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第二章
家族会議再び②
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「きゃんてぇー」
テーブルの上に置かれた、1匹のマンドラゴラちゃんに手をかざし、鑑定をする。
マンドラゴラちゃんの鑑定結果はこうだった…。
────────────────────
名 称:マンドラゴラ(新種)
種 族:草系妖怪
HP・MP:3 攻撃力:3
防御力:4 素速さ:2
魔 法:水・氷
スキル:水弾、氷弾、罪悪感、麻痺
備 考:エルシーアが生み出した新種
エルシーアの魔力たっぷりな水が
大好き
根っこの足で動き回り、種をまく
────────────────────
おぉぉぅ…。なんてこったい…。
わたしが生み出した新種ってなんだっ!!
「エル…。大丈夫かい!?
それで、鑑定は終わったかい?」
がっくり項垂れるわたしを、心配そうにおとしゃまが尋ねてくる。
[終わったよ…]
「そうか。それでコレは何かな?」
[おとしゃま、みんな…。コレはマンドラゴラだよ…]
「「「「「マンドラゴラ!?!?」」」」」
だよねぇ~。ビックリするよねぇ~。
わたしだって、ペルルにマンドラゴラって教えてもらったけど、驚いたもん。
「マンドラゴラって、確か人のように動き、引き抜くと悲鳴を上げて、まともに聞いた人間は発狂して死んでしまうという植物だよねっ!?」
ウィルにぃが驚きの声を上げながら、本来のマンドラゴラの説明をしてくる。
「マンドラゴラは、魔法薬や錬金術、呪術にも使われる貴重な材料よ。一説には精力剤、媚薬、または不老不死の薬の原料とも言われているわ。
エルちゃん、またとんでもない物を…」
あぁ、かぁしゃま…。そんなちょっと引き気味な目でみないでぇ~っ!!HPが削れるからぁ~っ…。
「マンドラゴラって、無実の罪で処刑された男の人の、ごにょごにょから生えると考えられていて、処刑場の様な不浄の場所に自生していると言われているのよね??何でウチに??
それに、見た目が伝承とは全く違うわ」
あっ…。ルーねぇが一部誤魔化してる。
まぁ、まだ5歳の女の子だもんね。しかし、ルーねぇは博識だなぁ。
バルにぃはさっきから「スゲェー」しか言ってないのにね。
「エル、どういう事なんだい?」
ぎくぅ~っ!!!!おとしゃまちょっと待ってっ!!
〔エル、素直に白状するっきゅよ〕
[でもさ、でもさ、この鑑定結果どうやって説明すればいいの!?]
〔エル、午前中に動物や鳥たちにイメージを直接送って説明してたっきゅよ。それをやればいいっきゅ〕
[えっ??わたし、そんな事してたの!?無意識だから気がつかなかった。とりあえず、イメージを頭に直接送ればいいんだね。やってみるっ!!]
すぅ~っ、はぁぁ~~っ…
深呼吸して、落ち着いて…
[おとしゃま、みんな…、このマンドラゴラちゃんは新種なの。
わたしがやらかしましたぁ~~っ!!!!
今、鑑定結果をみんなにも見せるね…]
わたしは家族みんなにも、さっきの鑑定結果、マンドラゴラちゃんのステータスをイメージて送る。
「「「「「んな…っ!!!!」」」」」
あっ…。また家族みんなで固まった。
この感じもデジャヴ。
テーブルの上に置かれた、1匹のマンドラゴラちゃんに手をかざし、鑑定をする。
マンドラゴラちゃんの鑑定結果はこうだった…。
────────────────────
名 称:マンドラゴラ(新種)
種 族:草系妖怪
HP・MP:3 攻撃力:3
防御力:4 素速さ:2
魔 法:水・氷
スキル:水弾、氷弾、罪悪感、麻痺
備 考:エルシーアが生み出した新種
エルシーアの魔力たっぷりな水が
大好き
根っこの足で動き回り、種をまく
────────────────────
おぉぉぅ…。なんてこったい…。
わたしが生み出した新種ってなんだっ!!
「エル…。大丈夫かい!?
それで、鑑定は終わったかい?」
がっくり項垂れるわたしを、心配そうにおとしゃまが尋ねてくる。
[終わったよ…]
「そうか。それでコレは何かな?」
[おとしゃま、みんな…。コレはマンドラゴラだよ…]
「「「「「マンドラゴラ!?!?」」」」」
だよねぇ~。ビックリするよねぇ~。
わたしだって、ペルルにマンドラゴラって教えてもらったけど、驚いたもん。
「マンドラゴラって、確か人のように動き、引き抜くと悲鳴を上げて、まともに聞いた人間は発狂して死んでしまうという植物だよねっ!?」
ウィルにぃが驚きの声を上げながら、本来のマンドラゴラの説明をしてくる。
「マンドラゴラは、魔法薬や錬金術、呪術にも使われる貴重な材料よ。一説には精力剤、媚薬、または不老不死の薬の原料とも言われているわ。
エルちゃん、またとんでもない物を…」
あぁ、かぁしゃま…。そんなちょっと引き気味な目でみないでぇ~っ!!HPが削れるからぁ~っ…。
「マンドラゴラって、無実の罪で処刑された男の人の、ごにょごにょから生えると考えられていて、処刑場の様な不浄の場所に自生していると言われているのよね??何でウチに??
それに、見た目が伝承とは全く違うわ」
あっ…。ルーねぇが一部誤魔化してる。
まぁ、まだ5歳の女の子だもんね。しかし、ルーねぇは博識だなぁ。
バルにぃはさっきから「スゲェー」しか言ってないのにね。
「エル、どういう事なんだい?」
ぎくぅ~っ!!!!おとしゃまちょっと待ってっ!!
〔エル、素直に白状するっきゅよ〕
[でもさ、でもさ、この鑑定結果どうやって説明すればいいの!?]
〔エル、午前中に動物や鳥たちにイメージを直接送って説明してたっきゅよ。それをやればいいっきゅ〕
[えっ??わたし、そんな事してたの!?無意識だから気がつかなかった。とりあえず、イメージを頭に直接送ればいいんだね。やってみるっ!!]
すぅ~っ、はぁぁ~~っ…
深呼吸して、落ち着いて…
[おとしゃま、みんな…、このマンドラゴラちゃんは新種なの。
わたしがやらかしましたぁ~~っ!!!!
今、鑑定結果をみんなにも見せるね…]
わたしは家族みんなにも、さっきの鑑定結果、マンドラゴラちゃんのステータスをイメージて送る。
「「「「「んな…っ!!!!」」」」」
あっ…。また家族みんなで固まった。
この感じもデジャヴ。
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