ちょっと魔王になって人類救ってくる

DetaRan

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ちょっと魔王になって人類救ってくる!

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「…はい!これで転生準備完了です!」

「あの、本当に俺、魔王になるんですか?」

 大天使ガブリエルさんから魔王になれと聞いたときはめちゃめちゃ驚いたが理由を聞いて少し納得した。
 どうやら俺が魔王になる異世界では人間同士が争っているらしい。
 魔王に支配された世界を人類が抗い、魔王を討伐した…までは良かった。

 魔王がいなくなったことで平和が訪れるまではよかった
 しかし、魔王を討伐した勇者以外の活動していた冒険者達が一斉に職を失ってしまったのだ。
 しかも国のお偉いさんは魔王を討伐した英雄たちと自治権を争っていたり、貧富の差が激しくなっているという。
 たしかにほっときゃそのうち滅びるのは目に見える。

 そこでガブリエルは俺に魔王という立場をあたえ、人類をまた、平和になるように程よく活動してほしいと頼んだ。
 俺も無双プレイはできないものの異世界に行くことは夢だったので願ったり叶ったりだ。

「ではよろしくお願いします。尊さん!約束、覚えていますよね?」

 しかし、やはり世の中そんな甘く無いということを改めて知った。

「ええ、わかっていますよ。『人を殺してはいけない』ですよね?」

「バッチグーーです!」

 そう、俺は魔王になるにも関わらず、人を殺してはいけないという縛りを受けることになった。
 ガブリエル曰く人殺しを許可すると目的が変わってしまうからというらしい。
 あくまで魔王になりながら人を影から助けるのが使命だからなー
 ま、元同族を殺しても後味悪いからいいか

「では覚悟はいいですか?」

 自分が座っている場所に魔法陣が現れる

「覚悟って、もう大丈夫ですよ」

 俺はガブリエルに笑いかけると安心そうにしてくれた。
 あゝ天使だーー!

「それでは寺宮 尊さん!良い異世界ライフを!転生!!」

 ガブリエルがそう叫ぶと自分の体が光に包まれる。
 父さん、母さん、ついでに妹よ、僕はこれから異世界に行って




 ちょっと魔王になって人類救ってくるぜ!!!!







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