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ある大陸のある国にて
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新品の鞄や短剣を見て、思わず頬が緩む。
サジタリスから教わった手入れを何度も何度も繰り返す。
「あんまりやると壊れるからな」
サジタリスが通り過ぎながら声をかけて、慌てて手入れを止める。
それでも初めての自分の物に頬の緩みが止めれない。
後でレイアンにも自慢しようと決める。
鞄を抱えて毛布へと潜り込み、抱きしめる。
「俺の」
眠りにつき、サジタリスに強請り起こされる。
「おはよう。朝だぞ」
「え、あ、はい。おはようございます」
外を見れば、朝日が顔を出している。
「準備して、朝飯食って出かけるぞ」
「はい」
急いでカバンの中身を確認する。
「ちゃんとあります」
「じゃあ、短剣忘れないようにな」
「はい」
わくわくと胸が踊る。
ルーンティルが庭へと続くドアを開放して何かを話している。
「よろしくね。あ、サジ、ハルシオ。おはよう」
「おはようございます」
目の前に顔が掘られた南瓜の被り物にマントを被った何かが現れる。
「こら。ジャックウィリー。驚かさないの」
ハルシオは驚き固まりつつも、ルーンティルを見る。
「一応護衛にね。呼んだんだけど、オウルも一緒だけど」
「えっと、この人?も精霊なんですか?」
かぼちゃがハルシオの回りでくるくると回っている。
「そう。植物?の精霊、ジャックウィリー。温厚と攻撃的な二面性を持つ精霊」
「温厚なのに攻撃的?」
「防御面ではサジの次に頼りになるよ。普段は庭の手入れしてくれてる」
南瓜はいつの間にか南瓜のランタンへと変化している。
恐る恐る手を出せば、手の上に乗る。
「ジャックウィリーを腰からぶら下げて連れて行って。迷子になったときの道標になってくれるから」
「は、はい。えっと、ウィリーさん。お願いします」
目が光り、びくつきながらも朝ご飯の前なので鞄の隣に置いておく。
「ジャックウィリーも悪い子じゃないんだけど」
「そういえば、魚はまだか?どこまで行ってんだ?」
「海の魔物の心臓核が欲しくてお願いしているんだけど、帰ってこないんだよね。どこまで行っているのかな」
「あいつ、真面目だからな」
「帰ってきたらたっぷりご褒美用意しないとね」
ジャックウィリーが南瓜とマントの姿でルーンティルの前に現れる。
「君にも用意しているよ」
喜んでいるのかくるくると回りながら鞄の横へと戻っていく。
「こういうときのご褒美って」
「彼は、今回は美味しい肥料だよ」
「師父。精霊の名付けってどうやってするんですか?なんか、ウィリー、他より長い気が」
「ジャックウィリーの場合はすでに自己の名を持っていたからね。そのまま呼んでる。オウルやレイアンたちは契約時に名前を与えたんだ。その住んでいた土地から取ったり、思いついたままだったり、呼びやすい名前を選んだり。レイアンはレーアン諸島っていう火山島にいたからそのまま付けた」
「そんな簡単でいいんですね」
「色々と考えても、その時になったら別の名前浮かんだりするから考えるのは辞めてる」
「へぇ」
「ルシオ。考える考えないは好きにしたらいい。あくまでもルーの考えだ」
「はい」
自分の精霊はどんなのが来てくれるかなと想像する。
サジタリスから教わった手入れを何度も何度も繰り返す。
「あんまりやると壊れるからな」
サジタリスが通り過ぎながら声をかけて、慌てて手入れを止める。
それでも初めての自分の物に頬の緩みが止めれない。
後でレイアンにも自慢しようと決める。
鞄を抱えて毛布へと潜り込み、抱きしめる。
「俺の」
眠りにつき、サジタリスに強請り起こされる。
「おはよう。朝だぞ」
「え、あ、はい。おはようございます」
外を見れば、朝日が顔を出している。
「準備して、朝飯食って出かけるぞ」
「はい」
急いでカバンの中身を確認する。
「ちゃんとあります」
「じゃあ、短剣忘れないようにな」
「はい」
わくわくと胸が踊る。
ルーンティルが庭へと続くドアを開放して何かを話している。
「よろしくね。あ、サジ、ハルシオ。おはよう」
「おはようございます」
目の前に顔が掘られた南瓜の被り物にマントを被った何かが現れる。
「こら。ジャックウィリー。驚かさないの」
ハルシオは驚き固まりつつも、ルーンティルを見る。
「一応護衛にね。呼んだんだけど、オウルも一緒だけど」
「えっと、この人?も精霊なんですか?」
かぼちゃがハルシオの回りでくるくると回っている。
「そう。植物?の精霊、ジャックウィリー。温厚と攻撃的な二面性を持つ精霊」
「温厚なのに攻撃的?」
「防御面ではサジの次に頼りになるよ。普段は庭の手入れしてくれてる」
南瓜はいつの間にか南瓜のランタンへと変化している。
恐る恐る手を出せば、手の上に乗る。
「ジャックウィリーを腰からぶら下げて連れて行って。迷子になったときの道標になってくれるから」
「は、はい。えっと、ウィリーさん。お願いします」
目が光り、びくつきながらも朝ご飯の前なので鞄の隣に置いておく。
「ジャックウィリーも悪い子じゃないんだけど」
「そういえば、魚はまだか?どこまで行ってんだ?」
「海の魔物の心臓核が欲しくてお願いしているんだけど、帰ってこないんだよね。どこまで行っているのかな」
「あいつ、真面目だからな」
「帰ってきたらたっぷりご褒美用意しないとね」
ジャックウィリーが南瓜とマントの姿でルーンティルの前に現れる。
「君にも用意しているよ」
喜んでいるのかくるくると回りながら鞄の横へと戻っていく。
「こういうときのご褒美って」
「彼は、今回は美味しい肥料だよ」
「師父。精霊の名付けってどうやってするんですか?なんか、ウィリー、他より長い気が」
「ジャックウィリーの場合はすでに自己の名を持っていたからね。そのまま呼んでる。オウルやレイアンたちは契約時に名前を与えたんだ。その住んでいた土地から取ったり、思いついたままだったり、呼びやすい名前を選んだり。レイアンはレーアン諸島っていう火山島にいたからそのまま付けた」
「そんな簡単でいいんですね」
「色々と考えても、その時になったら別の名前浮かんだりするから考えるのは辞めてる」
「へぇ」
「ルシオ。考える考えないは好きにしたらいい。あくまでもルーの考えだ」
「はい」
自分の精霊はどんなのが来てくれるかなと想像する。
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