言えない言葉

Kokonuca.

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 牝犬のように上げた尻に嘉納が指を這わす。 
 谷間のすぼまりに軽く触れ「ああ」と言葉を漏らした。 

 その事に気付かれたのだと分かり、耳まで熱くなってくる。 

「もう、解してあるんですね」 
「っ………悪いか!?」 
「解して貰ったんですか?」 
「はぁ!?誰にんなこと頼めるんだよっ!!」 

 ガバッと体を起こすと、 

「自分で?」 

 しれっとそう返された。 

「っ  は…」 

 早く嘉納が欲しくて…なんて、素直に言うには男の沽券が邪魔をする。 

「恥ずかしい事聞くなっ」 
「申し訳ない」 
「っ!」 

 ぷいっとそっぽを向くが、嘉納の手が顎を掴んで許さなかった。 

「赤い」 

 なんの感想かと思ったが、それが顔色を指しているのは明白だ。 
 もう片方の手が、ゆるりと頬を撫でた。 

「た、体質だって言っただろ!」 
「えぇ。さぁ、続けましょうか?」 
「う…」 

 陵子と付き合っている時ですら、もう少しムードを考えたものだが… 
 一向に臥せないオレを嘉納が怪訝に見やる。 



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