CHAICER~チェイサー~

キシメソ

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Part2.尖鋭なる剣士プレアフェンサー編

第三話「戦いの行方」

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アレス:死ぬなよ 立てるか?

カイン:・・ああ 案外お人好しな奴だぜ・・前に倒した女プレアの敵討ちだってオレを殺す気マンマンなのに急所は外してやがる

プレアフェンサー:よく言います あなたはとっさに胴体からも鎖を出して剣をずらしていた・・

アレス 鎖を放つ

プレアフェンサー:っ・・・

アレス:お喋りはもういい 鼻につく

プレアフェンサー:フフフ・・いいでしょう ではまとめて斬り刻んで差し上げましょう・・!!!

アレス 指先から鎖の穂先だけを出し剣を受け止める

カイン:・・・!!

プレアフェンサー:・・・なるほど・・っ・・・鎖の最も強力な穂先だけに集中させて凌ぐとは・・・ 

カイン:うらぁ・・っ!!!

プレアフェンサー:半死人が無駄なあがきを・・!!

プレアフェンサー 距離を置いてカインの鎖をかわす

アレス:・・・・・・・。

アレスの身体中の紋様が鈍く光りだす

プレアフェンサー:!!ッ

アレス:捕らえた・・

アレスの鎖がプレアフェンサーに数本突き刺さる

プレアフェンサー:ぐっ・・は・・・ァ!!・・・っワインダーハイスピード・・でしたか・・なるほどここまで速いとは・・・

カイン:そうだ・・それがあったなそういや・・・さすがアレスだぜ

アレス:もうツッコむ気もない

プレアフェンサー:・・・さすがに分が悪いですね・・・ここは預けましょう・・

アレス:逃がすと思うか?

プレアフェンサー:次はフェアに行きしょう では近いうちに

プレアフェンサー 地面を一閃し土砂を巻き上げる

カイン:うぉ・・・!!!

アレス:くっ・・!!

プレアフェンサー 姿を消し離脱

アレス:・・・・ちぃ

カイン:ぐっ・・う・・

カイン 変身が解けてよろめく

アレス:大丈夫か 

カイン:命を諦めかけたぜ・・・

アレス:遅くなってすまなかったな 今回ばかりはボクの方がタイミングが悪い

カイン:まぁもう過ぎた事だ・・・一旦オレの家に行こう・・簡単な手当だけでもしねぇと・・

アレス:せっかくの息抜きが飛んだ災難になったな

カイン:いやぁ・・ずっと息は詰まってたけどな・・ところで・・オレに連絡って何かあったのか・・?

アレス:・・・・詳しくは後で話すが・・プレアの正体がわかってきた・・・

カイン:何・・!?

アレス:まだ過程段階だが・・そのためにお前にももう一度研究所に戻って来て博士達の話を聞いてもらうつもりだった・・

カイン:そうだったのか・・・っ・・ててて・・!

アレス:・・・・。

アレス カインの腕を担いでカイン宅に向かう



カイン宅

エイム:あ!!カインーーーー!!あんた一体どこn・・・どうしたのよその傷・・!!

カイン:ごめん・・さっき事故現場的なとこに行ってさ・・ドジったというか・・・とりあえず救急箱いい?

エイム:あんたはほんと・・・げんこつじゃ足りなかったようね・・・

アレス:・・・・・。

エイム:その子は・・?

カイン:あー・・・都会にいた時の友達・・・今日こいつも一緒にオレん家に来てもらうつもりだったんだアハハ・・

アレス:・・はじめまして

エイム:へーーー!かっこいい子ね!いかにも都会人!!って感じ!

アレス:・・・・・・。・・カインのお姉さん いきなり来てすみませんがカインを手当したらまたすぐに2人とも都心へ戻ります ボクが責任持って病院に連れて行くので

エイム:・・・・・そっか ゆっくりしてもらえなくて申し訳ないけどよろしく頼むわね

応急手当てをし 家を出る準備を済ませた2人

カイン:じゃあごめん・・・また近いうちに来るよ

エイム:うん 父さんと母さんにもうまく伝えとくわ・・・あ!また見たら教えてよね!黒いチェイサー!!

アレス:・・?

カイン:・・・・・・・ぁ う・・うん わかった・・・(黒・・・。アレスの事だったのか・・土日に来てたんだな・・)

アレス:なんの話だ?

カイン:い・・いやっ 気にすんな・・

カインの家を後にし エイムが見えない距離まで移動した後 変身して研究所に向かう二人



フィートの研究所

フィート:うーーーーん やっぱりこの間の件がかなりヒントになってるわね・・・モグモグ・・

カステラを頬張るフィート

ナツレ:ちょっとお姉ちゃん・・食べかす落ちてるよ・・・はぁ・・にしてもいつ来んの?その二人は

フィート:さぁてねぇ・・・・・何事もなきゃいいけど

フィートの食べ散らかした床を掃除するナツレ
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