CHAICER~チェイサー~

キシメソ

文字の大きさ
31 / 87
Part5.天敵の電子プレアエレクトロ編

第一話「三つ巴の考察」

しおりを挟む
フィートの研究所 カインとフィートが話している
カイン:・・・・・ほっ!・・・・んっととと・・・ほっ!はっ!

フィート:・・・・もう大丈夫そうね プレアに攻撃された脚は

カイン:そうだな・・っ 思ったより早く治ってくれたぜ・・・

カイン 逆立ちした状態から跳び上がりプレアソリッドに攻撃された左足で着地する

カイン:変身してなかったら確実に折れてたな・・・だとしたらしばらくオレは何があっても待機するだけ・・よかったぜ・・そんな場合じゃねぇからな・・

フィート:確かにプレアはそう言ったのね?進化したプレアは「選ばれてる」って・・

カイン:ああ 3人共でハッキリそう聞いた プレアの進化は自然な事だったり奴ら自身の突然変異とかじゃないみたいだ

フィート:プレアの進化には様々なタイプがいるわね 強度の高い硬質化タイプ 移動に特化したスピードタイプ 特殊な攻撃手段を持った能力タイプ ・・・あとは

カイン:喋れるようになってる・・頭が特化したタイプだ

フィート:そうね・・原始のプレア・・プレアクイーンもそうだった

カイン:でもあいつは進化した訳じゃないんだろ?

フィート:ええ・・ ん~~~・・・もしかしたらプレア同士の結合・・融合かしら それによって新しい力を身につけたのなら プレア同士相手あっての事だから選ばれたって表現も辻褄が合うんじゃない?

カイン:融合か・・今まで戦った奴の中には複数体同時に生まれたって言ってた進化型プレアもいたけどな 元々複数いたのに後からくっついて数を減らすようなマネするかな・・

フィート:・・・・。

カイン:それとアレスから聞いたんだけどよ プレアフェンサーって二人いた奴は・・合体は出来ねぇって言ってたらしいぜ・・ 敵の言ってた事だし嘘かもしれねぇけどよ 合体して強くなるんならやってたと思うけどな

フィート:じゃあその線は薄いか・・

カイン:プレアの中にさらに親玉のプレアがいるって事は?そいつが選んだプレアに新しい能力を与えてるとかさ・・

フィート:それも薄いわね あなた達の話を聞く限り プレア同士の仲ってその複数同時に生まれたタイプ以外はあまり良くないイメージだわ つまりお互いがライバルみたいな横一線の関係で縦の繋がりがあるとは思えない

カイン:あっそ・・・まぁ確かにそうか・・・なるほどな・・

フィート:プレアクイーンに忠実そうだったプレアフェンサーも 本心は何とも思っていなかったんでしょ?

カイン:・・・・そうだったな

フィート:・・・でも

カイン:ん?

フィート:能力を与えてるっていうのが・・・

カイン:・・・?

フィート:プレアじゃなくて 人間の手によるものだとしたら・・

カイン:・・ッ!?

 

ナツレの研究所 ナツレとリンク

リンク:博士お願い!ウチ・・もっと強くなりたい・・・!

ナツレ:う~~ん・・・そうは言ってもね・・・

リンク:先輩達と一緒にこれまで戦ってきて明らかにウチは・・・ウチだけは・・正直戦いで役に立てれてない・・・せめて足を引っ張らないように・・・敵を足止めしたり時間を稼ぐぐらいしか出来ていないもの・・

ナツレ:変身して頑丈に身を包めるチェイサーとの明確な差ね・・攻撃に関しても・・・ ッ・・話を聞いてても・・あなたは充分役に立ってると思うわよ ・・・アタシも悔しいけどさ

リンク:それだけじゃダメなの!きっと・・・・いつまでも先輩達ばっかりたくさん傷ついて・・ 辛いよ・・・

ナツレ:リン・・・

リンク:お願い!ステルバインダーをもっと強化・・いや ウチ自身を鍛えるのでも・・っ この通りです・・!

土下座して頼み込むリンク

ナツレ:!?・・・ちょ・・ちょっとやめてよ!わかったわかったわよ・・っ!あなたの気持ちは充分伝わったわ・・!・・・アタシだって・・お姉ちゃんにこのまま・・負けっぱなしみたいでなんて嫌だもん

リンク:ナツレ博士ぇ・・・

ナツレ:ほら泣かないの!・・・・ステルバインダーを預かるわ もっと何か別の機能を・・いや・・それこそリンの能力を引き出せるような・・・

リンク:・・・ウチにも潜在能力なんてあるの?

ナツレ:あのね チェイサーだけじゃなくそんなの人間ならみんなあるの!人生って自分の可能性を広げ続ける冒険みたいなものよ!アタシはそう思っているわ・・!お姉ちゃんに出来なくてアタシに出来る事がきっとあるって・・いつも信じ続けてる

リンク:博士・・・

ナツレ:ッところで ロットに会ったんでしょ?・・元気そうだった?・・あの子・・・大人しくて何考えてるかよく分かんないところあるけど・・

リンク:ロットさんすごく良い人でしたよ??アレス先輩の新しい力を引き出すの手伝ってくれて・・ ぁー・・・でも結局きっかけをつかめたのはまた違う事が理由で・・・ でもすっごいやっぱ頭いいんだろうなぁって気はしましたよ!美人だし 将来はお医者さんになるんですかね?

ナツレ:・・・そう 医学部の今一年生だって話は聞いてたけど 元気そうなのね・・

リンク:??・・なんかフィート博士もそうでしたけど博士達って全然会ってないんですか?

ナツレ:・・・職業柄忙しいもの ・・いや・・大人はみんなそうかも・・・そうやって言い訳して・・カインに実家に行きなさいって偉そうに言えたもんじゃないわね・・お姉ちゃんも

リンク:今度3人揃って会いましょうよ!カイン先輩がみんな集めてパーーってやりたいって張り切ってるんですから

ナツレ:っ・・そ・・・そう・・ あいつも相変わらずね

リンク:博士 美味しそうに食べてましたもんね~お寿司♪ 結局博士が半分以上あの後食べて・・

ナツレ:っ・・!!!だ・・・だって早く傷んじゃうんだしぃ・・!も・・勿体無いでしょ・・・!

リンク:うんうん♪

ナツレ:っ!!・・・あ あとっ!この間あんた達が戦ったプレア!・・・・妙なこと言ってたんだってね

リンク:・・・はい なんか進化してる特殊なプレア達は・・・選ばれてたプレアだって・・ 

ナツレ:何よそれ・・

リンク:どういう事なのか聞いたんだけど・・・なんか近いうちに分かるって・・・

ナツレ:もしかしてプレアの他に・・・いやそれより・・・ 考えたくないけど最も筋が通るのは・・

リンク:・・?

ナツレ:人間がプレアに関与してるのなら・・・

リンク:・・・・え



ロットの通う大学の医学部第六研究室

アレス:お陰様でプレアを倒せました

ロット:ええ また凄い能力を手に入れたわね・・ おめでとうアレスくん

アレス:ありがとうございました

頭を下げるアレス

ロット:そんな アタシは何の役にも立ってないわ・・力になれなくて頭を下げるのはこっちの方よ

アレス:プレアが最後に言っていた事ですが ロットさんはどう思いますか

ロット:プレアの進化は何によって選ばれているのか・・・そうね

アレス:・・・・。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...