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第7章『人外の里オルミナ』
第四十八話『VSドラゴン』
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オルミナの民がドラゴン討伐に向け、一致団結し始めた頃。
リヴィアが不意にハルトのもとへ駆け寄ってきた。
「ハルトさん」
「どうした? リヴィア」
少し戸惑った様子で、彼女は手にした魔法陣を見下ろす。
「ジャンヌさんにいただいた魔法陣から……ジャンヌさんの声がしたんです。ハルトさんに代わってほしいって言われて、それで……」
「ジャンヌから……?」
ハルトは一瞬目を見開き、すぐに頷いた。
「わかった」
リヴィアの持つ魔法陣に、ハルトがそっと手を伸ばす。
『ハルト! 聞こえる?』
「ああ、聞こえるよ。そっちは聞こえてるか?」
『やったぁ。成功よ』
「……喜んでるところ悪いんだけど、今ちょっと大変でさ。また今度ゆっくり話そう」
『あ、そうなの? なんだぁ、物体の遠隔移動魔法も見せたかったのになぁ』
「物体の移動魔法……」
ハルトはその言葉に引っかかり、思案する。
『じゃあ、また今度話すね』
「ちょっと待って」
『何?』
「その“物体の移動魔法”っていうのは、アンチ魔法のローブも送れるのか?」
『それがね、いけるのよ』
『いけるって言っても、コツはあるんだけどね』
そう言って、ジャンヌは勢いよく説明を始める。
「話はあとで聞く。今すぐローブを送ってくれ」
『わかったわ。まず魔法陣を作ってほしいの。私が指示するから、ハルトはその通りに魔法陣を書いて』
ハルトは頷いた。
「わかった」
そして、しばらくしてから顔を上げる。
「できた」
『魔法陣に魔力を込めて』
ジャンヌの声が響く。
ハルトはすぐにイセリオを振り返った。
「イセリオ。魔力をこの魔法陣に」
「こうかの?」
イセリオが手をかざし、淡い光が広がる。
『じゃあ行くわよ』
ジャンヌの声が高まる。
「これを言えばいいのか?」
「ああ。頼む」
イセリオとジャンヌの声が、重なった。
「転移せよ、我が求む地へ――《トランジット》!」
まばゆい光が走り、魔法陣が震える。
次の瞬間、淡い輝きとともに布の束が現れた。
「おお! 物が魔法陣から出てきよった」
イセリオが目を見開く。
「ジャンヌ。成功だ」
『やったぁ!』
「ジャンヌ、ありがとう。また話そう」
『わかったわ。また旅の話を聞かせてね』
「ああ」
光が消えると、静寂が戻った。
イセリオは転移してきた服を手に取り、眉をひそめる。
「何じゃ? この服は」
「アンチ魔法の服だ。この服は魔法を通さない」
「何と! そんなことができるのか」
「ああ。俺も最初は驚いたよ」
ハルトは服を裏返し、しばらく観察した。
「でもこれ……裏返しだな。なるほど。そういうことか」
(ローブの裏にはアンチ魔法の加工がされていない。だから魔法を通して転移できた――そういうことか)
ハルトは顔を上げ、短く息を吐いた。
「作戦を思いついた。イセリオには今すぐ覚えてほしい魔法と魔法陣がある」
イセリオは苦笑した。
「こんな老人に新しいことをさせるとは、ハルトも大物だのお」
「そんなこと言ってる場合か!リヴィア、イセリオにアエリス・シグニアを教えてあげてほしい」
「わかった」
その間、ハルトは黙々と魔法陣を創り上げていった。
やがて、額の汗をぬぐいながら呟く。
「できた。そっちは?」
イセリオが自信満々に笑う。
「完璧じゃよ」
「作戦開始だ」
外では、住民の声が上がっていた。
「ドラゴンがオルミナの周りをぐるぐる飛び回ってる。見つかるのも時間の問題だ!」
ハルトは頷き、空を見上げる。
「オルミナの結界のおかげで姿は見えないけど、魔力の集まりとにおいは隠せないからな」
イセリオが杖を掲げ、声を張り上げた。
「皆の者、作戦通りじゃ! 魔力を隠すこの服を裏返しで着て隠ぺい魔法を使って、所定の場所まで移動を開始せよ!」
移動先は――かつてハルトたちが最初にイセリオと出会った、あの広場だった
広場を囲むように、人影が並ぶ。
ドラゴンの高度に合わせるように、空中には三つの影が漂っていた。
「なんでわしらばっかり、こんな目に……」
ドワーフが顔を引きつらせて呻く。
「今度こそ、私たち死んだわ……」
女エルフは青ざめた顔で呟いた。
「ハルトとイセリオ様を信じるしかねえか……」
獣人が歯を食いしばる。
「その人間のせいで、わしらが今こうなっとるんだぞ」
「その人間に、何度救われた!」
獣人の一喝に、ドワーフは言葉を失う。
沈黙の後、獣人が低く言った。
「……もう腹くくってやるしかねえ。行くぞ!」
三人は同時に隠ぺい魔法を解いた。
「紅蓮よ、我が手に集え――《ファイアボール》!」
放たれた火球はドラゴンに直撃する。
――しかし、傷一つつかない。
「……ですよね」
女エルフが乾いた声で呟く。
「おいこら、このくそドラゴン! てめえなんか、この俺がぶっ殺してやるからかかってこい!」
「わしらが相手じゃ! さっさと来い!」
「かかってこいや、このくそトカゲ野郎!」
挑発に応えるように、ドラゴンが咆哮を上げ、三人へ襲いかかる。
(死んだ)
その瞬間だった。
イセリオの指先が動く。
それに合わせて三人の身体が空中を滑るように移動し、ドラゴンを誘導する。
「みんな、来るぞ。イセリオ、もういい」
ハルトの合図と同時に、三人は凄まじい速度で移動する。
速すぎるほどの速度のまま、森の茂みの中へと消えていった。
イセリオは三人を操る手を止め、次の魔法の準備に入る。
「アエリス・シグニア」
巨大な黒い魔法陣が、広場の上空に展開された。
ハルトはドラゴンの動きを見極め、叫ぶ。
「いまだ!」
号令とともに、魔法陣の書いた紙を持ったオルミナ民が一斉に地面へ手をつく。
「アビス・ネクロウェイト」
重力が歪み、ドラゴンの巨体が地面へと叩きつけられる。
アンチ魔法のローブを身にまとったハルトが前に出る。
「ドラゴンの首、取った」
一閃。
ドラゴンの首は、一刀両断された。
沈黙。
次の瞬間、オルミナ民から歓声が爆発した。
ハルトは人々に囲まれる。
「よくやった、人間。いや、ハルト」
「お前がいなかったら、オルミナは終わっとったわい」
「みんなが手伝ってくれたおかげだよ」
「ハルトすげえよ。ドラゴンに何もさせずに勝っちまったよ」
ルドが興奮気味に言う。
「ええ。被害者が一人もいません」
リヴィアも微笑んだ。
イセリオが静かに歩み寄る。
「ハルト。今日はオルミナの皆で祝いたい。もう一日だけ、いてくれんか?」
「……わかった」
ハルトの返事に、イセリオは満足そうにうなずいた。
「皆の者。ドラゴンをオルミナへ運ぶぞ。今日はドラゴン肉で宴じゃ」
その言葉に、オルミナ民は一斉に歓声を上げた。
「ドラゴンって、食えんの?」
ハルトが首をかしげる。
「絶品じゃよ。食べるのは千年ぶりじゃがな。オルミナでは伝説の食べ物とされておる」
「へえ~」
その夜、オルミナでは盛大な宴が開かれた。
ハルトは英雄として迎えられ、杯を差し出され、何度も感謝の言葉を向けられた。
宴の最中、イセリオからアンチ魔法のローブや転移魔法について尋ねられたが、ハルトにも詳しい仕組みまではわからなかったため、ジャンヌと直接連絡を取ってもらうことにした。
魔法の話を通して、イセリオとジャンヌはかなり打ち解けた様子だった。
後日、マギステリアの協力もあり、オルミナの結界は改良される。
姿だけでなく、臭いや魔力すらも感じさせない、より強固な結界となった。
夜空の向こうに、黒い翼の影がかすかに見える。
散り散りに逃げたドラゴンたちは、いずれまたどこかで、動き出すのかもしれない。
翌日、ハルト達三人は、オルミナを出た。
リヴィアが不意にハルトのもとへ駆け寄ってきた。
「ハルトさん」
「どうした? リヴィア」
少し戸惑った様子で、彼女は手にした魔法陣を見下ろす。
「ジャンヌさんにいただいた魔法陣から……ジャンヌさんの声がしたんです。ハルトさんに代わってほしいって言われて、それで……」
「ジャンヌから……?」
ハルトは一瞬目を見開き、すぐに頷いた。
「わかった」
リヴィアの持つ魔法陣に、ハルトがそっと手を伸ばす。
『ハルト! 聞こえる?』
「ああ、聞こえるよ。そっちは聞こえてるか?」
『やったぁ。成功よ』
「……喜んでるところ悪いんだけど、今ちょっと大変でさ。また今度ゆっくり話そう」
『あ、そうなの? なんだぁ、物体の遠隔移動魔法も見せたかったのになぁ』
「物体の移動魔法……」
ハルトはその言葉に引っかかり、思案する。
『じゃあ、また今度話すね』
「ちょっと待って」
『何?』
「その“物体の移動魔法”っていうのは、アンチ魔法のローブも送れるのか?」
『それがね、いけるのよ』
『いけるって言っても、コツはあるんだけどね』
そう言って、ジャンヌは勢いよく説明を始める。
「話はあとで聞く。今すぐローブを送ってくれ」
『わかったわ。まず魔法陣を作ってほしいの。私が指示するから、ハルトはその通りに魔法陣を書いて』
ハルトは頷いた。
「わかった」
そして、しばらくしてから顔を上げる。
「できた」
『魔法陣に魔力を込めて』
ジャンヌの声が響く。
ハルトはすぐにイセリオを振り返った。
「イセリオ。魔力をこの魔法陣に」
「こうかの?」
イセリオが手をかざし、淡い光が広がる。
『じゃあ行くわよ』
ジャンヌの声が高まる。
「これを言えばいいのか?」
「ああ。頼む」
イセリオとジャンヌの声が、重なった。
「転移せよ、我が求む地へ――《トランジット》!」
まばゆい光が走り、魔法陣が震える。
次の瞬間、淡い輝きとともに布の束が現れた。
「おお! 物が魔法陣から出てきよった」
イセリオが目を見開く。
「ジャンヌ。成功だ」
『やったぁ!』
「ジャンヌ、ありがとう。また話そう」
『わかったわ。また旅の話を聞かせてね』
「ああ」
光が消えると、静寂が戻った。
イセリオは転移してきた服を手に取り、眉をひそめる。
「何じゃ? この服は」
「アンチ魔法の服だ。この服は魔法を通さない」
「何と! そんなことができるのか」
「ああ。俺も最初は驚いたよ」
ハルトは服を裏返し、しばらく観察した。
「でもこれ……裏返しだな。なるほど。そういうことか」
(ローブの裏にはアンチ魔法の加工がされていない。だから魔法を通して転移できた――そういうことか)
ハルトは顔を上げ、短く息を吐いた。
「作戦を思いついた。イセリオには今すぐ覚えてほしい魔法と魔法陣がある」
イセリオは苦笑した。
「こんな老人に新しいことをさせるとは、ハルトも大物だのお」
「そんなこと言ってる場合か!リヴィア、イセリオにアエリス・シグニアを教えてあげてほしい」
「わかった」
その間、ハルトは黙々と魔法陣を創り上げていった。
やがて、額の汗をぬぐいながら呟く。
「できた。そっちは?」
イセリオが自信満々に笑う。
「完璧じゃよ」
「作戦開始だ」
外では、住民の声が上がっていた。
「ドラゴンがオルミナの周りをぐるぐる飛び回ってる。見つかるのも時間の問題だ!」
ハルトは頷き、空を見上げる。
「オルミナの結界のおかげで姿は見えないけど、魔力の集まりとにおいは隠せないからな」
イセリオが杖を掲げ、声を張り上げた。
「皆の者、作戦通りじゃ! 魔力を隠すこの服を裏返しで着て隠ぺい魔法を使って、所定の場所まで移動を開始せよ!」
移動先は――かつてハルトたちが最初にイセリオと出会った、あの広場だった
広場を囲むように、人影が並ぶ。
ドラゴンの高度に合わせるように、空中には三つの影が漂っていた。
「なんでわしらばっかり、こんな目に……」
ドワーフが顔を引きつらせて呻く。
「今度こそ、私たち死んだわ……」
女エルフは青ざめた顔で呟いた。
「ハルトとイセリオ様を信じるしかねえか……」
獣人が歯を食いしばる。
「その人間のせいで、わしらが今こうなっとるんだぞ」
「その人間に、何度救われた!」
獣人の一喝に、ドワーフは言葉を失う。
沈黙の後、獣人が低く言った。
「……もう腹くくってやるしかねえ。行くぞ!」
三人は同時に隠ぺい魔法を解いた。
「紅蓮よ、我が手に集え――《ファイアボール》!」
放たれた火球はドラゴンに直撃する。
――しかし、傷一つつかない。
「……ですよね」
女エルフが乾いた声で呟く。
「おいこら、このくそドラゴン! てめえなんか、この俺がぶっ殺してやるからかかってこい!」
「わしらが相手じゃ! さっさと来い!」
「かかってこいや、このくそトカゲ野郎!」
挑発に応えるように、ドラゴンが咆哮を上げ、三人へ襲いかかる。
(死んだ)
その瞬間だった。
イセリオの指先が動く。
それに合わせて三人の身体が空中を滑るように移動し、ドラゴンを誘導する。
「みんな、来るぞ。イセリオ、もういい」
ハルトの合図と同時に、三人は凄まじい速度で移動する。
速すぎるほどの速度のまま、森の茂みの中へと消えていった。
イセリオは三人を操る手を止め、次の魔法の準備に入る。
「アエリス・シグニア」
巨大な黒い魔法陣が、広場の上空に展開された。
ハルトはドラゴンの動きを見極め、叫ぶ。
「いまだ!」
号令とともに、魔法陣の書いた紙を持ったオルミナ民が一斉に地面へ手をつく。
「アビス・ネクロウェイト」
重力が歪み、ドラゴンの巨体が地面へと叩きつけられる。
アンチ魔法のローブを身にまとったハルトが前に出る。
「ドラゴンの首、取った」
一閃。
ドラゴンの首は、一刀両断された。
沈黙。
次の瞬間、オルミナ民から歓声が爆発した。
ハルトは人々に囲まれる。
「よくやった、人間。いや、ハルト」
「お前がいなかったら、オルミナは終わっとったわい」
「みんなが手伝ってくれたおかげだよ」
「ハルトすげえよ。ドラゴンに何もさせずに勝っちまったよ」
ルドが興奮気味に言う。
「ええ。被害者が一人もいません」
リヴィアも微笑んだ。
イセリオが静かに歩み寄る。
「ハルト。今日はオルミナの皆で祝いたい。もう一日だけ、いてくれんか?」
「……わかった」
ハルトの返事に、イセリオは満足そうにうなずいた。
「皆の者。ドラゴンをオルミナへ運ぶぞ。今日はドラゴン肉で宴じゃ」
その言葉に、オルミナ民は一斉に歓声を上げた。
「ドラゴンって、食えんの?」
ハルトが首をかしげる。
「絶品じゃよ。食べるのは千年ぶりじゃがな。オルミナでは伝説の食べ物とされておる」
「へえ~」
その夜、オルミナでは盛大な宴が開かれた。
ハルトは英雄として迎えられ、杯を差し出され、何度も感謝の言葉を向けられた。
宴の最中、イセリオからアンチ魔法のローブや転移魔法について尋ねられたが、ハルトにも詳しい仕組みまではわからなかったため、ジャンヌと直接連絡を取ってもらうことにした。
魔法の話を通して、イセリオとジャンヌはかなり打ち解けた様子だった。
後日、マギステリアの協力もあり、オルミナの結界は改良される。
姿だけでなく、臭いや魔力すらも感じさせない、より強固な結界となった。
夜空の向こうに、黒い翼の影がかすかに見える。
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