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第三十二話
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Eランクにランクアップした冒険者ギルドカードを受け取った二人は、ギルドを後にした。
「これでしばらく金には困らないから助かった。ランクも一つあがったことだし……次はセシリアの訓練の難易度を少しあげようと思う」
「はい! よろしくお願いします!」
リツの強さをゴブリンキングとの戦いで改めて確認し、指導によって自分の実力も上がってきているため、セシリアは早く次の指導を受けたかった。
「それじゃ、今度は依頼を受けずに森に行ってみるか。ゴブリンキングを倒したからしばらくはそこまで強力な魔物もでないと思う」
「ですね。昨日は強い魔物はほとんどリツさんに任せてしまったので、今度は私ももっともっと戦えます!」
昨日は訓練始めたてであるため、リツがゴブリンソルジャーやゴブリンキングに対処していたが、それくらい対応できるようにならないと、魔王との戦いでは足を引っ張ってしまう。それを理解しているからこそ、セシリアももっと強くならないと、と考えていた。
街を出て森にやってきた二人は、昨日とは雰囲気が違うことを改めて実感する。
昨日は森の入り口あたりに、やってくる冒険者などを監視するゴブリンの姿があった。
しかし、今日はそんな敵の姿はなく、森は穏やかな顔をしており、遠くから鳥の鳴く声が聞こえてくる程度だった。
「さて、今日もここで訓練だけど、腕輪に魔力を流しながら剣を振ることはできるようになってたね」
ゴブリンとの戦闘で、リツが貸した剣を振るっていたセシリアは腕輪の重さを感じておらず、スムーズな戦闘を行えていた。
「そうです、ね。なんだか自然と戦えていた気がします。最初はすごく重かったのに……」
「いい傾向だよ。それじゃ、その状態で魔力の流れを感じてみてもらえるかな。実際にどんな風に流れているのかを掴んで欲しい」
促すようにリツがそう言うと、ひとつ頷いたセシリアは目を閉じて魔力に集中していく。
(すごい、意識していないのに腕輪に必要な魔力量が循環しています。少し強くすると……なるほど、これだと腕輪に対しては多すぎるんですね。昨日はなんとなくだったのが、すごくはっきりと感じ取れてる……)
昨日とは違う感覚をつかみながらセシリアはゆっくりと目を開く。
「その様子だとしっかり感じ取れたみたいだね」
「はい! 最初は同じ魔力量を維持するのは大変でしたけど、今は考えなくてもできてますし、魔力量を微調整するのもできるみたいです!」
嬉しそうなセシリアのその回答に、リツはニコリと笑う。
「よし、それじゃ次だ。その魔力を今度は剣に流してくれ」
「――えっ? は、はい……」
身体に魔力を流して強化するのはセシリアも知識として知っている。
しかし、リツは無機物であるこの剣にそれをするように指示している。
「魔剣なら、魔石が反応してくれるから魔力を流しやすい。でも、俺が渡したそれは普通の剣だ。それに魔力を流し込んで刀身を魔力で覆うイメージを持てばいいよ」
少し困惑しながらもリツに言われるがままに、セシリアは魔力を流し込んでいく。
すると、ぼんやりとしたモヤのようなものが剣を覆っていく。
「おー、すごいな。いきなり成功だ。そのまま剣を振ってみてくれ」
「はい!」
自分でも一発目で成功したことに驚きつつも、セシリアは剣を振り下ろす。
勢いよく振り下ろされたソレは、魔力斬撃という衝撃波のようなものを放つ。
「……わあ、すごい!」
自分でやったことながらセシリアは、この結果に驚いていた。
これが自在に使えれば相手が剣戟を避けたと判断したあとに、斬撃を放つことでダメージを与えられる。
「普通は剣に魔力を流すのはすごく難しいことらしいんだけど、セシリアは腕輪の訓練をしていたおかげでかなりスムーズに魔力を操れるようになったみたいだね。もちろん、腕輪の訓練がここまで順調に進むとは思っていなかったけど」
(俺がやった時は一週間かかったし、他のみんながつけたときはすぐに根をあげていたよなぁ。エルフのあいつはつけた瞬間から使えていたけど……)
つまるところ、セシリアには魔力操作に関してかなりの才能があるというのが、リツの判断である。
「あ、ありがとうございます! なんだか、すごく強くなったような気が……いえ、油断大敵ですね。もっともっと上手くならないとですっ」
(そうしなければ、リツさんの足を引っ張ってしまいます……)
リツの能力は一般的な人のそれを遥かに凌駕しており、腕利きの冒険者でも足元にも及ばないほどの実力を秘めている。
そんな彼の隣に立つのに恥ずかしくない自分でありたいと、気を引き締めたセシリアは強くなろうと誓っている。
「ははっ、そんなに気負わなくても十分強くなってるし、今後も強くなれるって。さあ、色々訓練をしていこう」
その後、リツは魔力の有効な使い方をセシリアに指導していき、彼女はそれをスポンジのごとく吸収していく。
そして訓練開始から一週間後、ついに武器が完成したとのことで、二人は武器屋に来ていた。
「よ、よく、来たな……」
そこにはヨレヨレになった店主の姿があった。
「……え、この一週間で一体なにがあったんです? 疲れてるだけじゃなく、げっそりしてて……ダイエットにもほどがある」
渋い雰囲気をにじませていたはずの店主はリツたちがしばらく見ていない間にすっかりやつれていた。
「い、いや、作業に没頭しすぎて、飯を食うのを、忘れて、だが、武器は、ここに……」
ぐったりとした様子でそれだけ言うと店主は箱をカウンターの上においてそのままふらりと身体を揺らして突っ伏す。
「あぁ、だ、大丈夫ですか!」
「まずは、水を飲んで、それからゆっくり少しずつこれを食べて」
慌てたようにセシリアが駆け寄り、リツは収納空間から柔らかめのパンと水を取り出して彼に渡す。
店主はもそもそとそれを口にした。
「じゃあそっちは食べてなんとか復活してもらうとして、こっちは武器の確認をさせてもらおうかな。まずはこっちがレイピアかな?」
カウンターにのった箱の方に目を移したリツが注文したのはレイピアと弓であり、細めの箱から開けていく。
「ドキドキします……!」
セシリアも店主がちゃんと椅子に腰かけて食事をとっているのを確認してから箱を覗きに来ている。
彼女も自分の武器であるため、緊張と好奇心が同居している。
「おぉ、これは見事だ」
「す、すごいです!」
店主がこれほど気力を使い果たした逸品は素晴らしいもので、二人ともが驚くほどの見事な出来のレイピアがそこにはあった。
「これでしばらく金には困らないから助かった。ランクも一つあがったことだし……次はセシリアの訓練の難易度を少しあげようと思う」
「はい! よろしくお願いします!」
リツの強さをゴブリンキングとの戦いで改めて確認し、指導によって自分の実力も上がってきているため、セシリアは早く次の指導を受けたかった。
「それじゃ、今度は依頼を受けずに森に行ってみるか。ゴブリンキングを倒したからしばらくはそこまで強力な魔物もでないと思う」
「ですね。昨日は強い魔物はほとんどリツさんに任せてしまったので、今度は私ももっともっと戦えます!」
昨日は訓練始めたてであるため、リツがゴブリンソルジャーやゴブリンキングに対処していたが、それくらい対応できるようにならないと、魔王との戦いでは足を引っ張ってしまう。それを理解しているからこそ、セシリアももっと強くならないと、と考えていた。
街を出て森にやってきた二人は、昨日とは雰囲気が違うことを改めて実感する。
昨日は森の入り口あたりに、やってくる冒険者などを監視するゴブリンの姿があった。
しかし、今日はそんな敵の姿はなく、森は穏やかな顔をしており、遠くから鳥の鳴く声が聞こえてくる程度だった。
「さて、今日もここで訓練だけど、腕輪に魔力を流しながら剣を振ることはできるようになってたね」
ゴブリンとの戦闘で、リツが貸した剣を振るっていたセシリアは腕輪の重さを感じておらず、スムーズな戦闘を行えていた。
「そうです、ね。なんだか自然と戦えていた気がします。最初はすごく重かったのに……」
「いい傾向だよ。それじゃ、その状態で魔力の流れを感じてみてもらえるかな。実際にどんな風に流れているのかを掴んで欲しい」
促すようにリツがそう言うと、ひとつ頷いたセシリアは目を閉じて魔力に集中していく。
(すごい、意識していないのに腕輪に必要な魔力量が循環しています。少し強くすると……なるほど、これだと腕輪に対しては多すぎるんですね。昨日はなんとなくだったのが、すごくはっきりと感じ取れてる……)
昨日とは違う感覚をつかみながらセシリアはゆっくりと目を開く。
「その様子だとしっかり感じ取れたみたいだね」
「はい! 最初は同じ魔力量を維持するのは大変でしたけど、今は考えなくてもできてますし、魔力量を微調整するのもできるみたいです!」
嬉しそうなセシリアのその回答に、リツはニコリと笑う。
「よし、それじゃ次だ。その魔力を今度は剣に流してくれ」
「――えっ? は、はい……」
身体に魔力を流して強化するのはセシリアも知識として知っている。
しかし、リツは無機物であるこの剣にそれをするように指示している。
「魔剣なら、魔石が反応してくれるから魔力を流しやすい。でも、俺が渡したそれは普通の剣だ。それに魔力を流し込んで刀身を魔力で覆うイメージを持てばいいよ」
少し困惑しながらもリツに言われるがままに、セシリアは魔力を流し込んでいく。
すると、ぼんやりとしたモヤのようなものが剣を覆っていく。
「おー、すごいな。いきなり成功だ。そのまま剣を振ってみてくれ」
「はい!」
自分でも一発目で成功したことに驚きつつも、セシリアは剣を振り下ろす。
勢いよく振り下ろされたソレは、魔力斬撃という衝撃波のようなものを放つ。
「……わあ、すごい!」
自分でやったことながらセシリアは、この結果に驚いていた。
これが自在に使えれば相手が剣戟を避けたと判断したあとに、斬撃を放つことでダメージを与えられる。
「普通は剣に魔力を流すのはすごく難しいことらしいんだけど、セシリアは腕輪の訓練をしていたおかげでかなりスムーズに魔力を操れるようになったみたいだね。もちろん、腕輪の訓練がここまで順調に進むとは思っていなかったけど」
(俺がやった時は一週間かかったし、他のみんながつけたときはすぐに根をあげていたよなぁ。エルフのあいつはつけた瞬間から使えていたけど……)
つまるところ、セシリアには魔力操作に関してかなりの才能があるというのが、リツの判断である。
「あ、ありがとうございます! なんだか、すごく強くなったような気が……いえ、油断大敵ですね。もっともっと上手くならないとですっ」
(そうしなければ、リツさんの足を引っ張ってしまいます……)
リツの能力は一般的な人のそれを遥かに凌駕しており、腕利きの冒険者でも足元にも及ばないほどの実力を秘めている。
そんな彼の隣に立つのに恥ずかしくない自分でありたいと、気を引き締めたセシリアは強くなろうと誓っている。
「ははっ、そんなに気負わなくても十分強くなってるし、今後も強くなれるって。さあ、色々訓練をしていこう」
その後、リツは魔力の有効な使い方をセシリアに指導していき、彼女はそれをスポンジのごとく吸収していく。
そして訓練開始から一週間後、ついに武器が完成したとのことで、二人は武器屋に来ていた。
「よ、よく、来たな……」
そこにはヨレヨレになった店主の姿があった。
「……え、この一週間で一体なにがあったんです? 疲れてるだけじゃなく、げっそりしてて……ダイエットにもほどがある」
渋い雰囲気をにじませていたはずの店主はリツたちがしばらく見ていない間にすっかりやつれていた。
「い、いや、作業に没頭しすぎて、飯を食うのを、忘れて、だが、武器は、ここに……」
ぐったりとした様子でそれだけ言うと店主は箱をカウンターの上においてそのままふらりと身体を揺らして突っ伏す。
「あぁ、だ、大丈夫ですか!」
「まずは、水を飲んで、それからゆっくり少しずつこれを食べて」
慌てたようにセシリアが駆け寄り、リツは収納空間から柔らかめのパンと水を取り出して彼に渡す。
店主はもそもそとそれを口にした。
「じゃあそっちは食べてなんとか復活してもらうとして、こっちは武器の確認をさせてもらおうかな。まずはこっちがレイピアかな?」
カウンターにのった箱の方に目を移したリツが注文したのはレイピアと弓であり、細めの箱から開けていく。
「ドキドキします……!」
セシリアも店主がちゃんと椅子に腰かけて食事をとっているのを確認してから箱を覗きに来ている。
彼女も自分の武器であるため、緊張と好奇心が同居している。
「おぉ、これは見事だ」
「す、すごいです!」
店主がこれほど気力を使い果たした逸品は素晴らしいもので、二人ともが驚くほどの見事な出来のレイピアがそこにはあった。
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