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ミヤの報告 2
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1、 お嬢様がドラゴンをブランという名で従魔としました。ポチそっくりだったのですが、今は白くて小さくなっています。
2、 お嬢様は王太子ジョージ殿下に勧誘され、生徒会に入りました。
3、 ジョセフィン様はお嬢様の友人になりました。おかげでお嬢様のマナーが洗練されてきています。
4、 お嬢様の弟子、ライル様は武闘会でジョージ殿下と共に優勝されました。
5、 お嬢様は武闘会で治癒に勤しみ、ファンを増やしました。添付のリスト1はその内、婚約を申し込む可能性の高い生徒のリストです。
6、 お嬢様はクロスステッチで絵画を作るという新しい刺繍を生み出し、ハーモニー学園にブームを巻き起こしました。同封のハンカチは父様にとお嬢様が刺繍したものです。
7、 裏山でのライル様とお嬢様の修行に生徒会のメンバー全員が参加することになりました。武闘会でのライル様の活躍からジョージ殿下が参加したいと言ったところ、他のメンバーや護衛の方まで参加することになりました。添付のリスト2がメンバー一覧です。
8、 ライル様とイアン様がお嬢様にアピールし合い、それをジョージ殿下が観察しているようです。
ミヤの報告書をヴィオラの父、ハイラムは握りつぶした。
「こんな、いろんなことがあったのになぜ、ミヤはこまめに報告しないのだ。ヴィオラもヴィオラだ。生徒会に入ったので忙しくなりました。落ち着いたら、連絡しますって、ヴィオラが落ち着くことがあるのか」
ヴィオラの母、マドラはハイラムの肩に手をのせた。
「今回、侍女達が騒いでいるので、わかったんですけど、学園にいる間にヴィオラに忠誠を誓う人が何人出るか、賭けをしているそうです。しかも、ミヤが胴元。忠誠者が出た時に賭けの参加者に連絡するついでに私たちに報告しているようです」
「おい、ということはもう、忠誠を誓った者が二人いると?」
「前回はイアン様、今回はライル様だそうです」
「あまりにも勝手すぎる。ミヤ以外にヴィオラにつける侍女はいないのか」
「みんな、ヴィオラ信者になってしまうから、ヴィオラの歯止めにならないんです。少なくとも、ミヤは対外的には正しい行動が取れるので」
「……仕方ないか。それより、このブランというドラゴン、ポチそっくりというが、ポチなんだろうな」
「ポチであれば、いいんですけど。ドラゴン二匹を従えていたら、もう手に負えません」
「おまけにジョージ殿下まで従えたら」
ハイラムはぶるっと震えた。
「でも、やっと、お友達ができたって。私、夢が叶いましたわ」
「うむ。あの子のマナーを向上させるなんて、なかなかすごい友達だな。刺繍のブームが起きたのもジョセフィンという子のおかげだろうか」
「見てみましょう」
ハイラムは包みを開けた。出てきたハンカチに一面に施された刺繍の柄はヴィオラの顔だった。
「これ、ハーモニー学園の受験の時に作った肖像画の絵だわ」
「なんて、上手いんだ。これは執務室に飾るぞ」
「客間にしましょう。この素晴らしさを独り占めするのはずるいです」
「仕事中に見たいんだ」
その日、二人の言い合いは遅くまで続いた。
2、 お嬢様は王太子ジョージ殿下に勧誘され、生徒会に入りました。
3、 ジョセフィン様はお嬢様の友人になりました。おかげでお嬢様のマナーが洗練されてきています。
4、 お嬢様の弟子、ライル様は武闘会でジョージ殿下と共に優勝されました。
5、 お嬢様は武闘会で治癒に勤しみ、ファンを増やしました。添付のリスト1はその内、婚約を申し込む可能性の高い生徒のリストです。
6、 お嬢様はクロスステッチで絵画を作るという新しい刺繍を生み出し、ハーモニー学園にブームを巻き起こしました。同封のハンカチは父様にとお嬢様が刺繍したものです。
7、 裏山でのライル様とお嬢様の修行に生徒会のメンバー全員が参加することになりました。武闘会でのライル様の活躍からジョージ殿下が参加したいと言ったところ、他のメンバーや護衛の方まで参加することになりました。添付のリスト2がメンバー一覧です。
8、 ライル様とイアン様がお嬢様にアピールし合い、それをジョージ殿下が観察しているようです。
ミヤの報告書をヴィオラの父、ハイラムは握りつぶした。
「こんな、いろんなことがあったのになぜ、ミヤはこまめに報告しないのだ。ヴィオラもヴィオラだ。生徒会に入ったので忙しくなりました。落ち着いたら、連絡しますって、ヴィオラが落ち着くことがあるのか」
ヴィオラの母、マドラはハイラムの肩に手をのせた。
「今回、侍女達が騒いでいるので、わかったんですけど、学園にいる間にヴィオラに忠誠を誓う人が何人出るか、賭けをしているそうです。しかも、ミヤが胴元。忠誠者が出た時に賭けの参加者に連絡するついでに私たちに報告しているようです」
「おい、ということはもう、忠誠を誓った者が二人いると?」
「前回はイアン様、今回はライル様だそうです」
「あまりにも勝手すぎる。ミヤ以外にヴィオラにつける侍女はいないのか」
「みんな、ヴィオラ信者になってしまうから、ヴィオラの歯止めにならないんです。少なくとも、ミヤは対外的には正しい行動が取れるので」
「……仕方ないか。それより、このブランというドラゴン、ポチそっくりというが、ポチなんだろうな」
「ポチであれば、いいんですけど。ドラゴン二匹を従えていたら、もう手に負えません」
「おまけにジョージ殿下まで従えたら」
ハイラムはぶるっと震えた。
「でも、やっと、お友達ができたって。私、夢が叶いましたわ」
「うむ。あの子のマナーを向上させるなんて、なかなかすごい友達だな。刺繍のブームが起きたのもジョセフィンという子のおかげだろうか」
「見てみましょう」
ハイラムは包みを開けた。出てきたハンカチに一面に施された刺繍の柄はヴィオラの顔だった。
「これ、ハーモニー学園の受験の時に作った肖像画の絵だわ」
「なんて、上手いんだ。これは執務室に飾るぞ」
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その日、二人の言い合いは遅くまで続いた。
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