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第39話
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「――いやあ、まさかこんなことになってるとは思わなかったなあ」
目の前の光景を見て呆れながらも笑いがこみあげているリツは困ったように頭を掻く。
二人の前に広がっているのは森、といっても普通の森ではなく一本一本がまるで原生林にあるかのような巨木であり、上空は木々の葉に覆われているため、昼間なのにまるで夜であるかのように闇に覆われている。
人の侵入を拒むかのように茂った草木がどんよりと怪しげな雰囲気を漂わせていた。
「ほ、本当にここなんですか……?」
その隣で不安そうな表情のセシリアはここから先に本気で進むつもりなのかと、本当にここがリツの言っている場所であっているのかと、疑念たっぷりで質問している。
「多分、あってると思うけど……この変化にはちょっと自信がなくなるかな」
リツたちは、かつての仲間であるエルフの勇者の出身地であるエルフの里を目指していた。
彼の記憶にある五百年前のエルフの里は綺麗な森の中にあって、特別なエルフの魔法によって部外者を迷わせることはあったが、ここまでどんよりと拒絶を示していることはなかった。
「まさか、エルフの里のある森がここまで変化しているなんてなあ……」
「もう一度聞きますが……本当にここなんですか?」
もっと開けた、美しい森をイメージしていたセシリアはどんよりと暗い森を見て、及び腰になっている。
「地理的にはここであっているはずだ。ここに来る前に話したように、前はこう、もっと綺麗な森だったんだよ。これじゃあまるで手入れがされていないように見えるね」
エルフは自然を愛する種族である。
しかし、それは木に手を加えないというものではなく、生育上良くない木や葉を間引きしたりという対処はとっている。
森に寄り添って生きている彼らは周囲の環境を大事に思って暮らしている。
それらをすることで、森を森として生き続けさせることができる。
手入れをおろそかにしていると、いまリツたちの目の前に広がるような森なのかダンジョンなのかわからないような状況を作り出してしまう可能性があった。
「とにかく行こう……ライティング」
「わ、わかりました」
過去に来たことがあるリツは見た目が変わっていてもここであっていると言い、先に進むとあってはセシリアがいかないわけにもいかず、彼が創り出した灯りの魔法を頼りにして森の中へと足を踏み入れていく。
中に入ると闇は一層深さを増し、明かりがないと少し先すら見通せないほどの暗さだった。
「にしても、本当に真っ暗だな」
さすがにこれだけ暗いと魔物であっても暮らしていくのが難しいらしく、戦いに巻き込まれることなく順調に進んでいく。
それから一時間経過するが、一向に目的地には到着しない。
「……み、道は合っているのでしょうか?」
森の中に広がる闇はまるで質量を持っているかのようで、セシリアは不安にかられ始めていた。
エルフ特有の人を迷わせる魔法に巻き込まれているのではないかと怯えている。
「あっていると思うよ。だんだん近づいているから」
「近づいている? なにに、でしょうか?」
確信めいたリツの言葉の真意がわからず、困惑しながらセシリアは思わず聞き返してしまう。
「見えないと思うけど、この先に世界樹があるはずだ。この気配は覚えているから、合ってると思う」
そう答えるリツの足取りに迷いはなく、どんどん真っすぐ森の奥へと向かって行く。
彼は以前に訪れたことがあるため、人避けの魔法の仕組みはわかっているうえに、世界樹の気配をたどっていた。
そこから数十分ほど経過したところで、大きな壁のようなものにぶち当たる。
「……あれ、行き止まりでしょうか?」
横に長く壁が続いているため、これ以上奥に進むことはできず、セシリアはそんな風に言ったがリツは首を横に振っている。
そして、ニヤリと笑うと上を指さしている。
だがそれにつられるようにセシリアが上を見ても先ほどまでと変わらずに暗闇に覆われている。
「……暗いだけではない、ですね。あれは……葉っぱ、でしょうか?」
目を細めたセシリアの視線の先には巨大な葉が見えた。
「あれは目の前の壁――のように見えるデカイ木の葉っぱさ。これは世界樹なんだよ」
リツの説明を受けて、セシリアは目の前の壁こと世界樹を再度見る。
そして、視線を上に向ける。
それを何度か繰り返したのち、きょとんとした顔でリツを見る。
「え、これ、木なんですか? というか、世界樹ってあの伝説の?」
こちらの世界で世界樹といえば、世界に一本だけ存在する強力な魔力を内包した伝説の木と言われている。
そして、その木は数百年前に忽然と姿を消したと言われていたのだ。
「……えっ? 世界樹は確か、もう存在しないと聞いた、のですが……」
しかし、リツは目の前のこれがソレであると言っている。
「まあ、本当かどうかはここから上に行けばわかるよ。さ、つかまって」
ふっと笑ったリツはセシリアへと手を伸ばしていく。
「えっ、は、はい……」
彼女は未だ信じられないといった様子だが、素直にリツの手をとっていく。
「ちょっと失礼」
「えっ? きゃっ!」
急にリツがセシリアを抱き寄せたため、驚きから小さな悲鳴をあげてしまう。
「ごめんごめん、ちょっと上に行くからしっかり掴まってて……行くよ!」
「は、はい!」
これまでにも似たようなことがあったため、ドキドキしながらもこれからのことに身構えるようにセシリアはすぐにリツへと抱き着く。
しっかりと密着した状態で、リツは足に力をいれてそのまま垂直に飛び上がった。
「舌噛まないように口は閉じてて!」
悲鳴をあげそうになったセシリアは、リツの指示を聞いて慌ててきゅっと口を閉じる。
「そうそう、いいね」
リツは一度の跳躍で遠くに見えていた世界樹の葉に飛び乗る。
大きな葉はリツたちが乗ってもなんら揺らぐことなく支えてくれる。
一枚の葉にたどり着くと再度跳躍して、次に、次に、次にと、どんどん上に登っていく。
それを繰り返していくうちに、徐々に光が見えてくる。
「お、そろそろだな」
更に更に上に、合計で数十回を超えたころで、ついに光が完全に見える場所へとリツたちは突き抜けた。
それは上空にある雲よりも更に上、巨大すぎるほどに成長した世界樹の頂上にリツたちは到着した。
「わあっ!」
雲の上は突き抜けるほどの青空が広がり、眼下にはふわふわのじゅうたんのように広がる雲海がある。
それを見たセシリアは、口を閉じるよう言われていたのも忘れて感嘆の声を漏らす。
「ははっ、これはさすがにすごい光景だね!」
青空のはるか天高く輝く太陽が見え、どこまでも続くように広がる雲。
それは、前回の旅でも見ることができなかった幻想的な光景だった。
目の前の光景を見て呆れながらも笑いがこみあげているリツは困ったように頭を掻く。
二人の前に広がっているのは森、といっても普通の森ではなく一本一本がまるで原生林にあるかのような巨木であり、上空は木々の葉に覆われているため、昼間なのにまるで夜であるかのように闇に覆われている。
人の侵入を拒むかのように茂った草木がどんよりと怪しげな雰囲気を漂わせていた。
「ほ、本当にここなんですか……?」
その隣で不安そうな表情のセシリアはここから先に本気で進むつもりなのかと、本当にここがリツの言っている場所であっているのかと、疑念たっぷりで質問している。
「多分、あってると思うけど……この変化にはちょっと自信がなくなるかな」
リツたちは、かつての仲間であるエルフの勇者の出身地であるエルフの里を目指していた。
彼の記憶にある五百年前のエルフの里は綺麗な森の中にあって、特別なエルフの魔法によって部外者を迷わせることはあったが、ここまでどんよりと拒絶を示していることはなかった。
「まさか、エルフの里のある森がここまで変化しているなんてなあ……」
「もう一度聞きますが……本当にここなんですか?」
もっと開けた、美しい森をイメージしていたセシリアはどんよりと暗い森を見て、及び腰になっている。
「地理的にはここであっているはずだ。ここに来る前に話したように、前はこう、もっと綺麗な森だったんだよ。これじゃあまるで手入れがされていないように見えるね」
エルフは自然を愛する種族である。
しかし、それは木に手を加えないというものではなく、生育上良くない木や葉を間引きしたりという対処はとっている。
森に寄り添って生きている彼らは周囲の環境を大事に思って暮らしている。
それらをすることで、森を森として生き続けさせることができる。
手入れをおろそかにしていると、いまリツたちの目の前に広がるような森なのかダンジョンなのかわからないような状況を作り出してしまう可能性があった。
「とにかく行こう……ライティング」
「わ、わかりました」
過去に来たことがあるリツは見た目が変わっていてもここであっていると言い、先に進むとあってはセシリアがいかないわけにもいかず、彼が創り出した灯りの魔法を頼りにして森の中へと足を踏み入れていく。
中に入ると闇は一層深さを増し、明かりがないと少し先すら見通せないほどの暗さだった。
「にしても、本当に真っ暗だな」
さすがにこれだけ暗いと魔物であっても暮らしていくのが難しいらしく、戦いに巻き込まれることなく順調に進んでいく。
それから一時間経過するが、一向に目的地には到着しない。
「……み、道は合っているのでしょうか?」
森の中に広がる闇はまるで質量を持っているかのようで、セシリアは不安にかられ始めていた。
エルフ特有の人を迷わせる魔法に巻き込まれているのではないかと怯えている。
「あっていると思うよ。だんだん近づいているから」
「近づいている? なにに、でしょうか?」
確信めいたリツの言葉の真意がわからず、困惑しながらセシリアは思わず聞き返してしまう。
「見えないと思うけど、この先に世界樹があるはずだ。この気配は覚えているから、合ってると思う」
そう答えるリツの足取りに迷いはなく、どんどん真っすぐ森の奥へと向かって行く。
彼は以前に訪れたことがあるため、人避けの魔法の仕組みはわかっているうえに、世界樹の気配をたどっていた。
そこから数十分ほど経過したところで、大きな壁のようなものにぶち当たる。
「……あれ、行き止まりでしょうか?」
横に長く壁が続いているため、これ以上奥に進むことはできず、セシリアはそんな風に言ったがリツは首を横に振っている。
そして、ニヤリと笑うと上を指さしている。
だがそれにつられるようにセシリアが上を見ても先ほどまでと変わらずに暗闇に覆われている。
「……暗いだけではない、ですね。あれは……葉っぱ、でしょうか?」
目を細めたセシリアの視線の先には巨大な葉が見えた。
「あれは目の前の壁――のように見えるデカイ木の葉っぱさ。これは世界樹なんだよ」
リツの説明を受けて、セシリアは目の前の壁こと世界樹を再度見る。
そして、視線を上に向ける。
それを何度か繰り返したのち、きょとんとした顔でリツを見る。
「え、これ、木なんですか? というか、世界樹ってあの伝説の?」
こちらの世界で世界樹といえば、世界に一本だけ存在する強力な魔力を内包した伝説の木と言われている。
そして、その木は数百年前に忽然と姿を消したと言われていたのだ。
「……えっ? 世界樹は確か、もう存在しないと聞いた、のですが……」
しかし、リツは目の前のこれがソレであると言っている。
「まあ、本当かどうかはここから上に行けばわかるよ。さ、つかまって」
ふっと笑ったリツはセシリアへと手を伸ばしていく。
「えっ、は、はい……」
彼女は未だ信じられないといった様子だが、素直にリツの手をとっていく。
「ちょっと失礼」
「えっ? きゃっ!」
急にリツがセシリアを抱き寄せたため、驚きから小さな悲鳴をあげてしまう。
「ごめんごめん、ちょっと上に行くからしっかり掴まってて……行くよ!」
「は、はい!」
これまでにも似たようなことがあったため、ドキドキしながらもこれからのことに身構えるようにセシリアはすぐにリツへと抱き着く。
しっかりと密着した状態で、リツは足に力をいれてそのまま垂直に飛び上がった。
「舌噛まないように口は閉じてて!」
悲鳴をあげそうになったセシリアは、リツの指示を聞いて慌ててきゅっと口を閉じる。
「そうそう、いいね」
リツは一度の跳躍で遠くに見えていた世界樹の葉に飛び乗る。
大きな葉はリツたちが乗ってもなんら揺らぐことなく支えてくれる。
一枚の葉にたどり着くと再度跳躍して、次に、次に、次にと、どんどん上に登っていく。
それを繰り返していくうちに、徐々に光が見えてくる。
「お、そろそろだな」
更に更に上に、合計で数十回を超えたころで、ついに光が完全に見える場所へとリツたちは突き抜けた。
それは上空にある雲よりも更に上、巨大すぎるほどに成長した世界樹の頂上にリツたちは到着した。
「わあっ!」
雲の上は突き抜けるほどの青空が広がり、眼下にはふわふわのじゅうたんのように広がる雲海がある。
それを見たセシリアは、口を閉じるよう言われていたのも忘れて感嘆の声を漏らす。
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