71 / 145
和樹にバレる!?
しおりを挟む
冬休みも終わり、3学期を迎えた・・・
>始業式の後、ユウトのクラス
「あぁ~あ、もう冬休み終わっちゃったよ~、冬休みも夏みたいに30日くらいあればいいんだけどぁ~、ユウトもそう思うだろ?」
3学期がはじまった早々、おバカの和樹がしょうもないことを話しかけてきた。
「あぁ~? 冬休みまで30日もあったら、1年のうちほとんどが休みになっちゃうじゃんよ、学校の意味なくなるだろ」
「そうだろ~?! だからいっそのこと学校無くしちゃうのがいいと思うんだオレはッ!」
「まったく~・・バカなこと言ってないで、そろそろ進路とか考えたほうがいいぞ」
「うっせ~! ズル休みしまくりのユウトにいわれたくないわッ!」
「グッ!」
(痛いところを・・)
確かに和樹が言うとおり、他人の進路を心配してる余裕なんて僕には無いのかもしれないのは自覚してる、でも、今は他の事が気になっている、それは、このところずっと思い出しそうで出てこないことだ。
「そうだ!」
僕はあまり期待はできないけど、和樹に相談してみることにした。
「なぁ和樹、ちょっと聞きたいんだけど」
「あぁ? なんだよユウト、また女子のことかぁ? 女子のことならなんでも聞いてくれていいぞ~、少なくともユウトより場数は踏んでるからなオレはッ!」
(また意味不明のことを・・)
和樹のこの根拠のない自信はどこから湧いてくるのか不思議なんだけど、そんな一方でそんな性格の和樹が羨ましくも感じてる。
「あのさ、何か思い出したいんだけど、思い出せないってことないか?」
「ん~? なんだそれ? 変な質問すんな~? う~ん、まぁたまにあるかな?」
「あるだろ! そんなとき和樹はどうやって思い出してる?」
僕は和樹の答えに期待はしてなくても、なにかヒントでもいいと思って、身を乗り出していた、しかし・・・
「う~ん、そういうときはきっぱり諦めてるな! 思い出すよりさっぱり忘れたほうがラクだっ! ダッハハハ~」
「な、なんだよ、それ~」
ガタン・・
僕は全身脱力して椅子に崩れ落ちた・・
「変なこと聞くユウトが悪いんじゃんよ~、そんなん俺に分かりっこねぇじゃんか!」
そのとおりだ、おバカな和樹に期待した僕がバカだったのだ。
「そうだな、ゴメンよ和樹」
がっくりしてる僕を和樹は覗き込んで・・・
「ユウト、冬休み中になにかあったのか?」
「・・・彩香ちゃん・・」
「ん? アヤカチャン?」
僕は油断して彩香ちゃんの名前を口走ってしまっていたようで、それを和樹もしっかり聞き逃さずいた、こういうときだけはしっかりしてるんだよな和樹は・・・
>始業式の後、ユウトのクラス
「あぁ~あ、もう冬休み終わっちゃったよ~、冬休みも夏みたいに30日くらいあればいいんだけどぁ~、ユウトもそう思うだろ?」
3学期がはじまった早々、おバカの和樹がしょうもないことを話しかけてきた。
「あぁ~? 冬休みまで30日もあったら、1年のうちほとんどが休みになっちゃうじゃんよ、学校の意味なくなるだろ」
「そうだろ~?! だからいっそのこと学校無くしちゃうのがいいと思うんだオレはッ!」
「まったく~・・バカなこと言ってないで、そろそろ進路とか考えたほうがいいぞ」
「うっせ~! ズル休みしまくりのユウトにいわれたくないわッ!」
「グッ!」
(痛いところを・・)
確かに和樹が言うとおり、他人の進路を心配してる余裕なんて僕には無いのかもしれないのは自覚してる、でも、今は他の事が気になっている、それは、このところずっと思い出しそうで出てこないことだ。
「そうだ!」
僕はあまり期待はできないけど、和樹に相談してみることにした。
「なぁ和樹、ちょっと聞きたいんだけど」
「あぁ? なんだよユウト、また女子のことかぁ? 女子のことならなんでも聞いてくれていいぞ~、少なくともユウトより場数は踏んでるからなオレはッ!」
(また意味不明のことを・・)
和樹のこの根拠のない自信はどこから湧いてくるのか不思議なんだけど、そんな一方でそんな性格の和樹が羨ましくも感じてる。
「あのさ、何か思い出したいんだけど、思い出せないってことないか?」
「ん~? なんだそれ? 変な質問すんな~? う~ん、まぁたまにあるかな?」
「あるだろ! そんなとき和樹はどうやって思い出してる?」
僕は和樹の答えに期待はしてなくても、なにかヒントでもいいと思って、身を乗り出していた、しかし・・・
「う~ん、そういうときはきっぱり諦めてるな! 思い出すよりさっぱり忘れたほうがラクだっ! ダッハハハ~」
「な、なんだよ、それ~」
ガタン・・
僕は全身脱力して椅子に崩れ落ちた・・
「変なこと聞くユウトが悪いんじゃんよ~、そんなん俺に分かりっこねぇじゃんか!」
そのとおりだ、おバカな和樹に期待した僕がバカだったのだ。
「そうだな、ゴメンよ和樹」
がっくりしてる僕を和樹は覗き込んで・・・
「ユウト、冬休み中になにかあったのか?」
「・・・彩香ちゃん・・」
「ん? アヤカチャン?」
僕は油断して彩香ちゃんの名前を口走ってしまっていたようで、それを和樹もしっかり聞き逃さずいた、こういうときだけはしっかりしてるんだよな和樹は・・・
0
あなたにおすすめの小説
SSS級の絶世の超絶美少女達がやたらと俺にだけ見え見えな好意を寄せてくる件について。〜絶対に俺を攻略したいSSS級の美少女たちの攻防戦〜
沢田美
恋愛
「ごめんね、八杉くん」
中学三年の夏祭り。一途な初恋は、花火と共に儚く散った。
それ以来、八杉裕一(やすぎ・ゆういち)は誓った。「高校では恋愛なんて面倒なものとは無縁の、平穏なオタク生活を送る」と。
だが、入学した紫水高校には《楽園の世代》と呼ばれる四人のSSS級美少女――通称《四皇》が君臨していた。
• 距離感バグり気味の金髪幼馴染・神行胱。
• 圧倒的カリスマで「恋の沼」に突き落とす銀髪美少女・銀咲明日香。
• 無自覚に男たちの初恋を奪う、おっとりした「女神」・足立模。
• オタクにも優しい一万年に一人の最高ギャル・川瀬優里。
恋愛から距離を置きたい裕一の願いも虚しく、彼女たちはなぜか彼にだけ、見え見えな好意を寄せ始める。
教室での「あーん」に、放課後のアニメイトでの遭遇、さらには女神からの「一緒にホラー漫画を買いに行かない?」というお誘いまで。
「俺の身にもなれ! 荷が重すぎるんだよ!」
鋼の意志でスルーしようとする裕一だが、彼女たちの純粋で猛烈なアプローチは止まらない。
恋愛拒否気味な少年と、彼を絶対に攻略したい最強美少女たちの、ちょっと面倒で、でも最高に心地よい「激推し」ラブコメ、開幕!
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
元暗殺者の俺だけが、クラスの地味系美少女が地下アイドルなことを知っている
甘酢ニノ
恋愛
クラス一の美少女・強羅ひまりには、誰にも言えない秘密がある。
実は“売れない地下アイドル”として活動しているのだ。
偶然その正体を知ってしまったのは、無愛想で怖がられがちな同級生・兎山類。
けれど彼は、泣いていたひまりをそっと励ましたことも忘れていて……。
不器用な彼女の願いを胸に、類はひまりの“支え役”になっていく。
真面目で不器用なアイドルと、寡黙だけど優しい少年が紡ぐ、
少し切なくて甘い青春ラブコメ。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった!
……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。
なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ!
秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。
「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」
クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない!
秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編3が完結しました!(2025.12.18)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件
沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる