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第一章
今後の方針①
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「さて、紗代の今後についてじゃが、先程言ったとおり、アヤツ…エアネストの世界で人生のやり直しとなる。ここまでは良いな?」
「はい。天照大御神様。ただ……」
「なんじゃ?紗代。申してみよ」
「もし…もし、わたしが人生のやり直しを拒否した場合はどうなりますか??」
「紗代っ!?!?」
「紗代ちゃんっ!?!?」
天照大御神様はスッと手を上げ、ふたりの言葉を遮る。
「紗代。拒否した場合じゃが、そなたが考えているとおり消える。魂の完全消滅じゃ。
紗代は輪廻転生の輪にも巡れないからの」
「やはりそうなんですね…。
いつきちゃん、みつきちゃん、ごめんね。
拒否した場合はどうなるのかなって聞いてみただけだから。心配かけちゃって本当にごめん」
「バカ紗代…」と悪態を尽きながらいつきちゃんがおでこをコツンと叩く。どうやらそれで許してくれるらしい。
みつきちゃんもホッとした表情で見つめてくる。
「では紗代。そなたは人生をやり直す、エアネストの世界に転生するということで良いな?」
「はい。天照大御神様。でも、やり直し…転生するとしても、どんな世界なんでしょうか。
やっぱり赤ちゃんからになるんですかね??」
「それについてはアヤツから説明をさせよう。エアネスト、紗代にそなたの世界についてを説明せよ」
天照大御神様が正座をするエアネスト様に話を振る。
「ゴッホンッ。ではですね紗代さん。改めまして、私はエアネストと申します。
私はアクスルという名前の世界で主神をしております」
何故かエアネスト様がドヤ顔で言う。
しかも主神とか…。
大丈夫だろうか、なんだか不安しかない。
「むむ…っ!!紗代さん、失礼なっ!」
あっ…。
そういえば、エアネスト様も神で心の声が聞こえるんだった。
「そうですよっ!!私、先程からお恥ずかしい姿しか見せていませんが、これでも神様なんですよ。プンプンっ。失礼しちゃいます。
それに大丈夫です。頼りになる腹心の四神獣や他の神が居ますからねっ!!」
相変わらず、ドヤ顔のエアネスト様。
四神獣…。四神獣かぁ~。
やっぱりアレなんだろうか??
「そうですっ!そんなんですよっ!!紗代さんっ!!
あなたは素晴らしい!!
四神獣といえば、やはり青龍、朱雀、白虎、玄武ですよねぇ~っ!!」
ハァハァッと興奮しながら正座でズリズリ寄ってくるエアネスト様。
ひぃぃ~っ!!こわいょ~っ!!
「おいっ!!テメェ、ウチの紗世から離れろっ!!」
といつきちゃんがゲシゲシとエアネスト様を蹴る。
「うぎゃ…っ!!ちょ…、いた…痛いです…!!」
正座のままのエアネスト様が、いつきちゃんの蹴りをよけ切れず痛がる。
「ハァ…っ、これこれ、いつき、落ち着きなんし。
エアネストも余計な話はせんでいいから、さっさと話を進めんか」
天照大御神様の呆れた声に
「申し訳ございません。天照大御神様…。」
といつきちゃんが謝る。
「むぅぅ~っ…。わかりました。ではでは話を続けますね。」
とエアネスト様。
本当にエアネスト様の世界に転生して大丈夫だろうか…。
ちょっと…いや、だいぶ不安だ…。
「はい。天照大御神様。ただ……」
「なんじゃ?紗代。申してみよ」
「もし…もし、わたしが人生のやり直しを拒否した場合はどうなりますか??」
「紗代っ!?!?」
「紗代ちゃんっ!?!?」
天照大御神様はスッと手を上げ、ふたりの言葉を遮る。
「紗代。拒否した場合じゃが、そなたが考えているとおり消える。魂の完全消滅じゃ。
紗代は輪廻転生の輪にも巡れないからの」
「やはりそうなんですね…。
いつきちゃん、みつきちゃん、ごめんね。
拒否した場合はどうなるのかなって聞いてみただけだから。心配かけちゃって本当にごめん」
「バカ紗代…」と悪態を尽きながらいつきちゃんがおでこをコツンと叩く。どうやらそれで許してくれるらしい。
みつきちゃんもホッとした表情で見つめてくる。
「では紗代。そなたは人生をやり直す、エアネストの世界に転生するということで良いな?」
「はい。天照大御神様。でも、やり直し…転生するとしても、どんな世界なんでしょうか。
やっぱり赤ちゃんからになるんですかね??」
「それについてはアヤツから説明をさせよう。エアネスト、紗代にそなたの世界についてを説明せよ」
天照大御神様が正座をするエアネスト様に話を振る。
「ゴッホンッ。ではですね紗代さん。改めまして、私はエアネストと申します。
私はアクスルという名前の世界で主神をしております」
何故かエアネスト様がドヤ顔で言う。
しかも主神とか…。
大丈夫だろうか、なんだか不安しかない。
「むむ…っ!!紗代さん、失礼なっ!」
あっ…。
そういえば、エアネスト様も神で心の声が聞こえるんだった。
「そうですよっ!!私、先程からお恥ずかしい姿しか見せていませんが、これでも神様なんですよ。プンプンっ。失礼しちゃいます。
それに大丈夫です。頼りになる腹心の四神獣や他の神が居ますからねっ!!」
相変わらず、ドヤ顔のエアネスト様。
四神獣…。四神獣かぁ~。
やっぱりアレなんだろうか??
「そうですっ!そんなんですよっ!!紗代さんっ!!
あなたは素晴らしい!!
四神獣といえば、やはり青龍、朱雀、白虎、玄武ですよねぇ~っ!!」
ハァハァッと興奮しながら正座でズリズリ寄ってくるエアネスト様。
ひぃぃ~っ!!こわいょ~っ!!
「おいっ!!テメェ、ウチの紗世から離れろっ!!」
といつきちゃんがゲシゲシとエアネスト様を蹴る。
「うぎゃ…っ!!ちょ…、いた…痛いです…!!」
正座のままのエアネスト様が、いつきちゃんの蹴りをよけ切れず痛がる。
「ハァ…っ、これこれ、いつき、落ち着きなんし。
エアネストも余計な話はせんでいいから、さっさと話を進めんか」
天照大御神様の呆れた声に
「申し訳ございません。天照大御神様…。」
といつきちゃんが謝る。
「むぅぅ~っ…。わかりました。ではでは話を続けますね。」
とエアネスト様。
本当にエアネスト様の世界に転生して大丈夫だろうか…。
ちょっと…いや、だいぶ不安だ…。
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