CHAICER~チェイサー~

キシメソ

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Part6.無辺の進化プレアゼロ編

第三話「謎の男」

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カイン:おっし

リンク:すごーーい!アレス先輩みたい!

カイン:名付けて スピアヘッドレッグ だな

リンク:おー!カイン先輩にしては良いセンス!

カイン:んだと?

エルオスト:おおおーーー いやはや 素晴らしい素晴らしい

一人の男が拍手をしながら二人のところへ来る

カイン・リンク:・・!?

エルオスト:間近で改めて見ると実にエキサイトするねぇ~  うんうん

カイン:・・・・なんだよおっさん 危ないから戦ってる時はあんま近寄んないほうがいいぜ

エルオスト:いや失敬失敬 君達チェイサーの活躍には目がなくてね そちらのゴーグルのお嬢さんも最近よく活躍しているね

リンク:・・・ウチのことも知ってるの?

カイン:おっさん怪しいな・・ ただのファンじゃねぇだろ ・・・・あんたがもしかして黒幕か?

エルオスト:・・・? 黒幕とはどういうことだね・・?君らが相手にしているのはプレアだろう?

リンク:ね ねぇ先輩・・っ

カイン:そうだな・・・・・まぁ いいか 下手なこと喋んねぇ方がいいもんな

エルオスト:フィート君は元気かね?

カイン:・・!?博士のこと知ってんのか??

リンク:(何なのこのおじさん・・・)

エルオスト:ああ もうしばらく会ってないが かつて彼女は大学で私のゼミに通う教え子でね 今はチェイサーというこの街を守るヒーローを生み出したと知って 一方的にだが活躍を見守っているよ

リンク:教え子・・・ じゃあ あなたは大学の先生ってこと?

カイン:・・・・まぁ 博士は有名人だしな 知り合いじゃなくても知られてんのはおかしい話じゃねぇか・・

エルオスト:あの怪物を「プレア」と名付けたのもフィート君だしな

カイン:ぇ そうだったのか!?

リンク:先輩知らなかったんですかぁ??2年半前にあれだけ大々的に報道してたのに

カイン:オレん家テレビないからなぁ~・・ 新聞もあんま読んでなかったし

エルオスト:はっはっは 奴らを唯一駆除できる手段 圧迫をすると弾け飛ぶだろう? 拡散するという意味とこの世に蔓延してるという意味の「spread(スプレッド)」からとって プレア(prea)だ

カイン:ほぉ~ん なるほどな・・・

エルオスト:フィート君によろしく言っといておくれ 君たちともお話できて光栄だったよ

カイン:・・・・本当は一般の人間相手だとしても こんな風に口を聞く事もあんまよくねぇんだ

エルオスト:秘密のヒーローの義務というやつだな 案じないでくれ 誰にも話さんよ

リンク:・・・・・。


ロットとクラメのいる敵アジト

ロット:餞別にこれを渡すわ・・・お詫びと言った方が正しいかな 奴らの拠点に直接入った時に調べてようやくさっき完成したわ

クラメ:・・・何でしょうかこれは?

ロット:それがあればチェイサーの居場所が分かる これからはこちらから好きなタイミングでプレアを使って仕掛けられるわ

クラメ:素晴らしい功績じゃないですか わざわざここを離れなくてもきっとあの方も許して下さいますよ

ロット:いいえ 向こうの司令塔になっているのはアタシの姉 きっとそれと同じ理論に辿り着いてアタシを追跡してくる・・・ここがバレる事になるわ

クラメ:・・・・・。


フィートの研究所 カインとリンクが戻る

カイン:ただいま~~

リンク:戻りました!・・・待たせちゃいましたか?

フィート:少しね でも悪くないタイミングよ 

カイン:完成したんですか?ロットさんレーダーは

フィート:ええ アタシも同行するわ そっちは何か収穫あった?

カイン:ああ 喋れるプレアじゃなかったけど 見た事ない能力のプレアと戦ったぜ

リンク:切れる攻撃を遠くから撃ってくるプレアでした まさに見た目的にも「かまいたち」みたいな奴

アレス:・・・ただの進化型にしては随分と凝った能力だな きっとそいつも人為的に強化されたんだろう・・

リンク:ウチとカイン先輩の敵じゃなかったでしたけどね!

フィート:いつでもチェイサーに始末される事を前提にした ただ人間に危害を加えるだけのプレアってことかしら・・・

アレス:自分たちのプレアの改良技術を実験しているって可能性もあるかもしれませんね・・

カイン:あと そうだ・・・ ぁ 名前聞いてなかったな フィート博士と知り合いだっていう変なおっさんに会ったぜ プレアを倒した時に なんかオレらチェイサーのファンみたいな感じだったけどよ

フィート:・・?

リンク:フィート博士が学生時代に通ってたゼミの先生だとか言ってましたけど

フィート:・・・・・エルオスト教授だわ

カイン:最初怪しかったから あんたが黒幕か?って言っちまったんだけど 全然何も分かってないみたいだったな ・・・とぼけてただけって可能性もあるけどよ

アレス:博士 どういう人物なんですかその人は

フィート:アタシが受けていたのは機械工学の講習で ゼミでは生物学と応用させた制御力学を学んでいたわ・・・ エルオスト教授は一言で言えば・・機械に目のないメカオタクおじさん でも教授の専門分野はもう一つあるわ・・・・もしかして ・・・プレアの強化に関わってるなら・・・

リンク:・・?

カイン:何なんだよ博士・・!もう一つの専門分野って

フィート:知能情報学よ・・・

リンク:じゃあ・・まさか・・・頭脳が特化したプレアって・・

フィート:エルオスト教授の開発した人工知能・・・ それがプレアに運用されてた・・

アレス:まさかの機械仕掛けか・・ 喋れる進化型プレアは・・ いや・・・この間戦ったプレアエレクトロも・・他の特殊な能力を持つプレアも・・・

カイン:追跡先にあのおっさんがいたら・・・それで確定って感じか・・

アレス:行きましょう博士 このレーダーはカイン達に ボクは何とか認識します 運転をお願いします

フィート:ええ でもその前に・・

リンク:・・?

フィート 箱詰めになってる菓子パン惣菜パンサンドイッチその他をひっくり返してデスクの上に出す

フィート:はい お弁当よ 好きなの取っていきなさい お昼まだだったでしょ

カイン:いや遠足かよっ!ノリが!!

アレス:・・・・・。

リンク:お弁当っていうのかな・・・・これ

フィート:行きしな食べなさい いざって時に充分に戦える為にも!しっかり補給するのよ

フィート 言った側から 3袋ほど一気に袋を開けてメンチカツサンドとたまごサンドとチョコクロワッサンを頬張り始める

カイン:・・ぁ!そのカツサンドみたいなのオレちょっと気になってたのに・・・っ!
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