馬は森で魔物に襲われた旅人の残したものだ。
ドラは人間だけでなく、そういう動物も町に連れてくる。
でも、猫ちゃん基準なので全部が全部というわけではない。
ただ、猫ちゃんに連れてこられた人間は基本善人といってもいいだろう。
囚人の中でも、わたしたち3人だけだったし。
騎士は全滅だったが、何人か生きていたものはいるはずだった。
まあ、猫ちゃんのすることは人間には計り知れないのだけけれども。
商品は回復薬、ホルスさんの作った武器、一角ウサギの角や毛皮、シルバーファングの毛皮などの素材。
中にはレアモンスターの素材もある。
昔ならとんでもない値段がつくものもある。
今の相場はわからないけど、そんなに値崩れはしていないだろう。
そんな魔獣をアッシュくんやミリアちゃんは簡単に狩ってくる。
途中の村にも補給で寄る。
そこでは物々交換の世界だ。
あんまりお金というものを持っていない。
貧しい村が多いのだ。
レイモンドさんは、そこでは気前よく交換に応じる。
なんでもこういうところではギブを重視するのがいいとのことだ。
少し騙されるふりをするくらいのほうがいい。
そういうのがまわりまわって自分に帰ってくるのだ。
結局、将来的にはそういう村の貨幣経済に組み込まれていかざるおえない。
その時にこういうことが効いてくるのだそうだ。
レイモンドさんは長い目で未来をみているのだ。
もちろん、ニャンゴロッド商会の名前をあらゆるところで喧伝する。
ニャンコロッド商会というのはわたしたちの商会の名前だ。
わたしとレイモンドさんは罪人の身。
商会に自分の名前をつけるわけにはいかない。
だから猫ちゃんにちなんでこんな名前をつけた。
たぶん、ニャンコロッドが全世界を牛耳ることになるだろう。
そして、行商をつづけながらエクレルの町を目指す。
もちろん、危険な地帯もある。
ドラの町のまわりほどではないにせよ魔獣の出現はありうる。
それなのに、2人だけで旅をしているのはなにも問題がないから。
アッシュくんが送ろうかって言ってくれたけど、この程度の危険ならわたしたちで対処できる。
あれから相当きたえたからな。
あのあと、ランドバルク王国の3人がドラの町に来た。
そのなかに天才剣士ランスロットさんがいて、すこし手ほどきを受けた。
かなりのスパルタだったけど、なんとか形にはなった。
あの鍛錬に完全についていけるのはアッシュくんぐらいだったけどね。
とにかく、ちょっとした騎士くらいの動きはできる。
レイモンドさんもブラックウッドさんに魔導を教えてもらってたし、わたしと同様に少しは戦える。
そんなわたしたちの周りをウルフが囲んでいるのが見える。
わたしは馬車を止め降りる。
そのわたしたちを草むらから現れた5匹のウルフたちが取り囲むのだった。
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