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02-18.
「……俺が結婚相手でよかったのですか?」
レイドは不安げに問いかける。
母親と会えなくなっても初恋を叶える道を選んだのは間違いとは思わない。そうしなければ、平民と侯爵令息が結ばれる道はなかった。
「セドリック様なら選び放題だったでしょう」
「僕が選ぶのはレイドだけだよ」
「しかし、セドリック様の友人たちから、好意を寄せられていたと噂を耳にしたことがあります」
レイドは学院で噂をよく耳にしていた。
その為、攻略対象である彼らの内の誰かと交際をするのだろうと思っていた。
「僕のお友達じゃないでしょ。レイドのお友達でもあるんだから」
「俺は彼らと親しくありませんので」
「そうなの? レイドのことを良く知っているって、みんな、言っていたよ」
セドリックは首を傾げた。
お目当てのズボンを見つけ出し、それをレイドに渡す。レイドはこそこそと下着を探し出して、セドリックに見られないうちに着替えてしまっていた。
「おちんちん、見たかったのに」
「見せませんよ!」
レイドはセドリックに渡されたズボンを迷うことなく履いた。
「でも、僕のお友達もかわいそうだね」
セドリックはくすりと笑った。
「かわいそうですか?」
レイドにはその意味が伝わらなかった。
「だって、みんな、レイドのことを知っているって言っていたのに。誰もレイドからお友達だって思われていないんだもの」
「なるほど。それはかわいそうですね」
「だよね。みんなに教えてあげないといけないね」
セドリックは楽しそうに服を見ながら、言った。
……それは怒らせるのではないだろうか。
レイドは攻略対象たちのことを知っている。彼らは侯爵令息だったり伯爵令息だったりするものの、なにかとアクロイド侯爵家と関りのある家の者だった。その為、世間一般では幼馴染と呼ばれる関係性である。
「僕ね。実は、むかついていたんだ」
「なにをですか?」
「みんなに。僕の知らないレイドの昔話で盛り上がったりするんだもん」
セドリックは頬を膨らめてみせた。
レイドは不安げに問いかける。
母親と会えなくなっても初恋を叶える道を選んだのは間違いとは思わない。そうしなければ、平民と侯爵令息が結ばれる道はなかった。
「セドリック様なら選び放題だったでしょう」
「僕が選ぶのはレイドだけだよ」
「しかし、セドリック様の友人たちから、好意を寄せられていたと噂を耳にしたことがあります」
レイドは学院で噂をよく耳にしていた。
その為、攻略対象である彼らの内の誰かと交際をするのだろうと思っていた。
「僕のお友達じゃないでしょ。レイドのお友達でもあるんだから」
「俺は彼らと親しくありませんので」
「そうなの? レイドのことを良く知っているって、みんな、言っていたよ」
セドリックは首を傾げた。
お目当てのズボンを見つけ出し、それをレイドに渡す。レイドはこそこそと下着を探し出して、セドリックに見られないうちに着替えてしまっていた。
「おちんちん、見たかったのに」
「見せませんよ!」
レイドはセドリックに渡されたズボンを迷うことなく履いた。
「でも、僕のお友達もかわいそうだね」
セドリックはくすりと笑った。
「かわいそうですか?」
レイドにはその意味が伝わらなかった。
「だって、みんな、レイドのことを知っているって言っていたのに。誰もレイドからお友達だって思われていないんだもの」
「なるほど。それはかわいそうですね」
「だよね。みんなに教えてあげないといけないね」
セドリックは楽しそうに服を見ながら、言った。
……それは怒らせるのではないだろうか。
レイドは攻略対象たちのことを知っている。彼らは侯爵令息だったり伯爵令息だったりするものの、なにかとアクロイド侯爵家と関りのある家の者だった。その為、世間一般では幼馴染と呼ばれる関係性である。
「僕ね。実は、むかついていたんだ」
「なにをですか?」
「みんなに。僕の知らないレイドの昔話で盛り上がったりするんだもん」
セドリックは頬を膨らめてみせた。
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