女子ばっかりの中で孤軍奮闘のユウトくん

菊宮える

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作られた接点?

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 僕は和樹を連れてい久々に客としてフェルーナに来ていた、そこで和樹がオーナーの娘の彩香ちゃんと接触していたことが発覚し、僕はもちろん、イズミちゃん達も大きな驚きを感じていた・・・

「なぁ和樹、おまえいろんなとこで他校の女子にアプローチしてるらしいけど、最近はどんな女子と会ってるんだよ?」
「ン? なんだぁ、ユウトが俺の女子絡みのことを聞いてくるなんて珍しいな、それも俺の行いを見習うってことか?」
(急に変なことを聞いても、ぜんぜん不審に思ってない! さすがおバカの和樹だ)
「ま、まぁそんなところだ」
「わかった! え~と、最近声かけて上手くいったのは~っと・・・」
「ん? おまえ何人に声かけてるだよッ!」
「わかんねぇ、でもドンドン声掛けしないと、中には無視する女子もいるからな、ハハハ~」
「まぁいいや、で?」
「うん! 最近でイチバンイイ感じだったのは3日前くらいだったかな、駅でひとりでいた女子で珍しく黒髪のセミロングの娘かな」
(黒髪のセミロング? 確か彩香ちゃんの髪色はブラウンだったような・・別人?)
「その娘の名前は?」
「え~と、確か・・・アヤカちゃんだったはず」
「!!ッ」
 僕は和樹の口からアヤカという名前が出てきたのでマジに驚いてしまった、それを見た和樹が変な顔で・・
「ん~、どうしたぁ? その子の名前がアヤカだとなにかマズいことでもあるのかぁ?」
 和樹のツッコミに危うく答えてしまいそうになった僕だったけどギリギリ耐えて・・
「あ、あぁ、いやすぐに名前まで聞いちゃうなんてさすが和樹だな、アハハハ・・」
「だろ~! 俺ってスゲェだろ~? 見直しちまったか~?」

 やっぱり、和樹はイズミちゃん達の察したとおり、彩香ちゃんと会っていた、というより、接点が生まれていたんだ!
「そういえばその娘、最近髪色を変えたとかって言ってたな・・なんでそんなこと言ったのか判んねえけど、向こうからそういうこと言うってことは脈アリってことかもな、イヒヒ・・」
「いや! それはゼッタイ無いッ!」
「な、なんだよ?! なんでそこだけ全力で否定するんだよ? ダイイチオマエそのアヤカって子に会ってもいないくせに妙な反応するなよッ!」
「えッ? あぁ、ワルイ、ゴメン・・」

 彩香ちゃんのほうから、個人的なことを話してるということは、もしかしたら和樹と彩香ちゃんが会ったこと自体、なにか意図的なようにも感じれてきた。
(もしかして彩香ちゃんがわざと和樹との接点を作ったのか?)

 そこへオーダーしたモノが運ばれてきた、運んできてくれたのはイズミちゃんだった、イズミちゃんは僕に目配せをしながら・・
「お待ちどうさま~ごゆっくりどうぞ~」
「う~ん、あの渡辺さんもイイ感じだよなぁ~、落ち着いた大人の女性の色香がたまんねぇぜ~!」
 
 僕が彩香ちゃんのことについていろいろ思いを巡らせてることなど知らない和樹はイズミちゃんの後姿を目で追いながらチャラいことをブツブツ言っていた・・・
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