39 / 68
本編
32. あの日の少年
しおりを挟む
その後、屋台で焼き栗を買い、広場の片隅にある木の長椅子に腰を下ろした。
栗の自然な甘さと香ばしい風味が口いっぱいに広がり、初めて口にする味なのに、不思議と安心する。
ここしばらく、何を口にしても味がしなかったのに、久しぶりに“美味しい”と思えた。
そんなささやかな変化に、自分でも驚く。
隣では、あっという間に焼き栗を食べ終えたレオが、さきほど少女から受け取った紙箱をじっと見ている。
「……中、開けてみてもいいですか?」
まだ食べ足りないのかと、内心で苦笑しながら頷く。
彼は箱を膝にのせて、丁寧に包みをほどいた。
中から現れたのは、焼き菓子と、一通の手紙だった。可愛らしい便箋に、柔らかな筆跡が並んでいる。
レオは手紙に視線を落として目を通し、やがて、そっと息を吐いて小さく笑った。
「……どうやら、俺のことを好いてくれているみたいです」
「……そうですか」
一瞬、景色が色褪せたように見えた。
そのわずかな眩暈をやり過ごし、静かに息を整える。
「……どうしますか? 今から彼女のところに戻りますか?」
「いえ……大丈夫です。彼女の想いには、応えられませんから」
きっと彼は頷く――そう思っていたのに、迷いのない返答に、思わず息を吐いた。
なぜかほっとしている自分に気づき、言葉が喉の奥で止まる。
理性の底で波立つものを、どう扱えばいいのか分からなかった。
「……好きな人がいるんです。ずっと前から」
言葉の意味を飲み込むまでに、少し時間がかかった。
返す言葉が見つからず、視線が宙をさまよう。
「……そう、ですか」
かろうじて声を出すと、焼き栗の温もりが急に遠く感じられた。
気づけば、口が勝手に動いていた。
「……その人は、幸せ者ですね」
言葉が空気に溶けた途端、周囲の音が消えた気がした。
それでも、黙っていたら抑えていた何かが形を持ってしまいそうで――口にせずにはいられなかった。
レオは、何かを言いかけて、けれど言葉にはせずに黙った。
僅かな沈黙の後、外套の懐へそっと手を差し入れ、小さな布の包みを取り出す。
茶色の布は薄く色褪せ、毛布の切れ端のようにも見える。
丁寧に施された保護結界が、淡く光を返していた。
「……ずっと前に、俺に“生きる勇気”をくれた人がいるんです」
思いがけない言葉に、反射的に顔を上げた。
レオはその布を掌に載せたまま、遠くを見るような目で語り始める。
「八歳の頃、村を襲った盗賊に家族を殺されて、俺はひとりになりました。隣村の孤児院に引き取られたんですけど……怖くて、寒くて、悲しくて。もうこのまま死んでしまいたいとさえ思っていました」
レオの声が、空気を震わせるように低く響き、遠い記憶の扉をそっとなぞった。
「俺が広間でうずくまって震えていたとき、一人の軍服を着た青年が入ってきて、何も言わずに毛布をかけてくれたんです。その人もきっと寒かったはずなのに、そんな優しい人がいるんだって――胸がじんとしたのを覚えています。それ以来、その毛布をずっと、お守りのようにして持っています」
彼の掌の上で、布の切れ端が陽に透けた。
色と編み目が、記憶の輪郭を呼び起こしていく。
「だから、千景さんの部屋であの手紙を見つけたときは、すごく嬉しかった。千景さんも、覚えていてくれたんだって」
手紙――あの冬の孤児院で、少年がくれた手紙だ。
毛布を掛けて立ち去ろうとした自分の裾を、か細い腕が掴んでいた。
拙い文字で“ありがとう”と書かれていたその手紙を、僕もずっと大切にしていた。
そんなはずはないと思いながらも、記憶の色と目の前の言葉が、静かに重なっていく。
まさか。――あのときの少年が、レオなのか。
「俺、ずっと探してたんです。あのときの人に、もう一度会いたくて。名前もわからないままだったから……でも、入隊すればきっとどこかで繋がれるって思って。探し続けて、ようやく見つけたんです――千景さんを」
琥珀色の瞳が真っ直ぐ見つめてくる。
「あの夜、千景さんに助けてもらったから……俺は生き延びられました。そのことをずっと忘れたことはありません」
そう言ってレオは、少し照れくさそうに笑った。
鼻の奥がつんと痛んで、口を開きかけた唇が震えた。
何かを返さなければと思うのに、どうしても言葉が出てこない。
目の前で笑うレオが、少し滲んで見えた。
「ち、千景さん……?」
レオが驚いたように身を乗り出す。
けれど、もう取り繕うことができなかった。
こらえようとすればするほど、涙が頬を伝い落ちる。
理由なんて分からない。ただ、長いあいだ胸の内に絡みついていたものが、静かにほどけていく。
俯いたまま、喉を震わせる。
せり上がる想いを押しとどめながら、掠れた声で言葉を押し出した。
「……ありがとう」
たった一言。その響きが、あの孤独な日々に取り残された自分を、ようやく受け入れてくれた。
僕の指先に、レオの手がそっと触れる。
「……千景さん。俺の方こそ、ありがとうございます」
その声に、また涙がこぼれそうになる。
けれど今は――この涙を隠そうという気持ちは、不思議と湧かなかった。
***
【作者コメント】
ここまで読んでくださりありがとうございます。
次話では、冬の冷たい空気の中で、千景が“真実”に一歩近づきます。
残酷な真実と向き合いながらも、彼はまだ消えない熱を抱いています。
***
栗の自然な甘さと香ばしい風味が口いっぱいに広がり、初めて口にする味なのに、不思議と安心する。
ここしばらく、何を口にしても味がしなかったのに、久しぶりに“美味しい”と思えた。
そんなささやかな変化に、自分でも驚く。
隣では、あっという間に焼き栗を食べ終えたレオが、さきほど少女から受け取った紙箱をじっと見ている。
「……中、開けてみてもいいですか?」
まだ食べ足りないのかと、内心で苦笑しながら頷く。
彼は箱を膝にのせて、丁寧に包みをほどいた。
中から現れたのは、焼き菓子と、一通の手紙だった。可愛らしい便箋に、柔らかな筆跡が並んでいる。
レオは手紙に視線を落として目を通し、やがて、そっと息を吐いて小さく笑った。
「……どうやら、俺のことを好いてくれているみたいです」
「……そうですか」
一瞬、景色が色褪せたように見えた。
そのわずかな眩暈をやり過ごし、静かに息を整える。
「……どうしますか? 今から彼女のところに戻りますか?」
「いえ……大丈夫です。彼女の想いには、応えられませんから」
きっと彼は頷く――そう思っていたのに、迷いのない返答に、思わず息を吐いた。
なぜかほっとしている自分に気づき、言葉が喉の奥で止まる。
理性の底で波立つものを、どう扱えばいいのか分からなかった。
「……好きな人がいるんです。ずっと前から」
言葉の意味を飲み込むまでに、少し時間がかかった。
返す言葉が見つからず、視線が宙をさまよう。
「……そう、ですか」
かろうじて声を出すと、焼き栗の温もりが急に遠く感じられた。
気づけば、口が勝手に動いていた。
「……その人は、幸せ者ですね」
言葉が空気に溶けた途端、周囲の音が消えた気がした。
それでも、黙っていたら抑えていた何かが形を持ってしまいそうで――口にせずにはいられなかった。
レオは、何かを言いかけて、けれど言葉にはせずに黙った。
僅かな沈黙の後、外套の懐へそっと手を差し入れ、小さな布の包みを取り出す。
茶色の布は薄く色褪せ、毛布の切れ端のようにも見える。
丁寧に施された保護結界が、淡く光を返していた。
「……ずっと前に、俺に“生きる勇気”をくれた人がいるんです」
思いがけない言葉に、反射的に顔を上げた。
レオはその布を掌に載せたまま、遠くを見るような目で語り始める。
「八歳の頃、村を襲った盗賊に家族を殺されて、俺はひとりになりました。隣村の孤児院に引き取られたんですけど……怖くて、寒くて、悲しくて。もうこのまま死んでしまいたいとさえ思っていました」
レオの声が、空気を震わせるように低く響き、遠い記憶の扉をそっとなぞった。
「俺が広間でうずくまって震えていたとき、一人の軍服を着た青年が入ってきて、何も言わずに毛布をかけてくれたんです。その人もきっと寒かったはずなのに、そんな優しい人がいるんだって――胸がじんとしたのを覚えています。それ以来、その毛布をずっと、お守りのようにして持っています」
彼の掌の上で、布の切れ端が陽に透けた。
色と編み目が、記憶の輪郭を呼び起こしていく。
「だから、千景さんの部屋であの手紙を見つけたときは、すごく嬉しかった。千景さんも、覚えていてくれたんだって」
手紙――あの冬の孤児院で、少年がくれた手紙だ。
毛布を掛けて立ち去ろうとした自分の裾を、か細い腕が掴んでいた。
拙い文字で“ありがとう”と書かれていたその手紙を、僕もずっと大切にしていた。
そんなはずはないと思いながらも、記憶の色と目の前の言葉が、静かに重なっていく。
まさか。――あのときの少年が、レオなのか。
「俺、ずっと探してたんです。あのときの人に、もう一度会いたくて。名前もわからないままだったから……でも、入隊すればきっとどこかで繋がれるって思って。探し続けて、ようやく見つけたんです――千景さんを」
琥珀色の瞳が真っ直ぐ見つめてくる。
「あの夜、千景さんに助けてもらったから……俺は生き延びられました。そのことをずっと忘れたことはありません」
そう言ってレオは、少し照れくさそうに笑った。
鼻の奥がつんと痛んで、口を開きかけた唇が震えた。
何かを返さなければと思うのに、どうしても言葉が出てこない。
目の前で笑うレオが、少し滲んで見えた。
「ち、千景さん……?」
レオが驚いたように身を乗り出す。
けれど、もう取り繕うことができなかった。
こらえようとすればするほど、涙が頬を伝い落ちる。
理由なんて分からない。ただ、長いあいだ胸の内に絡みついていたものが、静かにほどけていく。
俯いたまま、喉を震わせる。
せり上がる想いを押しとどめながら、掠れた声で言葉を押し出した。
「……ありがとう」
たった一言。その響きが、あの孤独な日々に取り残された自分を、ようやく受け入れてくれた。
僕の指先に、レオの手がそっと触れる。
「……千景さん。俺の方こそ、ありがとうございます」
その声に、また涙がこぼれそうになる。
けれど今は――この涙を隠そうという気持ちは、不思議と湧かなかった。
***
【作者コメント】
ここまで読んでくださりありがとうございます。
次話では、冬の冷たい空気の中で、千景が“真実”に一歩近づきます。
残酷な真実と向き合いながらも、彼はまだ消えない熱を抱いています。
***
1
あなたにおすすめの小説
イバラの鎖
コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26
BL
たまにはシリアスでドロついた物語を❣️
辺境伯の後継であるシモンと、再婚で義兄弟になった可愛い弟のアンドレの絡みついた運命の鎖の物語。
逞しさを尊重される辺境の地で、成長するに従って貴公子と特別視される美少年に成長したアンドレは、敬愛する兄が王都に行ってしまってから寂しさと疎外感を感じていた。たまに帰って来る兄上は、以前のように時間をとって話もしてくれない。
変わってしまった兄上の真意を盗み聞きしてしまったアンドレは絶望と悲嘆を味わってしまう。
一方美しいアンドレは、その成長で周囲の人間を惹きつけて離さない。
その欲望の渦巻く思惑に引き込まれてしまう美しいアンドレは、辺境を離れて兄シモンと王都で再会する。意図して離れていた兄シモンがアンドレの痴態を知った時、二人の関係は複雑に絡まったまま走り出してしまう。
二人が紡ぐのは禁断の愛なのか、欲望の果てなのか。
死に戻り騎士は、今こそ駆け落ち王子を護ります!
時雨
BL
「駆け落ちの供をしてほしい」
すべては真面目な王子エリアスの、この一言から始まった。
王子に”国を捨てても一緒になりたい人がいる”と打ち明けられた、護衛騎士ランベルト。
発表されたばかりの公爵家令嬢との婚約はなんだったのか!?混乱する騎士の気持ちなど関係ない。
国境へ向かう二人を追う影……騎士ランベルトは追手の剣に倒れた。
後悔と共に途切れた騎士の意識は、死亡した時から三年も前の騎士団の寮で目覚める。
――二人に追手を放った犯人は、一体誰だったのか?
容疑者が浮かんでは消える。そもそも犯人が三年先まで何もしてこない保証はない。
怪しいのは、王位を争う第一王子?裏切られた公爵令嬢?…正体不明の駆け落ち相手?
今度こそ王子エリアスを護るため、過去の記憶よりも積極的に王子に関わるランベルト。
急に距離を縮める騎士を、はじめは警戒するエリアス。ランベルトの昔と変わらぬ態度に、徐々にその警戒も解けていって…?
過去にない行動で変わっていく事象。動き出す影。
ランベルトは今度こそエリアスを護りきれるのか!?
負けず嫌いで頑固で堅実、第二王子(年下) × 面倒見の良い、気の長い一途騎士(年上)のお話です。
-------------------------------------------------------------------
主人公は頑な、王子も頑固なので、ゆるい気持ちで見守っていただけると幸いです。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
数百年ぶりに目覚めた魔術師は年下ワンコ騎士の愛から逃れられない
桃瀬さら
BL
誰かに呼ばれた気がしたーー
数百年ぶりに目覚めた魔法使いイシス。
目の前にいたのは、涙で顔を濡らす美しすぎる年下騎士シリウス。
彼は何年も前からイシスを探していたらしい。
魔法が廃れた時代、居場所を失ったイシスにシリウスは一緒に暮らそうと持ちかけるが……。
迷惑をかけたくないイシスと離したくないシリウスの攻防戦。
年上魔術師×年下騎士
ずっと好きだった幼馴染の結婚式に出席する話
子犬一 はぁて
BL
幼馴染の君は、7歳のとき
「大人になったら結婚してね」と僕に言って笑った。
そして──今日、君は僕じゃない別の人と結婚する。
背の低い、寝る時は親指しゃぶりが癖だった君は、いつの間にか皆に好かれて、彼女もできた。
結婚式で花束を渡す時に胸が痛いんだ。
「こいつ、幼馴染なんだ。センスいいだろ?」
誇らしげに笑う君と、その隣で微笑む綺麗な奥さん。
叶わない恋だってわかってる。
それでも、氷砂糖みたいに君との甘い思い出を、僕だけの宝箱にしまって生きていく。
君の幸せを願うことだけが、僕にできる最後の恋だから。
冷徹勇猛な竜将アルファは純粋無垢な王子オメガに甘えたいのだ! ~だけど殿下は僕に、癒ししか求めてくれないのかな……~
大波小波
BL
フェリックス・エディン・ラヴィゲールは、ネイトステフ王国の第三王子だ。
端正だが、どこか猛禽類の鋭さを思わせる面立ち。
鋭い長剣を振るう、引き締まった体。
第二性がアルファだからというだけではない、自らを鍛え抜いた武人だった。
彼は『竜将』と呼ばれる称号と共に、内戦に苦しむ隣国へと派遣されていた。
軍閥のクーデターにより内戦の起きた、テミスアーリン王国。
そこでは、国王の第二夫人が亡命の準備を急いでいた。
王は戦闘で命を落とし、彼の正妻である王妃は早々と我が子を連れて逃げている。
仮王として指揮をとる第二夫人の長男は、近隣諸国へ支援を求めて欲しいと、彼女に亡命を勧めた。
仮王の弟である、アルネ・エドゥアルド・クラルは、兄の力になれない歯がゆさを感じていた。
瑞々しい、均整の取れた体。
絹のような栗色の髪に、白い肌。
美しい面立ちだが、茶目っ気も覗くつぶらな瞳。
第二性はオメガだが、彼は利発で優しい少年だった。
そんなアルネは兄から聞いた、隣国の支援部隊を指揮する『竜将』の名を呟く。
「フェリックス・エディン・ラヴィゲール殿下……」
不思議と、勇気が湧いてくる。
「長い、お名前。まるで、呪文みたい」
その名が、恋の呪文となる日が近いことを、アルネはまだ知らなかった。
【本編完結】最強魔導騎士は、騎士団長に頭を撫でて欲しい【番外編あり】
ゆらり
BL
帝国の侵略から国境を守る、レゲムアーク皇国第一魔導騎士団の駐屯地に派遣された、新人の魔導騎士ネウクレア。
着任当日に勃発した砲撃防衛戦で、彼は敵の砲撃部隊を単独で壊滅に追いやった。
凄まじい能力を持つ彼を部下として迎え入れた騎士団長セディウスは、研究機関育ちであるネウクレアの独特な言動に戸惑いながらも、全身鎧の下に隠された……どこか歪ではあるが、純粋無垢であどけない姿に触れたことで、彼に対して強い庇護欲を抱いてしまう。
撫でて、抱きしめて、甘やかしたい。
帝国との全面戦争が迫るなか、ネウクレアへの深い想いと、皇国の守護者たる騎士としての責務の間で、セディウスは葛藤する。
独身なのに父性強めな騎士団長×不憫な生い立ちで情緒薄めな甘えたがり魔導騎士+仲が良すぎる副官コンビ。
甘いだけじゃない、骨太文体でお送りする軍記物BL小説です。番外は日常エピソード中心。ややダーク・ファンタジー寄り。
※ぼかしなし、本当の意味で全年齢向け。
★お気に入りやいいね、エールをありがとうございます! お気に召しましたらぜひポチリとお願いします。凄く励みになります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる