2 / 39
女装編
第2話 みんなでお風呂
しおりを挟む
一日の授業が終わり職員室へと向かう。
このあと寮へ案内される予定なのである。
「ちょっと待っててね。今、案内役が来るから」
矢本先生ではなく他の人が案内するようだ。
「お待たせしました」
現れたのは女学園の生徒で、先輩のようだ。
「こちら三年生の坪田幹江さん。
霧山くんの私生活を一対一でサポートしてくれる指導員」
「坪田幹江です。よろしくお願いします」
「この女学園では指導員制度といって、新しく入った転校生一人に対して一人専属の人を充てるの。
女の子の生活で戸惑うことがあれば遠慮なく相談してね」
「霧山泰彦です。よろしくお願いします」
「じゃあ、さっそく霧山くんを寮の方へ案内してくれるかしら。
荷物も届いているはずです」
「分かりました」
泰彦は幹江先輩に連れられて寮の部屋へと案内された。
幹江先輩は女体化してから長いのだろう。全然元男だとは分からない。
胸の発育もよく同級生のそれよりも一回り大きかった。
「どこ見てるの?」
「あ、いや、その」
「ふふふ、私も男だったときは女の子の胸ばっかり見てたわ。
バレないとばかり思っていたけど、意外と分かるものね」
「すみません……」
「明日になれば霧山さんも女体化して胸も膨らむはずだから楽しみね」
寮の部屋は相部屋かと思っていたら個室だった。
ウイルスが体から消えた人と、まだ病原体保有者の人が同じ空間にいたら再感染してしまう恐れがあるからだろうか。
「私の部屋は隣なので何かあったら呼んで頂戴」
「分かりました」
「夕食は17時から一階の食堂で。23時まで開いているけどその頃には何も残っていないかも。
まだ時間があるから荷物を広げたあとで一緒に行きましょうか」
食事が終わり、幹江先輩とお風呂に行くことになった。
お風呂は16時から23時まで入れる。
それ以外の時間も入れるが使えるのはシャワーだけだ。
脱衣所にはクラスメイトも何人かいた。
「霧山さん、どうしたの?
なんで脱がないの?」
「だって、女の子がこんなに……」
脱衣所の中には服を脱いでいる女の子がいた。
ブラジャー姿やパンツ一丁でオッパイを丸出しにしている子も。
もちろんそれ以上に全裸でアンダーヘアを丸出しにしている子もいる。
元男とは言え、泰彦にとっては男のときのことを知らない初めて会った人なので、元から女の子とそう変わりはない。
「大丈夫だよ。みんな元男だから裸を見られることは何とも思ってないよ」
「じゃあ幹江先輩は元男として女の子の裸を見ても何ともおもわないんですか?」
「うーん、確かにカワイイなとは思うけど、ムラムラはしないなぁ。
勃起もしないし」
「勃起って……。そもそもないじゃないですか」
「確かにそうね。
じゃあ、霧山さん、は今女の子の裸を見てムラムラしてるの?」
「えと、それは……」
幹江先輩が泰彦の膨らんだ股間を見ている。
「確認しましょうか。脱がせてあげる」
「わ、わっ。自分で脱ぎますから。先に入っていてください」
脱衣所から人がいなくなり、股間が静まるのを待って服を脱いだ。
女の子にオチンチンを見られるのは恥ずかしいため股間はタオルで隠して浴室へと向かう。
見つからないようにソローリソロリと入る。
しかし出入り口を開けた先には全裸の女の子たちがあられもない姿でずらりと立ち並んでいた。
「何をかくしているのかなぁ?」
幹江先輩が泰彦の股間の前に置かれたタオルの向こうを見透かして言った。
その時、左右から女の子二人に腕を掴まれ隠していた泰彦の息子が挨拶をした。
「久しぶりのオチンチン。
そうそう、こういう形をしてたんだよね。
私のは剥けてたけど」
「あ、やめてください」
泰彦のオチンチンに顔を近づけていた幹江先輩がそっと手を添えた。
「あっ!」
海綿体が充血をして見る見る大きくなる。
「へー、勃起したら剥けるのね。
私のとは違うんだ」
「あっ、そんなに見ないで下さい恥ずかしい……」
「なんか懐かしくなってきちゃった。
オチンチンなくなってからずいぶん経ってるから。
そうだいいこと考えた」
幹江先輩は泰彦の後ろに回り、背中に密着をした。
泰彦の背中は大きな二つの肉の塊を感じていた。
幹江先輩は両手を前へ回し泰彦のオチンチンを摘まんだ。
「女体化する前はこうやってオシッコしてたんですよね」
「「そうそう」」
「ねぇ、オシッコしてみて」
「出ませんよ。勃起してるんだから」
「そういえば、そうだったわね。
勃起してたらオシッコでないんだった。
もうすっかり忘れてたわ」
「もう離れてくださいよ」
「オシッコはでないにしても、他のものは出るわよね?」
幹江先輩はオチンチンを握り前後に動かした。
シコシコシコ。
「あっ、そんな、やめ、やめて……」
シコシコシコ。
泰彦の右肩から幹江先輩の顔が覗く。
「懐かしい。
男の時はこうやって毎晩シコってたっけ」
「「そうそう」」
シコシコシコ。
「ああっ、ダメ……」
ドピュ!
亀頭の先から白くドロッとした液体が飛び出した。
ビュッ、ビュッと断末魔をあげるオチンチン。
「わー!」
「出た出た!」
「そうそう、こんなふうに射精してたっけ」
「久しぶりに見て元気をもらった」
「私が男だったときはもっと飛ばしていた」
思い思いの感想を述べる女の子たち。
出すものを出してしおれていくオチンチン。
精力を失った泰彦にはもはや女の子の裸体は性欲の対象ではなくなっていた。
お風呂に入っているあいだは再び勃起することはなかったが、体を洗っている最中や、湯船に浸かっている最中に周りの女の子の視線を一身(の更に一部)に浴びていることを泰彦は感じていた。
このあと寮へ案内される予定なのである。
「ちょっと待っててね。今、案内役が来るから」
矢本先生ではなく他の人が案内するようだ。
「お待たせしました」
現れたのは女学園の生徒で、先輩のようだ。
「こちら三年生の坪田幹江さん。
霧山くんの私生活を一対一でサポートしてくれる指導員」
「坪田幹江です。よろしくお願いします」
「この女学園では指導員制度といって、新しく入った転校生一人に対して一人専属の人を充てるの。
女の子の生活で戸惑うことがあれば遠慮なく相談してね」
「霧山泰彦です。よろしくお願いします」
「じゃあ、さっそく霧山くんを寮の方へ案内してくれるかしら。
荷物も届いているはずです」
「分かりました」
泰彦は幹江先輩に連れられて寮の部屋へと案内された。
幹江先輩は女体化してから長いのだろう。全然元男だとは分からない。
胸の発育もよく同級生のそれよりも一回り大きかった。
「どこ見てるの?」
「あ、いや、その」
「ふふふ、私も男だったときは女の子の胸ばっかり見てたわ。
バレないとばかり思っていたけど、意外と分かるものね」
「すみません……」
「明日になれば霧山さんも女体化して胸も膨らむはずだから楽しみね」
寮の部屋は相部屋かと思っていたら個室だった。
ウイルスが体から消えた人と、まだ病原体保有者の人が同じ空間にいたら再感染してしまう恐れがあるからだろうか。
「私の部屋は隣なので何かあったら呼んで頂戴」
「分かりました」
「夕食は17時から一階の食堂で。23時まで開いているけどその頃には何も残っていないかも。
まだ時間があるから荷物を広げたあとで一緒に行きましょうか」
食事が終わり、幹江先輩とお風呂に行くことになった。
お風呂は16時から23時まで入れる。
それ以外の時間も入れるが使えるのはシャワーだけだ。
脱衣所にはクラスメイトも何人かいた。
「霧山さん、どうしたの?
なんで脱がないの?」
「だって、女の子がこんなに……」
脱衣所の中には服を脱いでいる女の子がいた。
ブラジャー姿やパンツ一丁でオッパイを丸出しにしている子も。
もちろんそれ以上に全裸でアンダーヘアを丸出しにしている子もいる。
元男とは言え、泰彦にとっては男のときのことを知らない初めて会った人なので、元から女の子とそう変わりはない。
「大丈夫だよ。みんな元男だから裸を見られることは何とも思ってないよ」
「じゃあ幹江先輩は元男として女の子の裸を見ても何ともおもわないんですか?」
「うーん、確かにカワイイなとは思うけど、ムラムラはしないなぁ。
勃起もしないし」
「勃起って……。そもそもないじゃないですか」
「確かにそうね。
じゃあ、霧山さん、は今女の子の裸を見てムラムラしてるの?」
「えと、それは……」
幹江先輩が泰彦の膨らんだ股間を見ている。
「確認しましょうか。脱がせてあげる」
「わ、わっ。自分で脱ぎますから。先に入っていてください」
脱衣所から人がいなくなり、股間が静まるのを待って服を脱いだ。
女の子にオチンチンを見られるのは恥ずかしいため股間はタオルで隠して浴室へと向かう。
見つからないようにソローリソロリと入る。
しかし出入り口を開けた先には全裸の女の子たちがあられもない姿でずらりと立ち並んでいた。
「何をかくしているのかなぁ?」
幹江先輩が泰彦の股間の前に置かれたタオルの向こうを見透かして言った。
その時、左右から女の子二人に腕を掴まれ隠していた泰彦の息子が挨拶をした。
「久しぶりのオチンチン。
そうそう、こういう形をしてたんだよね。
私のは剥けてたけど」
「あ、やめてください」
泰彦のオチンチンに顔を近づけていた幹江先輩がそっと手を添えた。
「あっ!」
海綿体が充血をして見る見る大きくなる。
「へー、勃起したら剥けるのね。
私のとは違うんだ」
「あっ、そんなに見ないで下さい恥ずかしい……」
「なんか懐かしくなってきちゃった。
オチンチンなくなってからずいぶん経ってるから。
そうだいいこと考えた」
幹江先輩は泰彦の後ろに回り、背中に密着をした。
泰彦の背中は大きな二つの肉の塊を感じていた。
幹江先輩は両手を前へ回し泰彦のオチンチンを摘まんだ。
「女体化する前はこうやってオシッコしてたんですよね」
「「そうそう」」
「ねぇ、オシッコしてみて」
「出ませんよ。勃起してるんだから」
「そういえば、そうだったわね。
勃起してたらオシッコでないんだった。
もうすっかり忘れてたわ」
「もう離れてくださいよ」
「オシッコはでないにしても、他のものは出るわよね?」
幹江先輩はオチンチンを握り前後に動かした。
シコシコシコ。
「あっ、そんな、やめ、やめて……」
シコシコシコ。
泰彦の右肩から幹江先輩の顔が覗く。
「懐かしい。
男の時はこうやって毎晩シコってたっけ」
「「そうそう」」
シコシコシコ。
「ああっ、ダメ……」
ドピュ!
亀頭の先から白くドロッとした液体が飛び出した。
ビュッ、ビュッと断末魔をあげるオチンチン。
「わー!」
「出た出た!」
「そうそう、こんなふうに射精してたっけ」
「久しぶりに見て元気をもらった」
「私が男だったときはもっと飛ばしていた」
思い思いの感想を述べる女の子たち。
出すものを出してしおれていくオチンチン。
精力を失った泰彦にはもはや女の子の裸体は性欲の対象ではなくなっていた。
お風呂に入っているあいだは再び勃起することはなかったが、体を洗っている最中や、湯船に浸かっている最中に周りの女の子の視線を一身(の更に一部)に浴びていることを泰彦は感じていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
110
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる